2020.01.26

【ボリビア】

■アニェス、出馬宣言 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、5月3日の大統領選への出馬を24日、宣言した。ラパスのホテルで、この決断をしたことを明らかにしたものだ。同大統領はこれまで、このやり直し大統領選への出馬の可能性については否定的だった。しかしラパスのルイス・レビジャ市長などが推す声を上げ、出馬に傾いたとみられる。

■モラレス氏「権利はある」 El Díaの記事
前大統領のエボ・モラレス氏は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領の大統領選出馬について「その権利はある」との見解を示した。亡命先のアルゼンチンで語ったものだが、一方でこれまで出馬を否定していた姿勢を一転させた理由については、説明する責任があるとも付け加えている。

■メサ氏「アニェスは誤りを犯した」 La Razónの記事
大統領選に出馬するカルロス・メサ氏は、アニェス暫定大統領について「誤りを犯した」と表した。メサ氏はアニェス氏が突然、5月3日の大統領選に出馬表明したことを批判し、これまでの前提条件がすべて崩れると断じた。「法の問題ではなく、信義の問題で誤りを犯した」と語った。

■オルティス氏、アニェスに期待 El Díaの記事
先の大統領選に出馬したオスカル・オルティス氏は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領の選挙出馬に大きな期待を示した。同氏は、国内の混乱を収束させ秩序を回復させたアニェス大統領の手腕を評価し、同氏が新たな任期につくことを肯定的に捉えた。アニェス氏であれば、国内の民主主義回復に資するとも述べている。

■女性活動家も否定的 El Díaの記事
インディヘナ(先住民)の女性活動家も、ヘアニネ・アニェス暫定大統領の出馬宣言に否定的見解だ。トマサ・ヤルウィ氏は、この「短絡的な出馬」がボリビアの女性の権利の上で、マイナスにはたらく可能性を指摘した。国内では暫定大統領に女性が就くのはアニェス氏で2人めだが、大統領選で女性候補が勝利したことはないし。

■キロガ氏、リブレ21立ち上げ La Razónの記事
大統領選出馬を表明している元大統領、ホルヘ・キロガ氏は、政治連合「リブレ21」の立ち上げを発表した。事実上、同氏を推す支持母体となる団体の立ち上げだ。既存政党であるMNR、MPSがこの運動に参加する。現在キロガ氏とこのリブレ21は、副大統領候補などの選定を進めているという。

■在外投票者に不満 Página Sieteの記事
米国、ワシントンでは在外投票者の間で不満の声が聞かれるという。5月3日のやり直し大統領選で投票するための登録が行なわれているが、在外者はその機会が限られる一方、登録事務が一律的に行なわれており、その地にあった実情を反映していないという。さらにワシントンの大使館では、登録できる数の上限が一日当たりで決められている状況だ。

■アラライ、大雨被害 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県のアラライでは、大雨による被害が報告された。この地では2日間にわたり強い雨が降り続いた影響で、車輛用の橋梁1本と、歩行者用の橋2本が損壊などの被害を受けたという。外部の町との連絡の上で制約を受けている状態で、地域行政が県や国に、インフラ復旧への協力を求めた。

■チャペトン氏が挙式 La Razónの記事
エルアルト市のソレダー・チャペトン市長が、挙式した。市内のサンティアゴ2にある教会で、17年まえから交際していた男性と結婚したものだ。この式にはラパスのルイス・レビジャ市長や、実業家のサムエル・ドリア・メディナ氏も参加した。同市長は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領と政治的スタンスが近い。

■農業、10億ドルの効果 Los Tiemposの記事
農産物の輸出自由化で、10億ドルの効果が得られる予想だ。ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、12年ぶりにこの自由化を図ることを明らかにした。これまでの保護貿易により、とくに農業分野は経済的圧迫を受けてきたと指摘されている。このアニェス政権の判断について、輸出入団体、農業団体ともに歓迎の姿勢を示している。

■コチャバンバ、費用負担求める El Díaの記事
コチャバンバの財界は、スペイン企業に対し費用負担を求めている。既存鉄道を活用した近郊鉄道の運転に向け、工事が進められている。工事とその後の運営を受注したこの企業は、財政負担を強いられることもなく「ただ乗り」の状態にあるとし、この町の財界は同社にも適正な負担を求めるべきとの見方を示した。

■オルーロでもアラシータ La Patríaの記事
オルーロでもアラシータが開幕している。ラパスでは1月24日から、エケコ人形に願懸けをするミニチュア製品を売るこの市が立っている。同じくアイマラ文化圏のオルーロでも、同様にアラシータが始まったものだ。現在この祭りは国内で一般化し、アイマラ文化圏以外の地域でも行なわれるようになっている。


【ペルー】

■ケイコ氏、国外逃亡を否定 Perú21の記事
元大統領候補のケイコ・フヒモリ氏は、国外逃亡の可能性を否定した。ブラジルの建設会社を舞台とした汚職疑獄の容疑で、同氏は再び拘束される可能性がある。メディアの取材に対し、同氏は国内に残り、自身の潔白を証明すると断じ、国外に逃れるとの噂を全否定した。

■降雪でバス、動けず Correo Perúの記事
アレキパとクスコを結ぶ道路で、バスが降雪のため動けなくなる事態が生じた。エスピナール郡のネグロ・マヨとコンドロマを結ぶ区間で、バスが雪でスリップし、道路を外れて動けなくなった。34歳の運転手は警察に通報し、救助を求めたという。この事態による負傷者などはない。

■タンクローリー爆発、死者14人に El Comercioの記事
リマ、ビジャ・エルサルバドルで起きたタンクローリー爆発炎上事故による死者は、14人となった。23日に起きたこの事故は、液化ガス(GLP)を積んだ車輛からガス漏れし、爆発に至ったものだ。近くにいて重度の火傷を負っていた39歳の女性が新たに死亡したという。この車輛の運転手も、事故で死亡している。

■伝統衣装の少女、差別受ける El Comercioの記事
クスコのホテルで、伝統衣装の少女が差別を受ける事件が起きた。文化省が明らかにしたものだ。マチュピチュのプロモーションのための衣装の少女が、ホテルに入ることなどを拒まれる事態が生じた。この光景を目撃した観光客がSNSで告発し、明らかになったものだ。文化省はこのような差別的行為は、憲法に反すると断じている。


【チリ】

■保健省、対ウイルス策 BioBio Chileの記事
保健省は25日朝、新型コロナウイルスへの対応策を発表した。中国、武漢を震源にこのウイルスが広がっているが、国内にも波及するおそれがある。同省は空港や国境での検疫体制の強化を図るとともに、疑われる事例が生じた際には、速やかな対応をとることを明らかにした。現時点で国内では、疑われる事例は報告されていない。

■サーモンへの注意喚起 BioBio Chileの記事
保健省は、国内で市販されている養殖サーモンに対する注意喚起を行なった。「Von Fach」の銘柄で販売されているこのサーモンについて、危険なバクテリアが検出されたという。国内の流通側に回収を命じるとともに、手元にあっても消費しないよう国民に呼びかけた。感染症に罹ったり、妊婦が流産したりするなどの事態が想定されるという。


【アルゼンチン】

■フェルナンデス、帰国 Télamの記事
アルベルト・フェルナンデス大統領が帰国した。昨年12月10日に就任した同大統領は、イスラエルへの初の外遊を行なっていた。同国でホロコースト・反ユダヤ主義に対するフォーラムに参加し、ローマを経由してエセイサ国際空港に到着したものだ。このフォーラムには40ヵ国の首脳が参加したという。

■動物図柄紙幣、6月まで Diario Actualidadの記事
中央銀行は、動物図柄の紙幣は、6月までの発行になるとした。マウリシオ・マクリ政権下でこの図柄に変更されたが、アルベルト・フェルナンデス政権はこの変更の方針を示していた。同機関は現在、新しい図柄のデザインを考案中だという。この動物の図柄には、コンドルやジャガー、グアナコなどが採用されている。

■航空チケット販売、暗転 La Politicaの記事
国内での航空チケット販売が、一気に暗転した。1月に入り、国内線のチケット販売は40%、国際線については60%も減ったという。アルベルト・フェルナンデス政権は、米ドルと通貨ペソの両替の際、事実上の30%の税上乗せをするツーリスト・ドルの制度を導入したことが、大きく響いたとみられる。

■イグアス-コリエンテス線検討 La Vozの記事
LCCのジェットスマートは、プエルト・イグアスとコリエンテスを結ぶ路線の開設を検討している。同社はすでにイグアスに乗り入れているが、北部の拠点都市コリエンテスとの接続を考えている。両都市間の交通は現在、バスで半日かかる状態で、この新路線の参入意義は大きいと同社は考えている。


【エクアドル】

■ケベド、小型機の事故 El Universoの記事
ロス・リオス県のケベドで、小型機の事故が起きた。24日15時30分頃、バナナ畑の薬剤散布を行なっていた小型機が、畑に墜落したものだ。この機に乗っていた操縦士は複数個所を負傷したものの、命に別状はない。この機について、当時畑にいた人も、異音を立てるなどの異常に気づいていた。

■フェルナンディーナ、また地震 El Comercioの記事
ガラパゴス諸島、フェルナンディーナ島では25日未明にも2度、軽度の地震が起きている。前日に地震があったばかりのこの島だが、午前3時台に軽度の地震が相次いだ。この島では昨年末以降、火山活動が活発な状態となっており、この活動にともなう地震とみられている。


【コロンビア】

■オートバイ販売、10.5%増 Caracol Radioの記事
国内での2019年のオートバイ販売は、前年比で10.5%の増加だった。二輪車輛の販売団体が明らかにした数字だ。この年の、総販売台数は60万4960台だった。近年、オートバイ業界でも燃費向上を通じた環境への配慮、さらに安全技術の向上が進んでおり、新車需要が伸びているという。

■アビアンカに要望書 El Universalの記事
カルタヘナのウィリアム・ダウ・チャマト市長は、アビアンカ航空に要望書を出した。同社はこの3月29日をもって、カルタヘナと米国のマイアミを結ぶ路線を休止する方針を示した。しかし市側は、とくに観光業への影響が大きいとして、この休止の撤回を求めるこの書状を出した。


【ベネズエラ】

■キューバよりシリアに近い Infobaeの記事
欧州訪問中のフアン・グアイド暫定大統領は、ベネズエラの現状はキューバよりもシリアに近いと断じた。ニコラス・マドゥロ体制の弾圧の中、多くの国民が国外に流出して難民化し、また国内で人権が擁護されていない実態は、内戦が続くシリアに重なるとしたものだ。同氏は近く、カラカスに戻ることも宣言した。

■グアイド、マクロン氏と会談 Notimericaの記事
フアン・グアイド暫定大統領はフランス、パリを訪れ、同国のマクロン大統領と会談した。大統領府内で両者は会談したとグアイド氏は自身のツイッターで明らかにしている。グアイド氏はコロンビア訪問後、欧州にわたりこれまで、英国、ベルギー、スイスを訪れている。

■グアイド、レデスマ氏と面会 El Carabobeñoの記事
フアン・グアイド暫定大統領はスペイン、マドリードで、前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏と面会した。レデスマ氏はニコラス・マドゥロ体制による弾圧を逃れ、この地で亡命生活を続けている。グアイド氏が暫定政権立ち上げを発表した直後、レデスマ氏はいち早く、これに支持を表明していた。

■マドリード、対グアイド抗議も Telesur TVの記事
スペイン、マドリードではフアン・グアイド暫定大統領の来訪に抗議するデモも行なわれた。左派の複数の団体が呼びかけ行なわれたもので、外務省前で反対の声を上げた。このデモには、ニコラス・マドゥロ体制を支持するベネズエラ国民や、キューバ国民なども参加したという。

■サンチェス氏、面会せず Télamの記事
スペインのペドロ・サンチェス首相は、フアン・グアイド暫定大統領とは面会しない見通しだ。欧州連合(EU)はグアイド氏側を支持承認しているが、左派のサンチェス氏はグアイド暫定政権と微妙な距離を置いている。グアイド氏のマドリード訪問を認めたものの、同首相や政府高官は、グアイド氏とは面会しないとみられる。

■マドゥロ「ばかげた行動」 NTN24の記事
ニコラス・マドゥロ氏は、フアン・グアイド暫定大統領の欧州訪問を「ばかげた行動」と表した。マドゥロ体制側はグアイド氏の出国を禁じたが、グアイド氏側はこれを無視し渡航した。マドゥロ氏はグアイド氏側のこの行動を「思慮の浅い行為」と断じ、この背後に動く米国をも批判した。

■抗議行動での死者、67人 NTN24の記事
国内では昨年、抗議行動などで合わせて67人が命を落としたという。人権にかかるNGO団体が明らかにした数字だ。国内では2017年4月から反政府行動が続き、多くの人が死傷している。ニコラス・マドゥロ体制による弾圧強化でデモ自体が減っており、死者数も大きく減った状態となっている。

■小型機、消息絶つ El Carabobeñoの記事
カラカスのチャリャジャベの飛行場を発った小型機が、消息を絶っている。23日昼過ぎ、この空港を発ったパイパー34型機とその後、連絡がとれなくなっているものだ。この機は離陸から30分後に、飛行場に戻ると連絡があった。現在、消息を絶った地域を中心に、捜索活動が続いている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■プエルトリコ、また地震 El Nuevo Díaの記事
プエルトリコで、またやや強い地震が起きた。25日16時20分頃、この島の南西部を震源とするマグニチュード5.0、深さ13キロの地震が起きた。グアニカやヤウコなどでやや強い揺れを感じている。この島では12月28日以降、今回の震源域周辺での地震が相次ぎ、6日のM5.8、7日のM6.4の地震で多くの建物に被害が及んでいる。

■麻疹、2万件に Diario Presenteの記事
ラテンアメリカ・カリブ地域で昨年以降、麻疹(はしか)の感染件数がすでに2万件に達しているという。パンアメリカン保健機構が明らかにしたものだ。このうちの実に88%に相当する1万8千件は、ぶらじるに集中している。次ぐのはベネズエラの548件で、以下コロンビア、アルゼンチンが続く。

■エルサルバドルも警戒 La Prensa Gráficaの記事
エルサルバドル政府も、新型コロナウイルスに対する警戒を呼びかけた。中国、武漢を震源にこの感染が広がりつつあることを受け、保健省は検疫体制の強化などの方針を示した。すでに空港では、サーモグラフィによる発熱者の有無の確認などを開始しているという。現時点で国内で、感染が疑われる事例は生じていない。

■フットボールでもデング対策 Hoyの記事
パラグアイでは、フットボールの試合会場でもデング対策が行なわれている。国内ではこのネッタイシマカが媒介する感染症が激増し、マリオ・アブド・ベニテス大統領の感染も明らかになっている。この週末に行なわれる試合において、試合観戦者に対しても啓発が行なわれ、蚊よけの薬剤が使用された。

■インテルジェットに激震 Diario de Morelosの記事
メキシコのLCC、インテルジェットに激震だ。空港への使用料の未納などを理由に、複数の空港に同社が乗り入れできず、路線を休止せざるを得ない状況となっていることが明らかになった。国内のモンテレイやベラクルスといった町だけでなく、米国のニューヨークも含まれる。

■ニカラグア、M5.0の地震 La Prensaの記事
ニカラグアで25日15時59分頃、地震があった。観測機関によると震源はカラソのカセレスの南西68キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード5.0、震源の深さは21キロだ。この地震の揺れは首都マナグアやマサヤ、グラナダなど広い範囲で感じたが、人や建物への被害報告はない。



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