2020.01.01

【ボリビア】

■外交危機、出口見えず Los Tiemposの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権と、スペイン、メキシコとの外交危機は出口が見えない。在ラパスの大使館をめぐる問題から、ボリビアは両国の大使らに帰国を命じ、またスペインは在マドリードのボリビア大使らの出国を命じた。この事態は、前大臣のフアン・ラモン・キンタナ氏の身柄をめぐる問題から生じた。

■メキシコは冷静な対応 Correo del Surの記事
メキシコ政府は、冷静な対応をとっている。ボリビアとスペインの間で、相互に大使に出国を命じる事態となったが、メキシコ政府はこの措置をとらなかった。在メキシコシティのボリビア大使に対し、現時点で出国命令などは出されていないという。しかし同国の政府は、アニェス暫定政権に厳しい対応を取り続けている。

■メキシコ大使公邸は静けさの中 Correo del Surの記事
ボリビアとメキシコ、スペイン両国との間の外交問題のきっかけとなった、ラパスのメキシコ大使公邸前は、静けさに包まれている。この場で、警官らがスペイン大使館の車輛に干渉したことから、すべてが始まった。現在この地は、不思議なほどに平静な状態を保っている。

■モラレス氏は負債も増やした El Díaの記事
ホセ・ルイス・プラダ経済相は、エボ・モラレス氏は負債も増やしたと断じた。モラレス氏は、自身の14年間の政権で、国の経済を上向かせ、資産を5倍に増やしたと豪語している。しかし同大臣は、この一方で対外債務など負債も、同じく5倍に増やしていると断じた。

■公正競争からは程遠い Los Tiemposの記事
イバン・アリアス公共事業相は、エボ・モラレス政権は「公正競争」を蔑ろにしたと断じた。同政権は2009年、国営ボリビアーナ航空(BoA)を立ち上げたが、民間会社となったリョイド・ボリビアーノ航空(LAB)が停止し、アエロスール、アエロコンも運航終了に追い込まれた。現在、LABの保有地にBoA施設が建造され、議論を呼んでいる。

■脂肪吸引で26歳モデルが死亡 Página Sieteの記事
脂肪吸引の美容手術を受けた26歳の女性モデルが、出血多量で死亡したという。コチャバンバ出身のこの女性は、サンタクルスの美容外科でこの手術を受けた。しかし医師が内出血に気づかず、血液が損なわれ、死亡に至ったという。家族や関係者らが、この美容外科に対する法的措置を準備している。

■ポトシ、鉱山事故 Correo del Surの記事
ポトシ県の鉱山で事故があり、男性労働者2人が死亡した。県都から587キロにあるアンダカバ社が運営する鉱山内で、これらの労働者らは水がたまった場所に転落し、溺死したという。死亡したのは29歳と38歳の男性で、発見された際にはすでに死亡していた。

■チモレ、17歳男性リンチ受ける Los Tiemposの記事
コチャバンバ県熱帯地方のチモレで、17歳男性がリンチを受けた。この男性は仲間3人とともに、地域にある住宅に盗みに入った。住民や近所の人々にこの男性は捉えられ、暴行を受けたという。この状況から、駆けつけた警察官らが保護した。先住民社会では盗みは重罪で、このような私刑が加えられることは珍しくない。

■コチャバンバ、進捗50% Página Sieteの記事
コチャバンバの近郊鉄道の整備計画は、進捗率が50%となったという。既存鉄道網を活用し、都市型の鉄道を走らせる計画だ。3路線が整備されるうち、先行する5.5キロの一路線については、3か月以内に試験運行も始まるという。使用される新車輛は、続々と到着しつつある。

■セミージャ、新曲発表 La Patríaの記事
フォルクローレ音楽グループ「セミージャ」が、新曲を発表した。今年は2月22日に開催されるユネスコ無形文化遺産、オルーロのカルナバルのために発表したものだ。この「アモール・コカニ」は、パレードの花形であるモレナーダのリズムの曲で、YouTubeなどで公開されている。


【ペルー】

■ケイコ氏への審議、継続 El Comercioの記事
元大統領候補、ケイコ・フヒモリ氏への審議は、31日も継続となる。ブラジルの建設会社Odebrechtを舞台とする汚職容疑で、再び拘束が妥当かどうかを司法が判断するものだ。先週に続き30日も審議が行われたが、31日も継続することとなった。同氏は妹の申し立てが受け入れられ、自由の身となったばかりでもある。

■アナログ放送、一部で終了へ Gestionの記事
国内では今年、アナログ放送が初めて、終了する地域が現れる。国内でも日本-ブラジル式の技術導入による、地上デジタル放送への一本化が進められている。先行するリマ都市圏では、この第三四半期にも在来のアナログ放送が終了する予定だ。今後アレキパやクスコなど各地で、同様措置がとられることになる。


【チリ】

■ビオトレン、自転車可に BioBio Chileの記事
コンセプシオンの都市交通鉄道ビオトレン車内への、自転車持ち込みが可能となるという。運営側が明らかにしたものだ。ビオトレンの運賃決済ICカードを使用する場合、1月2日から解禁されるという。また運営側はこの日からの、新しい時刻表も発表した。

■コルタウコ、住民避難 BioBio Chileの記事
第6(オイヒンス)州のコルタウコで30日、住民らが避難した。このコミュニティ近くで発生した林野火災が、集落に迫ったためだ。この日の午前1時、一帯に避難が指示されたという。国内ではこのクリスマス、バルパライソの市街地に林野火災が延焼し、245棟が全半焼した。


【アルゼンチン】

■IVA免税は終了 Perfilの記事
マウリシオ・マクリ前政権が物価上昇対策として始めた「IVA0%」は12月いっぱいで終了する。日本の消費税に相当する付加価値税(IVA)を、基本食料品などについて免除するものだ。この措置について、実際の商業界側はあまり効果がなかったと分析する。アルベルト・フェルナンデス現政権はこの措置を延長しないこととした。

■まるでイグアスのような状態 TNの記事
コルドバ州にある滝、ラ・ファルダがまるでイグアスのようになったという。29日、同州では強い雨が降り、各地で川の氾濫などが生じた。この滝は夏の間、多くの水浴客が訪れる場所だが、この大雨を受けて水量が劇的に増え、「大瀑布」のようなありさまとなったという。

■AR、恐怖の機内 Actualidad TDFの記事
アルゼンチン航空の旅客機の機内が、恐怖に包まれたという。コルドバからウシュアイアに向かっていた29日の便内で、電気系統の不備が生じたという。このためこの機は高度やスピードの維持が難しく、乗客らは墜落するのではないかとの不安にさいなまれる時間を過ごした。この便は、遅れて目的地に着いている。

■ピナマール、喫煙論争 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州のピナマールでは、喫煙が論争となっている。多くの観光客をこれから迎えるビーチで、禁煙の措置が発表されたものだ。地域行政は、タバコの灰や吸い殻による、海岸の汚染対策としてこの措置をとるとした。しかし愛煙家などの間から、強い反発が起きているという。


【エクアドル】

■原油産出、増加へ El Universoの記事
エクアドルは2020年、原油産出量を増加させる。7億1700万ドルの民間投資を受け、増産が可能となったものだ。国営オイル会社ペトロアマソナスが明らかにしたもので、今も新たな油井の開発が進んでいるという。エクアドルは昨年、OPECを脱退している。

■英語力、地域最低 El Universoの記事
エクアドル国民の英語力は、ラテンアメリカ地域最低レベルだという。EFEエジュケーション・ファースト社が、明らかにしたものだ。世界100か国の評価の中で、エクアドルラテンアメリカ最下位にランクしている。地域トップはアルゼンチンで、コスタリカ、ウルグアイが続く。


【コロンビア】

■武器保有制限、1年延長 Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領は、武器の保有制限を大統領令で1年、延長した。これまでのこの制限の期限が2019年12月末となっていたが、これを2020年12月末まで延長したものだ。この措置により、合法的な武器保有の条件などが維持されることになる。当初の措置は2018年の政令2362号で出された。

■環境団体、政府方針を批判 Caracol Radioの記事
国内で活動する環境団体は、政府がとろうとしているコカ葉対策を批判した。政府は今年から、違法作付コカ葉を枯らすための薬剤の散布を解禁しようとしている。しかし団体は、この措置がとられれば環境への負担が重過ぎ、植生だけでなく国民生活をも脅かされかねないと断じた。


【ベネズエラ】

■対マドゥロの反乱告白 Télamの記事
兵ら3人が動画を公開し、ニコラス・マドゥロ体制に対する反乱であったことを告白した。12月、ボリバール州のブラジル国境の軍施設などが襲われ、軍人一人が殺害され、武器などが奪われた。地域のインディヘナ(先住民)層の反乱とみられたが、兵らの一部による蜂起であったとの「犯行声明」が出された。

■グアイド、議会次第 Los Tiemposの記事
フアン・グアイド暫定大統領の今後は、議会の投票次第となる。議会議長の同氏は昨年1月に、暫定政権を立ち上げた。しかしこの5日、議会では議長を選ぶ院内投票が行われ、ここで選出されなければ暫定政権そのものが損なわれることになる。ニコラス・マドゥロ体制による、野党の切り崩し工作が進んでいることが指摘されている。

■マドゥロは400人を「拉致」 El Carabobeñoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ニコラス・マドゥロ体制が400人を「拉致」したと批判した。同体制は野党議員や関係者を政治犯として拘束し、また2017年に国内で蔓延したデモに対しても弾圧を加えた。暫定政権として、これら400人全員の即時解放を訴えた。12月にも、野党議員のヒルベル・カロ氏が拘束されている。

■難民、700万人到達も La Prensa Laraの記事
ベネズエラ難民の数が、700万人に到達する可能性が指摘された。米州機構(OEA)移民・難民局のダビド・スモランスキー氏が明らかにした数字だ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による困窮を逃れようと国外に流出する国民が相次ぐ。国連はこの数が400万人を超えたとしたが、2020年末には700万人に達すると同氏は予測した。

■ブラジルには23万4千人 NTN24の記事
ブラジルに身を寄せるベネズエラ難民数は、23万4千人だという。同国移民局が、公式な数字を示したものだ。ブラジルはこの難民流入抑止に早期から取り組んだこともあり、コロンビアの160万人、ペルーの85万人などに比して、その数は少ない。しかしこの難民が、国境のロライマ州に集中し、現地で混乱が生じている。

■ククタ、ボリバール急減 Caracol Radioの記事
コロンビアのベネズエラ国境の町、ククタではボリバール・ソベルノの扱いが急減しているという。物資不足に喘ぐ国内から、この町に買い出しに行くベネズエラ国民が多く、両替店が繁盛している。しかし国内の流通通貨の半数以上を米ドルなど外貨が占めるようになり、ボリバールをこの町で両替する人が減っているとみられる。

■ガソリン不足、長期化か El Impulsoの記事
現在国内で起きているガソリンの不足、涸渇は、長期化する可能性が高い。各地でガソリンが不足し、スタンドの前に給油を待つ車列ができている。産油国でありながら生産体制が維持できず、この回復は早期には望めないとの指摘がある。この不足は、長期にわたり国内の経済を蝕む可能性がある。

■送金額、40億ドル ABC.esの記事
国外に住む家族から、国内の家族への国際送金額は2019年、40億ドルに達するとみられる。国際通貨基金(IMF)が試算したものだ。こうした送金は、今も国内で生活を続ける国民の、まさに生命線となっている。この年、国内に向け送金の手続きをとった人の数は、340万人にのぼる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、40%に飢餓のおそれ Infobaeの記事
ハイチ国民の実に40%が今後、飢餓に見舞われるおそれがあるという。飢餓についての活動を行なうNGO団体が指摘したものだ。経済が疲弊した同国では、昨年9月からの社会闘争でさらに経済が悪化している現状だ。この状況を放置し、有効な対策をとらない限り、多くの国民が飢餓に直面すると警告した。

■ウルグアイ、緊急事態 El Nuevo Heraldの記事
ウルグアイ、タバレ・バスケス大統領は、国内に緊急事態を発令した。同大統領によると2019年、国内では女性が被害を受ける殺人事件が急増したという。この状況を看過してはならないとして、緊急事態の大統領令を出したものだ。同大統領は2月末で退任し、3月からはルイス・ラカジェ・ポウ新政権が誕生する。

■ワクチン1300本到着 Excélsiorの記事
メキシコの米国国境の町シウダー・フアレスに、水痘(水ぼうそう)のワクチン1300本が到着した。この地には移民を一時収容する施設があるが、この施設内で水痘が爆発的に流行し、一時閉鎖される事態となった。この対応として、急遽このワクチンの調達が行なわれたものだ。

■パナマへの投資、15.9%増 Panamá Américaの記事
パナマへの国外からの投資は2019年1~9月、前年同期比で15.9%増えたという。国の統計機関INECが明らかにしたものだ。この期間中に受けた投資総額は47億3520万ドルにのぼる。とくに鉱業分野、商業分野での投資額が多い。昨年7月に誕生した政権は、国外からのさらなる投資呼び込みに注力する姿勢を示している。

■肺炎で403人死亡 Vos TVの記事
ニカラグアでは2019年、肺炎で403人が死亡したという。保健省がこの年の1月から、12月14日までのデータを示したものだ。肺炎と診断された人は10万6千人で、このうちの403人が死亡に至ったという。前年の死者数からは109人減っているが、医師は多くの国民がこの病を軽く見ていると指摘する。

■アルト・チャコ、航空便要望 ABC Colorの記事
パラグアイのアルト・チャコ地方の住民らは、航空定期便の就航を要望している。バイア・ネグラの人々がマリオ・アブド・ベニテス大統領への陳情の機会を求めているものだ。この地は事実上の交通困難地で、首都アスンシオンとの往来の手段を確保してほしいという。

■校長の車、火を放たれる ABC Colorの記事
パラグアイ、カピアタの弁護士学校の校長の車に、火が放たれたという。先週末に起きたこの事件について、告発があったものだ。校長が執務を終え、車で帰宅しようとした際、車輛の座席部分が燃えた状態となっていたという。「痩せた男」がこの放火に携わったという目撃情報が得られている。

■ジェットブルーがトップに Expresoの記事
ドミニカ共和国の航空市場でトップとなったのは、米国のLCCのジェットブルーだったという。民間航空局があきらかにしたものだ。2019年、同社便を利用した人は266万人で、次点はアメリカン航空の131万人、3位はデルタ航空の126万人だった。以下、ユナイテッド航空、コパ航空が続く。



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