2020.01.02

【ボリビア】

■EU、国外退去に抗議 El Díaの記事
欧州連合(EU)は、ボリビアがスペインの大使に国外退去を命じたことに、抗議した。EUの外交側が語ったもので、両国が相互に大使を出国させたことに重大な懸念を示し、両国にとって好ましい結果には至らないとした。この指摘に対しヘアニネ・アニェス暫定政権は「スペインとの関係そのものは継続する」と回答した。

■アニェス、討論義務化の姿勢 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は1日、大統領候補者同士の討論を義務化する法案の準備を明らかにした。10月20日に行なわれた選挙の前、当時現職のエボ・モラレス氏は理由をつけて候補者同士の討論を逃げていた。アニェス大統領はモラレス氏のこの対応を批判しており、義務化の方針を示した。

■カマチョ-プマリ、復縁 La Razónの記事
サンタクルス前市議のルイス・フェルナンド・カマチョ氏と、ポトシの市民団体のマルコ・プマリ氏が「復縁」した。来るやり直し総選挙で両者と陣営が共闘するとみられたが、物別れとなっていた。しかし両者はあらためて協議を行ない、この選挙で共闘することで合意したという。

■ドリア・メディナ氏にも合流呼びかけ La Razónの記事
カマチョ氏とプマリ氏があらためて共闘を発表したことを受け、ジェルコ・ヌニェス大臣が実業家のサムエル・ドリア・メディナ氏にも参加を呼びかけた。ドリア・メディナ氏は政党UNを率い、かつて大統領選にも出馬したことがある。やり直し総選挙でまだ態度を明らかにしていない同氏に、共闘を呼びかけたものだ。

■「時の人」はアニェス El Díaの記事
ボリビア国民が挙げる2019年の「時の人」は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領となった。グルーポ・フィデスが行なった世論調査の結果だ。自由回答で名前を挙げてもらったところ、41%がアニェス大統領を選んだ。同氏はエボ・モラレス氏の辞任を受け、憲法規定に従い上院議長から暫定大統領となった。

■MASの影響排除へ La Razónの記事
選管にあたる選挙法廷は、エボ・モラレス氏が率いる政党MASの、同法廷への影響力を排除する方針を示した。来るやり直し総選挙に向け、選挙法廷は体制づくりを急いでいる。10月20日の選挙では、モラレス氏とMASの意のままに不正が行われたことが指摘されており、この再発を防ぐためこの措置をとる。

■簒奪でモラレス氏を告発 Correo del Surの記事
タリハ県の弁護士が、簒奪の容疑でエボ・モラレス氏を告発した。同県の市場をめぐる事業について、本来地域行政が管轄するべき内容に、大統領時代のモラレス氏が違法に介入したという。権力の乱用にあたるとして、検察に告発状を出したものだ。モラレス氏については、テロと暴動企図の容疑ですでに逮捕状が出ている。

■セロ・リコで事故 Los Tiemposの記事
ポトシのランドマークである鉱山、セロ・リコで事故が起きた。キリマユ社が運営する鉱山内の鉱区で、有毒なガスが発生し、作業員3人が死亡したという。この鉱山はかつて南米最大都市となったポトシの銀を支えた存在だ。ポトシ県ではアンダカバの鉱山で、作業員3人が溺死する事故が起きたばかりだった。

■SOATのチェック始まる La Razónの記事
国内の道路では、警察による自賠責保険(SOAT)のチェックが始まった。国内で自動車を保有する人は、毎年このSOATに加入し、保険料を納付する必要がある。12月末で、前年分の扱いが終了し、1日から新たな証明書を提示する必要が生じた。各県警はこのチェックを早々と開始した。

■バス運賃コントロール El Díaの記事
ラパスでは、バス運賃のコントロールが始まった。年末年始には旅行や帰省をする人が多く、バス便の需要が高まる。バス会社はこの時期、通常よりも高い運賃を設定するが、行政側がこのコントロールに入ったものだ。オルーロやコチャバンバ行きのバスが、エルアルトの検問で確認を受けている。

■ベニ県で水害 P&aacut;gina Sieteの記事
ベニ県で水害が起きた。大雨の影響で、バリビアン郡を流れる小川が増水、氾濫したものだ。この影響でヌエバ・エスペランサ付近で洪水となり、バス車輛1台とタクシー1台が、流れに飲まれた。氾濫したこのオンド川は、ルレナバケとユクモを結ぶ区間にある。

■1日はアルコール中毒 Correo del Surの記事
国内の主な病院で、1月1日に救急搬送される者の中でもっとも多いのは、アルコール中毒だという。スクレのサンタバルバラ病院が明らかにしたものだ。年越し時に過剰なアルコール摂取をし、中毒症状に陥る人が毎年、続出するという。この病院では1日昼までに、搬送された人が64人となっている。


【ペルー】

■年間インフレ、1.9% El Diarioの記事
ペルー国内の2019年の物価上昇は、1.9%だった。中央銀行(BCR)が明らかにした数字だ。この数字について同行は、1~3%の範囲のインフレは経済状況として悪くない水準にあると評価している。食料品の上昇は1.0%だったが、不動産賃貸やエネルギーなどは4%近くの水準で、部門別でのばらつきも生じた。

■肺炎で224人死亡 Correo Perúの記事
アレキパ県では2019年、肺炎により224人が命を落としているという。県保健局が明らかにした数字だ。この死者の大半は70歳以上の高齢者が占めるが、一方で5歳未満の幼児5人も含まれている。肺炎は、高齢者の県内の死因別では高い数字となっており、保健局は対策の必要性を指摘した。


【チリ】

■林野火災、25個所 BioBio Chileの記事
国内では現在25個所で林野火災が生じ、うち18個所はコントロールされているものの6個所は、今も拡大しているという。国の防災機関が明らかにした数字だ。海岸など地中海性気候地域は高温乾燥が続き、火災が起きやすい状況にある。バルパライソではこのクリスマス、林野火災が延焼し245棟の住宅が全半焼した。

■メヒジョネスで事故 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州のメヒジョネスで1日、大きな事故があった。国道1号上で乗用車同士が正面衝突したもので、2人が死亡し、6人が負傷した。病院に搬送された負傷者の中には、きわめて重篤な者もいるという。警察が事故原因などの調べを進めている。


【アルゼンチン】

■主要食料品、1日から課税 Infobaeの記事
主要食料品について、1日から課税が再開される。マクリ前政権が経済対策として、特定品目について付加価値税(IVA)を0%にする措置をとっていた。この措置が12月31日で終了したもので、この日から従来通りの課税となったものだ。国内の主なスーパーは、これらの品目の値上げ幅を7%に抑える方針だ。

■イグアス、163万人 El Territorioの記事
2019年、ミシオネス州のイグアス国立公園を訪れた人の数は、過去最高の163万5237人となった。公園側が明らかにした数字だ。年間来園者数は12月中旬の段階で、前年に記録した過去最高を上回っていた。大晦日の31日には4615人が来援し、この年の来園者は前年比で8%増加したこととなった。

■花火による負傷者、ゼロに El Intransigenteの記事
国内ではこの年末年始、花火使用による火傷を負ったり、負傷したりする人はゼロだった。年越し時に花火を楽しむ国民が多いが、毎年多くの人がこれが原因で負傷していた。しかしこの年越しは、実に38年ぶりにこの数がゼロとなったという。国内では危険性や環境対策を理由に、花火を禁止する動きも広がった。

■バイク販売、44%減 Télamの記事
国内でのバイク販売は2019年、前年比で44%もの減少となった。モーターバイク工業会(Cafam)が明らかにしたものだ。この年の年間販売は32万6275台にとどまったという。2017年との比較では、53%もの減少となっている。12月の月間販売は1万6209台と、近年でもっとも低い水準にとどまった。


【エクアドル】

■シグシグ、崖崩れ El Comercioの記事
アスアイ県のシグシグで1日早朝、崖崩れが発生した。崖に設けられていたコンクリート防護壁と、岩石が落下したものだ。このコンクリート片と岩石が、道路を走行していた乗用車など4台を直撃し、この事故で5人が死亡し、2人が負傷した。雨による地盤の変化が原因とみられる。

■アタカメスに4万人 El Comercioの記事
エスメラルダス県のアタカメスではこの年末年始、4万人の観光客が集まった。太平洋岸のこの町は、とくにキトなど内陸からの水浴客でこの時期賑わう。この年越し時は好調で、多くの観光客がとくに国内からこの地に集まった。この一帯は2016年4月の大地震で甚大な被害を受けたが、今は復興した姿を見せている。


【コロンビア】

■年越し時の殺人、33%減 Caracol Radioの記事
12月31日18時から、1日未明にかけて国内では28件の殺人が起きたという。警察側が明らかにした数字だ。この数字は、前年同時間帯の42件から、33%減ったことになる。とくにボゴタは殺人件数が半減し、第三の都市カリでは1件もの事件も起きなかった。

■航空分野の苦情が増加 Caracol Radioの記事
民間航空局は、航空会社など航空分野の、利用者からの苦情が急増していることを明らかにした。現在月平均で、480件ほどの苦情があるという。その多くは、航空便の遅れや、不適切な扱いなどについてのものだ。国内ではLCCが台頭するなど航空便そのものが、大きく増えていることが背景にあるとみられる。


【ベネズエラ】

■カロ氏を世界に訴える Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、野党議員のヒルベル・カロ氏について国際社会に訴えた。カロ氏は12月20日、カラカス市内でインテリジェンス機関に拘束され、その後外部との接触ができない状態となっている。グアイド氏はこの拘束がニコラス・マドゥロ体制による弾圧と断じ、国際社会にその不当性、異常性を訴えた。

■マドゥロ、引き渡し求める Télamの記事
ニコラス・マドゥロ体制側は、ブラジルに兵5人の引き渡しを求めている。ボリバール州から越境したこの5人は、ブラジル側に「保護」されており、5人が亡命を希望しているとしている。マドゥロ体制下で外相の立場のホルヘ・アレアサ氏は、ブラジル政府に対しこの5人の引き渡しを要求した。

■ガソリン不足の新年 El Paísの記事
国内はガソリン不足の中、新年を迎えた。産油国であるベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政でメンテナンスが行き届かず、生産体制を維持できていない。12月から全土でこの不足、涸渇が起きているもので、とくにコロンビア国境地域では給油に4日待ちの状態となっている。

■ペトロ支給は「詐欺」 El Carabobeñoの記事
国営暗号通貨ペトロによるアギナルド(ボーナス)支給について、国内からは「詐欺だ」との声が聞かれる。ニコラス・マドゥロ体制が公務員などに、26米ドル相当分のペトロでアギナルドを支払った。しかし国内ではペトロで買い物ができる店が少なく、売られている商品も十分ではないという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、最低賃金引き上げ El Carabobeñoの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領は1日、最低賃金額を引き上げた。この額はこれまで998レアル(249ドル相当)だったが、これを1039レアル(260ドル相当)としたものだ。この4.1%の引き上げは、同国内のインフレ率に合わせたスライドだ。同政権は1日で、発足から1年となった。

■カリブ各国、プラスチック制限 Télamの記事
カリブ各国は1日から、プラスチック類の制限を一斉にスタートした。プラスチックによる環境汚染を抑止するため、ジャマイカ、ベリーズ、トリニダード・トバゴ、バルバドス、ドミニカ、グラナダそしてバハマが使い捨てプラスチックの使用などを禁じたものだ。カリブ海地域各国は、とくにこうした製品の使用が多い水準だったという。

■キューバ、不安な新年 Ciber Cubaの記事
キューバ国民の多くは、不安な新年を迎えた。米国からの経済締めつけ、関係の深いベネズエラの経済問題から、国内では再びガソリンや食料、石鹸などの基本物資の不足が広がりを見せている。新年を迎えたものの、今後に対する懸念は払拭されていない状態だ。

■水痘感染、127人に Contra Réplicaの記事
メキシコの米国国境の町シウダー・フアレスでの水痘(水ぼうそう)感染は、127件となった。移民を一時収容する施設で、この集団感染が発生したものだ。現在この施設は閉鎖され、本当局が未感染者などに対する予防接種を実施している。感染はほぼ男女半々で、感染者の71%は15歳以下となっている。

■刑務所での衝突、16人死亡 Télamの記事
メキシコ、サカテカス州バロニルの受刑施設内で衝突があり、16人が死亡した。主にリハビリテーション中の者を収用したこの施設で、フットボールで身体を動かす時間があった。ここで起きたケンカがきっかけで、この衝突に発展したという。このほか5人が負傷し、病院に搬送されている。

■リオ、290万人の年越し Télamの記事
ブラジル、リオデジャネイロではこの年越し時、ビーチに290万人が集まったという。この町では毎年この年越しが、大きなイベントとなっている。花火大会やショーなどが行なわれ、国内外から多くの観光客がこの時期、この町を訪れる。この数は、年越し時の観光客としては過去最高となった。

■ペッカリー復興計画 El Observadorの記事
ウルグアイでは、イノシシの一種であるペッカリーを、国内に呼び戻す事業がスタートしている。このペッカリーは国内を含む南米大陸の広い範囲で棲息していたが、欧州人の到来に合わせ減少し、100年前には国内では絶滅した。サルトやロチャなどに140頭が離され、再入植が行なわれている。

■銃の暴発で兵が死亡 ABC Colorの記事
パラグアイ陸軍の基地で、銃の暴発により若い兵が死亡した。軍側が明らかにしたものだ。マリアノ・ロケ・アロンソにある基地内で、銃が暴発し、銃弾がこの男性兵の頭部を直撃したという。兵は病院で手当てを受けたが、後に死亡が確認された。軍側は、事故の経緯についての調べを開始している。



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