2020.01.22

【ボリビア】

■モラレス氏らの辞任を可決 La Razónの記事
議会は、前大統領のエボ・モラレス氏、前副大統領のアルバロ・ガルシア・リネーラ氏の辞任を可決した。昨年11月10日に辞任表明していたが、議会で多数を占めるモラレス派のMASが事実上、この審議を拒絶した状態となっていた。しかし22日にモラレス氏らの本来任期が終了するため、MAS側もこの辞任議決を受け入れた。

■米国「関係正常化が進展」 El Díaの記事
米国政府は、ボリビアとの関係正常化が進展しつつあるとの見解を示した。エボ・モラレス政権時代の2009年、パンド県で起きた事件をきっかけに両国関係は悪化したまま膠着化していた。しかし政権交代を受け、ヘアニネ・アニェス暫定政権が米国との関係正常化を模索していた。ドナルド・トランプ大統領も、アニェス政権に好意的な見方を示している。

■アニェス、「モラレス時代」再評価 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、エボ・モラレス政権の14年間を再評価する。22日、インディヘナ(先住民)出身のモラレス氏が歴史上初めて大統領となったことを受け「多民族国の日」とされる。この日、アニェス大統領は声明を出し、モラレス時代の功罪について、評価する見通しだ。

■モラレス氏、アルセ氏に期待 El Díaの記事
エボ・モラレス氏は、MASから大統領戦に出馬することになった元経済相、ルイス・アルセ氏に期待を示した。候補者として同氏を選んだモラレス氏は、アルセ氏の手腕によりボリビア経済はさらなる発展を遂げると断じ、現時点で最良の候補者であるとした。ともに戦う副大統領候補には、元外相のダビド・チョケワンカ氏が指名されている。

■ノルテ・ポトシ、アルセ氏に不満 El Díaの記事
ポトシ県のケチュアの人々によるコミュニティ群、ノルテ・ポトシはMASの大統領選候補者がルイス・アルセ氏となったことに不満だ。人々は声を上げ、ダビド・チョケワンカ氏とアンドロニコ・ロドリゲス氏を候補者とするべきだと訴えた。同県だけでなく、ラパス県のインディヘナ層の間でもチョケワンカ氏の支持が高い。

■労働省「22日は休日」 Los Tiemposの記事
労働省は、22日は休日であると宣言した。この日はエボ・モラレス政権以来、多民族国の日として休日となっていた。しかし政権交代を受け、アニェス現政権はこの日を休日と扱うことに難色も示していた。それでも、従来通りこの日を休日として扱うことを決め、労働省がこの見解を示したものだ。

■プマリ氏「23日に新たな発表」 Página Sieteの記事
カマチョ氏と組んで総選挙に臨むマルコ・プマリ氏は、この23日に選挙戦についての新たな発表を行なうとした。現在、5月3日の総選挙を前に、選挙に臨む態勢づくりを各党が進めている状態だ。同氏はこの日に、新たな協力関係などについて発表を行なうとした。またカマチョ-プマリ陣営は、議会選挙候補者の選定も進めている。

■電力輸出は「嘘」 La Razónの記事
エネルギー担当のロドリゴ・グスマン大臣は、アルゼンチンへの電力輸出は「嘘だ」と断じた。エボ・モラレス前政権は、同国への輸出開始に向け国内発電量の増加と送電インフラ整備を進めていた。しかし同大臣によると、この計画には十分な需要予測すらも行なわれていなかったという。同大臣は、ブラジルへの輸出のほうが、現実味があると語った。

■無駄な公共事業、ツケが重く Página Sieteの記事
エボ・モラレス前政権時代の「無駄な公共事業」のツケが重いという。コチャバンバ県熱帯地方に建設されたチモレ空港だが、今は乗り入れる航空便もない状態だ。建設には3450万ドルが投じられ、今も政府は1100万ボリビアーノの維持費の負担を強いられている。この空港が、密輸拠点になることを防ぐため、管理体制の強化の必要性さえある状態だ。

■ポソコニの鉱山で遺体 Página Sieteの記事
オルーロ県ポソコニ山の鉱山で、男性遺体が見つかった。警察によると遺体は袋に入れられ、この地に遺棄されていたとみられる。オルーロ県内の鉱山では「フク」と呼ばれる、産出物を横流しする犯罪が横行しており、このフクをめぐる何らかのトラブルで、殺人に至ったと警察はみている。

■ラパス、偽警官摘発 El Díaの記事
ラパスで、警官を装い強盗をはたらこうとした男2人が逮捕された。今月4日、市内のヤナコチャ通りで、外国人女性観光客が写真を撮っていたところ、この男2人が「写真禁止」を告げ、持ち物などを調べ、金品や書類などを奪ったという。ラパスでは外国人観光客を狙った、同様の事件が比較的多い状態だ。

■不衛生なトイレ摘発 La Patríaの記事
オルーロでは、不衛生なトイレ2個所が、摘発された。市側の立ち入り調査で、これらの施設は、衛生面での配慮が欠けた状態だったという。市内では2月22日にユネスコ無形文化遺産のカルナバルのパレードが予定されており、これを前に観光客も利用する施設の、事前調査が行なわれていた。


【ペルー】

■アレキパ-アヤクチョ道不通 El Comercioの記事
アレキパとアヤクチョを結ぶ道路が、不通となっている。ワワイパ渓谷に近いサイラ・トゥリンで、大雨の影響で土砂災害が発生し、道路上に岩石が散乱したためだ。現在、この復旧作業が行なわれており、当面の間この道路は通行できなくなる。両県を含むシエラ(アンデス)は今、雨季にある。

■トゥンベス空港、改修へ Perú21の記事
交通通信省は、トゥンベス空港の改修計画を明らかにした。2230万ドルを投じて、同空港の長さ2500メートルの滑走路の再舗装を行なうという。この工事は来年第二四半期頃に実施の計画だ。現在この空港にはLATAMペルーとスカイ航空が乗り入れ、それぞれリマとを結ぶ路線を運航している。


【チリ】

■北部、悪天候への警戒 BioBio Chileの記事
国内北部に対し、悪天候についての警戒が呼びかけられた。気象機関によると第15(アリカ・パリナコタ)州など23日にかけ、大雨などに見舞われる可能性がある。この北部地域はアタカマ沙漠の周縁にあたり、もともと雨が少ないため少量の雨でも災害に至るおそれがある。またタラパカ、アントファガスタ、アタカマ州でも警戒が必要だ。

■メトロ2号、1時間止まる BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)2号線の一部区間は21日、およそ2時間にわたり運転が止まった。運営側によるとこの軌道上に人が入り、安全のためとった措置だ。休止されたのはシウダー・デル・ニーニョとベスプシオ・ノルテの区間で、16時10分頃から見合され、安全確認後再開されている。


【アルゼンチン】

■アエロパルケ、2時間停止 Infobaeの記事
ブエノスアイレス、アエロパルケが21日、2時間にわたり全面停止した。空港を管理するアルゼンチン2000によるとターミナル施設で技術的トラブルが生じ、この事態に陥ったという。朝6時から8時にかけこの事態となり、連鎖的に国内航空路線の多くに影響が波及した。その後同空港は、通常の体制に戻っている。

■ビジャ・メルセデスで略奪 Noticas por el Mundoの記事
サンルイス州のビジャ・メルセデスで、略奪が起きた。この一帯は悪天候による被害が生じたが、この影響でトラックが国道8号上で事故を起こした。この際、周囲の住民らがこのトラックに群がり、積み荷のビスケットを一斉に奪ったという。このトラックはメーカー「Bagley」社のもので、コルドバの工場から製品を輸送していた。

■リネアF、延期に Nueva Ciudadの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアFの計画は、さらに延期されることとなった。市側が、この工事着工に向けた業者選定の落札を延期することを決めたものだ。この20億ドルを要する大型プロジェクトの先行きが、また不透明となった。この路線はパレルモとバラカスのカリフォルニアの12キロを結ぶものだ。

■LGBTQ旅行、60万人 Télamの記事
アルゼンチンは今年、「LGBTQ旅行客」を60万人、受け入れる見通しだ。アルゼンチンは早い段階から、「ゲイ・フレンドリー」を掲げ、性的マイノリティの旅行先に名乗りを上げてきた。マドリードで開催中の旅行フェアに、LGBTQ向けの旅行を今回も紹介したが、反応は上々だったという。


【エクアドル】

■サンガイ火山、また活発化 El Comercioの記事
モロナ・サンティアゴ県のサンガイ火山が、また活発化している。観測機関によるとこの20日から、再びこの火山から火山灰が噴出し、火口での爆発が確認されているという。この火山の活動で昨年後半、アスアイ県やカニャル県などで大量の火山灰が降るなどし、さまざまな影響が広がっていた。

■エスメラルダス、雨被害 El Universoの記事
太平洋岸のエスメラルダスで、大雨による被害が生じている。この一帯は今雨が降りやすい状態だが、21日朝にかけてまた強い雨に見舞われた、アルト・タンボやムイスネなどで市街地の道路が浸水、冠水したり、一部では道路そのものにも被害が及んだ。県都とキニンデを結ぶ道路などで、通行制限などの措置がとられている。


【コロンビア】

■国内南部、通行制限 Caracol Radioの記事
国内南部の道路では21日、大型車輛などの通行制限が敷かれている。この日国内では、社会闘争の動きがあり、バジェ・デル・カウカ、カウカ、ナリーニョ、プトゥマヨ各県の道路では朝6時から22時にかけ、3.4トン以上の大型車輛の通行が規制されている。今回の闘争はこの日だけで、22日には正常化するとみられる。

■闘争2か月のカセロラソ Caracol Radioの記事
国内では21日17時から、鍋などを打ち鳴らすデモ「カセロラソ」が行なわれる。昨年11月21日、国内では社会闘争の嵐が吹き荒れ、ボゴタでは18歳の学生が死亡するに至った。この日から2か月となったことを受け、この闘争を呼びかけた団体などがこの日の、カセロラソを再び国民に呼びかけているものだ。


【ベネズエラ】

■グアイド、英国へ Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、英国を訪れ、同国の外相と会談した。ニコラス・マドゥロ体制による渡航禁止を破りコロンビアを訪れた同氏は、そのまま欧州に向かった。英国では議会で演説をする予定で、さらにジョンソン首相との会談も予定されている。グアイド暫定政権を承認する国々への歴訪が始まったものだ。

■グアイド、やはりダボスへ El Carabobeñoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、やはりダボス会議に参加するという。同氏の欧州訪問が明らかになり、21日にスイスで開幕したこの会議への参加の可能性が指摘されていた。現時点の予定としてグアイド氏は、この24日にスイス入りし、会議に参加するという。この間、ベルギーのブリュッセルを訪れる予定は明らかになっている。

■暫定政権は一年に Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定政権は、発足からこの23日で一年となる。ニコラス・マドゥロ体制が昨年1月10日、憲法上の要件を満たさず失効したことから、議会議長の同氏が暫定政権を立ち上げたものだ。以後、マドゥロ体制に批判的な50あまりの国々が、暫定政権を承認することとなった。

■また野党議員拘束か Infobaeの記事
ニコラス・マドゥロ体制側が、また新たに野党議員を拘束したとみられる。議会側が明らかにしたもので、イスマエル・レオン議員と連絡が取れなくなっているという。マドゥロ体制側は、議会で多数を占める野党への弾圧姿勢を強めており、今も複数の議員が拘束を受けたままとなっている。

■カロ氏、無事を確認 NTN24の記事
野党議員ヒルベル・カロ氏の無事が確認された。同氏の弁護士が明らかにしたものだ。カロ氏は12月20日、カラカス市内でインテリジェンス機関に突然拘束を受け、その後弁護士や家族とも連絡がとれない状態となっていた。ニコラス・マドゥロ体制側が、反グアイドへの「転向」を強要し、これを受諾しなかったため拘束を受けたとみられている。

■米国、さらなる制裁 Infobaeの記事
米国ワシントン政府は、ニコラス・マドゥロ体制に対するさらなる制裁を加えた。新たに、マドゥロ体制の財政を支える国営オイル会社PDVSAの15機の航空機について、米国の領空通過などを禁じたものだ。米国はマドゥロ体制を独裁簒奪と批判し、同体制を支援するキューバなどへの制裁も強めている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■プエルトリコ、物資支援 El Universoの記事
プエルトリコの地震被災者に対する物資支援が始まっている。島の南西部を震源とする地震が12月28日から続き、6日のM5.8、7日のM6.4の地震で多くの建物にも被害が及んだ。米国ワシントン政府の災害宣言を受け、もっとも被害が大きい10のコミュニティの人々に対する、物資支援が開始された。

■プエルトリコ、地震7千回 El Diario NYの記事
プエルトリコで今年発生した地震はすでに、7千回に達している。観測機関が明らかにしたものだ。12月28日から群発地震の様相を呈しているが、1日以降の地震がこの数に達し、M4.0以上の地震は100回にのぼる。2010年に大きな地震に見舞われたハイチ、ドミニカ共和国では2019年の一年間に発生した地震は、1257回だった。

■モイーズ、憲法改正の方針 Diario Libreの記事
ハイチのジョブネル・モイーズ大統領は、憲法改正を図る方針を示した。同大統領は、国内の政治体制の改革強化を図るため、憲法を改正したいとしたものだ。国内では昨年後半、モイーズ政権の退陣を求める社会闘争が全国に蔓延し、疲弊した経済がさらに悪化する事態が起きている。

■メキシコ、100人送還 Univisionの記事
メキシコ政府は、移民キャラバンの100人を、早くも送還した。ホンジュラスから北米を目指す1000人規模の移民キャラバンが、グアテマラからメキシコに入っている。メキシコ政府は、違法入国と認められた少なくとも100人について、送還の手続きをとったことを明らかにした。通過国となるメキシコは、対応に苦慮している。

■ハバナでカセロラソ America TEVEの記事
キューバの首都ハバナで、鍋などを打ち鳴らすデモ「カセロラソ」が行なわれた。中心部のサンレオポルドの住民らが、この行動に出たものだ。住民らによるとこの街区では、8日夜から水道水が利用できない状況となっているという。この改善を求めた動きだが、同国内でこのようなデモが公然と行われることは珍しい。

■パラグアイ、4人を確保 ABC Colorの記事
パラグアイ当局は、脱走受刑者4人の身柄を確保したとした。先週末、ブラジル国境のペドロ・フアン・カバジェロの受刑施設から、76人が脱走する事件が起きた。このほとんどが麻薬カルテル関連で有罪となった者らだ。同地域を中心に捜索が行われており、イビ・ヤウで4人を発見、拘束したという。

■アマゾン委員会創設へ Télamの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領は、新たに「アマゾン委員会」を創設する方針を示した。国内の広い範囲を占めるアマゾンの保護にあたるための新たな枠組みになるという。同大統領はアマゾン開発に積極的な立場で、森林破壊をこれまで「フェイクニュースだ」と切り捨てていた。

■Glovo、ウルグアイから撤退 El Observadorの記事
欧州のオンデマンドデリバリー「Glovo」はウルグアイから撤退する。同グループ側が明らかにしたもので、2月10日で国内での営業受付を終える。同グループは2018年5月からこのサービスを展開していたが、国際戦略の見直しなどで「難しい決断」をしたという。同様にプエルトリコ、トルコ、エジプトからも撤退する。

■AA、コードシェア終了へ El Observadorの記事
アメリカン航空とLATAM航空グループのコードシェアは、1月末で終了する。昨年LATAMは、デルタ航空との包括提携に合意し、アメリカンとの提携を破棄した。これを受けた措置で、コードシェアの提携関係が終わるものだ。LATAMはこの9月いっぱいで、アメリカンが加盟する航空連合ワンワールドからも脱退する。

■トレン・デル・ラゴ、3月から運転 ABC Colorの記事
パラグアイの鉄道「トレン・デル・ラゴ」は、3月にも運転を再開するという。パラグアイ国鉄(Fepasa)が明らかにしたもので、1960年代に使用された蒸気機関車を使用した、観光鉄道サービスを再開するものだ。国内の観光開発の起爆剤となることに、期待が高まっている。



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