2020.01.15

【ボリビア】

■モラレス氏はテロリスト La Razónの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、エボ・モラレス氏は「テロリストだ」と断じた。アルゼンチンで亡命生活を送る同氏が、武装蜂起しボリビアで内戦を起こす旨の発言をしたことが伝えられた。同大臣はこの発言こそが、ボリビアという国家に対するテロを企図したもので、自身がテロリストであることを表したものだと断じた。

■モラレス氏への告発相次ぐ El Díaの記事
検察は、エボ・モラレス氏への告発が相次いでいることを明らかにした。内戦企図の物騒な発言が伝えられた同氏に対し、人権侵害行為だけでなく、事実上のテロ容疑での告発が次々とある状態だ。とくにサンタクルス、コチャバンバ、チュキサカ県内の市民からの告発の手続きが多いという。

■アニェス、一転「出馬あり」 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、5月3日のやり直し大統領選に出馬する可能性があることを明らかにした。同大統領は暫定政権の目的である選挙成功を優先し、自身の出馬はないとしていた。しかしCNNの取材に対し、この考えを改めつつあることを明らかにした。出馬を現時点では宣言しないが、可能性はあるとした。

■MNR、3候補に悩む El Díaの記事
右派政党のMNRは、次の大統領選での支持候補選定に悩んでいる。現時点で、前サンタクルス市議のルイス・フェルナンド・カマチョ氏、元大統領のホルヘ・キロガ氏、そして先の選挙で善戦したチ・ヒュンチュン氏の3候補のいずれかを支持するとみられる。党内の意見だけでなく、支持率調査なども参考に、今後態度を決める見通しだ。

■上院、アニェス政権に制裁決議 La Razónの記事
上院議会は、ヘアニネ・アニェス暫定政権に対する制裁を決議した。議会が議決した法案の施行を意図的に遅らせるなどの同政権の態度が、法に触れると指摘したものだ。議会は、エボ・モラレス派であるMASが多数を占めている状態だ。MASやモラレス派の保全を図る法案について、アニェス政権は施行を拒んでいる。

■マリンコビック氏が帰国 La Razónの記事
サンタクルスの元市民団体指導者、ブランコ・マリンコピック氏が、亡命先のブラジルから帰国した。同氏は2009年、テロ関与の容疑をかけられ、同国に逃れていた。同氏はこの容疑そのものが、当時のエボ・モラレス氏政権からの弾圧と指摘していた。モラレス政権が瓦解したことから、帰国したもので、5月3日の選挙への直接または間接的参加の意思も表明している。

■リサイクル工場で爆発 El Díaの記事
ラパス県のリサイクル工場で爆発があり、その後炎上した。この施設はラパスとオルーロを結ぶ街道近くのカラマルカにあり、この事故で一帯は黒煙に包まれた。この事故で施設内にいた数人が負傷し、医療機関に搬送されたが、命に別状はない。現在消防などが、爆発が起きた原因などの調べを進めている。

■サンタクルス-スクレ道で事故 La Razónの記事
サンタクルスと、チュキサカ県都スクレを結ぶ道路で、バス事故が起きた。14日朝6時頃、スクレから2キロの地点でアルブス社の車輛が衝突事故を起こし、道路から10メートル下に転落した。この事故でこれまでに6人が死亡し、15人が負傷している。事故の詳しい原因などはまだ明らかになっていない。

■BoA、ウユニ線減便 Página Sieteの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は、ポトシ県ウユニへの便を減らす。同社が明らかにしたもので、使用しているボーイング737型機のやりくりの問題から、週7便から4便に減便するものだ。ウユニ路線は観光需要が高く、現在は同社のほかアマスソナス航空がラパス、サンタクルスとを結ぶ路線を運航している。

■チュキサカ、デングじわり Correo del Surの記事
チュキサカ県内で、デング感染がじわりと増えているという。県保健局が明らかにしたもので、今期すでに118件の感染が確認され、このうち67件はほかの地域からの持ち込み、持ち帰りだという。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、とくに県内東部、チャコ地方を中心に感染が広がりやすい。


【ペルー】

■排泄の6人、国外追放 Correo Perúの記事
マチュピチュ遺跡公園内で排泄行為に及んだ外国人6人は、国外追放となる。太陽の神殿付近で、アルゼンチン、ブラジル、チリ、フランス国籍の6人がこの行為に及び、文化を毀損したとして逮捕されたものだ。文化局はこの6人の行為は重大だとして、この処分を下すことを明らかにした。

■クエラップ、850万ソル La Horaの記事
文化省はクエラップ要塞の保全に、850万ソルの予算を計上する。アマソナス県チャチャポヤス近郊にあるこの遺跡は、俗に「北のマチュピチュ」と呼ばれる。この環境保全が必要との指摘を受け、文化省がこの予算で作業を行うことを決めたものだ。通商観光省も、この作業実施に、期待を示した。


【チリ】

■太平洋岸、高波に注意 BioBio Chileの記事
国内の太平洋岸の広い範囲に、高波への注意報が出された。海軍の機関が呼びかけたものだ。北はペルー国境のアリカから、南は第8(ビオビオ)州に至る範囲で、15日から18日にかけ、波が高まる予想だという。高いところでは4メートルの波が海岸に達する可能性があるとしている。

■チロエ、橋が崩落 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州チロエ島で、橋が崩落する事故が起きた。カストロ近くのテンテンで起きた事態で、木造の橋がトラック通過時に突然崩落し、この車輛は川の中に投げ出された。トラックの運転手は負傷し手当てを受けたが、命に別状はない。この橋が、トラックの重さに耐えられなかったとみられる。


【アルゼンチン】

■UCR、亡命許可撤回求める Télamの記事
マウリシオ・マクリ前大統領が所属する右派政党UCRは、ボリビアのエボ・モラレス氏の亡命受け入れの撤回を求めた。12月10日に誕生した左派のアルベルト・フェルナンデス政権がこの亡命を受け入れた。しかしモラレス氏が、ボリビアで内戦を起こすとの発言を受け、UCRはこの亡命受け入れは不適切と断じ、フェルナンデス政権に撤回を求めた。

■ブエノスアイレス、麻疹85件 La Capitalの記事
ブエノスアイレス州で昨年以降確認された麻疹(はしか)の件数は、85件となったという。州保健局のダニエル・ゴリャン氏が明らかにしたものだ。麻疹は今世界各地で局地的な流行が起きているが、国内でも感染が生じ、その大半はブエノスアイレス州内だ。同局は今後、未接種者への接種を早期に行なう方針を示した。

■プンタ・デル・エステ、中流層消える La Nacionの記事
ウルグアイの海岸景勝地、プンタ・デル・エステから、アルゼンチンの中流層が消えた。この地は夏の観光地としてアルゼンチン国民にも人気が高い。しかし国内経済の悪化に加え、アルベルト・フェルナンデス政権による「ツーリスト・ドル」導入で、この地に向かうことを諦める国民が増えたとみられる。現地には今、アルゼンチン国民は富裕層のみがみられるという。

■プールの底に頭をぶつけ重体 Infobaeの記事
コルドバのプールで19歳の男性が、底に頭をぶつけて重体となっている。11日夕方、ビジャ・カルロス・パスのホテルの施設で起きた事故だ。男性はこの遊泳時、プールに飛び込んだが水深が浅く、頭部を激突したという。男性は医療機関に搬送され手当てを受けているが、今も昏睡状態が続いている。


【エクアドル】

■紫外線で学校の活動制限 El Comercioの記事
紫外線の影響は、学校教育にも及んでいる。キトなどシエラ(アンデス)一帯では、紫外線量が多い状態となっている。教育省はこの状況を受け、学校での野外活動の制限を通達した。紫外線量が一定以上と判断された場合、学校長の判断でこの措置を取るよう通達したものだ。体育の授業やクラブ活動などが影響を受けることになる。

■カタール、国内でリクルート El Universoの記事
中東のカタール航空が、エクアドル国内でリクルート活動を行なう。同社は客室乗務員を国内で募り、2月15日に説明会を実施するという。同社は世界的に業容を拡大しており、この対応のため新たな乗務員の募集を行っているが、乗り入れ実績のないエクアドルでもこうした取り組みを行うという。


【コロンビア】

■バルコニー崩壊、タクシーに落下 Caracol Radioの記事
カルタヘナ市庁舎前の建物のバルコニーが崩壊し、道路上にいたタクシーが直撃を受けた。崩落したのは金融機関BBVAの建物の一部で、このタクシーの運転手がこの事態で負傷している。現在当局側がメンテナンスの不足などがなかったかなど、原因についての調べを進めている。

■ビバ、新路線 El Heraldoの記事
LCCのビバ・エアが、新路線を開設する。この4月1日から運航を開始するのは、国内第三の都市カリと、カリブ海岸のバランキージャを結ぶ路線だ。一日1往復の体制で運航するもので、この17日からチケットのプロモーション販売がスタートする。同社はこの路線について、年間10万人の利用を見込む。


【ベネズエラ】

■日本、グアイド承認を継続 Infobaeの記事
日本政府は、フアン・グアイド暫定大統領承認を継続した。議会議長に再選された同氏の、暫定政権の体制を引き続き支持する姿勢を示したものだ。一方今月5日、カラカスの議会庁舎から野党議員が締め出され、チャベス派のルイス・パラ氏が議長就任を宣言したことについて、「民主主義を損なう行為」と懸念を示した。

■マドゥロ「米国が不安定化を計画した」 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、米国が2019年、ベネズエラの不安定化を計画し、実行したと断じた。米国はマドゥロ体制を独裁簒奪と位置づけ、圧力を強めている。国内不安定化を企図して、さまざまな方策に出たが、マドゥロ氏は米国のこうした意図を経ても「国内は安定している」と断じ、米国を批判した。

■グアイド、軍に呼びかけ Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、軍に対し「登院を阻害しないで」と呼びかけた。この5日、警察により野党議員らが議会入りを阻まれ、ルイス・パラ氏が議長就任を宣言する事態となった。あらため野党により議長に再任されたグアイド氏は、15日に議会招集を予定しており、この「邪魔をするな」と求めたものだ。

■アレアサ氏、イランへ Infobaeの記事
ニコラス・マドゥロ体制下で外相の立場のホルヘ・アレアサ氏が、イランを訪れるという。マドゥロ体制とイランは、米国と距離を置くスタンスの近さから、関係を強めている。昨年10月には、アゼルバイジャンの首都バクーで、マドゥロ氏は同国のロウハニ大統領との会談も行っている。アレアサ氏の同国訪問は19日頃とみられる。

■コロンビア国境にロシア軍 Infobaeの記事
コロンビア国境地域に、ロシア軍の兵らが移動しているという。タチラ州のホテルなどで、ロシア兵の宿泊が急増していることが報告された。ロシアはニコラス・マドゥロ体制の後ろ盾の一つで、国内に同国軍の兵や空軍機が多くみられるようになっていることが指摘されている。マドゥロ氏は、コロンビアが国内侵攻を企図していると以前から主張している。

■マドゥロ、ペトロ払い求める Infobaeの記事
ニコラス・マドゥロ体制側は、国内に乗り入れる航空会社に対し、ジェット燃料費などの「ペトロ」払いを要求した。ペトロは、同体制側が運営する暗号通貨だ。国営オイル会社PDVSAからこの燃料を調達する場合、支払いをペトロで行うよう求めた。米国などはこのペトロが「詐欺」にあたるとして、使用を禁止している。

■レケセンス氏裁判、続く Noticieroの記事
フアン・レケセンス氏に対する裁判は、14日も行われたという。同氏はテロ関与の容疑を一方的に指摘され、2018年8月に拘束された。12月から裁判が行われているとされるが、非公開であるため内容は不明となっている。野党のみならず国際社会からも、同氏の拘束はニコラス・マドゥロ体制による弾圧との指摘がある。

■カロ氏、収賄を拒絶か Noticias por El Mundoの記事
野党議員ヒルベル・カロ氏が拘束されたのは、ニコラス・マドゥロ体制側からの収賄を拒絶したためだという。5日、議会で議長選出の投票があったが、マドゥロ体制側がカロ氏に「転向」を求め、賄賂を持ちかけたという。カロ氏がこれを拒んだため同氏が弾圧を受け拘束されたとの見方を、カロ氏の家族が明らかにした。

■メトロ、ネズミ発生 Descifradoの記事
カラカスのメトロ(地下鉄)網に、大量のネズミが発生しているという。ネズミはさまざまな感染症を媒介する、危険な存在だ。利用者らがこのネズミの姿をとらえた画像や動画を、SNSに投稿し告発している。背後に、メンテナンス不足による、衛生状態の悪化があるとみられる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■プエルトリコ、5千人避難 France24の記事
プエルトリコでは、5千人が避難している。島の南西部では12月28日から地震が頻発し、群発地震の様相を呈している。6日にM5.8、7日にM6.4のの地震があり、多くの建物が被害を受けた。この事態を受け、震源帯に近い地域を中心に、5千人近い人々が避難している。14日にも朝8時26分頃にM4.6の地震が発生するなど、複数回の地震を観測している。

■ガイアナ、高成長予想 El Universoの記事
ガイアナは今年、高い成長が予想されている。国際通貨基金(IMF)は人口80万人のこの国が今年、86%もの成長となると予想した。高成長が続く中国の14倍もの成長を遂げるというもので、この数字が達成されればまさに記録的なものになる。原油資源が発見され、この開発が進むことが背景にある。

■キューバ、家庭用エネルギー不足 Caracol Radioの記事
キューバは、家庭用エネルギーである液化ガス(GLP)の不足に陥っている。同国政府が明らかにしたもので、米国からの経済締めつけの強まりで、輸入が難しくなっているためだ。米国は、ベネズエラの独裁簒奪体制を支援しているとして、キューバへの圧力を強めている。国内ではガソリンや石鹸など、物資の不足感が広がっている。

■ブラジルで大量コカイン Infobaeの記事
ブラジルで大量のコカインが摘発された。連邦警察によると、首都ブラジリア近くの道路の検問で、トラックの中から実に1.1トンものコカインが見つかったという。このトラックはサンパウロ州の町からバイア州に向かっていたが、通常通ることのないルートを選んでいることから、警察が不審に思い質問したという。

■ブラジル、上方修正 Télamの記事
ブラジルの経済成長予想が、上方修正された。同国の国内総生産(GDP)の伸びについて、中央銀行は2.32%との成長予想を示していたが、これを2.40%に修正したものだ。またインフレ率については3.53%と、当初予想の3.62%よりも予想値を低めた。同機関は、停滞していた国内経済が、復調基調にあるとの見方を示している。

■メキシコ、29人の遺体 Caracol Radioの記事
メキシコで、29人の遺体が埋められている場所が見つかった。ハリスコ州の検察が明らかにしたものだ。犯罪組織の大量殺人の被害者らが、一度に埋められていたとみられる。現時点でこの29人の身元は分かっておらず、男女比などについても明らかにされていない。国内では組織犯罪の横行が、続いている。

■デング警報発令を求める Última Hraの記事
パラグアイ議会の保健委員会は、マリオ・アブド・ベニテス政権に対し、デングの警報発令を求めた。国内では現在このネッタイシマカが媒介する感染症の広がりが続いている。とくにアスンシオン首都圏での感染が著しく、同委員会は近年まれにみる流行に至るおそれがあるとして、警報発令を求めた。



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