2020.01.20

【ボリビア】

■MAS候補はアルセ氏 Télamの記事
モラレス派であるMASの大統領選候補者は、元経済相のルイス・アルセ氏となった。エボ・モラレス氏が身を寄せるアルゼンチンで19日会合が開かれ、正式に決まったものだ。同氏が経済に明るく、今後の政策対応ににおいても信頼できるとモラレス氏は語った。元外相のダビド・チョケワンカがともに戦う副大統領候補となる。

■アンドロニコ氏は次の機会に Página Sieteの記事
エボ・モラレス氏は、チャパレ地方のコカ葉農家団体指導者アンドロニコ・ロドリゲス氏について「次の機会に」と述べた。5月3日の大統領選の候補者としてモラレス氏は、同氏を選らばなかった。この理由についてモラレス氏は、アンドロニコ氏はまだ30歳と若く、大統領選に出るには若すぎるとした。

■キロガ氏「右派結集を」 El Díaの記事
元大統領のホルヘ・キロガ氏は、右派の結集を呼びかけた。同氏は5月3日の大統領選への出馬を突然表明し、右派支持層の間で分裂が起きつつあるとの指摘がある。同氏は、分裂を招くことは本意ではなく、右派は結集するべきと述べ、一丸となってモラレス派であるMASに対峙する必要があると述べた。

■和平や民主主義がテーマ El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領が22日に出す声明は、和平や民主主義がテーマになるという。この日はインディヘナ(先住民)出身のエボ・モラレス氏が有史以来初めて大統領となった日で、「多民族国の日」とされる。アニェス大統領はこの日に演説することは辞退したが、大統領としてのコメントを出すとしている。

■共同パトロールは治安維持のため Los Tiemposの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、軍と警察による共同パトロールは、治安維持のためと断じた。22日、モラレス派が国内で大規模デモを起こすおそれがあり、政府の指示でこのパトロールが展開されている。ものものしいとの批判はあるが、昨年末のような混乱を避けるためだと同大臣は断じた。

■モラレス氏も同様指令 El Díaの記事
軍と警察の共同パトロールへのモラレス派の批判に対し、エボ・モラレス氏も同様の措置をとっていたと反論がなされた。モラレス政権時代の2012年、ラパス、サンタクルス、コチャバンバ、エルアルトの4都市で、同様のパトロールが行われたことがあったという。

■アンドロニコ氏「デモを成功へ」 Página Sieteの記事
チャパレ地方のコカ葉農家団体指導者アンドロニコ・ロドリゲス氏は、デモを成功させると断じた。22日、モラレス派によるデモが国内各地で予定されている。これを指揮する立場の同氏は、このデモを成功させ、エボ・モラレス氏による「社会主義革命」の成功と必要性を国内外に訴えるとした。

■アルゼンチン、大使を認める Los Tiemposの記事
アルゼンチン政府が、ヘアニネ・アニェス暫定政権が送った新大使を認め、受け入れたという。カレン・ロンガリック外相が明らかにしたものだ。12月10日に就任したアルベルト・フェルナンデス政権はエボ・モラレス氏に肩入れし、アニェス政権を無視した態度をとっていたが、この姿勢が変わりつつあるとした。

■オルーロで事故 Eju.tvの記事
オルーロ県でバス事故が起きた。コチャバンバとを結ぶ道路のビジャビジャ付近で、ナセル社のバスがトラックとの衝突事故を起こしたものだ。この事故で2人が重傷を負い、カラコリョの病院に運ばれ手当てがなされている。警察は、バスの運転手が居眠りをしていた可能性があるとみている。

■ペピーノの蘇生2020 La Razónの記事
ラパスの中央墓地では19日、「ペピーノ」が蘇生した。ペピーノはラパスに伝わるフォルクローレダンス「チュータ」に登場するキャラクターで、カルナバルの道化役として欠かせない存在だ。カルナバルを前に蘇生したもので、この蘇生によりラパスは一気にカルナバルシーズンに突入することになる。


【ペルー】

■第二滑走路、喫緊の課題 La Repúblicaの記事
リマ、ホルヘ・チャベス空港の第二滑走路建設は、喫緊の課題であると指摘された。この新滑走路の整備はこれから始まり、2024年にも運用が始まる予定だ。しかし観光議会(CANATUR)は、増え続ける航空需要にこたえる上で、この滑走路整備が最優先に行なわれるべきとの見解を示した。この空港では第二ターミナルの整備計画も進んでいる。

■首長が事故死 Perú21の記事
アンカッシュ県ワリの首長、ウィルデル・フアン・リベラ・ガリド氏が、交通事故で死去した。同首長は自身が運転する車輛で、タクタバンバに向け走行していたが、ロントグサ・ウクロ付近で衝突事故を起こし、搬送先の病院で死亡が確認されたものだ。


【チリ】

■2万3千人を逮捕 Télamの記事
昨年10月18日以降の社会闘争で、国内では2万3千人が逮捕されたという。国の人権機関であるINDHが明らかにしたものだ。一連の社会闘争の鎮圧行動で使用された催涙ガス弾などで負傷した人は253人、混乱に乗じた略奪で逮捕された人は1300人、不詳者総数は3649人で、合わせて1080件が事件として捜査が行なわれている。

■鉄道休眠地への懸念 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のオソルノで、チリ国鉄(EFE)の休眠地への懸念が高まっているという。この地には1899年以来、鉄道があるが、今は便は運行されていない状態だ。鉄道用地は手つかずのまま放置されている状態で、この状況が続けば犯罪の温床となったりすることが懸念されている。


【アルゼンチン】

■エセイサ、工事再開へ La Nacionの記事
ブエノスアイレス、エセイサ国際空港のターミナルの工事は、再開される。昨年9月、工事中に一部が崩落する事故があり、1人が死亡し、13人が負傷した。この事故以降、工事は中断されたままとなっていたが、再開されることとなった。この工事は、利用者増加を見据えたターミナルを新設するものだ。

■ブタ増産、業界は期待 Télamの記事
ブタの増産計画に、業界内では期待の声が高まった。中国企業などからの投資を受け、国内でブタの増産が図られる計画が示されたものだ。国内から中国への輸出がより図られることになり、両国にとって利益の高い計画だ。牛肉も対中輸出の増加で好調を維持しているが、一方で食肉の「中国依存」が進むことへの懸念もある。

■国内旅行が好調 Misiones Onlineの記事
国内旅行が今、まさに絶好調となっている。イグアスやバリロチェなどの国内観光地はこの夏、ホテルの客室稼働率が高まり、また交通も予約が好調だ、アルベルト・フェルナンデス政権が、米ドルとの両替に30%の課税を行なうツーリスト・ドル制度を設けたことから、国外旅行から国内に、シフトが進んだものだ。

■LATAM、賃金妥結 Aviacionlineの記事
LATAMアルゼンチンの経営と労働者らは、賃金について合意した。組合側は昨年暮れ、賃上げについての要求を掲げ、ストの動きを見せた。労働省の斡旋で労使間の交渉が行われ、ストは回避されたが、以後も交渉が続いていた。ここにきて双方の間で合意がなされ、組合側は今後のストについて撤回したという。


【エクアドル】

■花卉輸出、6%増見込み El Comercioの記事
このサンバレンタインデー需要で、国内からの花卉輸出は、6%増が見込まれる。花卉はエクアドルの主要輸出農産物で、このバレンタインデー商戦では世界市場への輸出が増加する。今年もバラなどの花を中心に需要が高く、輸出量は昨年を上回る見込みと、輸出業、花卉生産業の団体が明らかにした。

■プラス・ウルトラ、機材変更 El Universoの記事
スペインのLCC、プラス・ウルトラはエクアドル路線の使用機材を変更した。同社は昨年初めから、マドリード-キト-グアヤキル線を、エアバスA340-300型機を使用し運航してきた。この使用機材をより進化したエアバスA340-600型機に変更したという。この機材の国内の定期便乗り入れは、これが初めてだという。


【コロンビア】

■CIDH、盗聴横行に懸念 Caracol Radioの記事
米州機構(OEA)の人権機関CIDHは、国内での盗聴の横行に、懸念を示した。警察による捜査やさまざまな諜報活動で、国内では通信が傍受されるケースがあまりに多いと指摘したものだ、通信の秘密を守ることは、基本的人権の一つで、コロンビアではこうした人権意識が低いと指摘した。

■不明なのは米国大使館職員 Caracol Radioの記事
カルタヘナ近郊のカリブ海で、不明になっているのは米国大使館の職員だという。ボートが衝突して沈没する事故があり、1人が不明となっている。この不明者が、ボゴタの大使館の職員であることが明らかになった。現在も一体で捜索活動が続けられているが、生存についてはすでに絶望視されている。

■検察、ビーチ訪問 Caracol Radioの記事
検察官らが、カルタヘナのビーチを訪れた。この地では、観光の広がりの一方で、ボート、ヨット、水上バイクなどのアクティビティが、まさに「無法状態」であるとの指摘がある。この年末年始以降も、多くの事故が発生し、死者も出ている状況だ。この状態を確認するため、検察官らが現地に赴いた。


【ベネズエラ】

■グアイド、コロンビアへ Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は19日、コロンビアに向かった。米国のマイク・ポンペオ国務長官とイバン・ドゥケ大統領の会談がボゴタで行なわれるが、これに「飛び入り」参加するためだ。ニコラス・マドゥロ体制側は、グアイド氏について出国禁止としているが、この禁を破り、出国を強行した形となっている。

■グアイド、国内の現状訴えへ Caracol Radioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は米国のマイク・ポンペオ国務長官に、国内の現状を訴える姿勢だ。19日、ボゴタに向かったグアイド氏は、ポンペオ氏と会談予定だ。ポンペオ氏は対テロリズムでコロンビアを訪れており、グアイド氏はニコラス・マドゥロ体制とテロリズムとの関係をつぶさに説明する姿勢だ。

■グアイド、各国歴訪か NTN24の記事
フアン・グアイド暫定大統領はコロンビアのみならず、同暫定政権を承認する各国を歴訪する可能性がある。19日、出国しボゴタに向かった同氏だが、このまま帰国するのではなく、世界50あまりの承認国を訪問する可能性があるという。同氏は昨年初め、南米の承認国を回ったが、それ以降は「外遊」は行なっていなかった。

■レデスマ氏、外遊を支持 El Tiempoの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、フアン・グアイド暫定大統領の外遊を支持した。同氏は、グアイド氏が国内の現状やニコラス・マドゥロ独裁簒奪体制の状況を国際社会に知らしめることに、大きな意味があると認めた。同氏はマドゥロ体制からの弾圧を受け、スペインに亡命している。

■マドゥロ「対話の準備はできている」 Infobaeの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、米国のドナルド・トランプ政権との対話の準備はできていると述べた。同氏はデリケートな状態となっている対米関係について、改善の意思を示したとみられる。トランプ政権側はマドゥロ体制を独裁簒奪とみなし、経済制裁を強めるほか、フアン・グアイド暫定政権側を積極的に支援している。

■ロドリゲス氏、米国批判 Correo del Orinocoの記事
ニコラス・マドゥロ体制下で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏は、米国を批判した。同氏はフアン・グアイド暫定政権側の人物を、犯罪組織メンバーの「パンディージャ」と呼び、米国にこうした犯罪者らに騙されないよう呼びかけた。またグアイド氏はすでに、議会議長ではないとも訴えた。

■難民、2023年には1000万人 Infobaeの記事
国連難民高等弁務官事務所(ACNUR)は、ベネズエラ難民の数が2023年には、1000万人に達するとの見方を示した。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による生活困窮を受け、多くの国民が国外に流出し難民化している。現時点でその数は450万人と推定されるが、今後もこの数は増え続けると予想した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■温泉の温度が上昇 CNN Méxicoの記事
群発地震の様相を呈しているプエルトリコで、温泉の温度が上昇したという。島の南西部を震源とする地震が12月28日から頻発し、この6日と7日の強い揺れで多くの建物に被害が生じた。コアモにある温泉では、湧出するこの温泉の温度が地震発生以降、上昇傾向にあることが報告された。

■パラグアイ、受刑者脱走 ABC Colorの記事
パラグアイで、受刑者らが集団脱走する事件が発生した。ペドロ・サンフアン・カバジェロにある受刑施設の内部から外部に穴が掘られ、75人が逃走した。逃げたのは主に、麻薬カルテル関係者とみられる。国内でこの75人の確保に向けた動きがあるほか、国境を接するブラジルも国内に、警戒情報を出している。

■グアテマラ、キャンプ設置 El Universalの記事
グアテマラ政府は、移民キャラバンを支援するためのキャンプを、国境に設置した。ホンジュラスから、北米への一斉移民がSNSで呼びかけられ、千人規模のキャラバンが陸路移動している。こうした動きは2018年以来で、通過地点となるグアテマラは混乱を避けるため、専用のキャンプを設けた。

■パナマ、パンディージャ150人 Radio La Primerisimaの記事
パナマでも、パンディージャがじわりと増加している。パンディージャはマラと呼ばれる犯罪組織の構成員で、エルサルバドルやホンジュラスではこの暗躍による、治安悪化が著しい。パナマ国内でもこの活動がみられ、警察側の把握ではこの数は150人となっているという。この増加により、国内でも治安上の問題が拡大する懸念がある。

■ニカラグア野党、結束強調 100% Noticiasの記事
ニカラグアの野党は、結束を強調した。同国では2018年4月から反政府デモが激化したが、ダニエル・オルテガ政権はデモ隊や野党への徹底的な弾圧を行なった。野党各党は、対オルテガ政権で態度を一致することを選んだが、この関係性にほころびが生じていることが指摘されている。野党各党はこの印象を払拭しようと、結束をアピールした。

■ニカラグア、風被害 RPPの記事
ニカラグアではこの週末、強風による被害が生じた。太平洋岸地域で、最大風速27メートルの風が吹き、少なくとも72棟の住宅の屋根が飛ばされるなどの被害が生じたという。気象機関によるとこの悪天候は、暖かい空気と冷たい空気がぶつかり、不安定となったことから生じたという。



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