2020.01.06

【ボリビア】

■政府、グアイド氏支持表明 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権は、ベネズエラのフアン・グアイド暫定政権への支持をあらためて表した。同国では5日、議会が警察に封鎖され、ニコラス・マドゥロ体制下の議員が議長就任を宣言した。外務省はこのような「暴挙」を容認せず、引き続きグアイド暫定政権を支持承認すると断じた。

■総選挙、5月3日に確定 La Razónの記事
総選挙の投票日が、5月3日に確定した。選管に相当する選挙法廷が、やり直し総選挙の投票日をこの日とすることを5日、議決したものだ。10月20日の総選挙での不正が明らかになり、混乱の後誕生したヘアニネ・アニェス暫定政権は、この公正選挙の実施を第一義に掲げてきた。

■選挙に向けた概要も決定 Página Sieteの記事
選挙法廷は5日、来るやり直し総選挙の実施に向けた概要も決定した。立候補者、選挙運動、投票方法などの概要について、10項目を6日にも公布する見通しだ。通常、投票者は事前に登録する必要があるが、今回は10月20日の総選挙のデータを使用するため、事前登録は省かれる。

■パリー氏「MASは20%の基礎票」 Página Sieteの記事
前外相のディエゴ・パリー氏は、モラレス派のMASは20%の基礎票を持つと断じた。モラレス氏とともに国外に逃れた同氏だが、やり直し総選挙の概要が固まりつつあることを受け、国内に戻った。今後MASの勢力拡大に向け、運動を展開する方針を示した。同氏はMASの支持者が、国内では多数であることを強調した。

■1月22日に「静かなデモ」 Correo del Surの記事
エボ・モラレス氏の本来の任期が満了となる1月22日、「静かなデモ」が行なわれる。モラレス氏のもっともコアな支持母体、コチャバンバ県チャパレ地方のコカ葉農家の団体が明らかにしたものだ。同団体は、ヘアニネ・アニェス暫定政権はクーデターにより政権を奪ったとしており、この日まではモラレス氏が大統領だと主張している。

■Adepcoca、本来作付け面積に Página Sieteの記事
ラパス県ユンガス地方のコカ葉農家団体Adepcocaは、コカ葉の作付け面積を従来に戻すとした。エボ・モラレス氏は支持母体のコチャバンバ県のコカ葉農家らを重視し、ユンガス地方の農家らを軽視した経緯がある。弾圧に近い扱いを受け、作付けなどが十分に維持できなかったと団体側は指摘した。

■ソラタ、3人が不明 La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方のソラタで、川に流された若者3人が、不明となっている。大雨の影響で地域を流れるチャリャスヨ川が増水、氾濫したものだ。ルリアカニでは土砂災害が発生し、100世帯が被害を受けている。これらの事態で現地では、少なくとも2人が重傷を負っているという。

■雨で2区間、通行制限 La Razónの記事
ボリビア道路管理局(ABC)は、大雨のため幹線道路2区間で通行制限を敷いた。この措置がとられたのはラパス-コチャバンバ間と、オルーロ-コチャバンバ間だ。4日21時から5日6時までとられたもので、この影響で多くのバスの便などが運休するなどした。国内の広い範囲は、雨季が本格化している。

■オルーロ議会、送還求める La Patríaの記事
オルーロ市議会は、前知事のビクトル・ウゴ・バスケス氏の送還をメキシコに求めた。同氏はエボ・モラレス氏辞任直後の辞任ドミノの中、辞任し出国した。現在同氏はメキシコで亡命生活を送っているとみられる。議会は、同氏の汚職などの追及を進めており、メキシコ側に送還を求めた。

■ラパス、5400万Bsを徴収 El Díaの記事
ラパス市は2015年から2018年の4年間で、5400万ボリビアーノを罰金として徴収したという。市内では市側による、違法広告物の摘発が行なわれている。2015年には1350万Bs、2016年は1240万Bs、2017年は1680万Bs、そして2018年は1200万Bsを徴収した。


【ペルー】

■マチュピチュ列車、運休 Correo Perúの記事
クスコとマチュピチュを結ぶ列車は5日13時から、運休となった。この鉄道便を運行するペルーレイルによると、この鉄路が平行するビルカノタ川の水位が上昇し、運転上の危険が生じるおそれがあるとしてこの措置をとったという。このため多くの利用客が、足止めされているとみられる。

■クエラップ保全工事 El Comercioの記事
アマソナス県の観光地、クエラップ要塞の保全工事が行われる。文化省が明らかにしたもので、この遺跡の風化、劣化を防ぐための工事だ。この遺跡は、俗に「北のマチュピチュ」と呼ばれ、近年は観光開発が急速に進んでいる。県都チャチャポヤスからは、多くのツアーが組まれている。


【チリ】

■INDH、失明事件を問題視 BioBio Chileの記事
国の人権機関INDHは、デモ参加者の失明事件を問題視した。1日、バルパライソで行なわれたデモの際、警察が放ったガス弾が男性の右目にあたり、失明に至った。INDHは警察による武器使用の在り方に問題があることを指摘し、非人道的扱いの文書化マニュアルを定めたイスタンブール議定書に基づき、調査を行なう方針を示した。

■保健省、水の影響調査へ BioBio Chileの記事
保健省は、警察が行なった放水による影響を調査する。10月18日以降の反政府行動の鎮圧行動で、警察は放水による対応をとった。しかしこの水に化学物質が混ぜられ、浴びた者の健康問題が起きているとの指摘がある。同省は、コンセプシオンで行なわれた放水について、踏み切んだ調査を行なう方針を示した。

■夜行列車、季節限定で復活 BioBio Chileの記事
サンティアゴとコンセプシオンを結ぶ夜行列車が、季節限定で復活する。チリ国鉄(EFE)が明らかにしたものだ。夏の観光シーズンの期間中のみ、この列車が運転されることになった。この夜行列車は2007年を最後に運行されなかったが、昨季は8便限定で復活していた。今季は、昨季よりも便数が増えるという。

■オタリアに注意喚起 BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州都バルディビアでは、オタリアに対する注意喚起がなされた。複数の川が流れ込むこの町には野生のオタリアが棲息するが、このオタリアに人が襲われる可能性があるものだ。とくにこの地を訪れた観光客が、被害を受けるおそれがあるとして注意が促された。


【アルゼンチン】

■政府、市民価格再導入へ Télamの記事
アルベルト・フェルナンデス政権は、「市民価格」を再導入する。マクリ前政権がとっていた、基本品目の付加価値税(IVA)を0%にする政策が年末で終了し、新たな価格政策をとるものだ。基本300品目を対象に、市民価格を設定するため、大手スーパーなど小売り大手との交渉に入っているという。

■中小小売、3.8%減 Télamの記事
国内の中小小売店の販売は2019年、前年比で3.8%のマイナスだった。2018年7月以降、国内の経済の先行き不透明感が再び強まり、国民の消費控えが続いている。とくにこの年、クリスマス商戦の12月の販売が、前年比で11.6%のマイナスとなるなど、打撃を受けたという。

■中古車販売は微増 Télamの記事
国内の中古車販売は2019年、前年比で微増となった。自動車工業会(CAC)が明らかにしたもので、この年の総販売台数は171万7158台と、前年から0.40%の増加となった。12月の販売は14万468台で、前年同月比で14.33%の増加となっている。一方国内では、新車販売台数の減少が続いている。

■麻疹、観光に影響 Río Negroの記事
国内でじわりと広がる麻疹(はしか)が、観光に影響を及ぼしつつある。保健省は国内ではブエノスアイレス都市圏を中心に昨年以降、97件の感染があったことを明らかにしている。この感染が観光客に心理的負担を及ぼし、観光地バリロチェなどで影響が生じつつあるという。南米ではブラジルの大都市で、この感染が広がっている。

■労働者馘首で賠償命令 El Cordilleranoの記事
労働者解雇をめぐり、トレン・パタゴニコ(パタゴニア列車)の運営会社に賠償命令が出された。2004年に解雇された女性が、労働契約期間が満了していないことなどから、訴えを起こしていた。裁判所はこの馘首が労働者の権利を損なうものであることを認め、賠償支払いを同社に命じた。

■ピナマール、好調 Misiones Onlineの記事
ブエノスアイレス州の大西洋岸の観光地ピナマールは、この年末年始は好調だった。この地の主なホテルのこの期間中の客室稼働率は、80%に達したという。首都圏からの観光客が多く訪れたもので、景気などから国内向けに旅行シフトが進んだことも背景にある。同じくマル・デル・プラタでも客室稼働率は75%となった。


【エクアドル】

■メトロ試運転、3月から El Comercioの記事
キトのメトロ(地下鉄)の試運転は、この3月からはじまるという。市内では全長22キロの、国内初となるメトロの建設が進められている。主体側によるとすでに進捗率は92%となっており、実際に使用する車輛を用いた試運転が、この時期にも始まるという。このメトロは年内か、来年の早い時期にも開業の予定だ。

■エスメラルダス道で事故 El Comercioの記事
キトとエスメラルダスを結ぶ道路で、事故が起きた。5日午前3時37分頃、トランス・エスメラルダス社のバスがチンカ付近で道路を外れ、40メートル下の谷に転落したものだ。この事故で5人が死亡し、7人が重傷を負い搬送された。警察は、バスが突然コントロールを失ったとみて、原因の調べを続けている。


【コロンビア】

■外務省、チャベス派を非難 Caracol Radioの記事
外務省は、ベネズエラの議会議長選出を非難した。5日、チャベス派が野党議員を議会から締め出し、ニコラス・マドゥロ氏の側近のルイス・パラ氏を議長に選出した。フアン・グアイド暫定政権を承認するコロンビアの外務省はこの事態を非難し、マドゥロ「独裁」体制による掌握は認めないとの声明を出した。

■ビーチ、混雑で入場制限 Caracol Radioの記事
カルタヘナ、バル島にあるブラカビーチは5日、水浴者の入場制限が行なわれた。この週末、海水浴のためこの地を訪れる人が集中し、安全のためとられた措置だ。大晦日からこの週末にかけ、カルタヘナ市内の主なホテルの平均客室稼働率が84%に達するなど、観光が好調に推移する今年の滑り出しとなった。


【ベネズエラ】

■議会へのクーデター発生 Caracol Radioの記事
5日、議会に対するニコラス・マドゥロ体制によるクーデターが発生した。新議長選出が行なわれるこの日、警察らにより野党議員が議会に入ることができず、チャベス派の少数議員だけで新議長を選出した。フアン・グアイド暫定大統領らはこの議会内投票に参加することができなかった。

■グアイド、暴挙を訴え Caracol Radioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、国際社会に対しニコラス・マドゥロ体制の暴挙を訴えた。同体制の指示による警察の妨害で、野党議員らが議会に入れず、チャベス派のルイス・パラ氏が議長就任を宣言したものだ。グアイド氏はマドゥロ体制が「野党議員を拉致しただけでなく、議会そのものにくーでたーを起こした」と断じた。

■各国、新議長不承認 El Universoの記事
フアン・グアイド暫定政権を承認する国々は、新議長の不承認の方針を示している。チャベス派のルイス・パラ氏が議長就任を宣言したが、米国や欧州連合(EU)、コロンビア、エクアドル、ブラジルなど各国が、不承認を次々と表明した。一方で各国が今後、グアイド暫定政権にどう向き合うかは不透明だ。

■国内、ネット遮断 El Universoの記事
国内では5日、インターネットが遮断された状態となったという。インターネット上の権利運動を行なうNGOが明らかにしたものだ。この日、国内からSNSを中心に、アクセスが制限されたという。ニコラス・マドゥロ体制側が、「クーデター」企図のためこの措置を取った可能性が高いとみられる。

■米国、クーデターと断言 El Carabobeñoの記事
米国の仮想大使館は、5日に議会で起きた事態を「クーデター」と断言した。ニコラス・マドゥロ体制側が憲法を踏みにじり、議会封鎖という民主主義を弾圧する手法をとったと断じ、非難したものだ。この「独裁体制」による不法行為について、米国政府は一切、受け入れないと宣言した。

■パラ氏「グアイドは過去のもの」 ABC Colorの記事
チャベス派の強行採決で議会議長になったことを宣言したルイス・パラ氏は、「フアン・グアイド議長体制は過去のものだ」と断じた。同氏は就任宣言後の会見の場で、グアイド暫定政権を承認する60か国についても「今後対応をそれぞれ検討することになる」とした。パラ氏は自身の選出が正当であると主張している。

■オルテガ氏、非難表明 El Nacionalの記事
前検察長官のルイサ・オルテガ氏は、5日の議会に対する「クーデター」を非難した。同氏はニコラス・マドゥロ体制が憲法を犯して立法権を支配下に入れるため、この動きに出たと断じ、不法かつ暴力的なものと非難し、この選出は無効とした。同氏はマドゥロ体制への追求から弾圧を受け、コロンビアに亡命している。

■レデスマ氏もクーデター非難 Noticieroの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏も、議会に対するニコラス・マドゥロ体制による「クーデター」を非難した。同氏は国際犯罪と結託したマドゥロ独裁体制が、選挙も対話も行なわずに強権的手法で議会を掌握しようとしたと断じた。同氏はマドゥロ体制からの弾圧を受け、スペインに亡命している。

■通貨暴落、止まらず Efecto Cocuyoの記事
通貨ボリバール・ソベルノが、この年明け以降再び暴落の気配を示している。年末と4日時点の平行(闇)市場のレートは、すでに対米ドルで23%も下落した。この通貨は下落が続いているものの、短期間でこれほどの下げ幅は異例だ。5日の議会議長選出を前に、今後に対するさらなる不透明感が広がったとみられる。

■コロンビアで332人殺害 El Universalの記事
コロンビアでは2018年以降、ベネズエラ難民が332人、殺害されているという。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政にともなう生活困窮を逃れ、多くの国民が国外に流出し難民化している。もっとも多い163万人の難民を受け入れているコロンビアでは、事件の犠牲になるベネズエラ国民も、急増している状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パラグアイ、「クーデター」非難 ABC Colorの記事
パラグアイ政府は、ベネズエラ議会で起きた「クーデター」を非難した。5日、同議会では新議長を選出する議会内投票が予定されていたが、ニコラス・マドゥロ体制側が野党議員を議会から締め出し
、チャベス派の人物を議長とした。フアン・グアイド暫定政権を承認するパラグアイ政府は、このような「暴挙」を認めないと断じた。

■ブラジル、新議長承認せず Diario Libreの記事
ブラジル政府は、ベネズエラ議会の新議長を承認しないと断じた。5日、議会がニコラス・マドゥロ体制側により封鎖され、チャベス派議員だけで新議長を選出した。フアン・グアイド暫定政権を承認しているブラジル政府はこの選出を認めず、新議長を承認しないと断じた。ブラジル外交官も「クーデターに等しい」との見方を示した。

■オアハカでやや強い地震 Excélsiorの記事
メキシコ南部のオアハカ州で4日22時40分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はウニオン・イダルゴの南東38キロで、震源の強さはマグニチュード5.8、深さは97.2キロだ。この地震の揺れは同国南部のほかグアテマラやベリーズでも感じた。震源に近い町の病院施設や住宅の一部に被害が及んだが、負傷者は出ていない。

■4日も殺人なし El Diarioの記事
エルサルバドルではこの4日、殺人事件が起きなかったという。同国では昨年誕生したナジブ・ブケレ政権が殺人抑止に取り組み、就任以降数日、殺人が起きない日が記録されている。今年に入ってからはこの日が、最初の「殺人のない日」となった。同国はパンディージャと呼ばれる組織犯罪構成員の暗躍で、殺人が多い水準が続いていた。

■ニカラグア教会「危機続く」 El Universoの記事
ニカラグアのカトリック教会が、国内では「危機」が続いていると断じた。国内では2018年4月から反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権による野党やデモ参加者らへの弾圧が続いた。教会側はこのオルテガ政権の強権的対応は今も続いているとし、人権侵害がまかり通っていると断じた。

■アビアンカ、7.5%減 Expresoの記事
アビアンカ航空の利用者は昨年11月期、240万人だったという。同社本社側が明らかにした数字で、この数は前年同月比で7.5%のマイナスとなっている。ラテンアメリカ2位の航空グループである同社だが、ブラジル、アルゼンチンでの同社名での運営会社が事実上破綻するなど、苦境に陥っている。

■パナマ、ビーチ告発 TVN2の記事
パナマのビーチを、パナマ国民や外国人らが訴えている。パナマ西県のビーチで、訪れた水浴客から無根拠に「入場料」が徴収されているという。この週末、複数の告発が行政や消費者保護などに寄せられたものだ。徴収者は、ビーチを清潔に保つための費用にあてるため徴収していると説明したという。

■ベネズエラ女性が転落死 Panamá Américaの記事
パナマシティで、ベネズエラ女性が建物の18階から転落死した。4日、この事態が起きたのはビスタ・エルモサの建物「PHトーレ・デルタ」だ。死亡した36歳の女性は、市内で販売業の仕事についていたという。精神疾患で治療を受けていたとの情報もあり、警察は自殺と事故の両面から調べている。



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