2020.01.16

【ボリビア】

■アニェス、当面の続投 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領の、当面の続投が決まった。同大統領はエボ・モラレス氏の任期であった1月22日までの期限を負っていた。多民族国憲法法廷は、同政権が予定する5月3日の選挙、決戦に至った場合の6月の選挙後まで、同政権を認める決定をした。ジェルコ・ヌニェス大臣はこの決定を受け、公正選挙を実現させると断じた。

■トランプ氏、特使派遣 El Díaの記事
米国のドナルド・トランプ大統領は、ボリビアに特使を派遣した。同政権はヘアニネ・アニェス暫定政権を承認し、エボ・モラレス政権下で冷え込んだ両国関係の立て直しを探っている。来暮したマウリシオ・クレイバー・カローン氏が大統領府でアニェス大統領と会談し、建設的議論を進めることで合意した。

■グティエレス氏、出馬せず El Díaの記事
ユンガス地方のコカ葉農家団体Adepcocaの指導者、フランクリン・グティエレス氏は、5月3日の選挙に出馬しない。エボ・モラレス政権下で冷遇された同団体は、同氏を選挙に擁立する姿勢を示していた。しかし同氏は熟考の末、選挙には出ないことを決めたという。同氏は政権交代後に、拘束を逃れたばかりだ。

■警察、アニェスにくぎ La Razónの記事
警察は、ヘアニネ・アニェス暫定政権にくぎを刺した。エボ・モラレス氏辞任により暫定大統領に就任した際、アニェス氏は警察官賃金の見直しを約束していた。警察側はこの約束の早期履行を暗に求めたものだ。モラレス氏の辞任、亡命は警察と軍が、その支持を撤回したことから起きた。

■ロメロ氏、拘束 El Díaの記事
エボ・モラレス政権下で閣僚を務めたカルロス・ロメロ氏が拘束された。警察は同氏が、モラレス政権下事態に2つの犯罪に関わったとして拘束の許諾を求め、許可を受けていた。ロメロ氏は健康問題を抱え、先週には病院に緊急搬送される事態となっていたが、15日に拘束され、サンペドロ刑務所に拘置されたという。

■キロガ氏、鉄道国有化 El D&iacuite;aの記事
5月3日の大統領選出馬を表明したホルヘ・キロガ氏は、国内鉄道の国有化の姿勢を示した。国内鉄道は1990年代、IMFなどの勧告を受け民営化された。しかしこの事態で、鉄道輸送の陳腐化が起きたことなどが指摘される。キロガ氏は鉄道は国営のまま維持するべきとの考えを表し、当選すれば国有化する姿勢を示した。

■アニェスの出馬を否定 La Razónの記事
ジェルコ・ヌニェス大臣は、5月3日の大統領選にヘアニネ・アニェス暫定大統領が出馬する可能性を否定した。米国のCNNの取材に対し、アニェス大統領は自身が出馬することを否定しなかった。しかしヌニェス大臣は、アニェス大統領は出馬しないだろうし、出馬をすれば平和的な選挙が実現できないとの見方を示した。

■アルゼンチン、モラレス氏に「警告」 Los Tiemposの記事
アルゼンチン政府は、エボ・モラレス氏に警告を発した。同国で亡命生活を送るモラレス氏だが、武装蜂起しボリビアで内戦を起こす可能性に言及した。これを受け同国の右派野党は、亡命許可を撤回することを政権に求めている。アルベルト・フェルナンデス政権は、モラレス氏に対し「言動に注意するよう」呼びかけ、警告した。

■排泄観光客、ボリビアに放擲か La Razónの記事
マチュピチュ遺跡で不適切な排泄行為をしたとして拘束された観光客のうち5人は、ボリビアに放擲されるとみられる。ペルーはこの5人の国外追放を決めており、デサグアデーロの国境からボリビアに送られるとみられる。1人抗弁のためクスコに残っている状態だ。放擲されるのはチリ、ブラジル、アルゼンチン、フランス国籍者らだ。

■ベニ県の河川に警報 La Razónの記事
ベニ県内の河川に、警報が出された。大雨の影響で、同県を流れる複数の河川で増水が生じ、氾濫の可能性が高まっている。さらに上流部にあたるサンタクルス、コチャバンバ県内の雨も、これらの河川に影響を及ぼす見通しだ。現在、同県を含む国内の広い範囲は雨季を迎えている。

■フアン・メンドサに統一 La Patríaの記事
オルーロの空港の名称は「フアン・メンドサ空港」に統一される。2013年、飛行場が拡張され現行空港となにったが、その名称については「オルーロ国際空港」などと表記されることもあった。この名称が、ボリビアの飛行の伝説的存在であるフアン・メンドサ氏の名を冠することに決まった。

■コビッハでデング出血熱 Página Sieteの記事
パンド県都コビッハで、デングが重症化しデング出血熱を発症した事例が報告された。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、雨季のこの時期国内でも発生しやすい。同市内のロベルト・ガリンド病院で、デング感染の少女がこの出血熱の症状に陥ったという。現在、懸命の手当てが行われている。


【ペルー】

■アンカッシュ県で地震 El Comercioの記事
アンカッシュ県で15日朝4時45分頃、地震があった。地質機構(IGP)によると震源はワルメイの南西82キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード5.4、深さは32キロだ。同県の広い範囲で揺れを感じたが、この地震による人や建物への被害はなく、また津波の発生もなかった。

■アビアンカ、2路線休止 Gestionの記事
アビアンカ航空は、リマと国外を結ぶ2路線を休止する。同社が明らかにしたもので、ドミニカ共和国のプンタ・カーナへの路線を3月いっぱいで、ブラジルのポルト・アレグレへの路線は6月で休止する。同社は現在、経営健全化のための合理化を進めており、この一環による措置だ。このほかリオデジャネイロ線などの減便も発表された。


【チリ】

■同性婚、上院が可決 BioBio Chileの記事
上院議会は15日、同性婚を合法化するプロジェクトを可決した。下院議会はすでに可決しており、この可決を受けこの件は、議会憲法委員会に送られることになる。国内では婚姻と同等の権利を認めるパートナーシップ法があるが、同性婚はまだ制度化されていない。近隣国ではアルゼンチンやウルグアイなどで、同性婚が導入されている。

■レニャカ、観光に危機感 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州レニャカの観光、商業分野が危機感を示している。ビーチを抱えるこの町は、夏のこの時期は観光の稼ぎ時だ。しかし今季、観光客が大きく減り、地域の商業も昨年の実績を大きく下回っているという。昨年10月18日からの社会闘争の影響で、国内、国外からの観光客の激減を招いたとみられている。


【アルゼンチン】

■インフレ、53.8% Télamの記事
国内の2019年の物価上昇は、53.8%だった。国の統計機関INDECが明らかにした数字だ。アルゼンチンは現在、南米ではベネズエラに次ぐインフレ率となっているが、この年の水準は、1991年以来の高さとなったという。12月の物価としては、食料・飲料、通信、保健などの上昇が顕著にみられた。

■ブエノスアイレス、空の便に遅れ TNの記事
ブエノスアイレスでは15日、空の便に遅れが広がった。悪天候の影響で、アエロパルケ、エセイサ国際空港を出発する便に広く、遅れが生じたものだ。天候の状況が収まり、同日午後には運航体制は正常化したが、広がった遅れの影響はまだ続いているという。エル・パロマール空港については、目立った影響はなかった。

■オンセ駅で火災 TNの記事
ブエノスアイレスのオンセ駅で15日、火災があったという。この駅は近郊鉄道サルミエント線のターミナルだが、プラットホーム付近から火が出て、駆けつけた消防が消火活動を行なったという。この事態による人的被害はなく、火災の被害も最小限にとどまった。火が出た原因はまだわかっていない。

■カタマルカで停電 El Esquiuの記事
カタマルカ州内では15日、広い範囲で停電が起きた。電力会社によると、主要な高圧送電網にトラブルが生じ、ビジャ・ビエホやエスキウ、ラ・プエルタ、サンマルティンなどの地域で電力が使用できなくなった。これらの地域では停電は、段階的に解消に向かっている。

■邦人ダンサー、カンボジアで拘束 La Nacionの記事
アルゼンチンのダンサー、エリック・コメルシさんが、カンボジアで5か月間にわたり拘束されているという。アンコールワット寺院があるシエムレアプで昨年8月19日、薬物所持の容疑で拘束さたものだ。同氏の解放を求めるSNS上での運動が今、起きているという。同氏はこの容疑を否認している。

■メンドサ、M4.8の地震 Télamの記事
メンドサ州で15日午前11時39分頃、地震があった。観測機関によると、震源は州都近郊のマイプー付近で、震源の強さはマグニチュード4.8、深さは15キロだ。この地震の後、12時14分と12時23分に、同地域を震源とする、余震とみられる軽度の揺れがあった。これらの地震による被害報告はない。


【エクアドル】

■カシタグアで林野火災 El Comercioの記事
キト近郊のカシタグアで、林野火災が起きている。消防によると今も火が燃え広がり、現時点ですでに250~300ヘクタールが焼失しているという。消火活動が続くが今もコントロールには至っておらず、近隣のサンタクララなどの住民の間でも、この火災に対する不安が高まっている。

■空の交通は好調 El Comercioの記事
エクアドルの航空市場は、好調といえる。昨年国内では、合わせて21の航空路線が新規開設されたという。キトの空港を管理するQuiportによると、現在同空港に乗り入れる航空会社は19社で、このうち5社はこの年に新規就航した会社だ。今年に入っても新規就航の動きはあり、空の交通をめぐる環境が大きく変わりつつあるという。


【コロンビア】

■コーヒー、25年ぶりの水準 Caracol Radioの記事
国内産のコーヒーは2019年、25年ぶりの水準となったという。コーヒー生産者の団体が明らかにしたものだ。この年の国内産コーヒーは、1480万袋と、1994年に記録した1610万袋に次ぐ水準となった。コーヒーはコロンビアの重要な農産物だが、病害や苗の入れ替えなどで、産出量の漸減が続いていた。

■メデジン-ボゴタ道、油漏れか Caracol Radioの記事
メデジンとボゴタを結ぶ道路で14日、油漏れが原因とみられる事故が相次いだという。アンティオキア県のマリニージャ付近で、車輛5台がコントロールを失い、事故を起こした。この場で、路面にガソリンのようなものが流れた痕跡があり、この油が原因で事故が起きたとみられるという。この道路区間は、一時閉鎖された。


【ベネズエラ】

■武装市民、野党議員らを阻害 Caracol Radioの記事
カラカスの国会前では15日、「武装市民」らが野党議員らの登院を阻害した。この日、フアン・グアイド暫定大統領が議会を招集したが、チャベス派も同様に招集していた。武装市民らは野党議員らを「テロリストだ」となどとなじり、登院を阻む動きを見せた。ニコラス・マドゥロ体制側の指示による、妨害行為とみられる。

■武装市民の正体は軍 Télamの記事
登院妨害を受けた野党議員は、武装市民の正体が軍であったと断じた。15日の議会招集を受け登院しようとした野党議員らは、武装した市民に阻害された。デルサ・ソロルサノ議員は、この市民らの動きなどから、ニコラス・マドゥロ体制に忠誠を誓う軍の兵らがこの行為に及んだとの見方を示した。

■欧州議会、グアイド支持 Infobaeの記事
欧州議会は、フアン・グアイド暫定政権を支持承認することを決めた。5日、野党を締め出した議会はチャベス派のルイス・パラ氏を議長としたが、欧州議会はこれを認めず、野党側が決めたグアイド氏を議長とし、暫定大統領であるとした。グアイド氏側を支援することが、ベネズエラが危機を脱する唯一の方法と位置づけた。

■マドゥロ「脅されている」 RTの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、コロンビアとブラジルから「脅されている」と断じた。両国がベネズエラへの軍事侵攻を企図していると断じたものだ。マドゥロ体制の後ろ盾となっているロシアの兵らが、両国との国境地域に移動、展開していることが指摘されているが、マドゥロ氏はこの件について「両国からの脅威に備える必要がある」と述べた。

■レケセンス氏、関与否定 Notimericaの記事
野党議員のフアン・レケセンス氏は、公判において関与を否定しているという。同氏はテロ企図を一方的に指摘され、2018年8月に拘束された。12月から非公開で裁判が行われているが、その内容は伝えられていなかった。しかし同氏はこの裁判において、テロ企図や関与を一切否定していることが明らかになった。

■最低賃金61回分必要 El Universoの記事
標準家庭が生計を維持する上で、最低賃金61回分の収入が必要だという。今月、ニコラス・マドゥロ体制は最低賃金を66%引き上げ、25万ボリバール・ソベルノとした。しかし平行(闇)市場ではこの額は3.71べドル相当に過ぎず、賃金生活者はこの水準では生活は維持できない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■プエルトリコ、被災住宅700棟 Metroの記事
プエルトリコで地震被害を受けた住宅は、700棟に上るという。この島の南西部を中心に、12月28日から地震が相次いでいるものだ。6日のM5.8、7日のM6.4の地震で多くの建物に被害が生じ、その概要がまとめられた。これら700棟は、住民が生活できる状態ではないという。15日にも午前11時36分、M5.2の地震が起きている。

■ボウソナロ、米国と協力 Tép;lamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、米国と協力関係を強化する。米国が経済協力開発機構(OECD)へのブラジルの加盟優先の姿勢を示したことを受け、同大統領はこれを歓迎した。この上で、この加盟実現に向け、米国と関係を密にする姿勢を示したものだ。米国は左派政権となったアルゼンチンの加盟については、一歩引くスタンスをとった。

■1000人がキャラバン参加か Caracol Radioの記事
ホンジュラスから、北米を目指す移民キャラバンに、1000人が参加する可能性がある。14日夜、サンペドロ・スーラで、SNSの呼びかけでキャラバン参加の意向を示した人々が集まったが、その規模が1000人程度となったものだ。2018年10月、最初のキャラバンが行なわれ、多くの人々が北上した。

■オアハカ、連続地震 El Universoの記事
メキシコ南部のオアハカ州で15日朝、連続3回の地震が起きた。同国の観測機関によると午前1時44分にM4.9の地震があり、その後2時15分にM5.1、さらに2時38分にも軽度の地震が起きた。これらの地震の揺れは同州のほか、チアパス州やゲレロ州でも感じた。3つの地震の因果関係については分かっていない。

■リオ、水への不安 El Universoの記事
ブラジル、リオデジャネイロでは、水に対する不安が高まっている。一週間ほど前から、市内で供給されている水道水で、変な味や変なにおいがするとの苦情が、相次いでいる。現時点でこの原因などが分かっておらず、市民の不安が強まっているものだ。当局側が現在、原因究明を進めている。

■受け取り送金、過去最高に Infobaeの記事
エルサルバドルが2019年、国外から受け取った送金額は、過去最高となったという。同国の中央銀行が明らかにしたものだ。この年の受取額は56億5020万ドルで、2018年の額を4.8%上回った。同国では国外に住む国民から、国内家族などへの送金が、国内総生産(GDP)のおよそ1割を占める。

■受刑施設で感染症か ABC Colorの記事
パラグアイの受刑施設で、感染症に対する懸念が強まっている。ペドロ・フアン・カバジェロにある施設で、37歳の男性受刑者が病院に搬送された後に、死亡した。施設内で何らかの感染症に罹った可能性があり、施設内の衛生状態などへの懸念が高まっているものだ。この受刑者の家族は、搬送が遅れたことを批判している。

■ニカラグア、砂塵の雲 RPPの記事
ニカラグアのレオンの町一帯が、砂塵の雲に覆われたという。米国のNASAが、衛星写真などでこれを確認したものだ。この砂塵は強風などで巻き上げられたものとみられ、自然現象と推定される。現地からは、視界不良などが実際に報告されているという。NASAは、同国北西部の農業活動にともなうものとの見方を示した。

■パナマ、ホテルのプロモ Panamá Américaの記事
パナマのホテル業の団体は、新たなプロモーション展開を計画している。2019年、同国を訪れた観光客数は順調に増え、ホテル業も潤った。一方で国内にあるリゾートホテルなどは、国際的に知名度が低く、こうした旅行先としてパナマをアピールする必要があると団体側が指摘したものだ。

■ウルグアイに未確認飛行物体 El Observadorの記事
ウルグアイでは、「未確認飛行物体」の報告が相次いだ。国内上空を不思議な光が通過するのを、多くの市民が目撃していた。この件について、空軍側は、米国の人工衛星「エロン・ムスク」によるものとの見方を示した。この衛星が上空を通過する際、光を放ったように見えたという。



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