2020.01.25

【ボリビア】

■キューバとの外交関係凍結 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権は、キューバとの外交関係を凍結した。同国外相が、アニェス大統領を「クーデター指揮者」「ばかもの」と罵倒する事態が生じ、これに相対したものだ。エボ・モラレス前政権はキューバとの関係を密としたが、アニェス政権はキューバが国内に派遣した医師らを全員帰国させている。

■アニェス、農作物輸出自由化 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、農作物の輸出の自由化を宣言した。国内ではエボ・モラレス政権下の11年前、国内市場を守る目的でこの輸出の規制が開始されていた。農家らは、自由な輸出を可能とする措置をアニェス政権に求めており、政府側がこれに応える形となった。

■レビジャ、アニェス支持を表明 La Razónの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長は、来る大統領戦でヘアニネ・アニェス暫定大統領を支持することを明らかにした。同市長と同市長が率いる政党は、先の選挙ではカルロス・メサ氏を支援した。しかし熟考の結果、アニェス大統領の続投を支持することを明らかにした。一方、アニェス大統領自身は、選挙に出馬する姿勢は示していない。

■トドス・ソモス、アニェス支持 El Díaの記事
政治活動集団「ボリビア・トドス・ソモス」は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領を支持した。5月3日の選挙に向け、同集団の姿勢を示したものだ。代表のダミアン・コンドリ氏は、ラパスのルイス・レビジャ市長がアニェス大統領を支持したことについても、「心強く、歓迎する」とコメントしている。

■カマチョ-プマリ、新党立ち上げ El Díaの記事
5月3日の総選挙での共闘に合意したカマチョ氏とプマリ氏は、新党市民連帯連合(UCS)を立ち上げた。同陣営はすでに、選挙戦に向けた政策アピールと、議会議員選挙出馬者の募集のためのウェブサイトも立ち上げている。両氏がベースとするサンタクルス、ポトシ県での支持が根強い。

■ABC、MASを告発 Los Tiemposの記事
国内道路の管理を行なう道路管理局(ABC)は、エボ・モラレス氏が率いたMAS政権時代、2億1100万ボリビアーノの損失を受けたと告発した。ABC側が会見で明らかにしたもので、MAS政権による、適切ではない公共工事、インフラ整備工事で、この損失を被ったとしたものだ。MASは公共工事を国民への選挙アピールに利用してきた。

■アラシータが開幕 La Razónの記事
ラパスでは24日、アラシータが開幕した。アラシータは国内でもラパスのみに伝わる行事で、エケコ人形に願懸けをするミニチュア製品を売る市だ。毎年この日から2月下旬にかけ、市内中心部でこの専用の市が立つ。このアラシータは今は全国に拡大し、各地でこうした市が立てられるようになった。

■カマチョ氏、いやがらせ受ける Página Sieteの記事
大統領選に向けて動き出しているサンタクルス前市議、ルイス・フェルナンド・カマチョ氏が、いやがらせを受けた。ラパスのアラシータ会場を訪れたところ、この場で何者かに、トウモロコシを頭めがけて投げられたという。ラパスでは今も、同氏が事実上の引退勧告をつきつけたエボ・モラレス氏を支持する勢力が強い。

■オルーロ、道路投資の必要性 La Patríaの記事
オルーロ県の道路局が、県内道路インフラへの投資の必要性を指摘した。現在、同県を含む国内の広い範囲は雨季のピークを迎えている。この雨により、県内のとくに農村部の道路で、通行に支障が生じる事態が続出していると指摘したものだ。その多くは市民の生活道路で、多くの県民がこの事態に困っているとした。

■オルーロ、ガイド養成 La Patríaの記事
オルーロ市は、観光ガイドの養成を始めた。この町を訪れる観光客は相対的には少ないが、今年は2月22日に開催されるユネスコ無形文化遺産、カルナバルは例外だ。このイベント開催時の観光ガイドを養成する取り組みを、市の文化局と観光局が行なっている。


【ペルー】

■インカ古道、閉鎖 El Comercioの記事
文化省は、クスコとマチュピチュを結ぶカパック・ニャン(インカ古道)の閉鎖を発表した。この区間は観光客のトレッキングルートとして人気だが、一部区間で大雨による土砂崩れがあり、通行ができなくなっているという。23日からこの措置がとられ、今も続いている。例年インカ古道のこの区間は、2月に全面閉鎖されている。

■タンクローリー爆発、死者は8人に El Comercioの記事
リマ、ビジャ・エルサルバドルで23日にタンクローリーが爆発した事故で、死者は8人、負傷者は45人、損傷を受けた住宅は20棟となった。液化ガス(GLP)を積んだこの車輛からガスが漏れ、その後爆発炎上したものだ。現場の状況はひどく、当初は消防による消火活動もままならなかった。車輛の運転手男性も、死者に含まれている。

■ピスコ空港、一時閉鎖 Perú21の記事
イカ県ピスコの空港は24日、一時全面閉鎖の措置がとられた。空港の管理側によると、この空港施設内に爆発物を仕かけたとの電話があり、この措置をとったという。この影響で、リマ発同空港経由フリアカ行きのLATAMペルーの便は、同空港には降り立たなかった。しかしこの空港では不審物は見つからず、悪質ないたずらとみられている。

■クエラップに850万ソル Gestionの記事
政府は、アマソナス県のクエラップ要塞遺跡に850万ソルを投じる。俗に「北のマチュピチュ」と呼ばれるこの遺跡は、今後の観光開発が有力とされる場所だ。この地の観光振興のため、政府はこの額を投じて、インフラを整備するという。現在、この遺跡に向かう人のためのテレフェリコ(ロープウェイ)も運転されている。


【チリ】

■3月に闘争再燃か BioBio Chileの記事
現在は鎮静化している社会闘争が、3月には再燃するおそれがあるという。セバスティアン・ピニェラ政権に対する反政府闘争が10月18日から一か月以上続いた。政府が憲法改正の姿勢を示すなどし今は鎮静化しているが、再び年金などの社会保障がクローズアップされる3月、同様の混乱が起きるおそれがあると専門家が指摘した。

■車輛から発砲、3人拘束 BioBio Chileの記事
サンティアゴの警察は、車輛から発砲があったとして、この車に乗っていた男3人を拘束した。24日夕方、プロビデンシアのエリオドロ・ヤニェスで、無差別とみられる発砲があったと、地域の人々から通報が入った。この車輛は警察から逃げようとしたが確保され、市内にあった拳銃など5丁も押収されている。


【アルゼンチン】

■5ペソ札、1か月延長 Télamの記事
5ペソ紙幣の国内流通は、1か月延長されることとなった。中央銀行が明らかにしたものだ。価値下落で5ペソ札は5ペソ硬貨に置き換えられ、紙幣は1月末に廃止となる予定だった。しかし同機関によると市中に多くの紙幣が残存しており、交換に時間を要することから、2月29日に廃止期日を延期した。

■国内でも春節 Télamの記事
国内でも中国系コミュニティを中心に、旧正月である春節が祝われている。24日がこの日にあたり、ブエノスアイレスのベルグラノの中華街では、この日を祝う人々で混雑した。音楽が奏でられ、踊りが踊られ、そして東アジアの料理を売る露店が街路に並んだ。これに合わせ18日から、中国文化を紹介するイベントも数多く、行なわれているという。

■腫瘍のプマを保護 El Litoralの記事
トゥクマン州では、腫瘍に侵された野生のプマ(ピューマ)が保護された。タフィ・ビエホに現れたこのプマは、病のため動けなくなっていて、現地消防に保護された。獣医師の団体が診察したところ、内臓に腫瘍があることが分かったという。これらの獣医師により摘出手術が3時間にわたり行なわれた。

■麻疹、113件に Télamの記事
昨年以降、国内で確認された麻疹(はしか)の件数は113件となった。保健省が明らかにしたもので、このうちの106件はブエノスアイレス州に集中している。国内では予防接種によるこの感染症の抑え込みがなされたが、反ワクチン主義者も少なくなく、感染の広がりを招いた。このほか今季、デングは36件、チクングニヤ熱は1件、確認されている。

■オフロード走行で環境破壊 Infocampoの記事
ティエラ・デル・フエゴ州のミトレ半島で、オフロード走行の4WD車による、環境の破壊があったという。国立公園側が明らかにしたものだ。観光客がこうした走行をしたことで、本来の自然のまま残されていた区域が、タイヤ痕にまみれ、破壊されてしまった。しかしこうした走行をした観光客を、特定するのは難しいとみられる。

■サクランボ、中国に755トン Perfilの記事
ネウケン州産のサクランボは2019年、中国市場に755トン、輸出されたという。アルゼンチンと中国は2018年、このサクランボの輸出入の枠組みについて合意した。ネウケン州は国内では有数のサクランボの産地で、以後安定的に中国市場への輸出が行なわれているという。


【エクアドル】

■ビシQ、電動自転車導入 El Comercioの記事
キト市の公営貸自転車「ビシQ」に、電動アシスト自転車が導入される。この運営側によると、この機能を持つ自転車296台が、近く市場に投入されるという。まず、ビセンテナリオ公園内の、自転車貸し借りを行なう「エスタシオン」にこれらの自転車がお目見えとなる見通しだ。

■ガラパゴス諸島で地震 El Comercioの記事
ガラパゴス諸島で24日午前3時24分頃、軽度の地震が起きた。観測機関によると震源はこの諸島のフェルナンディーナ島で、震源の強さはマグニチュード3.9、震源の深さは7.6キロだ。この島にある火山は、火山活動が活発な状態が続いており、この火山活動にかかる地震とみられる。


【コロンビア】

■パンアメリカン道でバス事故 El Tiempoの記事
カウカ県のパンアメリカン道でバス事故が起きた。パストを発ったバスの便が暴走し、岩に衝突したもので、この事故で9人が死亡し、少なくとも数十人の負傷者が出ている。警察によるとこの事故は、バス車輛の整備不良から生じたとみられるという。重傷者はポパヤンの病院に搬送されている。

■モンテリア空港、風の影響 El Heraldoの記事
コルドバ県都モンテリアの空港が、強風の影響を受けた。23日夜、この空港を発ち、ボゴタのエルドラード空港に向かおうとした便が、この風の影響で離陸できなくなった。乗客らはそのまま待たされ続け、結局この便は5時間遅れで離陸したという。一部の乗客の、国際線乗り継ぎなどに影響が出た。


【ベネズエラ】

■グアイド、マクロン氏と会談へ El Universoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、フランスのマクロン大統領と会談する。グアイド氏はコロンビアを訪れた後英国、スイスを訪れた。さらにパリを訪れ、大統領府で同大統領と会談することになった。フランスは、グアイド氏が暫定政権を立ち上げた直後に、政権として承認している。

■スペインの状況は混乱 Infobaeの記事
スペインを訪れたフアン・グアイド暫定大統領だが、同国の受け入れ方には混乱がみられる。スペインは欧州連合各国と足並みを揃え、ニコラス・マドゥロ氏の入国を禁止している。しかしサンチェス現政権は左派の立場で、グアイド氏側を国のトップとして受け入れることを拒んだ。グアイド氏の空港到着を、対立する野党関係者が揃って出迎える状況となった。

■マドゥロ氏、グアイド拘束を指示か El Sigloの記事
ニコラス・マドゥロ体制側が、フアン・グアイド暫定大統領の身柄拘束を指示したとみられる。マドゥロ体制側は、グアイド氏の出国を禁じる措置をとったが、同氏はこれを無視して外遊中だ。これを受けマドゥロ氏側が、拘束をインテリジェンス機関などにら指示した可能性がある。もし拘束となれば、米国が軍事的干渉を行なう可能性もある。

■ペルーのベネズエラ人差別を批判 Infobaeの記事
ニコラス・マドゥロ体制側は、ペルー政府による「ベネズエラ人差別」を批判した。ペルーでは、大量に流入したベネズエラ難民による犯罪増加を受け、外国人を対象とした警察特別部隊の創設を発表した。マドゥロ体制側はこの創設そのものが、差別によるものだと断じ、批判した。

■サトウキビ畑火災、11人死亡 Infobaeの記事
アラグア州カグアのサトウキビ畑で23日夜、火災が起きた。この畑に棲みついているウサギを駆除しようと火を放ったところ、燃え広がり方が早かった。このため10歳から14歳の7人を含む、11人がこれまでに死亡したという。このカグアでは、サトウキビが主な農業産出物となっているという。

■不動産議会、ペトロは不向き Noticieroの記事
国内の不動産議会は、国営の暗号通貨ペトロによる決済は、不向きであるとの見解を示した。ニコラス・マドゥロ体制が導入したこの暗号通貨について、同体制側はさまざまなサービスへの適用を進めている。しかし不動産業界は、不動産売買や賃料支払いなどにおいては、「不確実性が高い」として不向きであるとした。

■医薬品不足、80% El Pitazoの記事
国内での医薬品の不足は現時点で、80%だという。薬剤師の団体が明らかにした数字だ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で物資不足が蔓延するが、現物や原材料の多くを輸入に頼る医薬品はとくに、不足の割合が高い。国内ではこの不足により、難病患者などが次々と死に追いやられている状態だ。

■結核が40%増加 Noticieroの記事
国内では結核と診断される人が、大きく増えているという。パンアメリカン保健機構が明らかにしたものだ。2014年以降、国内で結核とされた人は、その実数で40%の増加となった。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による、国民生活への影響が顕在化した時期と重なる。国内ではマラリアの蔓延に加え、昨年末には14年ぶりに黄熱病も確認された。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ボウソナロの差別発言告発 El Universoの記事
ブラジルのインディヘナ(先住民)団体は、ジャイル・ボウソナロ大統領のラシスモ(差別主義)発言を告発する。同団体によると同大統領は23日夜、「インディオはわれわれと同じであろうとする」という旨の発言をしたという。極右の同大統領は以前から、ラシスモをうかがわせる発言をしており、団体側はこれを重大な問題と指摘した。

■プエルトリコ、反政府デモ Regeneraciónの記事
プエルトリコでは24日、反政府デモが行なわれた。この島では昨年中盤から、知事の辞任を求めたデモが繰り返されている。島の南西部を震源に12月28日から群発地震の様相を呈する中、再びこの知事政府の「市民を置き去りにした姿勢」が明らかになったとして、デモが再燃する形となったものだ。

■ホンジュラス、インディヘナ層が抗議 La Prensaの記事
ホンジュラスでは、インディヘナ(先住民)層が、デモを行なった。同国政府が、インディヘナ層の生活地域の開発計画を打ち出し、議会がこの件の審議を進めている。インディヘナ層は、自らの生活が脅かされかねないとしてこの計画に反対し、首都テグシガルパで抗議の声を上げた。

■AMLO、こどもリクルートに警戒 El Universoの記事
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は、麻薬カルテルによるこどもへのリクルート活動に、警戒感を示した。薬物の取引や輸送などの人員を賄うため、こうしたカルテルが若者にリクルートを行なうケースはみられた。しかし近年、この対象がさらに若い、こどもたちに広がっているという。

■ホンジュラスも空港で対策 Hondudiarioの記事
ホンジュラスでも、空港での水際対策が強化された。中国、武漢を震源に新型コロナウイルスの感染拡大が起きている。国内にも流入する可能性があるとして、保健省は国際線の便が多く到着するサンペドロ・スーラの空港での検疫体制を強化した。発熱のある利用者に対し、申告を求めている。

■空き家がデングの温床に ABC Colorの記事
パラグアイの首都アスンシオンでは、空き家がデングの温床になっているという。使用されていない家々の溜水から、媒介するネッタイシマカが次々と発生しているという。国内では同首都圏を中心にこの感染症が流行状態となり、これまで4人が死亡したほか、マリオ・アブド・ベニテス大統領も今この感染で療養している。



最近の記事