2020.01.13

【ボリビア】

■MAS、アニェス延長にNo El Periódicoの記事
モラレス派であるMASは、ヘアニネ・アニェス暫定大統領の任期延長にNoの姿勢を示した。オルーロ県のワヌニで大会を開いたものだ。同大統領の任期は、モラレス氏の残存期間である1月22日までで、それ以後は白紙の状態だ。アニェス政権はこの20日に、議会にこの延長を図る姿勢だが、MAS全体としてNoを突きつけようとの声が上がった。

■アニェス、延長議決は不要 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領の、議会による任期延長議決は、必ずしも必要ではないという。憲法学者のマルコ・バルディビエソ氏が指摘したものだ。この議決が前提のように語られているが、議決がなされなければ権力の不在が生まれることになる。こうした異常事態を避けるために、議決を経ない任期延長も憲法上有効と同氏は指摘した。

■MAS、アニェスへの責任追及も El Díaの記事
モラレス派であるMASは、ヘアニネ・アニェス暫定大統領への責任追及の可能性を排除していない。エボ・モラレス氏辞任後の闘争で、サカバとセンカタで多くの死傷者が出る事態となった。MASは2閣僚の責任追及を図る姿勢を示しているが、アニェス大統領自身への責任追及の可能性もあるとしたものだ。

■MAS、2候補の争いか El Díaの記事
モラレス派であるMASの、5月3日の大統領選候補者選びが大詰めとなっている。アルゼンチンにあるモラレス氏はこの15日に候補者を決めるとしている。複数の名前が挙がるが、元外相のダビド・チョケワンカ氏と、コカ葉農家団体指導者のアンドロニコ・ロドリゲス氏の2候補の争いになっている状況だ。

■モラレス氏の内戦予告に困惑 La Razónの記事
エボ・モラレス氏の「内戦予告」ともとりうる発言に、困惑が広がっている。アルゼンチンに身を寄せる同氏は、帰国すれば民衆とともに戦争を行なうかのような発言をした。同氏は10月20日の総選挙での不正が明らかになり、軍と警察の後ろ盾を失ったことから辞任し、その後亡命している。

■モラレス氏は被害者面をしているだけ La Razónの記事
民主主義擁護国民委員会(Conade)のマヌエル・モラレス氏は、エボ・モラレス氏が「被害者面をしているだけ」と断じた。辞任し亡命した同氏は、アルゼンチンから現暫定政権を批判している。しかし同氏は、モラレス氏が自身の選挙不正や民主主義を傷つけたことに触れず、「運が悪かった」とばかり発言していると断じた。

■選挙違反の制裁など決まる La Razónの記事
選管にあたる選挙法廷は、選挙違反時の制裁金などについて、決定した。この5月3日にやり直し総選挙が予定されており、この準備の一環だ。選挙運動などの違反だけでなく、有権者が理由なく投票しなかった場合にも制裁対象となる。国内では投票は、有権者の権利ではなく、義務となっている。

■教会、家庭内暴力に懸念 Los Tiemposの記事
カトリック教会の司祭会は、国内で家庭内暴力の増加が指摘されることに、重大な懸念を示した。ラパスのサンフランシスコ教会で、ベン・ウル・ソト司祭が語ったものだ。今年に入り、すでに家庭内暴力に起因する殺人が12件も起きていることに憂慮を示し、この背景に国内でも核家族化が進んでいることがあると断じた。

■ラパスで局地的大雨 El Díaの記事
ラパスでは11日午後、雷をともなった局地的な大雨が降った。緊急通報局によるとこの事態で、市内の複数の個所で浸水が生じ、また運河の防護壁の一部が崩落する事態が生じたという。現時点で、人的な被害の報告はない。2月にかけ、一帯では雨季が続くため、当局側は水路などの管理を徹底するよう呼びかけている。

■BoA、国際線シフト Los Tiemposの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は、軸足を国際線に移す姿勢を示した。同社が明らかにしたもので、国内線の規模を縮小し、経営資源をより国際線に集中させる方針を示したものだ。国内線についてはより小型のRJ-200型機に置き換え、中型から大型の機材を、国際線に投じることも明らかにしている。


【ペルー】

■パンアメリカン道、制限 El Comercioの記事
アレキパ県内のパンアメリカン道で、通行制限が敷かれている。カマナ郡オコニャで、土砂災害が発生し、道路が土砂に覆われているという。現在この区間の車輛通行はできなくなっている。復旧作業が続いているが、現時点で通行再開の見通しは立っていない状態だ。

■ナティーボ、資源会社占拠 El Comercioの記事
ロレト県のダテン・デル・マラニョン郡で、ナティーボ(先住民)コミュニティが、資源会社を占拠した。この行動に出たのは、アンドアスのコミュニティの人々だ。資源開発に反対する動きで、この会社のエネルギー機関と飛行場を占拠し、この企業の350人が一時、身動きが取れない状態となった。


【チリ】

■政府、「集会権」担保へ BioBio Chileの記事
政府は、「集会を行う権利」を担保する方針だ。エルナン・ラライン法務相が語ったものだ。昨年10月18日から国内では社会闘争が蔓延し、政府側はこの集会権を軽んじたような対応もあった。しかし同大臣は、集会を行うことは国民の権利であると明言し、この権利擁護のための法整備を検討する姿勢も示した。

■若年層、性の多様性にオープン BioBio Chileの記事
国内ではとくに若年層は、性の多様性に対しオープンな姿勢だという。15歳から29歳の若い世代の9300人を対象に行われた調査で、7.2%は自身が性的マイノリティであるとの立場を示した。国内では20世紀までは同性愛そのものが違法だったが、この20年で性的多様性についての国民間の認識も激変している。


【アルゼンチン】

■クリスティナが帰国 Télamの記事
クリスティナ・フェルナンデス副大統領が、キューバから帰国した。娘のフロレンシアさんが同国滞在中に発病し、帰国できない状態が長く続いている。同副大統領はこの年末年始を娘と過ごすため、同国を訪れていたものだ。副大統領が、私的な事情で2週間もの間、国内を空けるのは異例といえる。

■国内旅行が好調 Tiempo Argentinaの記事
国内旅行が、好調となっている。12月10日に就任したアルベルト・フェルナンデス大統領は、ドル両替時に実質課税するツーリスト・ドルを導入した。この影響で、国外に向かおうとする旅行者が国内に行き先をシフトしたと見られる。ブエノスアイレス州の海岸やイグアスなど、国内の観光地が、国内観光客で賑わっている。

■メンドサ、牛肉倍増 Télamの記事
メンドサでは、この9年で産出される牛肉の量が倍になったという。州側が明らかにしたもので、2019年の産出量は1500万キロに達した。もともと農業畜産業が盛んな州内だが、官民一体となりこの増産を進めてきた効果が出ていると分析している。牛肉の国内消費は頭打ち状態だが、輸出が現在、好調に伸びている。

■ビーチでのセクハラ抑止 Télamの記事
女性省は、ビーチでのセクシャルハラスメントや痴漢行為を抑止するための啓発運動を展開する。夏を迎え、国内でもビーチは水浴客で賑わっている。しかし一方で、とくに女性がセクハラ行為などを受ける被害報告も増える傾向にある。同省はマル・デル・プラタやビジャ・ヘセルなどでこの啓発を展開する。


【エクアドル】

■航空運賃、無制御の状態 El Universoの記事
民間航空局によると、航空会社への苦情としては今、運賃に関することが多いという。同機関が明らかにしたもので、昨年1年間に489件の苦情があった。この背景に、航空会社が独自に設定する運賃が分かりにくく、かつ変化しやすいことがあるという。さらに税金や使用料など、運賃加算についての不満も多くある。

■グアヤキルは猛暑 El Universoの記事
11日、グアヤキルは猛暑に見舞われた。朝から気温がぐんぐん上昇し、気象機関の観測では最高気温は摂氏33度となり、地域別では35度に達した地点もある。市内では過去、もっとも高い気温を観測したのは1990年で、摂氏36.6度だった。現在、国内のシエラ(アンデス)では、とくに朝晩の冷え込みが強い状態だ。


【コロンビア】

■ELN、リクルート活動活発化 Caracol Radioの記事
左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)が、戦闘員のリクルート活動を活発化させている。この組織は、16歳以上の者を戦闘員として受け入れるとの新たな発表を行ったが、チョコ県ではさらなる年少者に対して、戦闘員への勧誘を行っているという。この組織は昨年1月、ボゴタで大規模テロを起こし、イバン・ドゥケ政権は和平交渉を凍結している。

■トランスミレニオが炎上 Caracol Radioの記事
ボゴタのBRT、トランスミレニオの車輛が炎上した。11日午後、ペレイラ通りとアルメニア通りを結ぶ区間で起きたもので、消防が駆けつけ消火活動を行ったが、この車輛は全焼している。SNSなどによると、当時このトランスミレニオは回送中だったとみられ、乗客は乗っていなかったとみられる。


【ベネズエラ】

■議会をめぐる攻防が激化 Télamの記事
一院制の議会をめぐる、チャベス派と反チャベス派の攻防が激化している。この5日、ニコラス・マドゥロ体制の指示を受けた警察により議会庁舎が封鎖される「逆クーデター」が起きたが、11日にも軍がこの建物を制圧しようとする不穏な動きを見せた。司法がマドゥロ体制に牛耳られる中、この議会が民主主義の最後の砦となっている。

■グアイド、議会再開の姿勢 El Carabobeñoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、今週中にも議会を再開する姿勢だ。議会議長である同氏だが、チャベス派は一時議会を掌握し、ルイス・パラ氏が議長就任を一方的に宣言している。こうした混乱の中、議会そのものは空転しているが、グアイド氏は今週中にも議会を招集する方針を示した。

■軍事介入も選択肢 Informe21の記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、ベネズエラへの軍事介入も選択肢の一つとの見方を示した。フアン・グアイド暫定政権は、米州機構(OEA)の防衛の枠組みであるリオ協定に復帰しており、米国を筆頭とするこの協定により、軍事介入が可能との見方を示した。同氏はニコラス・マドゥロ体制による弾圧を受け、スペインに亡命している。

■怪しい薬が蔓延 Diario La Regiónの記事
国内では今、怪しい医薬品が蔓延しているという。ニコラス・マドゥロ体制による経済失政から、国内では医薬品の不足が深刻な状態だ。こうした中、行政官庁の認可を受けていない医薬品が、市場に多く出回っているという。効能、成分などに保証がなく、場合によっては「毒」になりうるものだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■地震、1390回に El Nuevo Díaの記事
プエルトリコで12月28日以降に発生した地震は、すでに1390回に達しているという。この島の南西部で群発地震の様相を呈し、6日にM5.8、7日にM6.5、そして11日にM5.9の地震が起きている。観測機関によると12日にも小規模の地震が複数回、発生している状況だ。これらの地震で、多くの建物に被害が及んでいる。

■ハイチ、復興進まず Caracol Radioの記事
ハイチの復興は、十分に進んでいない。2010年1月12日、この島国はマグニチュード7.0の強い地震に見舞われ、首都ポルトー・プランスが壊滅的被害に見舞われた。以後、復興に向けた取り組みは進められたが、もともと経済が疲弊した同国はさらなる混迷に陥っている。この地震では30万人が死亡し、35万にが負傷した。

■ブラジル、性転換の年齢引き下げ El Universoの記事
ブラジルでは、性転換を受けられる年齢が、引き下げられた。同国では性同一性障害などを抱える場合、性転換手術を受けることができるが、この最低年齢は21歳とされていた。医師らの団体の指針が変わり、この最低年齢が18歳となったものだ。昨年、同国の最高裁は「トランスフォビア」「ホモフォビア」を憲法違反と断じている。

■プラスチック削減の取り組み La Prensaの記事
ホンジュラスでは、各地域行政レベルで、プラスチックの削減に向けた取り組みが進められている。プラスチックによる環境汚染が世界的に問題になる中、国内では地方自治体が、レジ袋の使用禁止などを定める事例が増えている。国際通貨基金(IMF)は、2050年までにプラスチック類の使用を全廃するべきとの指針を出している。

■パラグアイ、病院危機 ABC Colorの記事
パラグアイ、サンアントニオにある公立病院が、危機に陥っているという。医師の離職が相次いだことで、この病院に勤務する医師が一人だけになってしまった。診察を受ける「需要」は変わっておらず、診療を受ける人の待ち時間が今、6時間程度になっているという。デング感染の拡大の懸念があり、受診者はさらに増えることが予想される。

■ウルグアイ人も足止め El Observadorの記事
フィリピンの首都マニラの空港で、ウルグアイの6人も足止めされているという。この町の近郊のタール火山で噴火があり、火山灰の影響でマニラの空港で便の離着陸ができなくなっているものだ。現地のウルグアイ大使館がこの6人の存在を確認しており、別の空港に陸路で移動することなどを提案しているという。



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