2020.01.08

【ボリビア】

■1月22日、休日は維持へ La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権は、1月22日を休日とすることは維持する姿勢だ。この日はインディヘナ出身者として初めて、エボ・モラレス氏が大統領となった日で「多民族国家の日」とされる。政権交代となったが、アニェス政権もこの日を休日とし、この日を祝う式典などを開催する方針を示した。

■米国、ボリビアへの援助再開 La Razónの記事
米国は今年、ボリビアへの援助を再開する。エボ・モラレス前政権が米国と距離を置くスタンスをとっていたため、同国政府はボリビアへの援助制限の措置を取っていた。しかし政権交代により、ヘアニネ・アニェス暫定政権との間で両国間改善に向けた環境作りが行なわれていることを受け、この制限を解除したものだ。

■モラレス氏、投票もできず La Razónの記事
5月3日のやり直し総選挙で、エボ・モラレス氏は投票すらもできないという。選管にあたる選挙法廷が明らかにしたものだ。同氏は国内で投票登録を行なっており、現在亡命生活を送るアルゼンチンで、投票することはできないという。同氏は不正選挙が明らかになったことから辞任し、その後亡命した。

■カマチョ-プマリ、包括共闘 La Razónの記事
サンタクルス前市議のカマチョ氏と、ポトシ県の市民団体のプマリ氏は、包括的に「共闘」する姿勢を強めている。5月3日のやり直し総選挙に向け、両者は体制づくりを進めているものだ。一時、両者の関係はこじれたが、その後回復している。両者は、ほかの野党などにもこの陣営への参加を呼びかけている。

■チャパレでも選挙実施 La Razónの記事
選管にあたる選挙法廷は、コチャバンバ県のチャパレでも総選挙の投票は行われると断じた。チャパレ地方のコカ葉農家団体は、エボ・モラレス氏のもっともコアな支持基盤だ。モラレス氏辞任の後も闘争をリードし、一部は未だに秩序を回復していない。同法廷は、5月3日の投票日までに環境を整えるとした。

■メキシコと対話開始 Correo del Surの記事
カレン・ロンガリック外相は、メキシコ側との対話を開始した。エボ・モラレス氏が一次亡命した同国の、ラパスの大使館前で警官の警備がものものしくなり、メキシコはウィーン条約違反を訴えている。この件などを含め、両国間の関係正常化に向けメキシコ大使との間で対話が始まったものだ。

■アニェス、サンチェス氏を祝う Correo del Surの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、スペインのサンチェス氏を祝った。同国では9か月前から政権で混乱が生じていたが、左派のサンチェス首相が正式に再任された。在ラパスのメキシコ大使館で起きた事件から、ボリビアとスペインの間で摩擦が生じているが、アニェス大統領は祝いを述べ、両国関係の拡大発展に期待を示した。

■SABSA、モラレス氏告発 Los Tiemposの記事
国内空港を管理する国営会社SABSAが、エボ・モラレス氏を告発した。サンタクルスのビルビル国際空港に、当時のモラレス政権の指示で「大統領機専用格納庫」が建造されたという。この施設には560万ボリビアーノが投じられており、施設として「不釣り合いなもの」だという。

■SABSA国有化は誤り El Díaの記事
イバン・アリアス公共事業相は、空港管理会社SABSAの国有化は「政策的誤りだった」との見方を示した。エボ・モラレス前政権がこの企業を国有化したものだ。サンタクルスの「不釣り合いな格納庫」建設をモラレス政権が行なったとの報道を受け、政権私物化の一例と同大臣は指摘した。

■国営鉱山会社に不適切事例 El Díaの記事
カルロス・ワルパ鉱山相は国営鉱山会社に「不適切事例」が多くあることを指揮した。鉱山労働者らはエボ・モラレス政権の指示団体の一つを構成している。この支持を得るため、前政権がこうした鉱山労働者と鉱山会社との間で、不適切な契約を結ばせていた疑惑があるとしたものだ。

■ホセ・ルイス・パレデス氏帰国 La Razónの記事
元エルアルト市長で、元ラパス県知事でもあるホセ・ルイス・パレデス氏が、10年ぶりに帰国した。同氏は2010年、当時のエボ・モラレス政権から基金の資金の不正使用の疑いなどをかけられ、国外に逃れていた。同氏はこの疑いが。モラレス政権から弾圧であったとしている。政権交代を受け国内に戻ったものだ。

■アンドロニコ氏、政権を牽制 Página Sieteの記事
チャパレ地方のコカ葉農家団体指導者、アンドロニコ・ロドリゲス氏は、ヘアニネ・アニェス暫定政権を牽制した。1月22日、同団体は「静かなデモ」を行なう計画だが、アニェス政権はこの日に新たな社会闘争が起きる可能性を指摘している。同氏はこのアニェス政権の姿勢に不快感を示した。同氏はモラレス派のMASの、大統領候補となる可能性がある。

■物価上昇、この10年で最低 Los Tiemposの記事
国内の2019年の物価上昇は1.47%と、前年の1.51%を下回り、この10年で最低となった。国の統計機関INEが明らかにした数字だ。都市別ではラパスが2.17%、スクレ1.57%、オルーロ1.30%、トリニダ1.18%、ポトシ1.02%、サンタクルス0.77%、そしてタリハが0.31%などとなっている。

■ソラタ、2人めの遺体 La Razónの記事
ラパス県のソラタ近郊では、2人めの遺体が発見、収容された。この週末、大雨で川が氾濫し、川沿いでキャンプをしていた若者3人が流された。1人の遺体が6日に見つかったが、7日も1人の遺体が収容されたという。現場では残る1人の捜索が、今も広範囲で続けられている。


【ペルー】

■クルス・デル・スール事故、負傷者45人に El Comercioの記事
大手バス会社クルス・デル・スールの事故による負傷者の数は45人となった。アレキパ県カイリョマ郡の道路で、リマからアレキパに向かっていた車輛が暴走し、8台に衝突し16人が死亡したものだ。この死傷者の中にはドイツ人、ボリビア人、ブラジル人、米国人が含まれている。

■クルス・デル・スール、警告多数 El Comercioの記事
クルス・デル・スールのバスに対しては、速度超過の警告が多く出されていたという。長距離バスについては、速度超過をした際に警告が出されるシステムが導入されている。今回事故を起こした同社については、月に50件を超える警告があったことを交通省が明らかにした。今回の事故は、同社バスのスピード超過が原因とみられている。

■サン・ガバン、川が氾濫 El Comercioの記事
プーノ県カラバヤ郡のサン・ガバンで、川が氾濫した。大雨の影響で、地域を流れるチャキマヨ川が増水し、溢れたものだ。この影響で広い範囲が水に浸かり、住宅や農地に被害が生じているとみられている。地域に住む人によると、こうした氾濫が生じるのは、この30年で初めてだという。

■スカイ、初の地方路線 Gestionの記事
LCCのスカイ航空が、初めて地方同士を結ぶ路線を開設した。チリの同社は昨年4月から国内線に参入しているが、いずれもハブであるリマ発着の路線となっている。新たに同社は、クスコとアレキパを結ぶ路線をこの6日から運航し始めた。同社は参入以来業績が好調で、国内線ではLATAMペルーに次ぐシェア2位となっている。


【チリ】

■家庭の負債が上昇 BioBio Chileの記事
国内の世帯が抱える負債額が上昇している。中央銀行が明らかにしたものだ。住宅ローンなど、各家庭が抱える債務額が上昇し、平均すると世帯収入の75%は、自由に使えない状態となっているという。昨年末の時点で、平均負債額は前の年に比して5.8%上昇している。

■イサベラとマテオ BioBio Chileの記事
昨年、国内で生まれた赤ちゃんの名前で人気が高かったのは、女の子がイサベラ、男の子がマテオだった。市民登録局がこの年に届けだされた名前のランキングを示したものだ。2位以下は女の子がソフィア、アグスティナ、男の子はアグスティン、サンティアゴとなっている。


【アルゼンチン】

■航空もツーリスト・ドルに Infobaeの記事
国外への航空運賃についても「ツーリスト・ドル」が適用される。アルベルト・フェルナンデス政権は、米ドルとの為替に30%の課税を行なうこの制度を12月末に導入した。アルゼンチン航空などのチケットは対象外となるとの報道だったが、航空チケットについてもこの適用がなされるという。

■リネアC、2週間運休 Ambitoの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCは、2週間にわたり運休する。運営側が明らかにしたもので、この18日から2月2日まで、全線で運転が止まるという。信号システムの更新などが行なわれるもので、この再開後は使用される車輛はすべてエアコンつきとなるという。

■フフイで悪天候 Jujuy al Díaの記事
フフイ州のカイマンシートが、悪天候に見舞われた。7日、この一帯は強い風と雷に見舞われたという。風速25メートルに達する風を観測した地域もあり、倒木が相次いだ。この悪天候を受け、地域に住む60人が、自主的に避難したという。この悪天候で、停電や通信障害が生じている。

■ブエノスアイレス、接種推奨 Infobaeの記事
保健省は、ブエノスアイレス都市圏などに住む人々へ、麻疹(はしか)の予防接種を推奨した。国内では昨年以降、すでに97件のこの感染が確認されており、その多くは同都市圏に集中している。夏の観光シーズンに移動が増え、感染が拡大するおそれがあるとして、こどもだけでなく、未感染未接種の成人にも接種を推奨した。


【エクアドル】

■サーファーらが人命救助 El Universoの記事
サンタ・エレーナ県のサリナスの海岸で、サーファー2人が人命を救った。5日午後、若者2人が海に流されているのを発見し、この2人が自身のボードを使って一次救助を行なったという。その後駆けつけた海上警備船に2人は救助されている。活躍したのはグアヤキルの20歳の男性と、メキシコの20歳の女性だ。


【コロンビア】

■テレフェリコで事故 Caracol Radioの記事
メデジンの都市交通型テレフェリコ(ロープウェイ)、メトロカリベで事故が起きた。7日朝9時頃、エル・ピカチョ線のゴンドラがセヌー地区のガソリンスタンド付近に落下したものだ。この事故で施設と車輛が被害を受け、ゴンドラに乗っていた10人が重軽傷を負っている。

■スピリット、2路線新設 El Universalの記事
米国のスピリット航空が、国内の乗り入れ地を増やす。同社が明らかにしたもので、この4月からブカラマンガ、バランキージャの2都市への路線を開設するという。同社がハブとするフロリダ州のフォート・ローダーデールを結ぶ路線が設けられるものだ。同社はボゴタやメデジン、カリ、カルタヘナ、アルメニアに乗り入れている。


【ベネズエラ】

■グアイド、議長の宣誓 El Espectadorの記事
フアン・グアイド暫定大統領が、議会議長再選を受け、就任の宣誓を行なった。5日、議会内投票が行われることになっていたが、ニコラス・マドゥロ体制が議会を封鎖し、チャベス派議員らだけによる投票でルイス・パラ氏が議長就任を宣言していた。しかし多数を占める野党は、グアイド氏の再選出にふみきった。

■グアイド氏ら、議会に突入 El Universoの記事
フアン・グアイド暫定大統領ら野党議員は、議会庁舎に突入する状況だった。ニコラス・マドゥロ体制の命を受けた警察による妨害を受けたが、7日に市民などの協力で突入したものだ。しかし立ち入った議会内は停電し、すぐには使用できる状況ではなかったという。議会は今、2人の議長がいる状況となっている。

■議会はゲームの道具ではない Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、「議会はゲームの道具ではない」と、ニコラス・マドゥロ体制を非難した。7日、グアイド氏や野党議員らが議会に突入し、同氏を議長に再選した。この後メディアに語ったもので、国会は国の最高機関であり、体制がその存続を図るためのカードにするべきものではないと断じた。

■グアニパ氏「議会は一つ」 Caracol Radioの記事
野党のフアン・パブロ・グアニパ議員は「議会は一つである」と断じた。ニコラス・マドゥロ体制による「逆クーデター」により、議会には2人の議長がいる状態となっている。同議員はチャベス派のパラ氏が選出されたことについて「正規手続をとっておらず、一方的な議長就任は無効だ」とだんじた。

■アルゼンチン、大使放擲 Caracol Radioの記事
アルゼンチン政府は、フアン・グアイド暫定政権に書簡を送り、同政権が送った大使の「活動終了」を通告した。同国では12月10日、左派のアルベルト・フェルナンデス政権が誕生した。同政権は対ベネズエラ政策を改め、ニコラス・マドゥロ体制寄りの姿勢を示している。このとから、グアイド氏側の大使の放擲を決めたとみられる。

■レデスマ氏「マドゥロに否」 Miami Diarioの記事
元カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、今回の議会問題は「ニコラス・マドゥロ体制に否がある」との見方を示した。議会封鎖、チャベス派議員による議長就任宣言は、マドゥロ体制側による議会への攻撃に等しいと断じたものだ。同氏はマドゥロ体制からの弾圧を受け、スペインに亡命している。

■PDVSA、米国のせい El Universalの記事
国営オイル会社PDVSAは、国内で起きているガソリン不足は「米国のせい」と断じた。米国ドナルド・トランプ政権は、ニコラス・マドゥロ体制の独裁を批判し、経済制裁を強めている。広い範囲でガソリンの不足、涸渇が起きているのはこのためだと責任転嫁したものだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■プエルトリコ、M6.5の地震 Caracol Radioの記事
プエルトリコでは7日朝4時24分、強い地震が起きた。観測機関によると島の南東部で、震源の強さはマグニチュード6.5、深さは7キロだ。この地震で少なくとも1人が死亡し、多くの住宅が損壊するなどの被害が生じている。一時一帯の海域には津波注意報も出された。また午前7時18分には、余震とみられるM5.8の地震が生じた。

■プエルトリコ、地震の異常事態 Télamの記事
プエルトリコの行政政府は、地震の異常事態を宣言した。この島の一帯では12月28日から地震が頻発している状態だ。7日に強い地震が起きたが、この前日の6日にも同じエリアを震源とするM5.8の地震が起きていた。今後再び大きな揺れが生じるおそれがあるとして、行政側が注意を呼びかけている。

■火災の煙、ウルグアイに El Observadorの記事
オーストラリアで発生している大規模林野火災の煙が、ウルグアイの上空に達したという。同国気象機関が衛星写真の分析結果を示したものだ。上空6~7千メートルの気流に乗り到達したもので、煙の汚染物質を含んだ空気がウルグアイ全土、ブラジル南部に到達しているという。

■ヒズボラをテロ組織指定 Auroraの記事
ホンジュラス政府は、ヒズボラをテロ組織に指定した。ヒズボラはレバノンのシーア派組織、政党で、イランやシリアの支援を受けている。この組織をテロ組織としているイスラエルの要請に従い、ホンジュラスもテロ組織としたという。ホンジュラスはイスラエルの意向を受け、大使館をエルサレムに移転している。

■パナマ運河、渇水続く Infobaeの記事
パナマ運河は依然として、渇水に喘いでいる。雨不足により水量が減少し、中継地となるガトゥン湖の水位調整が十分に機能しない状態で、航行できる船舶の制限が生じている。しかしこの水位低下はこの10年で実に5度めで、相次ぐこの状況の背景には、地球規模の気候変動があるとみられている。

■デング、4型が増加か ABC Colorの記事
パラグアイでデング感染が今広がっている背景に、「4型」の浸透があるとみられる。デングには1型から4型までがあるが、南米地域では4型はこれまで、あまり感染例がなかった。以前に感染した型と異なる型に感染すると、劇症化することなどがあり、この新しい4型の広がりが、事態を悪化させている可能性がある。



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