2020.01.18

【ボリビア】

■ラパスなど、ものものしい状態 La Razónの記事
ラパスなど都市部では、ものものしい状態となっている。軍や警察が、街路での警戒態勢を強化しているものだ。1月22日にエボ・モラレス氏の本来の任期が満了し、モラレス支持派などが街路でデモを予定しいる。同氏の辞任後の抗議闘争の再来となるおそれがあるとして、ヘアニネ・アニェス暫定政権が体制強化を指示したものだ。

■コパ氏、兵らの撤収求める El Díaの記事
モラレス派であるMAS所属の上院議長、エバ・コパ氏がヘアニネ・アニェス暫定政権に、兵らの撤収を求めた。22日にモラレス派がデモを行なう予定を受け、警備強化が図られているものだ。しかしコパ氏は、こうした姿勢そのものがモラレス派の反発を買い、事態を悪化させるおそれがあると警告した。

■下院、アニェスに要求 La Razónの記事
下院議会は、ヘアニネ・アニェス暫定政権に対し、可決した法案の公布を要求した。モラレス派の地位保全などを定めた法について、アニェス政権は承認を遅らせている。MASが多数を占める下院議会は、アニェス暫定政権の選挙後までの任期延長を認める代わりに、この法を公布するよう求めた。

■アニェス、ポトシの鉱山労働者層と会談 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、ポトシの鉱山労働者層の代表らと会談した。鉱山労働者層はモラレス氏への支持勢力だが、両者は今後について話し合った。モラレス氏サイドから、同労働者層に新たな闘争に要請があったが、「静かな闘争」にとどめる姿勢を示したことをアニェス大統領は高く評価した。

■MAS候補者、19日に正式決定 El Díaの記事
モラレス派であるMASは、5月3日の大統領選の正式候補を19日に決定する。アルゼンチンに身を寄せるエボ・モラレス氏が明らかにしたものだ。この候補として数名が挙げられているが、元外相のダビド・チョケワンカ氏と、コカ葉農家団体指導者のアンドロニコ・ロドリゲス氏の2候補に、絞られているとみられる。

■チョケワンカ氏、自信 El Díaの記事
元外相のダビド・チョケワンカ氏は、5月3日の総選挙での、モラレス派MASの勝利に自信を示した。モラレス氏辞任以降、MASに対する批判が強まっているが、同氏はそれでも、従来の支持者層を中心にMASが国民からの信頼を得られるとの見方を示した。また自身がMASの候補に選ばれなくても、MASの支持拡大に全力を尽くすとした。

■モラレス氏、判断ミス認める La Razónの記事
エボ・モラレス氏は、自らの判断ミスを認めつつあるという。10月20日の総選挙で、事実上の四選を目指したことだ。現行憲法では二選までしか認められていないが、網疏(法の抜け穴)を通じ出馬を強行したことに、SNSなどで国民の反発が強かったことをあらためて認めた。米国などはこの事実が、同氏が辞任に追い込まれた原因と断じている。

■カマチョ-プマリ、ウェブサイト開設 La Razónの記事
総選挙で共闘する元サンタクルス市議のカマチョ氏と、ポトシし民団体のプマリ氏は、ウェブサイトを立ち上げた。国民に対し、両氏の政策などをアピールするためのウェブサイトだ。すでにSNSなどを通じ、情報発信などを続けているが、今後このウェブサイトが両氏の活動の拠点となる。

■ロメロ氏、6か月間の予備拘束 La Razónの記事
司法は元大臣、カルロス・ロメロ氏の6か月間の予備拘束を認めた。マネーロンダリングなど汚職容疑で拘束されたものだ。同氏はエボ・モラレス氏辞任、国外亡命がドミノ化する中でも、国内に残っていた一人だ。すでにラパスのサンペドロ刑務所内で、拘置生活を送っているという。

■チモレ空港、管理強化 El Díaの記事
コチャバンバ県熱帯地方のチモレ空港について、政府は管理を強化する。エボ・モラレス政権時代に建設されたこの空港だが、発着する便がほとんどない「無駄な公共事業」を体現する存在となっている。しかしこの空港を放置すれば、薬物などを輸送する機材の拠点として使用されるおそれがあり、公共事業省と国防省が、今後共同で管理するという。

■レールバス、運転休止 Los Tiemposの記事
コチャバンバとアイキレを結ぶレールバスの運転が、一時休止となった。鉄道会社によると、沿線のクリサで大雨による浸水が生じ、鉄道レールも影響を受けているという。この影響が軽減されるまで、この運転を見合わせるとしたものだ。鉄路そのものに、被害は及んでいないとした。

■高所でもデング注意 La Patríaの記事
高所でも、デングへの注意が呼びかけられた。標高3000メートルを超える地域には、この感染症を媒介するネッタイシマカはおらず、感染の危険はないとされる。しかし県全土がこの標高を超えるオルーロ県で今年、すでに3件の感染例が報告されている、いずれも低地でこの感染症に罹り、この地に持ち帰った事例だ。


【ペルー】

■エレベーター落下事故 El Comercioの記事
リマ、サンイシドロで、エレベーターが落下する事故が起きた。この事故が起きたのはハビエル・プラド西通りに面する集合住宅だ。人を乗せたかごが18階の高さから、シャフト内で落下したものだ。この事故で乗っていた12人が負傷し、周囲3個所の病院に搬送されている。いずれも命に別状はない。

■アレキパ、街路が水に浸かる Correo Perúの記事
アレキパ中心部では17日、大雨の影響で街路の一部が水に浸かったという。16時頃から強い雨が降り、一部のエリアがこの状態になり、車輛が通過するたびにさざ波だつ状態となった。当局側によるとこの事態による事故は起きておらず、建物などへの被害もないという。


【チリ】

■トーレス・デル・パイネで落書き BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州のトーレス・デル・パイネ国立公園での落書きが、告発された。この公園内に落書きをした写真がSNS上で公開され、これを見た人からの告発が相次いだものだ。現在同州の森林組合(Conaf)が状況の確認を進めている。落書きをしたのはイタリアの観光客とみられている。

■クリスマス火災、災害認定 BioBio Chileの記事
バルパライソの市街地で昨年のクリスマスに発生した大規模火災について、政府は災害に認定した。林野火災が延焼し、住宅200棟が全半焼する惨事となった。人的被害は出ていないが、700世帯がこの火災で焼け出されている。保証などを受けやすくするため、政府はこれを災害と認定した。


【アルゼンチン】

■メンドサ、地震続く Ciudadano Diarioの記事
メンドサでは17日も、2度の地震が観測されている。州都から南へ100キロほどのエリアで、深度の深い地震がこの数日、頻発しているものだ。この日も地震があり、直近の48時間に起きた地震の数は、実に30回に達している。地表の揺れは小さく、被害は出ていないが、周囲で不安が高まっている。

■リネアC、18日から休止 Clarínの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCは、18日から全線で運転を休止する。信号システムの向上、車輛交換などの作業のためこの措置がとられるものだ。利用者に対しては、平行するコレクティーボ(路線バス)利用や、リネアEなどの乗り継ぎが呼びかけられている。この路線の運転再開は2月2日の予定だ。

■麻疹、102件に Minuto Neuquénの記事
国内で確認された麻疹(はしか)の件数は昨年以降で、102件となった。保健省が明らかにした数字だ。麻疹は現在、世界各地で局地的な流行が起きているが、国内でもブエノスアイレス州を中心に感染の拡大がある。今月に入って以降だけで、すでに14件の感染が確認されている。

■マル・デル・プラタ、水温低下 La 100の記事
マル・デル・プラタで、海水温の異常な低下が起きているという。当局によるとこの12月、平均水温が通常より1.3度低く、今月に入っても1.2度低い状態だ。夏を迎えこの地のビーチは、水浴客で賑わうが、この水温低下はこうした観光にも影響を及ぼしかねない。


【エクアドル】

■カシタグア、コントロール下 El Comercioの記事
キトの消防は、近郊のカシタグアで発生した林野火災がコントロールされたと発表した。この大規模な火災で、これまでに280ヘクタールが焼失したことが報告されている。ラタクンガやリオバンバなどからの応援を受けて消火活動が行われ、ようやくコントロールされたとした。現在、完全鎮火に向け、作業が続けられている。

■失業率、3.8% El Universoの記事
国内の昨年末時点の失業率は、3.8%だったという。国の統計機関INECが明らかにした数字だ。この数字は、前年同期の3.7%からやや悪化したことになる。一方、この時点での国民に占める貧困層の割合は8.9%で、前年同時点の8.4%から、0.5ポイント悪化した。農村部の貧困率は41.8%となっている。


【コロンビア】

■ポンペオ氏、来哥へ El Carabobeñoの記事
米国のマイク・ポンペオ国務長官が、コロンビアを訪れる。ボゴタで、イバン・ドゥケ大統領と会談する予定で、ベネズエラ危機問題やニコラス・マドゥロ体制による「テロリズム」抑止などがテーマとなる見通しだ。またポンペオ氏は同じ理由で、コスタリカを訪れる予定でもある。

■キューバにELNとの断絶求める Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領は、キューバ政府に対し、左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)との断絶を求めた。昨年1月、ELNがボゴタで大規模テロを起こしたことを受け、ドゥケ政権はキューバ斡旋によるELNとの和平交渉を凍結した。ドゥケ大統領はキューバに対しても、この組織との関係を断つよう求めた。


【ベネズエラ】

■グアテマラが断交 Infobaeの記事
グアテマラのアレハンドロ・ジャマティ大統領は、ベネズエラとの断交を通告した。国内にいるベネズエラ大使に、すみやかな出国を命じたものだ。同大統領は選挙当選直後の昨年10月、フアン・グアイド暫定大統領との面会のためカラカスに空路入りしたが、ニコラス・マドゥロ体制側から入国を拒まれていた。

■マドゥロによる殺害企図を告発 Infobaeの記事
野党側は、ニコラス・マドゥロ体制による殺害企図を国際社会に告発する。この15日、議会が招集されたが、マドゥロ体制側の指示を受けた私服の兵らが、野党議員らの登院を阻んだ。この際、きわめて暴力的な言動があったことが報告されている。カルロス・プロスペリ議員は、マドゥロ体制側が、野党議員の殺害をも容認した可能性があると断じた。

■マドゥロ側代表の来依容認 Infobaeの記事
エクアドル政府は、ニコラス・マドゥロ体制側の代表の来訪を容認した。同国では21日、移民についての国際フォーラムが開催される。マドゥロ体制の経済失政により多くのベネズエラ難民が発生していることを受けたものだ。このフォーラムに、マドゥロ体制側の代表と、フアン・グアイド暫定政権側の代表それぞれ1人を受け入れるとした。

■産油量、1945年以来の水準 ACNの記事
ベネズエラの産油量は、第二次大戦終了時の1945年の水準まで下がっているという。石油輸出国機構(OPEC)が明らかにしたものだ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で、メンテナンスが行き届かず、産油体制が維持できない状態となっている。ピーク時、一日に3708バレルを生産したが、今は1013バレルまで下がっているという。

■ドミニカ共和国に9万人 Listin Diarioの記事
2019年、ドミニカ共和国には9万3643人のベネズエラ国民が渡ったという。同国の移民局が明らかにした数字だ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で多くのベネズエラ国民が国外に流出し、各国で難民化している。ドミニカ共和国もこの渡航先となっており、来訪する同国民が増加し続けているという。

■インディヘナ層も流出 NTN24の記事
スリア州のラ・グアヒラからは、インディヘナ(先住民)層も隣国コロンビアに流出している。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による困窮を逃れ、多くの国民が各国で難民化している。この地のインディヘナ層も例外ではなく、国内での生活に見切りをつけ、コロンビアに逃れるケースが続出しているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■トランプ氏、災害を宣言 El Universoの記事
米国のドナルド・トランプ大統領は、プエルトリコに災害を宣言した。プエルトリコでは島の南西部を震源とする地震が12月28日以降頻発し、群発地震の様相を呈している。トランプ氏はこの事態が重大であることを指摘し、米国政府としても事態の鎮静化、建物被害を受けた住民に対する支援などを行なう姿勢を示した。

■プエルトリコ地震、1280回 Ciber Cubaの記事
プエルトリコで12月28日以降に発生した地震は、すでに1280回に達しているという。観測機関によるとM4.5以上の地震はすでにら20回観測されているという。6日にはM5.8、7日にはM6.4の地震が発生し、島の行政側によると被害建物は550棟、被害総額は現時点で1億1千万ドルと推定されている。

■ディアス-カネル、対話を Infobaeの記事
キューバのミゲル・ディアス-カネル大統領は、米国に対し対話を求めた。米国は、キューバがベネズエラの簒奪独裁体制を支援しているとして、経済的圧力を強めている。ディアス-カネル大統領は、こうした締めつけの影響は甚大だとして、米国に対し「対話を行なう準備はできている」と呼びかけた。

■評価が高いのはバスケス氏 Télamの記事
ラテンアメリカ首脳の中で、もっとも評価が高いのはウルグアイのタバレ・バスケス大統領だという。各国世論調査の結果を比較したところ、同大統領は65%の支持を集めている。時点はメキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領だ。バスケス氏は3月1日に、任期満了で退任する。

■グアナフアト、殺人早219件 Caracol Radioの記事
メキシコ、グアナフアトではこの1~15日の殺人件数は、219件となった。国内では組織犯罪の横行で、殺人件数が多い状態が続いているが、この町はとくにこの数が多い水準だ。地域メディアによると、このデータが公表された時点の直近の24時間だけで、実に26件もの殺人が起きているという。

■パナマ運河、この70年で最小 RTの記事
パナマ運河の水量は、この70年で最少となったという。地域の雨不足の影響で、運河の水量が減り、中途にあるガトゥン湖での水量調整の機能が損なわれつつあることが指摘されている。今もこの状況は悪化しつつあり、管理側によると通常必要な水量より20%少ない状態にあるという。

■パラグアイ川は横ばい ABC Colorの記事
パラグアイを流れる大河、パラグアイ川の水位は横ばいだ。この川は、上流域での雨不足のため昨年後半、船の航行に影響が生じるほど水位が下がった。年末にかけて回復したが、年明け再び水位低下が起きていることが指摘された。今は横ばいの状態で、航行には影響はないという。現在国内の広い範囲は、雨季を迎えている。

■2つのの町に戒厳令 Infobaeの記事
グアテマラのアレハンドロ・ジャマティ大統領は、首都近郊の2つの町に実質的な戒厳令を出した。同国では組織犯罪マラの構成員パンディージャによる事件が頻発しているが、治安状況が極度に悪化しているメクスコ、サンフアン・サカテペケスの2つの町に、憲法上保証される個人の権利の制限を含む戒厳令を出した。

■もっとも高いのはモンテビデオ El Observadorの記事
ラテンアメリカの町の中で、生活にかかるコストがもっとも高いのは、ウルグアイの首都モンテビデオだという。生活費にかかるインデックスが示されたもので、モンテビデオは51.63ポイントともっとも高く、2位以下はサンパウロの45.52、サンティアゴの45.17、キトの43.85、グアヤキルの43.74などとなっている。

■H&M、パナマへ Reutersの記事
ファストファッションチェーン大手のH&Mが、今年じゅうにパナマに進出するという。同社側が明らかにしたものだ。現在同チェーンはラテンアメリカではプエルトリコ、メキシコ、チリ、コロンビア、ペルー、ウルグアイに進出している。新たな市場として、地域でもっとも高い成長率を記録しているパナマを選んだ。



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