2020.01.03

【ボリビア】

■EU、次期選挙を支持 El Díaの記事
欧州連合(EU)側は、ヘアニネ・アニェス暫定政権が目指す選挙を支持する姿勢を示した。ボリビアとスペインの間で外交的な摩擦が生じていることを受け、EUが国内に特使を派遣した。カレン・ロンガリック外相が現状と新たな選挙についての説明を行ない、特使らがやり直し総選挙を支持する姿勢を示したものだ。

■外相「スペインの件は無関係」 La Razónの記事
カレン・ロンガリック外相は、欧州連合(EU)特使との会談において、スペインとの問題は「無関係である」と断じた。現在、ボリビアとスペインの間で外交的摩擦が起きているが、同外相と特使らとの会談の場で、この件について具体的な意見の交換などはなかったという。ボリビアとスペインは、相互に大使への出国を命じている。

■EU、ボリビアはいい関係 La Razónの記事
欧州連合(EU)側は、ボリビアとは「いい関係」を築く、とした。ボリビアとスペインとの間で外交上の摩擦が生じているが、このよりよい関係構築で、この両国関係もプラスに動くとの見方を、ボリビアを訪れた特使らが示した。また5月にも行われる見通しのやり直し総選挙が「公正選挙」となることに期待を示した。

■スペインに高官派遣へ El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権は、スペインに外交上の高官を派遣する。在ラパス大使館をめぐる一連の問題を受け、ボリビアとスペインは相互に、大使に出国を命ずる事態となっている。政府はこの摩擦の軽減、解消を図るため、同国に高官を派遣することを決めた。

■外相メキシコ側との対話に期待 La Razónの記事
カレン・ロンガリック外相は、やはり関係が冷え込んでいるメキシコ側との対話に、期待を示した。エボ・モラレス氏の一次亡命先であった同国政府は、今もアニェス政権を「クーデターで政権を奪った存在」とみている。在ラパスの大使館で起きた事態を、ウィーン条約違反として国際司法に訴える姿勢も示している。

■AMLO、強硬姿勢 La Razónの記事
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は、強硬な姿勢だ。ボリビアとの関係について、「一切の挑発には乗らない」とあらためて述べた。同大統領はエボ・モラレス氏の一次亡命を受け入れたが、モラレス政権関係者についても「亡命の権利がある」と述べ、アニェス政権の対応を牽制した。

■モラレス氏、2事件で捜査へ La Razónの記事
エボ・モラレス氏に対する、2つの事件の捜査が開始される。2009年にサンタクルスのラス・アメリカスホテルで起きたテロ事件と、電話工事をめぐる越権事件が対象となる。アルゼンチンで亡命生活を送る同氏に対しては、テロと暴動企図の容疑で、すでに逮捕状が出されている。

■Conade、アニェス政権を評価 Página Sieteの記事
民主主義防護国民委員会(Conade)のアルフレド・アルバラシン委員長は、ヘアニネ・アニェス暫定政権を評価した。同委員長は、アニェス大統領がやり直し総選挙の実施に力を入れていること、さらに同氏が次期選挙に出馬しない姿勢であることを高く評価した。この上で、民主主義を守る上で来る選挙が公正自由に行われることに期待を示した。

■プマリ氏は退くべき La Razónの記事
ポトシの市民団体リーダー、マルコ・プマリ氏についてその役職を退くべきとの意見が出された。同団体の副リーダー、ネルソン・グティエレス氏が語ったものだ。プマリ氏は元サンタクルス市議のカマチョ氏とともに、来るやり直し総選挙に向かうことが明らかになっている。これを前に、今のその職については退くべきとの考えを示した。

■知事にサンチェス氏 Correo del Surの記事
チュキサカ県議会は、同県知事にビクトル・サンチェス議員を選出した。エステバン・ウルキス知事が女性への暴力問題などから訴追され、同議会は同知事を免職した。これに代わり、サンチェス氏が新しい知事に選ばれたものだ。サンチェス氏は、ウルキス氏の残りの任期期間について、知事を務めることになる。

■政府広報、汚職の温床 El Díaの記事
ロクサナ・リサラガ政府広報官は、エボ・モラレス前政権において、政府広報の職が汚職の温床になっていたことを明らかにした。モラレス氏ととともに辞任したヒセラ・ロペス前広報官については数々の汚職疑惑があり、検察の捜査対象となっている。モラレス政権の13年間で、この職に4000万ドルもの国費が使われたことに、同広報官は重大な疑義を示した。

■アスリート、犬に襲われる El Díaの記事
国内を代表する長距離走の選手が、犬の群れに襲われた。オルーロの動物検疫課が明らかにしたものだ。ダニエル・トロヤ・パキ選手がオルーロ市内でトレーニング中、この事態に巻き込まれ、病院に搬送されたという。狂犬病の予防接種を受けたが、さらに左足に負った負傷が今後、懸念されるという。

■警察車輛とプマ・カタリが衝突 Página Sieteの記事
ラパス市内で、警察車輛と市営のBRT、プマ・カタリの車輛が衝突する事故が起きた。サンペドロのニコラス・アコスタ通りで起きたもので、警察側が警察車輛側に原因があったことを認め、すでに示談交渉しているという。いずれの車輛の被害も、軽微であるとした。

■駐輪場、壊される Los Tiemposの記事
コチャバンバで、整備されたばかりの駐輪場が、何者かにより壊されたという。市内では新たな交通機関として自転車利用が推奨され、利用環境の整備が進められている。コロン広場などに自転車専用の駐輪スペースが設けられたが、これが早くも壊された。市側はバンダリスモ(公共物の破壊行為)によるものとみて、告発の準備を進めている。


【ペルー】

■リマ空港、大混乱 Perú21の記事
リマのホルヘ・チャベス空港が2日午前、大きく混乱した。悪天候の影響でクスコ、アレキパ、タクナ、トルヒーリョなどへの便が次々とキャンセルとなり、ターミナル内は利用客でごった返す状態となった。国内最大空港のこの混乱は、地方空港にも波及し各地で、空港の混雑が起きている。

■航空会社に「履行」求める El Comercioの記事
消費者保護行政のIndecopiは、航空各社に対し契約の「履行」を求めた。2日午前、リマの空港では悪天候を理由に、航空各社の国内線の便が次々とキャンセルされ、混乱した。同機関は航空会社は、チケット保有者全員を輸送する義務があり、これを履行するよう求めた。

■ペルーレイル、区間運休 La Rep&uyacute;blicaの記事
ペルーレイルは、クスコとオリャンタイタンボを結ぶ区間の運転を2日、見合せた。同社によると雨の影響を受けたため、この日の運転はオリャンタイタンボとアグアス・カリエンテスを結ぶ区間だけとなったという。セキュリティのための措置で、3日以降の運転がどうなるかはまだ発表がない。

■チンチェロ空港、6月着工へ Aviacon Newsの記事
クスコ近郊、バジェ・サグラド(聖なる谷)のチンチェロへの新空港着工は、6月になるという。現行のアレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港の現地が難しいことから、この地に新空港を建設する計画が進んでいる。この工事施工は、韓国企業が行なうこととなっているが、一方で地域の遺跡、環境への悪影響の可能性も指摘されている。

■アンカッシュ、集落孤立 El Comercioの記事
土砂災害の影響で、アンカッシュ県では複数の集落が、孤立している。大雨の影響で少なくとも15個所で土砂災害が生じ、地域の幹線道路の通行に支障が生じている。このためポマバンバやマリスカル・ルスリアガ、ワリなどの地域で、孤立集落が生じていると報告された。

■パスコ、氾濫で1人不明 El Comercioの記事
パスコ県では川の氾濫により、1人が不明になっている。大雨の影響で、地域を流れるポスソ川が増水し、一部で氾濫した。オクサパンパで、この水に飲まれたオートバイの55歳の男性が、不明となっているという。またこの事態で孤立状態となった集落から、妊婦らが救助される事態も生じた。


【チリ】

■バルパライソ、被災地指定 BioBio Chileの記事
バルパライソの火災現場一帯が、被災地の指定を受けた。昨年12月24日、林野火災が延焼し、住宅245棟が全半焼する惨事となった。この指定を受け、被害を受けた人々は生活再建に向けた支援を受けやすくなる。一方バルパライソ市側は、この火災被害地の現地再建ではなく、移転再建を被災者に呼びかけている。

■犬など37匹も被災 BioBio Chileの記事
バルパライソのクリスマス大火災では、犬などのペット37匹も、被災したという。林野火災が延焼し住宅245棟が焼けたこの惨事で、人的被害は出なかった。しかしこの火災で、合わせて37匹が火傷したり負傷したりし、今も獣医などによる手当を受けている状態だという。

■アンクー、ゴミ問題 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のチロエ島のアンクー市街地に、ゴミが溢れている。行政側とゴミ回収業者の契約上の問題が生じ、クリスマス以降、ゴミの回収が行なわれていないものだ。この状況は膠着化しており、再開がいつになるか分からない。市側は交渉を急ぐとともに、衛生上の問題が生じないよう、配慮する方針を示した。

■ロス・リオス、宿泊20%減 BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州のホテルに昨年11月、宿泊した人は前年同月比で20%減ったという。ホテル業の団体が明らかにしたものだ。国内では昨年10月18日から社会闘争が激化し、同州内でもデモなどが繰り返された。この影響で、国内を訪れる観光客が減少し、各地で同様の状況が起きている。


【アルゼンチン】

■交通運賃、値上げ凍結 Télamの記事
政府は、鉄道やコレクティーボ(路線バス)の運賃値上げを、120日間凍結する。国内ではインフレの進行にともない、これに合わせた運賃の値上げが行なわれている。交通システム全体の政策の見直しなどを含めこの措置をとるとマリオ・メオニ交通相が2日、明らかにしたものだ。

■サンタ・フェ、小型機事故 El Litoralの記事
サンタ・フェ州で1日午後、小型機の墜落事故が起きた。州道70号に近いエスペランサの飛行場で、曲芸飛行の小型機が墜落したものだ。この事故で、同州在住の45歳の男性と31歳の女性の、合わせて2人が死亡している。訓練中にバランスを崩し、この事故に至ったとみられている。

■アエロパルケ、国際線再開 Infobaeの記事
ブエノスアイレス、アエロパルケからの近距離国際線の運航が、再開される。マリオ・メオニ交通相が明らかにしたものだ。ブラジル、チリなどとを結ぶ国際線は、すべてエセイサ国際空港に移管されていたが、この5月11日から運航再開が認められるという。ウルグアイ路線については、アエロパルケに残っていた。

■牛肉、国内消費から輸出へ Télamの記事
国産牛肉は2019年、国内消費から輸出へとシフトしたという。アルゼンチンと言えば牛肉だが、近年は経済問題などを受け、一人あたりの消費量が減っている。この一方で、この年は中国への輸出が好調だったことなどもあり、輸出量は過去最大規模となった。国内消費に回されていた牛肉が、輸出に向かった形となった。

■ジェルバ価格、決定へ Télamの記事
多くの国民が親しむマテ茶の茶葉、ジェルバ・デ・マテの価格が、決定する。ミシオネス、コリエンテス州の茶葉生産団体と、茶葉加工販売業者間の価格についての協議が行われているものだ。この場で決定された価格が、今年一年間の茶葉の価格に大きく影響することになる。

■国産靴、10%減 Télamの記事
国内の靴の生産が、落ち込んでいる。生産者の団体によると、昨年1~10月の国内生産量は、6900万足と、前年同期の8100万足から、10.3%減少したという。やはり2018年中盤からの経済の大幅減速が大きく影響したと同団体側は指摘した。また国産靴の国内販売も、不振に陥っているという。


【エクアドル】

■キトの道路で落石 El Comercioの記事
キトの幹線道路で落石があった。2日昼頃、グアプロ橋とルタ・ビバを結ぶ区間で、大きな岩石が道路上に落下し、通りかかった乗用車に被害が生じた。この車に乗っていた1人が、負傷している。この道路区間は市内とマリスカル・スクレ空港を結ぶ動線にあり、タイミングによっては甚大な被害が生じていた可能性もある。

■トランビア、試運転再開 El Universoの記事
クエンカのトランビア(路面電車)の試運転が、再開される。運営する市側が明らかにしたものだ。2日から5日にかけ、2編成を使用し朝8時から16時まで、試運転を実施する。このトランビアは、自動車依存脱却のため整備されたもので、今年6月にも正規開業となる見通しだ。


【コロンビア】

■ELNとの和平交渉を拒絶 Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領は、左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)との和平交渉再開を、あらためて拒絶した。ELNが昨年1月、ボゴタで大規模テロを起こしたことから、ドゥケ政権はこの交渉を打ち切っていた。国内外から、この交渉再開を求める声が上がっているが、ドゥケ大統領は拒む姿勢を明確に示した。

■アビアンカ、路線再編 Reporturの記事
アビアンカ航空は、コロンビアでも今年、路線を再編する。同社は経営上の問題から合理化が必要となっているが、新たに就任したCEOが、国内線の路線を削減し、国際線にシフトする方針を示した。またスターアライアンスに加盟するユナイテッド航空、コパ航空との協力関係強化を図る姿勢も示している。


【ベネズエラ】

■米国、グアイド再選呼びかけ Infobaeの記事
米国は野党議員らに対し、フアン・グアイド暫定大統領の「再選」を呼びかけた。この5日、議会内投票で新たな議長が選出される。現議長で暫定大統領のグアイド氏は、ニコラス・マドゥロ体制による切り崩し工作などで、再選されない可能性が高まっている。米国は、グアイド氏のもとでの民主化を呼びかけた。

■ロシアはグアイド氏退陣に期待 Al Nativoの記事
ロシアは、フアン・グアイド暫定政権の退陣に期待を示した。同国はニコラス・マドゥロ体制の後ろ盾で今後もマドゥロ体制のもとでの経済運営を支持する姿勢を示している。こうした中、対立するグアイド氏が5日の議会内投票で選出されず、退陣することに期待をかけた。

■マドゥロ、ドル化容認 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、国内経済の「ドル化」を事実上容認する姿勢を示した。スペインの記者による取材に答えたものだ。通貨ボリバール・ソベルノは暴落が続いており、国内で流通する貨幣の過半数をすでに、米ドルが占めている状態だ。マドゥロ氏はこの中で「ドルが使用されていることは客観的事実だ」と述べ、容認した。

■CIDHに申し立て Cronica Unoの記事
フアン・グアイド暫定政権は、米州機構の人権機関CIDHに、野党議員ヒルベル・カロ氏と記者ビクトル・ウガス氏の件を申し立てた。両氏は12月20日、インテリジェンス機関に突然拘束を受け、以後外部と接触できなくなっている。暫定政権は、ニコラス・マドゥロ体制による弾圧と断じ、CIDHに解放に向けた協力を求めた。

■政治犯、388人に Ambitoの記事
ニコラス・マドゥロ体制のもとで拘束されている政治犯が2020年末時点で、388人となったという。NGO団体のフォロ・ペナルが明らかにした数字だ。この数は、ベネズエラの有史以来もっとも多い水準だという。マドゥロ体制は野党や活動家などに対する弾圧姿勢を、より強めている状況だ。

■バーガーキング、ペトロ可能に Cripto Tendenciaの記事
ファストフードチェーン「バーガーキング」は、ニコラス・マドゥロ体制による暗号通貨ペトロでの支払いを可能とした。同社が明らかにしたもので、このほかビットコインなどの暗号通貨での支払いもできるという。国内ではこの年末、マドゥロ体制は公務員などに対し、ボーナスをペトロで支払った。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■警察官が越境避難 El Díaの記事
ハイチの警察官らが、ドミニカ共和国に越境避難したという。国境のアンス・ア・ピトルの警察施設が、群衆に襲われ、この施設にいた警察官らがドミニカ共和国のペデルナレスに逃れたものだ。1人が死亡する騒ぎの際、拘束された男性の解放を求める動きが、この襲撃に発展したという。

■デルタ便で騒ぎ El Universoの記事
メキシコシティの空港で、デルタ航空の旅客機内で騒ぎがあった。離陸寸前の機体で、乗客の一人が非常用の扉を開けたという。モーターから火が出たのを見て「火災」と思ったとみられる。この事態でこの便の出発は8時間遅れ、一部の乗客はこの便の利用を取りやめたという。

■エルサルバドル、殺人抑止 Infobaeの記事
エルサルバドルではこの12月、殺人の抑止傾向がはっきり表れた。世界的に殺人発生が多い同国だが、この月は一日あたりの殺人数が4人と、この27年でもっとも低い水準となったという。昨年就任したナジブ・ブケレ大統領が、殺人などの重大犯罪対策に注力したことが奏功したとみられる。

■ホンジュラスは殺人に警鐘 La Prensaの記事
ホンジュラスではあらためて、殺人に警鐘が鳴らされた。年明けから2日午前2時までに、同国内では男性16人、女性5人の合わせて16人が殺害されたという。2018年は1日、2日合わせて殺人数は29件だった。同国は人口当たりの殺人件数が、世界でもっとも高い水準にある。



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