2019.12.30

【ボリビア】

■MAS、1月19日に選出 Página Sieteの記事
モラレス派である政党MASは、1月19日にやり直し大統領選の候補者を選出する。ラパスとコチャバンバで党員による投票を行なうと、エボ・モラレス氏がアルゼンチンで明らかにした。現在、元外相のチョケワンカ氏、前経済相のアルセ氏、コカ葉農家団体指導者のロドリゲス氏らを推す声が上がっている。

■両氏、SNSを通じて罵り合い El Díaの記事
エボ・モラレス氏と次期選挙に出馬表明したルイス・フェルナンド・カマチョ氏が、SNSを通じて罵り合っている。カマチョ氏はモラレス氏を批判し、事実上の引導を渡した存在だ。SNSを通じた相互批判が激化している状態だ。モラレス氏は今も、カマチョ氏の行動が「クーデターである」と主張している。

■アルゼンチン詣での会合 El Díaの記事
モラレス派の人々の、「アルゼンチン詣で」の会合が始まった。同国で亡命生活を送るエボ・モラレス氏とともに、来るやり直し総選挙についての対応を話し合う場だ。ブエノスアイレス市内のホテルに前政権関係者や支持団体関係者などが勢揃いした。しかし、一部のMAS支持団体などは欠席している。

■メサ氏「MASの第一ラウンド勝利はない」 El Díaの記事
やり直し大統領選に出馬するカルロス・メサ氏は、モラレス派のMASがこの選挙の第一ラウンドで勝利することはないと断じた。10月20日の「不正選挙」では第一ラウンドでエボ・モラレス氏が勝利したことになったが、今回は同様のことは起きえないと断じた。MASはこの選挙に擁立する候補を近く決める予定だ。

■国防相、軍側と接触していた Los Tiemposの記事
フェルナンド・ロペス国防相は、エボ・モラレス氏辞任直前に、軍トップと接触していたという。モラレス氏の辞任は、軍と警察が政権支持を撤回したことが直接的きっかけだった。同大臣はこの直前、軍トップに対し、憲法にもとづく平和的な政権交代のため、モラレス氏側からの「転向」を強く求めたという。

■代表監督「クーデターは起きていない」 Los Tiemposの記事
フットボールナショナルチーム代表のハビエル・アスカルゴルタ監督は、国内で「クーデターは起きていない」と断じた。アルゼンチンやメキシコなど左派各国が、国内でクーデターが起きたと今も主張している。しかし同監督は、混乱が称した当時も国内にいたが、クーデターは起きなかったと断じた。

■外交官ら6人、出国 Los Tiemposの記事
外交的対立を受け、スペインの外交官6人が、出国したという。アルトゥロ・ムリーリョ大臣が明らかにしたものだ。在ラパスのメキシコ大使館に入ろうとしたスペイン大使館の車輛が、警察に阻止される事件が起きた。スペイン側はこの対応を批判しており、この対抗策として出国されたとみられる。

■コパ氏、対話を促す El Díaの記事
上院議長のエバ・コパ氏は、ヘアニネ・アニェス暫定政権にメキシコ、アルゼンチンとの対話を促した。両国はボリビアで起きた事態をクーデターと批判し、誕生したアニェス政権を今も批判している。また大使館をめぐる外交的対立も起きているが、コパ氏は対話による解決を求めた。コパ氏はモラレス派のMAS所属だ。

■こども21人が負傷 La Razónの記事
10月下旬からの選挙後闘争、エボ・モラレス氏辞任後の抗議闘争で、国内では21人のこどもが負傷したという。ユニセフが明らかにした数字だ。これらの闘争で国内は大混乱に陥り、衝突などにこどもが巻き込まれるケースも続出した。内訳はラパスとエルアルトがそれぞれ6人、コチャバンバが5人、サンタクルスが4人、そしてオルーロが1人だ。一連の闘争ではエルアルトとコチャバンバ県サカバで、多くの死傷者を出した。

■アギナルド不払い、100件以上 El Díaの記事
労働省には、アギナルド(クリスマス手当)不払いの告発が、100件以上あるという。オスカル・メルカド大臣が明らかにしたものだ。アギナルド払いは使用者に義務づけられているが、これを守らないケースの告発が相次いでいる。こうした告発はサンタクルス、コチャバンバ、ラパスといった都市圏に集中している。

■デング、5800件 El Díaの記事
国内で今年確認されたデング感染例は、5800件にのぼるという。保健省が明らかにした数字だ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内ではとくに夏、雨の多い時期に発生しやすい。先週、コチャバンバでこの夏シーズンを迎え最初の死者が出たことを受け、国内ではすでに警戒が高まっている。

■オルーロで映画祭 La Patríaの記事
オルーロでは1月22日から25日にかけ、「ディアブロ・デ・オーロ映画祭」が開催される。今年は2月22日に開催されるユネスコ無形文化遺産、カルナバルのプレイベントとなるものだ。もともとはこの11月11日から16日に予定されていたが、国内の大きな混乱を受け延期されていた。


【ペルー】

■ピウラ、浸水被害 El Comercioの記事
ピウラ市内では29日朝、街路などの浸水被害が生じた。この町一帯では未明から強い雨が降り続いた。雨量は13~20ミリとそう多くはないが、もともと雨が少ない地だけに排水能力に限界があり、街路が水浸しとなったものだ。公共施設や病院などにも水が入り込む事態となった。

■難民、専門職が多い La Repúblicaの記事
国内に身を寄せるベネズエラ難民には、「手に職を持つ者」が多いという。移民局が新たに明らかにしたデータだ。国内にいる難民のうち3000人は医師、2万1千人はエンジニア、そして1万7千人は教員だという。経済困窮を逃れ出国を選んだ同国民の多くを、専門職者が占める実態が以前から指摘されていた。

■不明男性の遺体発見 El Comercioの記事
ワンカベリカ県の鉱山の落盤事故で不明となった男性の、遺体が発見された。コブリサの鉱山でこの事態が起きたのは1週間前で、不明となっていたこの男性がようやく見つかったという。ともに不明となっていた2人は、早い段階で見つかっていた。運営するDoe Run社は、この事態を遺憾だとコメントしている。

■124万人が旅行 Gestionの記事
この年末年始、124万人の国民が国内外を旅行するという。この時期は旅行や帰省で移動する人が多い。通商観光省がこの年末の動きについて試算した数字だ。国民がもっとも多く訪れるのは首都リマで、このほかピウラ、ラ・リベルタ、フニン県も人気が高い。


【チリ】

■デモで新たな死者 BioBio Chileの記事
サンティアゴでは27日夜、デモで新たな死者が出た。国内では10月18日から社会闘争が続き、今も小規模ながら各地でこの動きが続いている。政府批判のデモがこの夜にもイタリア広場で行われたが、この現場にあった地下溝に転落し、男性が死亡したものだ。この事態は、警察などの鎮圧行動とは直接的関係はないとみられる。

■バルパライソ、花火決行 BioBIo Chileの記事
バルパライソでは、年越し時の花火大会は決行される。このクリスマス、市内では林野火災の延焼で245棟の住宅が全半焼する大火災が起きた。この事態を受け、花火大会の中止も検討されたが、市側は実施することを決めた。この花火大会は地域の名物で、毎年多くの観光客を集める。

■ラ・セレーナ、ビーチ閉鎖 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州のラ・セレーナのビーチの一部が、閉鎖された。この海岸に、俗に電気クラゲと呼ばれるカツオノエボシが漂着したたためだ。このクラゲの触手には毒があり、触れると最悪の場合、死に至ることもある。このクラゲは、夏のこの時期に海岸に漂着することがある。

■ウニ紛争が勃発 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州チロエ島の漁業者と、第11(アイセン)州の漁業者の間で、ウニ紛争が勃発した。太平洋岸ではウニが捕獲され、国内では広く消費されている。このウニ漁の漁場をめぐり、二つの漁業団体の間で紛争が生じているものだ。アイセン州側は、チロエ島側の越境漁を猛批判している。


【アルゼンチン】

■エセイサ、正常化 Infobaeの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港は正常化した。28日にかけ、この空港の入国審査が激しく混み合い、到着した人々の長い行列はターミナルの外にまで達していた。このため、乗り継ぎ便を逃す人も続出していた。この状況は緩和し、29日までに正常化したという。この原因については、伝えられていない。

■カタマルカ、道路に被害 Tucumán a las 7の記事
カタマルカ州では、雨のため道路に大きな被害が生じた。強い雨が降ったため川が増水し、一部で氾濫するなどした。このためエル・ロデオでは幹線道路のアスファルト舗装道が、この水で大きく削られてしまったという。この事態で、一部地域は陸路交通が困難な、孤立状態となっている。

■ペリト・モレノ、崩落の季節 Infobaeの記事
ペリト・モレノ氷河の、崩落の季節を迎えている。冬の間形成されたこの氷河で生じたアーチが崩れる、この時期特有の自然景観だ。28日20時15分に、今年初めての崩落が確認され、あと数日間、この現象を見ることができるという。この崩落は、この地を訪れる観光の目玉となっている。

■モンテ・エルモソにサメ Infobaeの記事
ブエノスアイレス州の大西洋岸の景勝地モンテ・エルモソに、サメが現れたという。年末年始の休みを過ごす人々で賑わうこの地の海岸に現れたもので、訪れた観光客の間で恐怖感が広がっている。出現しているのはアルゼンチン近海に棲息する大型のサメ、シロワニとみられている。


【エクアドル】

■フェルナンディナ島、活発化 El Comercioの記事
ガラパゴス諸島のフェルナンディナ島の火山が、活発化しつつある。国の地質機構によると、28日頃から火山活動にともなう地震の観測が増えているという。ただし同機関は、火口からの溶岩流の発生の可能性はあるものの、大噴火に至る可能性は低いとみている。

■キトで事故相次ぐ El Comercioの記事
キトでは29日午前、交通事故が2件、相次いだ。パンアメリカン道のマチャチで乗用車同士の正面衝突事故が発生し、合わせて4人が死亡した。さらに同じくパンアメリカン道で走行中の乗用車が電柱に衝突し、2人が死亡した。年末年始を控え、旅行や帰省をする人が多く、交通量が多い状態だ。

■グアヤキル、今年の最高気温 El Comercioの記事
グアヤキルでは28日、今年の最高気温を記録した。この日市内では気温がぐんぐん上昇し、気象機関によると最高気温は摂氏34.8度となったという。今年これまでに観測していた最高気温は、5月に観測された33.6度だった。気象機関は、あと数日、熱波の影響を受ける可能性があるとしている。


【コロンビア】

■越境給油が急増 Caracol Radioの記事
ベネズエラから国内に越境し、ガソリンを給油するケースが急増している。産油国の同国だが、経済失政の影響で今、再びガソリンの不足、涸渇が広がっている。このためガソリンを必要とする人々が、コロンビアに給油のため訪れているという。このため国境地域の国内の町でも、ガソリンの不足感などが生じている。

■4空港で霧の影響 RCN Radioの記事
国内では29日、4つの空港が濃霧による視界不良の影響を受けた。民間航空局によるとプエルト・アシス、ミトゥ、サンホセ・デル・グアビアレ、キブドの空港は霧のため滑走路が閉鎖され、発着する便は軒並み欠航となったり、行き先変更となったりした。混雑する時期だが、正常化には時間を要するとみられる。

■カルタヘナ、水道は徐々に回復 Caracol Radioの記事
カルタヘナ市内の水道は、徐々に回復しつつある。市内の家庭などに水を送る主要水道管が破裂し、市内の100地域、全体の40%にあたる地域で断水となった。この復旧工事が進められ、29日朝の段階で断水地域のおよそ半分は、給水が再開されたという。間もなく、完全復旧する見通しだ。


【ベネズエラ】

■マドゥロ「4か国の差し金」 Infobaeの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、ボリバール州南部の軍基地が攻撃されたことについて、ブラジル、コロンビア、ペルー、エクアドルの差し金だと断じた。インディヘナ(先住民)層の反乱で起きたとされるこの事件の背後で、4か国が支援したと断じたものだ。この4か国はいずれも、フアン・グアイド暫定政権を承認している。

■ブラジル「兵らは逃げ出した」 NTN24の記事
ブラジル政府側は、ロライマ州で見つかったベネズエラ兵5人は、ボリバール州の反乱による攻撃から逃げたと断じた。同州で、武器を持たない違法入国の兵らが摘発されていた。インディヘナ(先住民)層の軍施設攻撃から逃れたもので、ニコラス・マドゥロ氏が指摘する「ブラジルの誘発」は嘘と断じた。

■スーパーなどに長い列 El Carabobeñoの記事
国内のスーパーなどに、買い物客の長い列ができた。ニコラス・マドゥロ体制が、国営の暗号通貨ペトロで、年金や公務員のアギナルド(ボーナス)を支払った。このペトロ決済ができるスーパーなどに、年末の買い物をする市民が殺到したものだ。主なスーパーの前には、利用者の長い列ができている。

■パラグアイ、720人受け入れ Infobaeの記事
パラグアイは、ベネズエラ国民720人を難民として受け入れた。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政から、多くの国民が困窮を逃れるため国外に脱出し、難民化している。新たにパラグアイが、難民としてのベネズエラ国民の滞在に扉を開いた。この受入数のうち112人は、こどもだという。

■コスタリカ大使、成果強調 EVTV Miamiの記事
フアン・グアイド暫定政権が送った在コスタリカ大使が、成果を強調した。コスタリカは、今年1月に発足した同暫定政権をいち早く承認し、同暫定政権からの大使を受け入れた。派遣された大使はサンホセ市内でメディアに対し、難民支援などにおいて大きな役割を果たしたと強調した。

■議会、カロ氏らの保全要求 El Universalの記事
野党が多数を占める議会は、野党議員ヒルベル・カロ氏と記者ビクトル・ウガス氏の身柄の安全担保などを要求した。この2人は今月、カラカス市内で拘束され、外部と連絡がとれない状態となっている。ニコラス・マドゥロ体制の命を受けたインテリジェンス機関によるものとみられ、野党はこれらの拘束が弾圧にあたると批判している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ、4人から聴取 Infobaeの記事
ウルグアイ当局は、4人から事情を聴いている。モンテビデオ港では先週、同国では史上最大となる4417キロものコカインが一度に摘発された。コンテナの中から見つかったもので、大規模な密輸とみられる。当局側はこのコンテナに関わった4人から、詳しい事情を聴いているという。

■六度めの「殺人のない日」 RFIの記事
エルサルバドルはこの28日、今年6度めとなる「殺人のない日」となった。同国は犯罪組織マラの構成員パンディージャの暗躍で、世界的にも殺人発生が多い水準だ。しかし現政権がこの問題に取り組み、7月31日以降、「殺人のない日」が記録されるようになっている。国連などもこの政権の取り組みを前向きに評価している。

■コスタリカへの移民増 La Prensaの記事
ニカラグアからコスタリカへの、移民が増加している。ニカラグアでは昨年4月からの反政府行動を受け、ダニエル・オルテガ政権による弾圧が強まった。このため同国の状況を悲観したり、経済悪化の影響を受けた人々が、隣国に事実上の退避をしているものだ。昨年以降の移民数は、5万5千人に達している。

■パナマ、薬物摘発 Radio La Primerisimaの記事
パナマで大量の薬物摘発があった。同国南部、太平洋のヒカロン島で、599の包みに分けられたコカインとみられる薬物が摘発されたものだ。この薬物は、ボートで輸送されており、海上警備にあたる船が不審に思い、この摘発につながった。ボートに乗っていたコスタリカ人らから、事情を聴いているという。

■パナマ、税関の建物保全へ Panamá Américaの記事
パナマ、ポルトベロにある元税関の建物が、保全される。この建物は、この町の歴史的建造物だが、メンテナンスなどがなされず、崩落の危険性すらあることが指摘された。文化省が動き、この建物の保全に向けた作業が行われることになった。まず、雨などの侵食を防ぐため、屋根の補修を行なうという。

■黄熱病ワクチン、564万人 Ñandutiの記事
今年パラグアイでは、黄熱病のワクチンを564万人が受けたという。保健省が明らかにした数字だ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内でも感染リスクがあり、隣国ブラジルで局地的な流行も起きた。今このワクチンは、一生の間に一度受ければいいことになっている。



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