2020.01.04

【ボリビア】

■総選挙は5月3日 La Razónの記事
選管に相当する選挙法廷は、総選挙の投票日を5月3日にすると発表した。10月20日の選挙に不正があつたことが米州機構の監査でわかり、やり直しとなったものだ。この間、エボ・モラレス氏が大統領を辞任し亡命するなど、国内は混乱に明け暮れた。この新たな選挙を通じ、国内の安定化が図られることになる。

■アニェス、議会に協力求める El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、議会に協力を求めた。エボ・モラレス前政権の任期が1月22日までで、同暫定政権の任期もこれが期限となる。やり直し総選挙が5月3日に決まったことを受け、この任期を臨時に延長する法案に賛成するよう求めたものだ。この延長が認められなければ、再び国内が混乱に陥るおそれもある。

■アニェス、法は政治の道具ではない La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、法は政治の道具ではないと断じた。政権交代後、エボ・モラレス氏とその勢力に対する追及が強まっていることについて、政治ショーとの指摘がある。しか同大統領は、法に基づく措置であり、政治的な道具として法を楯にしているわけではないと断じた。

■アニェス、スクレ遷都 Página Sieteの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、暫定政権をスクレに「遷都」する方針を示した。ボリビアの憲法上の首都はスクレだが、実質首都はラパスにあり、スクレには最高裁のみがある。暫定政権はこの機能を、スクレのカサ・デ・リベルタ(自由の家)に暫定的に置く姿勢を示した。

■モラレス氏、センカタ犠牲者を「道具」に El Díaの記事
エボ・モラレス氏が、エルアルトのセンカタでの衝突の犠牲者らを、政治の道具としようとしているという。人権活動家のダビド・インカ氏が指摘したものだ。11月の社会闘争で多くの死傷者が出たこの地の衝突だが、現アニェス暫定政権を揺さぶりをかける道具にしようとしていると警告した。

■メキシコ、高官を派遣 La Razónの記事
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール政権は、ボリビアに高官を派遣する。ラパスの大使館で起きた事態をきっかけに、両国間で外交上の摩擦が生じている。この事態打開を図るため、高官を派遣するものだ。一方で同国は依然として、アニェス暫定政権を「クーデターにより政権を奪った」との認識を変えていない。

■暫定政権、SUSを継続へ La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権は、国民皆保険制度(SUS)を継続する。この制度は昨年5月、当時のエボ・モラレス政権が選挙対策で導入したものだ。この導入で医療現場の混乱が生じるなどの問題が生じた一方、これまで医療保険の恩恵を受けられなかった層からは、継続を求める声が上がっていた。

■ドックウェイラー氏も出国か La Razónの記事
ラパスの都市交通型テレフェリコ(ロープウェイ)を運営するミ・テレフェリコの前CEO、セサル・ドックウェイラー氏もすでに出国しているとみられる。エボ・モラレス政権にからむ汚職疑惑で、同氏への検察への調べが進んでいるが、同氏の所在などが確認できない状態となっていた。

■コパ氏、アルゼンチン詣でへ Correo del Surの記事
上院議長のエバ・コパ氏も「アルゼンチン詣で」を行なう。エボ・モラレス氏が亡命生活を送る同国へ、モラレス派であるMASの関係者や支持者らが次々と訪れているものだ。やはりMASに属するコパ氏も、近く訪問するという。MASは今月15日、来るやり直し大統領選の候補者を選任する。

■アスリート襲撃、以前から危険 La Patríaの記事
国内を代表する長距離走選手、ダニエル・トロヤ・パキ選手が犬に襲われたオルーロ北部の地域は、もともと危険性が指摘されていたという。この2日、トレーニング中の同氏が犬の群れに襲われ、腕や足を噛まれ負傷した。とくにこの足の傷は、同氏の今後の選手生活にも影響を及ぼしかねないという。


【ペルー】

■プーノ、バス転落 El Comercioの記事
プーノ県で、バスが谷に転落する事故が起きた。現場となったのはサンディア郡のイナンバリに向かう道路だ。アギラス・デル・スール社のバスが道路を外れて転落し、川の中に落ちた。この事故でこけまでに2人が死亡し、複数の不明者がいるとみられる。このバスはサンフアン・デル・オーロから、フリアカに向かっていた。

■ペルーレイル、制限続く Perú21の記事
ペルーレイルの運転制限は、4月30日まで続く。マチュピチュへの観光列車、ローカル列車を運行する同社は、クスコ市内とオリャンタイタンボを結ぶ区間について2日、休止した。雨季に入り、雨の影響で路線に支障が生じかねないためとられる措置だ。オリャンタイタンボとアグアス・カリエンテスの区間は通常通りの運行となる。

■クイ、11.6トン輸出 La Repúblicaの記事
国内からは2019年、合わせて11.6トンのクイ(テンジクネズミ)が輸出されたという。農業省が明らかにしたものだ。クイはアンデス一帯の伝統的食材だ。現在はこの輸出が大幅に伸び、国内生産の77.6%が輸出にむけられている。ペルーは、クイ輸出においては世界首位となっているという。

■合わせて15便に影響 El Comercioの記事
リマのホルヘ・チャベス空港では2日、合わせて15便に遅れやキャンセルなどが生じた。年末年始休暇などで混み合うこの日、悪天候の影響でクスコやアレキパ、トルヒーリョに向かう便などにこの影響が広がった。国内最大空港の混乱を受け、国内各地の地方空港にも影響が及んだ。


【チリ】

■解放男性、国旗を燃やす BioBio Chileの記事
バルパライソで、警察から釈放された男性が、直後に国旗を燃やした。国内で10月18日から続く一連の社会闘争によるデモに参加し、この男性は暴徒化などを理由に拘束されていた。男性は警察の取り調べの中で拷問が行なわれ、人権が侵害された訴え、国旗を燃やす行為に及んだという。

■プエルト・バラス、オイル漏れ BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のプエルト・バラスで、オイル漏れがあった。市内のホテルやカジノ店が集中するエリアのリャンキウェ湖に、およそ5リットルのディーゼルオイルが流出したものだ。通報を受けた消防が出動し、この拡散を防ぐ措置をとり、現在は回収作業が進められている。

■チリ政府、渇水対策へ BioBio Chileの記事
チリ政府は、渇水対策に本腰を入れる。地球規模の気候変動の影響などから、国内では渇水が各地で問題となっている。そして今期はとくにこの状況が厳しく、旱魃発生の可能性も指摘されている。政府側は1100億ペソ規模の予算を投じ、この対策をとるほか、国民に対し節水を呼びかける運動を展開する。

■ジェットスマート、イグアスへ La Voz de Cataratasの記事
LCCのジェットスマートが、サンティアゴとブラジルのフォス・ド・イグアスを結ぶ直行便の運航を、3日に開始した。イグアスは観光地として人気が高く、同社はこの需要があると判断した。運航を開始したのは直行便で、週2往復での運航となる。

■メトロ、快速も再開 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)では6日から、快速の運転が再開される。運営側が明らかにしたものだ。10月18日からの社会闘争初日、メトロはバンダリスモ(破壊行為)の標的となり、甚大な被害を受けた。今も回復に向けた復旧作業の途上だが、2号線の快速運転をこの日から再開するという。

■衛生緊急事態、月末まで延長 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)のコンセプシオンとアラウコに出されている衛生緊急事態は、この31日まで延長された。10月18日からの社会闘争で、州内各地の医療が混雑し、衛生面の緊急事態と見なされたものだ。社会闘争は現在は落ち着きつつあるが、医療体制の完全回復には至っていないとして、延長された。


【アルゼンチン】

■食料品、価格が上昇 Datachacoの記事
国内では食料品の価格が、年明けから上昇した。マクリ前政権は、経済対策として基本食糧品目について、付加価値税(IVA)を0%とする特別措置をとっていた。この措置が12月末で解除されたもので、対象品目も10.5%の課税を受けることとなった。それでも主なスーパーなどは配慮し、これら品目の平均値上げ幅は7%となっている。

■3月から路線引き継ぎ Expresoの記事
LCCのジェットスマートは、同じくLCCのノルウェージャン・エアから、この3月に路線を引き継ぐ。ノルウェージャンはアルゼンチン国内線からの撤退を決め、全路線をジェットスマートに売却した。ジェットスマートはこれに合わせて新たにエアバスA320型機を調達し、この引き継ぎへの準備を進めている。

■ワクチン1200万本、通関させる Urgente24の記事
政府は、ブエノスアイレスのエセイサ国際空港の税関で止められていたワクチン1200万本を、異例ながら通関させた。税関側が、この手続きに問題があるとして止める措置をとっていた。しかし国内で麻疹(はしか)が流行するおそれがあり、ワクチン調達を急ぐ必要があることから、政府側が介入することとなった。

■マテ茶葉消費、5%増 Télamの記事
マテ茶の茶葉であるジェルバ・デ・マテの消費量は昨年1~11月、前年同期比で5%増えたという。生産者の団体が明らかにしたものだ。この期間の消費量は前年同期比で1200万キロ増えた。マテ茶は国内のほかブラジル、ウルグアイ、パラグアイと、ボリビアの一部で消費者が多い。


【エクアドル】

■在留ベネズエラ人、17万5千人 El Universoの記事
国内に、正規の手続きを経て在留しているベネズエラ難民は、17万5千人だという。外務省側が明らかにしたものだ。同国の困窮を逃れ、多くの国民が国外に流出し、各国で難民化している。国内に在留する難民は全体では35万人と推定されており、正規在留はその半数ということになる。

■ペルー国境で地震 El Comercioの記事
ペルー国境地域で3日午前9時16分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はロス・リオス県とペルーのトゥンベス県の境の太平洋の近海だ。震源の強さはマグニチュード5.1、深さは22.4キロと推定されている。この揺れは国内ではコスタ(海岸)、シエラ(アンデス)の広い範囲で感じた。

■18歳のペンギン El Comercioの記事
研究者により、最年長のガラパゴス・ペンギンが確認された。ガラパゴス諸島に棲息するこのペンギンは、熱帯に繁殖する唯一の種で、また北半球にある唯一の種でもある。研究者によると、この最年長となる18歳の個体を確認したという。通常このペンギンは、長く生きても12~14年とみられている。


【コロンビア】

ビバとアビアンカに評価 La FMの記事
LCCのビバ・エアとアビアンカに、高い評価がなされた。ラテンアメリカのエアラインの中で、両社はともに、定時発着率が高いと指摘されたものだ。ビバ・エアは定時発着率が86.94%と、地域全体のトップとなった。またアビアンカも、このランキングで9位となっている。


【ベネズエラ】

■グアイド氏、再選に自信 El Carabebeñoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、自身の再選に自信を示した。5日、議会で議長を選ぶ投票が行われる。議長である同氏は昨年1月、ニコラス・マドゥロ体制に変わる暫定政権を立ち上げた。しかし今回、マドゥロ体制による切り崩し工作などから、同氏が再選されるかどうか、微妙な情勢となっている。

■ゴンサレス氏「再選される」 El Carabobeñoの記事
議会第二副議長のスターリン・ゴンサレス氏は、フアン・グアイド氏が「再選されると断じた。5日の議会内投票について、語ったものだ。同氏は「議会でグアイド氏が再選され、これまでと同じ体制でニコラス・マドゥロ体制に対峙することを疑わない」と断じた。国内外で、グアイド氏が再選されないとの観測が広がっている。

■平行市場、通貨下落続く El Comercioの記事
平行(闇)市場での、通貨ボリバール・ソベルノの対米ドルでの下落が続いている。年明け、1ドルはついに7万Bsの大台に突入し、3日には7万3321.90Bsとなった。すでに発行されている最高額通貨5万Bs札も、1ドルに満たない価値となっている。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で、ハイパーインフレと通貨暴落が続いている。

■レケセンス氏、また面会不可に Noticieroの記事
野党議員フアン・レケセンス氏と、また面会できなくなるという。学生運動指導者である妹のラファエラ・レケセンス氏が明らかにしたものだ。年末以降家族や弁護士との面会ができるようになっているが、5日以降はまた面会不可となるとの通告があった。同氏はテロ関与の一方的指摘から、2018年8月に拘束されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■フェルナンデス氏と会談へ Télamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領の来訪を受け入れるとした。極右の同大統領は、左派政権を毛嫌いしており、フェルナンデス大統領の先月の就任式も欠席した。しかしブラジルにとってアルゼンチンは重要な隣国であり、来訪を受け入れる、とした。

■キューバ、入国禁止に反発 Télamの記事
キューバ政府側は、レオポルド・シントラ国防相の「入国禁止」に強い反発を示した。米国が、同大臣を制裁リストに加えたものだ。ベネズエラの独裁政権を批判する米国は、同国を支援するキューバへの締めつけを再び強めている。キューバ政府側は米国に、「この代償を負うことになる」と警告した。

■パナマ、殺人の増加 Radio La Primerisimaの記事
パナマでは2019年、殺人件数が増加したという。地域メディアが伝えたもので、同年に起きた殺人件数は、前年数字を37件上回った。これには、12月に発生した受刑施設での14件の殺人もこの数に含まれている。また同国では押収した薬物の量がこの年80トンと、記録的多さであったことも指摘されている。

■麻疹、38%増 La Nacionの記事
ラテンアメリカでは、麻疹(はしか)の件数が2019年、38%もの増加を示したという。パンアメリカン保健機構が明らかにした数字だ。この年、14か国で1万5802人が感染し、14人が死亡したという。この感染の実に85%はブラジルが占め、サンパウロやリオデジャネイロといった都市部で、その数が多い。

■ホンジュラス、自殺に警報 Hondudiarioの記事
ホンジュラスでは、自殺に対する警報が出された。年明け以降、国内ではすでに8件の自殺が起きているという。昨年、国内での自殺件数は300件と、増加傾向にあることが指摘されている。ラテンアメリカは概して自殺件数は少ないが、近年は精神疾患の広がりなどで増加しつつあることが指摘されている。

■ニカラグア、M5.2の地震 Univisiónの記事
ニカラグアでは3日午前10時28分頃、やや強い地震があった。観測機関によると震源はカサラエスから10キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード5.2、震源の深さは81キロだ。広い範囲で揺れを感じたが、人や建物への被害報告はない。環太平洋造山帯に位置する同国は、世界有数の地震国の一つだ。
■ウルグアイで観光客溺死 Última Horaの記事
ウルグアイのプンタ・デル・ディアブロで、観光客が溺死した。2日夕方、ビウダビーチで遊泳していた男性が、溺れたものだ。ライフセーバーらに救助されたが、その後死亡した。死亡したのはパラグアイから観光でこの地を訪れた、36歳の男性とみられている。

■空港でコカイン8キロ摘発 ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港で、薬物が摘発された。スペインに向かおうとした女性乗客のスーツケース内から、8キロが見つかったものだ。このコカインは、時価50万ドル相当にのぼる。警察はこのパラグアイ国籍の35歳の女性から、事情を聴いている。



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