2020.01.23

【ボリビア】

■アニェス、30分の演説 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は22日、30分にわたる演説を行なった。この日は「多民族国の日」で、これに合わせ就任以来初めてとなるこの演説に臨んだ。この中でアニェス大統領は、モラレス氏の辞任、国外逃亡の後の「安定した秩序」構築に向け今後も努力をするとし、第一義に掲げる公正選挙を実現されると断じた。

■モラレス氏は不満語る La Razónの記事
アルゼンチンで亡命生活を送るエボ・モラレス氏は22日、不満を口にした。同氏がインディヘナ(先住民)出身者として初めて大統領となった22日は「多民族国の日」だ。メディアの電話取材に答え、クーデターにより誕生した現暫定政権下での国内は、すでに民主主義が損なわれていると断じた。同氏は今も、自身の正当性を訴えている。

■マドゥロ氏、多民族国の日を祝う El Díaの記事
エボ・モラレス氏と盟友関係にあるベネズエラのニコラス・マドゥロ氏が、「多民族国の日」を祝った。同氏は22日、祝いのコメントを述べるとともにモラレス氏が早期にボリビア国内に戻り、再び実権を掌握できるよう願った。この中でマドゥロ氏はモラレス氏を、「南のインディオのトップ」と呼んだ。

■ワラチ氏、アルセ氏に不満 El Díaの記事
有力労働組合連合COBのフアン・カルロス・ワラチ委員長は、モラレス派のMASの大統領選候補がルイス・アルセ氏となったことに不満を表した。同氏は、元外相のダビド・チョケワンカ氏のほうが候補者として適切だと述べ、選考方法にも問題があったと断じた。COBはモラレス政権を支えたが、モラレス氏辞任の際にはいち早くこれを受け入れた。

■アンドロニコ氏、結束促す La Razónの記事
チャパレ地方のコカ葉農家団体指導者、アンドロニコ・ロドリゲス氏は、結束を促した。モラレス氏の支持母体であるこの団体だが、同氏のいない「多民族国の日」を迎えた。アンドロニコ氏は団体員らの集会の場で来る選挙に向け、結束することを呼びかけたものだ。同氏はMASの候補者から外れている。

■ヌニェス、アニェス待望論 La Razónの記事
ジェルコ・ヌニェス大臣は、5月3日の大統領戦に、ヘアニネ・アニェス暫定大統領が出馬することを期待した。同大臣は、モラレス氏辞任後の混乱を収め、秩序を回復した同大統領の手腕を評価し、今後の国づくりに向けた土台を作る上で、アニェス大統領に代わる人材は今いないと断じた。

■トリニダ道で事故 La Razónの記事
サンタクルスとベニ県都トリニダを結ぶ道路で、バスとトラックの衝突事故が起きた。交通警察によると、両県境のサンパブロ橋付近で、サンタクルス社のバスと牛を積んだトラックが衝突したという。この事故で2人が死亡し、7人が負傷し病院に搬送されている。現在事故原因の調べが進められている。

■カスターニャ生産者らが封鎖 El Díaの記事
パンド県では、カスターニャ(ブラジリアンナッツ)の生産者らが、道路封鎖を行なった。県都コビッハに至る道路を封鎖したのは同県とラパス、ベニ県の生産者らだ。カスターニャ価格に対する不満から、政府などに対策を求めた動きだ。ボリビアは世界最大のカスターニャの産地だ。

■西部方面へのバス中止 Los Tiemposの記事
コチャバンバから西への、バスの便の出発が22日、見合された。パロタニで大雨の影響によりロチャ川が氾濫し、車輛の通行に支障が生じたためだ。コチャバンバ市内のバスターミナルでは、多くの乗客らが足止めされる状態となっている。この氾濫で、パロタニでは農業にも大きな被害が出ているとみられる。

■8月6日通りにアート La Patríaの記事
オルーロの8月6日通りの路面に、大きな絵が描かれている。この街路は、2月22日に予定されているユネスコ無形文化遺産、カルナバルのパレードのメインルートだ。このイベントに花を添えようと、地域のアーティストらが絵を描いているものだ。パレードまであと1か月となり、準備が本格化している。


【ペルー】

■保健省、準備を指示 Gestionの記事
保健省は、新型コロナウイルスに対する準備を各方面に指示した。中国、武漢を震源にこのウイルスによる呼吸器疾患、肺炎が広がりを見せている。保健省は現時点で、国内でこの感染が疑われる事例は出ていないとした一方、グローバル化で国際規模の人の移動が多く、流入の可能性があるとした。リマのホルヘ・チャベス空港などでの対応強化を図る姿勢を示した。

■アレキパ、バス転落 El Comercioの記事
アレキパ県で、バスが谷に転落する事故が起きた。マヘス郡のアルト・シワスのパンアメリカン道で、Sodexo社のバス車輛が道路を外れて谷に転落した。この事故で、バスに乗っていた4人が死亡し、多くの負傷者が出ている。当局側によるとこのバスは、アヤクチョ県内の鉱山に、労働者らを輸送していたという。

■落石で送電システムに被害 El Comercioの記事
クスコ県マチュピチュ近くで落石があり、送電システムに被害が及んだ。国の防災機関によると22日朝3時過ぎ、マチュピチュ村付近の電力施設に落石があった。この影響でマチュピチュ村やサンタアナなどへの送電が、途絶えたという。復旧作業が進められ、同日午後までに、送電は全面的に再開されている。

■長距離バス、強盗団に襲われる Perú21の記事
この20日、国内コスタ(海岸)を通るパンアメリカン道で、長距離バスが強盗団に襲われた。ピウラ県のマンコラを発ち、リマに向かっていたTepsa社のバスの便が、ピウラとチクラヨを結ぶ区間でこの事件に見舞われた。40人の乗客らは金品や携帯電話などを、強盗団に奪われたという。


【チリ】

■アンクー湾で事故 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州チロエ島のアンクー湾で、船同士の衝突事故が起きた。小型の「スーペル・ソル」と漁船「アンヘリーナ」が衝突したもので、この事故で1人が死亡し、1人が海に流され不明となっている。現在、アンクーやプエルト・モントから船が出て、この不明者の捜索が続けられている。

■ペンコ、長時間断水 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州コンセプシオン近郊のペンコで、長時間の断水が起きている。水道会社によると技術的トラブルの影響でこの事態が生じているもので、数千世帯がすでに40時間にわたり、水道を利用できなくなっている。現時点で、水道の再開の見通しは立っておらず、地域行政もとくに衛生面などへの対応を取り始めた。


【アルゼンチン】

■HIVワクチン、臨床試験へ Le Comercioの記事
国内で、HIVワクチンの臨床試験が始まる。米国機関と同国の製薬会社が開発したこのワクチンについて、国内で500人に対し実際に接種を行なうという。将来的な実用化を見据えたもので、現在このボランティアの募集が行なわれているものだ。アルゼンチンをはじめ、南米各国では今も、HIV感染が広がり続けている。

■ビジャ・へセル、アルコール飲料規制 Télamの記事
ブエノスアイレス州のビジャ・へセルでは、アルコール飲料規制が新たに敷かれた。地域行政がこの措置をとったもので、ビーチなどの公共スペースでの飲酒を原則禁止としたものだ。観光客が飲酒の末、トラブルを起こすケースが続出したためとられた措置で、違反した場合3万4千ペソの罰金となる可能性がある。

■ペンギン・コロニー発見 El Tribunoの記事
ティエラ・デル・フエゴ州で、新たにペンギンの繁殖地が発見されたという。現地を巡検した科学者らのグループが、報告したものだ。国内南端のこの州にある孤島で、マゼランペンギンが多く、繁殖していたという。実際、カメラを通じて2年間にわたり観測を続け、この地がペンギンたちの子育ての地となっていることを確認した。

■ミシオネス、デング注意 Télamの記事
ミシオネス州の保健局は、デングに対する注意報を出した。ともに流行が指摘されるパラグアイ、ブラジルとの国境に位置する同州では今季、これまでに35件の感染が報告されている。今後、この数が劇的に増える可能性があるとして、注意喚起したものだ。現時点では、流行などには至っていない。


【エクアドル】

■ペニペ-バーニョス道、土砂災害 El Comercioの記事
トゥングラワ県のペニペとバーニョスを結ぶ道路で土砂災害があり、通行中の車輛が巻き込まれた。22日未明、雨の影響でこの事態が生じたもので、重機を使用し土砂が取り除かれ、生き埋めとなった5人は全員無事救出された。国内は現在、雨季と乾季が入り混じった状態となっている。

■ガラパゴス、観光客減 El Universoの記事
ガラパゴス諸島では2019年、観光客が減少した。国立公園側が明らかにしたものだ。この年、諸島を訪れた観光客数は27万1238人で、前年比で1.7%のマイナスとなった。2010年以降、この諸島の観光客数が減少したのは2012年、2016年に続き、3度めだという。


【コロンビア】

■新型コロナウイルス、上陸か Caracol Radioの記事
保健省は、中国の武漢を震源に広がる新型コロナウイルスが、国内に上陸した可能性があるとした。この19日に国内に来た中国人が、この症状を占めている。さらに22日に入国した別の中国人も、この症状を呈しているという。現在、ブラジルでもこの感染が上陸した可能性が指摘されている。

■メデジン、局地的豪雨 Caracol Radioの記事
国内第二の都市メデジンが、局地的豪雨に見舞われた。21日午後、市内ではいわゆる「ゲリラ豪雨」が降り、一部では降雹もあった。この事態で各地で浸水などが生じ、とくにグロリエタ・デ・サンフアンからフェロビアリアにかけての地域は、とくに被害が大きかった。グアヤバル通りでは、倒木も発生している。


【ベネズエラ】

■グアイド、妥協せず El Periódicoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ニコラス・マドゥロ体制に対し妥協しない姿勢だ。この23日で、議会議長の同氏が暫定政権樹立を宣言し1年となる。ノルウェー政府の斡旋で両者間の対話が呼びかけられ、一度はグアイド氏側も応じたが、今は「一切受け入れない」との姿勢を示している。グアイド氏は、「マドゥロ抜きの新体制」構築を掲げ始めた。

■サンチェス氏との面会を望む Al Nativoの記事
フアン・グアイド暫定大統領はツイッターを通じ、スペインのペドロ・サンチェス首相との会談を望むとした。英国を訪れた同大統領は、同国のジョンソン首相との会談を予定している。しかし現時点で、サンチェス政権側から会談受け入れの姿勢は示されていないという。左派のサンチェス政権は、対マドゥロ体制で穏健な態度をとっている。

■ダボス会議でもベネズエラ問題 Caracol Radioの記事
コロンビアのイバン・ドゥケ大統領は、ベネズエラ問題をダボス会議で提起する姿勢だ。現在この会議がスイスで開催されており、ドゥケ大統領は参加のため同国を訪れた。ドゥケ大統領はニコラス・マドゥロ体制の問題とともに、コロンビアがすでに160万人を受け入れている難民問題をこの場で、提起するという。

■米国、国際機関に働きかけ Caracol Radioの記事
米国政府は、国際機関に対する働きかけを強めている。ニコラス・マドゥロ体制を簒奪独裁とし、制裁を強める米国は、ラテンアメリカ開発銀行や米州開発銀行、さらには国際赤十字などさまざまな国際機関に、制裁の足並みをそろえるよう働きかけている。マドゥロ体制に対する「抜け穴支援」を米国は阻止したい姿勢だ。

■グアイド事務所への捜索を否定 Télamの記事
ニコラス・マドゥロ体制側は、フアン・グアイド暫定大統領の事務所の捜索の事実を否定した。マドゥロ体制側の指示を受け、汚職容疑でこの事務所の捜索が行なわれたと伝えられた。しかしマドゥロ体制下で副大統領の立場のホルヘ・ロドリゲス氏はこうした事実はないと否定した。

■レケセンス氏裁判、22日も La Prensa Laraの記事
野党議員、フアン・レケセンス氏に対する裁判は、22日も続いたという。同氏はテロ関与を一方的に指摘され、2018年8月に突然拘束された。昨年12月から非公開で裁判が行なわれているが、本人がその罪状を否認しているという事実以外、何も伝えられていない。野党のみならず国際機関も、同氏の即時解放を要求している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコでも感染疑い Infobaeの記事
中国、武漢を震源に感染が広がる新型コロナウイルスについて、メキシコ国内での発生の可能性が指摘された。保健当局によると12月下旬に武漢を訪れた医師が、この症状を呈しているという。現在、感染の有無などについての確認が進められている。この医師は航空便で、メキシコシティの空港を経由していた。

■パナマ、警戒態勢引き上げ TN8の記事
パナマの保健当局は、新型コロナウイルスに対する警戒度を引き上げた。中国、武漢を震源にこの感染が広がるが、パナマシティのトクメン国際空港と中国本土を結ぶ航空便もあり、国内にも早期に感染が流入するおそれもある。保健省はこの空港を中心に、検疫体制を強化する措置をとった。

■パラグアイも対応強化 ABC Colorの記事
パラグアイ保健省も、新型コロナウイルスに対する対応を強化している。アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港を中心に、このウイルスの流入の可能性に備えた対応を強めたものだ。パラグアイは中国と国交はなく、また中国との間の航空便も存在しないが、グローバル化進展で人の移動が多いことから、この措置をとった。

■プエルトリコ、支援強化求める Diario Las Americasの記事
プエルトリコの人々は、米国ワシントン政府に対し、支援の強化を求めている。島の南西部を震源とする地震が12月28日から続き、6日のM5.8、7日のM6.4の地震で多くの建物にも被害が生じている。ワシントン政府はすでに災害を宣言しているが、とくに被災した住民らは政府からの支援が不十分だと指摘している。

■米国、キャラバン抑止を求める Univisionの記事
米国政府はメキシコに対し、移民キャラバンの抑止を求めた。SNSで呼びかけがなされたキャラバンが、ホンジュラスを発ち、1000人規模の人々が移動しているとみられる。移民に保守的にドナルド・トランプ政権はメキシコに対し、米国到達を阻むよう求めた。メキシコはすでに、およそ300人を本国に送還する手続きに入っている。

■ボウソナロ、支持上昇 Télamの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ政権に対する国民の支持が、上昇している。MDAが行なった世論調査で、同政権への支持率は前の調査の41.0%から今回、47.8%に上がった。2022年の再選が可能な時期選挙に向け同政権には好材料で、同大統領を支持しないと答えた人も前の53.7%から今回は47.0%に下がっている。

■ニカラグア、人体マーキング Infobaeの記事
ニカラグア、ダニエル・オルテガ政権が、人体に対する「マーキング」を行なっているという。2018年4月からの反政府行動以降、オルテガ政権はすべてのデモを「テロ」とみなして弾圧を強めている。野党議員や反政府的立場をとる市民に対し拷問を加え、その肌に立場を示すアルファベットを刻んでいることが明らかになった。

■ニカラグア、闘争死者684人 Correo del Surの記事
ニカラグアでの一連の社会闘争による死者数は、684人となったという。人権活動のNGO団体が明らかにした数字だ。同国では2018年4月から反政府デモが続き、これに対するダニエル・オルテガ政権による弾圧も続いた。昨年10月時点で一連の死者数は651人だったが、これまでに33人増えて、この数となった。

■大統領もデング El Universoの記事
パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領がデングに感染したという。同国のフリオ・マッセレーニ保健相が明らかにしたものだ。国内ではネッタイシマカが媒介するこの感染症が今、激増しており、その大半がアスンシオン首都圏に集中している。大統領は発熱などを訴え、調べたところ感染が確認されたという。

■キューバ観光、8.5%減 14 y Medioの記事
2019年のキューバの観光業は、前年比で8.5%のマイナスだった。世界全体ではこの年の観光は、4%のプラスだが、キューバは米国からの経済締めつけの影響を大きく受けた。ロシアや中国からの観光客は堅調だったが、米国からの観光が大きく減り、欧州なども減少に転じた。



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