2020.01.21

【ボリビア】

■アニェス延長が決まる El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領の任期延長が、正式に決まった。同大統領の任期は、エボ・モラレス氏の残り任期の1月22日までとなっている。これを、同政権が行なう総選挙、決選に至った場合はその時まで延長する法案を議会が可決し、アニェス大統領が施行したものだ。これで国内の権力の不在は避けられることになった。

■モラレス氏ら辞任も正式手続きへ El Díaの記事
大統領だったエボ・モラレス氏、副大統領だったアルバロ・ガルシア・リネーラ氏の辞任が21日、議会で議決される見通しだ。11月10日に辞任表明し、この辞任は公然のこととして扱われたが、法的な手続きは未了のままとなっていた。前提となる、議会での議決がこの日、行なわれる見通しとなった。

■アンドロニコ氏、独自出馬の可能性も El Díaの記事
チャパレ地方のコカ葉農家団体指導者アンドロニコ・ロドリゲス氏が、大統領選に独自出馬する可能性もある。モラレス派のMASは、大統領選候補にルイス・アルセ氏、副大統領候補にダビド・チョケワンカ氏を選んだ。選に漏れた同氏が不服として、コカ葉農家団体やインディヘナ(先住民)団体の支持を得て、独自に出馬する可能性が生じている。

■カマチョ氏、メサ氏との連携示唆 El Díaの記事
サンタクルス前市議のルイス・フェルナンド・カマチョ氏は、大統領選においてカルロス・メサ氏と連携する可能性を示した。両氏とも5月3日のやり直し大統領選に出馬の姿勢だが、妥結点を見出し、候補を一本化する可能性を示したものだ。両陣営が連携すれば、議会対策などでも有効と分析されている。

■コスタス知事、アニェス待望 La Razónの記事
サンタクルス県のルベン・コスタス知事は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領が5月3日の選挙に出馬することを望むと語った。右派の同知事は、アニェス政権が突然の就任にも関わらず国内安定化に資し、着実な歩みを示していることを評価し、来る選挙にそのまま出馬するべきとの見方を示した。

■アルセ氏も捜査対象 La Razónの記事
検察は、ルイス・アルセ氏も捜査対象であることをあらためて指摘した。モラレス派のMASから、5月3日の大統領選に出馬する元経済相の同氏だが、モラレス政権下でのインディヘナ(先住民)基金をめぐる汚職事件で、同氏にも疑惑があることを検察が示したものだ。前大臣のフアン・ラモン・キンタナ氏にも同様の容疑がある。

■個人崇拝的イメージを禁止 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権は、公共事業の場などで、個人崇拝的イメージを使用することを禁じた。エボ・モラレス前政権下では、モラレス氏の写真、似顔絵などがさまざまな場に使用され、政権側のプロパガンダに利用されていた。アニェス政権はこうした扱いを全面的に禁止する方針を示した。

■4500人、出馬に関心 La Razónの記事
カマチョ氏、プマリ氏が総選挙に向けて開設したウェブサイト上では、4500人が「出馬」に関心を示したという。選挙運動の発信源となるこのウェブサイトだが、同時に議会選挙に出馬する候補者の募集も行なっている。問い合わせを含め、早くも4500件の申し込みがあったことを同陣営が明らかにした。

■チャパレ、違法作付け掃討展開 La Razónの記事
軍と警察は、コチャバンバ県チャパレ地方での違法作付けコカ葉の掃討展開を実施する。この地のコカ葉農家はエボ・モラレス氏のもっともコアな支持母体で、モラレス政権下ではこうした掃討展開は事実上、行なわれて来なかった。政権交代を受け、この掃討展開が大規模に実施される見通しとなった。

■キヌア、産業化計画 El Díaの記事
アンデス原産の穀物、キヌアの産業化計画があらためて示された。国内ではラパス、オルーロ、ポトシの3県で栽培されるこの穀物は、栄養価の高さから国際的に知られる。このキヌアを増産し、さまざまな食料品などに加工する産業化の新たな計画が打ち出された。2013年の「国際キヌア年」以来、世界的需要が漸減傾向にあることも指摘されている。


【ペルー】

■マチュピチュ、カメラ設置へ Panamericanaの記事
マチュピチュ遺跡公園内にも、防犯カメラが設置される。今月、この遺跡の太陽の神殿近くで不適切な「排泄」をしたとして、外国人観光客6人が摘発される事態が生じた。公園の管理側と文化省は、同様の事件の再発を防ぐため、施設内にカメラを設置し監視することを決めた。

■スカイ、プンタ・カーナへ Gestionの記事
チリのLCC、スカイ航空は、リマとドミニカ共和国のプンタ・カーナを結ぶ路線を開設する。同社は昨年4月からペルー国内線に参入し、国際線の就航はこれが3路線めとなる。新路線はエアバスA320ネオを使用し、4月2日からの運航となる。同社は4月から6月までの便について、ウェブサイト上でプロモーション料金を提示している。


【チリ】

■パイネ、さらに落書き BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州のトーレス・デル・パイネ国立公園内で、別の落書きが見つかった。先週、イタリアの女性旅行客が岩に落書きをしたことが分かり、この女性が謝罪したばかりだ。公園の管理側によると、この別の場所で新たな落書きが見つかったという。こうした落書きは、自然文化遺産の破壊行為とみなされている。

■クラック170キロ摘発 BioBio Chileの記事
違法薬物クラック170キロを保持、輸送していたとして、ボリビア国籍の2人が逮捕された。警察によるとこの2人は、この大量の薬物をトラックで運んでいたという。クラックは、コカインを生成する際に出る廃棄物を再生した薬物で、コカインよりも価格は安価ながら、効能は同じレベルだ。


【アルゼンチン】

■コレクティーボに長蛇の列 Télamの記事
ブエノスアイレス中心部では、コレクティーボ(路線バス)のバス停に、長蛇の列ができた。18日から、スブテ(地下鉄)リネアCが、システム更新などのため全面休止となっている。この休止後初の平日となった20日、利用をコレクティーボに切り替える人が多く、乗り場は混乱した。リネアCの休止は2月1日までの予定だ。

■アウストラル機が緊急着陸 El Marplatenseの記事
マル・デル・プラタのアストル・ピアッソリャ空港に、アウストラル航空の旅客機が緊急着陸したという。空港側によるとこの機は同空港を離陸直後、片側のエンジンに大きなトラブルが生じ、機長判断で引き返し、緊急着陸した。機体は無事に降り立ち、乗客、乗務員に負傷などはなかったという。

■ピナマールで正面衝突 Infocieloの記事
ブエノスアイレス州のピナマールで、自動車同士の正面衝突事故が起きた。現場となったのはピナマールとコスタ・エスメラルダを結ぶ州道11号だ。対向してきた乗用車とピックアップトラックが衝突したもので、この事故で3人が死亡している。警察は一方または双方の車輛が、相当のスピードを出していたとみている。

■ネウケン、焦熱 La Mañana Neuquénの記事
ネウケンは、異常高温に見舞われている。この週末、州都を含む広い範囲は日中、気温がぐんぐん上昇した。州都では19日、最高気温が摂氏39.6度まで上がっている。多くの人が川遊びをするなどして、涼をとった。気象機関はこの温度上昇で大気の状態が不安定になり、悪天候に見舞われるおそれがあるとしている。


【エクアドル】

■キトで移民の国際会議 El Universoの記事
キトでは24日、移民についての国際会議が開幕する。開かれるのは「移民・開発の地球会議」で、今回で7度めの開催だ。世界164の国、地域代表らが集結する予定となっている。エクアドルは現在、ベネズエラ難民の大量流入に直面しており、このテーマは国民にとっても身近なものとなっている。

■サンガイ、影響続く El Comercioの記事
モロナ・サンティアゴ県のサンガイ火山の活動の影響が、続いている。この火山から噴出された火山灰が周囲に影響しているものだ。チンボラソ県のグアモテでは、この灰により農作物が大きな被害を受けている。同地域を含め、広い範囲で大気の汚染も起きており、市民に対しマスク着用などが今も呼びかけられている。


【コロンビア】

■FARC、テロ組織から除外 Caracol Radioの記事
コロンビア政府は、テロ組織のリストから、コロンビア革命軍(FARC)を除外した。ボゴタでは対テロリズムの会議が行われたが、この場で明らかにされたものだ。政府とFARCは、50年にわたる内戦を終結させ、和平の道を歩むことに合意し、現在はそのプロセスの途上にある。

■各地でカセロラソ Caracol Radioの記事
21日17時から、国内各地で「カセロラソ」が行なわれる。カセロラソは鍋などを打ち鳴らす、抗議行動のスタイルだ。国民の生活の向上などを訴えるため、ボゴタやメデジン、カリなど各地で、市民らがこの行動に出る。呼びかけを行なった団体によると、デモ行進などは行なわないという。


【ベネズエラ】

■グアイド、ポンペオ氏と会談 Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領はコロンビアのボゴタで、米国のマイク・ポンペオ国務長官と会談した。グアイド氏は突如、ポンペオ氏の訪問に合わせボゴタに入った。この場で二者会談を行なったもので、ニコラス・マドゥロ体制によるテロリズム問題などについて、突っ込んだやりとりをしたという。

■グアイド、ドゥケとも会談 Caracol Radioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、コロンビアのイバン・ドゥケ大統領とも会談した。ボゴタのナリーニョ宮殿内で会談を行なったもので、ニコラス・マドゥロ体制のテロリズム問題のほか、大量のベネズエラ難民がコロンビアに流入している問題などについてやりとりした。

■グアイド、マドゥロ体制を「愚弄」 Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ニコラス・マドゥロ体制を「愚弄」したとも伝えられている。マドゥロ体制側はグアイド氏に、渡航禁止などの措置をとったが、グアイド氏側はこれを簡単に破ったことになる。グアイド氏はマドゥロ体制のこうした措置そのものを無効ととらえている。グアイド氏はSNSを通じ「良いニュースを持って帰る」とした。

■グアイド、ダボス会議参加か Caracol Radioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、21日にスイスで開幕するダボス会議2020に参加するとみられる。野党議員のスターリン・ゴンサレス氏が明らかにしたものだ。ボゴタ入りしたグアイド氏はブリュッセルを経由しスイスに向かうという。この会議には米国のドナルド・トランプ大統領も参加予定で、両者会談が行われる可能性もある。

■グアイド「ペトロは共犯者」 Caracol Radioの記事
ボゴタを訪れたフアン・グアイド暫定大統領は、「ペトロ」はニコラス・マドゥロ独裁体制の「共犯者」だと断じた。ペトロは、マドゥロ体制側が導入した暗号通貨だ。同体制側は公務員への手当てをペトロで支払い、また航空会社などにペトロによる決済を義務づけたりしている。米国はこのペトロを危険とし、取引禁止を通達している。

■グアイド「マドゥロはテロリズムと結託」 El Universoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ボゴタで対テロリズムの会議に参加し、ニコラス・マドゥロ体制がさまざまなテロリスト集団と結託していると断じた。マドゥロ体制はコロンビアの民族解放軍(ELN)などとのつながりを深めているとの指摘があるが、米国がテロ組織とみなす中東のヒズボラなどとの関係も深めていると断じた。

■アレアサ氏はイランへ NTN24の記事
ニコラス・マドゥロ体制下で外相の立場のホルヘ・アレアサ氏はイランの首都、テヘランを訪れた。マドゥロ体制に対する国際的な「包囲網」が狭まる中、同体制の後ろ盾となっている国々との関係強化を図った動きとみられる。アレアサ氏はイランの外相と会談し、情勢についての意見を交わした。

■タンパク質不足が顕著に Infobaeの記事
今年、ベネズエラ国民はさらにタンパク質不足に拍車がかかるという。NGO団体が指摘したものだ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政の影響で、国内では食料品不足が続いている。同団体は今年、国民の肉類、卵類、そして乳製品の摂取量がさらに減り、摂取栄養分の67%を炭水化物が占めるようになると分析した。

■国連、黄熱病発生を確認 El Nuevo Heraldの記事
国連側は国内で、黄熱病の発生が確認されたと発表した。ボリバール州で昨年11月、46歳の女性がこのネッタイシマカが媒介する感染症にかかったと保健省が明らかにしていた。国連側もこれを確認したもので、国内でのこの感染症の発生は14年ぶりとなる。この感染症は接種により防げるが、経済状態からワクチンが行き届くのは難しいとみられる。

■今やマラリア大国 Infobaeの記事
国境なき医師団は、ベネズエラがラテンアメリカ最大の「マラリア大国」になったと発表した。ハマダラカが媒介するこの感染症は南米各国ではもともと少ないが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による衛生状態の悪化で、昨年だけでで32万人が感染したと推定されている。同機関はとくに、ボリバール州での状況が深刻と指摘した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■プエルトリコ、地震発生続く SDPの記事
プエルトリコでは、地震発生が続いている。島の南西部を震源とする地震が12月28日以降、続いているものだ。20日の朝の時間帯には、6度の地震があり、最大のものは5時36分に発生したM4.6のものだった。一連の地震では、6日にM5.8、7日にM6.4の地震があり、多くの建物に被害が及んでいる。

■キャラバン、メキシコへ Infobaeの記事
ホンジュラスを発った移民キャラバンは、グアテマラからメキシコに入ろうとしている。SNSで新たに呼びかけられたこのキャラバンは、北米を目指すものだ。2018年の大規模キャラバンに続くもので、今回はおよそ千人が参加しているとみられる。通過地点となるメキシコだが、米国からの圧力を受け、対応に苦慮している。

■ブラジルで脱走 ABC Colorの記事
ブラジル北部の受刑施設から、受刑者26人が脱走した。アクレ州のペルー、ボリビア国境、リオ・ブランコの施設で20日未明に起きた事態だ。脱走したのは犯罪組織PCCの下部に位置する「ボンジ・ロス・13」と呼ばれるグループのメンバーらだ。警察と軍が、航空機をも使用して脱走者らの行方を追っている。

■アマンバイで1人を拘束 ABC Colorの記事
パラグアイの受刑施設から受刑者75人が脱走した事件で、このうちの1人がアマンバイで拘束されたという。ブラジル国境のペドロ・フアン・加パジェロでこの週末に起きた事件だ。逃走したのは麻薬カルテル関連の犯罪で刑罰を受けた者らで、国内だけでなくブラジルでも警戒が強まっている。

■ハバナ空港、カートがない Ciber Cubaの記事
キューバ、ハバナの空港では「手荷物カート」がなく、利用者らが困っているという。多くの荷物を抱えて出発または到着した人が、カートを利用できず、これらの荷物を手で運ばざるを得ない状況となっている。空港側によると、カートは用意していたものの、その多くが盗まれてしまったという。

■アスンシオン、蚊対策 ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオンの人々は蚊対策を進めている。現在国内では、ネッタイシマカが媒介するデングの感染拡大が生じ、その大半がアスンシオン首都圏に集中している。ワクチンは存在するがその有効性にはまだ疑問があるため、保健省は蚊の発生を抑えることを市民に呼びかけている。市民は、溜水の処理などを続けている。

■パナマ湾で地震 Rotativoの記事
20日昼頃、パナマ湾で地震があったという。観測機関によると震源はコロンビア国境に近い海域で、震源の強さはマグニチュード5.0、深さは10キロだ。人口粗放地域のため人や建物への被害報告はなく、また津波の発生もなかった。この地震の規模について、米国の期間はM4.8としている。

■こどもの名前、トップはフアン El Paísの記事
ウルグアイで2019年に名づけられたこどもの名前トップは「フアン」で1129件だった。同国の市民登録局が多かった名前のデータを示したものだ。時点は「ベンハミン」で1078件、3位は「イサベリャ」で855件となっている。以下ルイス、マテオ、マリア、エンマ、バンティーナ、マルティーナとなった。



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