2020.01.28

【ボリビア】

■アニェス、再組閣 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は28日にも再組閣する。5月3日の大統領選に自らの出馬を表明した同大統領は、この体制づくりのため全閣僚に辞任を求めた。一部の閣僚はこの出馬表明に反発し自ら辞任の意思を示しており、こうした閣僚を更迭するための措置とみられる。この出馬表明による国内政界への波紋が広がっている。

■検察、アニェス出馬は「合法」 El Díaの記事
検察は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領の大統領選出馬について「合法」との見方を示した。司法側としての正式見解を出したもので、これによりアニェス大統領の出馬の阻害要因はなくなったことになる。また同日、選管に当たる選挙法廷も、アニェス大統領の出馬に法的な瑕疵はないとの見方を示している。

■アニェス「批判はマチスモ」 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、自身の大統領選出馬への批判は「マチスモ」(男性優位主義)によるものと断じた。この表明に国内各方面から批判の声がある。これに対し大統領は、女性であることから批判を受けているとの見方を示したものだ。この表明で、暫定政権を支持した勢力の「アニェス離れ」の動きも起きている。

■アルセ氏、28日に帰国へ El Díaの記事
モラレス派であるMASから大統領選に出馬するルイス・アルセ氏は、28日に帰国する。同氏は治療などの名目で出国していた。大統領選に本格的に向かうためこの日に帰国するとしたものだ。検察は同氏に対する、汚職などの疑惑をかけているが、現時点では逮捕状などは出ていない。

■レビジャ「アニェスを恐れている」 El Díaの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長は、「ほかの候補者らがアニェス大統領を恐れている」と断じた。アニェス大統領が大統領選出馬表明後、ほかの陣営からの批判の声が強まっている。いち早くアニェス氏支持を表明した同市長は、「アニェス大統領の実力を、ほかの陣営が怖がっている」と表した。

■チョケワンカ氏「恐れていない」 El Díaの記事
モラレス派のMASから副大統領候補となっているダビド・チョケワンカ氏は、「恐れていない」と返した。ヘアニネ・アニェス暫定大統領が出馬表明したことに、他陣営が恐れているとラパスのルイス・レビジャ市長が断じた。しかしチョケワンカ氏は「アニェス氏が対抗馬となることは、まったく恐れてはいない」と語った。

■Conade、支持撤回も La Razónの記事
民主主義擁護委員会(Conade)は、ヘアニネ・アニェス暫定政権に対する支持撤回の可能性を示した。アニェス氏が突然、大統領選出馬を表明したことを受けたものだ。同委員会は、憲法の序列に従いアニェス氏が暫定大統領となったことを支持したが、次期選挙に出馬するとなると状況が異なるとの見解を示した。

■オリバ知事、アニェス支持 La Razónの記事
タリハ県のアドリアン・オリバ知事は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領の次期選挙出馬を支持した。同知事はメディアを前に、アニェス氏のみが、今の国民の総意を実現できる存在だと強調した。この上で、同大統領を支持する勢力が、党派やイデオロギーを超えて支える体制を作りたいと述べた。

■13万5千の新規登録 Los Tiemposの記事
選挙法廷は、5月3日のやり直し総選挙に向け、新たな有権者登録が13万5千件あったことを明らかにした。有権者は事前に登録の義務があるが、今回は前回選挙のデータを使用するため、新たに選挙権を得た人などが今回の登録対象となる。一方、前回選挙登録後に死亡した人の抹消手続きも行なわれていた。

■ビルビル、警戒体制強化 El Díaの記事
サンタクルスのビルビル国際空港でも、警戒態勢が強化された。この空港は北米や欧州との直行便を持つ、国内最大の空の玄関口だ。中国、武漢を震源とする新型コロナウイルスの感染が広がる中、国内にもこの感染が上陸するおそれがある。保健省はこの抑止のため、同空港での検疫体制などを強めた。

■登山のブラジル人が死亡 El Díaの記事
ラパス近郊のワイナ・ポトシ山を登っていたブラジル人男性が、死亡したという。この男性は、氷河から300メートルの地点で、高度障害の重症化などで命を落としたとみられる。男性の遺骸は山岳救助隊の手により、麓のエルアルトに下ろされた。詳しい死因の調べなどが行なわれる見通しだ。

■墓所の壁、建て替えへ La Patríaの記事
オルーロ中央墓所の壁2棟が、建て替えられるという。管理側が明らかにしたものだ。国内の墓所では大きな壁に設けられた壁龕(へきがん)と呼ばれるくぼみに、棺を埋葬するのが一般的だ。しかし同墓所は、新たな壁を建設するスペースがなく、老朽化した壁をより大型に作り変えることで、スペースを確保するという。


【ペルー】

■フヒモリ派が退潮 BioBio Chileの記事
26日に投票が行なわれた議会議員選挙で、フヒモリ派が退潮した。フヒモリ派であるフエルサ・ポプラールは前回選挙では第一党となったが、今回は速報値で得票が7%にとどまる。同党を率いるケイコ・フヒモリ氏が汚職疑獄事件で長期間拘束されるなど、求心力を急速に失った形となった。

■国内でも感染が疑われる事例 Infobaeの記事
保健省は、国内でも新型コロナウイルスの感染が疑われる事例が4件、報告されていることを明らかにした。いずれもリマで起きている事例で、うち3件は中国の武漢から到着した人々だという。現在、ミラフローレスの病院にこれらの患者は入院しており、感染の有無についての確認が進められている。

■コロンビア家族、34日ぶり発見 El Comercioの記事
国内のセルバ(アマゾン)で消息が分からなくなっていたコロンビアの家族らが、34日ぶりに発見、救出された。ロレト県のユビネトで見つかったのは40歳の母親と、10歳から14歳のこども3人だ。12月19日に行方が分からなくなり、周囲で捜索が続いていた。4人が、セルバでどのように過ごしていたのかなどはまだ分かっていない。

■爆発、死者15人負傷者31人に El Comercioの記事
リマ、ビジャ・エルサルバドルで起きたタンクローリー爆発事故による死者は15人、負傷者は31人となった。液化ガス(GLP)を輸送していたこの車輛から燃料が漏れ、引火して爆発し炎上したものだ。周囲の住宅などにも延焼し、被害を広げることとなった。サンボルハの病院に搬送されていた7歳の児童が、あらたに死亡したという。


【チリ】

■憲法改正、支持下がる BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ政権が進める憲法改正を支持すると答えた人は66%と、前回調査の74%から8ポイント下がった。Cademが行なった世論調査の結果だ。昨年10月からの社会闘争による政治不信の打開策としいてこの改正が打ち出され、4月26日に国民投票が予定されている。ピニェラ政権への支持率は、今回は12%だった。

■娘を助けようとした父親が溺死 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州で、10歳の娘を救助しようとした40歳の父親が、溺れて死亡した。リオ・ネグロに住むこの父子は、ピルマイケン川で遊んでいた。この際、娘が川に流され、父親が助けようとしたという。娘は周囲の人に助けられたが、この父親は下流域で遺体で発見された。


【アルゼンチン】

■武漢のアルゼンチン人 Télamの記事
新型コロナウイルスの影響で封鎖されている中国、武漢のの町にはアルゼンチン国民12人が取り残されているという。在北京の大使館が明らかにした数字だ。この感染症の蔓延で、この町と外部を結ぶ交通手段などが途絶えている。大使館はこれら12人の随時連絡を取っているが、感染の症状などはみられていないという。

■毒キノコで男性入院 La Mañanaの記事
コルドバ州で、毒キノコが原因で36歳の男性が医療機関で手当てを受けている。リオ・クアルトからサンタロサ・デ・カラムチタを訪れたこの男性は、自ら採取したキノコを食べた。その後中毒症状が重症化し、入院するに至ったという。男性が食した中に、猛毒を持つタマゴテングタケが含まれていたとみられる。

■シポレッティ、コウモリへの懸念 La Nacionの記事
ネウケン州のシポレッティでは、野生のコウモリに対する懸念が強まっている。一部のエリアで、棲息するコウモリの数が激増し、その排泄物による悪臭が生じている。さらにこのコウモリが、狂犬病などの危険な感染症をまき散らすおそれもある。保健当局が、薬剤を散布するなどの対応を取り始めた。

■国内航空、LCCのみ拡大 iProfesionalの記事
2019年の国内航空市場は、LCCのみ拡大した。マウリシオ・マクリ前政権の自由化政策で参入したLCCは好調ながら、レガシーキャリア、既存エアラインは苦境にある。空港別でも、LCC拠点のブエノスアイレスのエル・パロマール空港のこの年の利用は前年比109%と大幅な伸びを示す一方、地方空港の多くがマイナスとなった。


【エクアドル】

■新型コロナウイルスを否定 El Comercioの記事
保健省は、国内での新型コロナウイルスの感染例を否定した。香港から国内に到着した49歳の中国人男性に、感染が疑われる症状があった。しかし同省は27日このウイルス、またはインフルエンザの感染ではなかったと明らかにした。この男性と同じ便に乗っていた乗客らの追跡も行なわれていた。

■国内複数個所で土砂災害 El Comercioの記事
大雨の影響でシエラ(アンデス)、コスタ(海岸)地域の複数個所で土砂災害が起きている。クエンカとエル・エンパルメを結ぶ道路は土砂が道路を覆い、不通となっている。エスメラルダス県ではアタカメスの道路など2個所でやはり土砂災害が生じた。このほかロス・リオス県では大雨のため、河川の氾濫が生じている。


【コロンビア】

■67人焼け出される Caracol Radioの記事
カルタヘナのチャンバクで25日夜に大きな火災があり、合わせて67人が焼け出された。住宅から出た火が周囲に延焼し、5棟が全焼したものだ。これらの家に住んでいた大人39人、こども28人は現在、公的施設などに避難している。出火原因などについて、消防が確認を進めている。

■エルドラード騒音問題 Publimetroの記事
ボゴタのエルドラード空港周辺では、騒音問題がクローズアップされつつある。2本の滑走路を持つこの空港は、今や南米有数の便の発着数を誇る。しかしこの空港の西側の住宅地の住民らが、航空機発着にともなう騒音への対策を求めているものだ。住民らはとくに夜間の、発着制限を要求している。


【ベネズエラ】

■グアイド、カナダへ El Carabobeñoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は27日、カナダに到着した。欧州訪問を終え、同国のオタワに到着したものだ。同国外相との会談が行なわれており、さらにトルドー首相との面会も予定されている。カナダは、昨年1月にグアイド氏が暫定政権を立ち上げた直後、同政権への支持承認を表明していた。

■グアイド、外遊に手ごたえ Diario Las Americasの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、今回の外遊に対するてごたえを口にした。コロンビアと欧州を訪れた同大統領は、各国の首脳、外相などとの会談を行なった。国内では依然として、ニコラス・マドゥロ体制が実権を握り、グアイド氏側が存在感を示し切れていない状態だが、今回の外遊では一定の成果を得たと強調した。

■グアイド、帰国へ Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、いよいよ帰国に向かう。同氏に対し、ニコラス・マドゥロ体制は出国禁止の措置をとっており、これを破って外遊を実施した。現時点で同大統領側は、どのような形で国内に戻るかは、明らかにしていない。昨年、南米各国を訪れた際には、マドゥロ体制側による「締め出し」の措置も受けた。

■ラファエラ氏、パラ氏を批判 Noticieroの記事
野党議員フアン・レケセンス氏の妹ラファエラ氏が、チャベス派の議会議員ルイス・パラ氏を批判した。拘束されているレケセンス氏ら野党議員について、ニコラス・マドゥロ体制側に「転向」すればすぐに解放されるとツイートした。同氏はマドゥロ体制の弾圧姿勢を如実に語るものだと、同氏を批判した。

■アレアサ氏、米国批判 Télamの記事
ニコラス・マドゥロ体制下で外相の立場のホルヘ・アレアサ氏は、米国を批判した。米国はマドゥロ体制を独裁簒奪だとして制裁を強めている。アレアサ氏は、この制裁はマドゥロ体制ではなく、ベネズエラ国民のみを苦しめていると断じた。同国政府による、ベネズエラの国民への弾圧にほかならないと語った。

■カラカス、またガソリン不足 Dialogo Americasの記事
カラカス都市圏はまた、ガソリン不足に陥っているという。産油国であるベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ体制による経済失政で産油体制が維持できず、石油輸出国機構(OPEC)の分析では産油量は第二次大戦中のレベルまで落ち込んでいる。このためガソリンなどの不足や涸渇が、断続的に起きている状況だ。

■コスタリカにも4万人 El Paísの記事
コスタリカにも、4万人のベネズエラ難民が押し寄せている。ニコラス・マドゥロ体制による経済失政による困窮を逃れ、多くの国民が国外に流出し、難民化している。この状況は南米各国だけでなく中米にも広がり、コスタリカにもこの数が押し寄せたと米州機構(OEA)が明らかにした。

■メトロ、運賃値上げ Primiciaの記事
カラカスのメトロ(地下鉄)の運賃が、値上げされた。27日から、この運賃が1000ボリバール・ソベルノとなったものだ。ニコラス・マドゥロ体制による経済失政により通貨が暴落しており、現在平行(闇)市場では1米ドルは7千ボリバール台となっている。今回の値上げは、運賃適正化のため行なわれた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル雨被害、死者53人に Infobaeの記事
ブラジルでの雨被害による死者は、53人となった。ミナス・ジェライス州を中心に局地的な大雨が23日頃から続き、同州だけで44人、エスピリトゥ・サント州で9人が死亡した。政府側によるとこの事態で2万人が避難を強いられており、また19人が不明となっている。国内99の行政地域に、緊急事態が発令された。

■アブド、公務復帰 Cronicaの記事
パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領が、公務に復帰した。同大統領は先週、デングに感染したことが明らかになり、療養していた。同国内では現在、アスンシオン首都圏を中心にこのネッタイシマカが媒介する感染症が蔓延している状態で、保健行政は蚊の抑止に注力している。

■プエルトリコ、違う場所で地震 Metroの記事
プエルトリコでは「違う場所」で地震が起きた。島の南西部では12月28日から地震が相次ぎ、群発地震の様相を呈している。しかし26日23時15分頃、この震源域とは異なる、島の北部を震源とする地震が起きたという。観測機関によると震源の強さはマグニチュード3.8、深さは10キロで、被害報告などはない。

■ホンジュラス、看護師スト Hondudiarioの記事
ホンジュラスでは27日、看護師らがストライキに入った。看護師らの団体Aneeahはこの日、会合を開き、賃金の改善などを求めた要求行動によるストを開始した。政府などに対し、看護師の職務の正しい評価と適切な賃金払いを求めた。この動きにより、国内で420人の看護師らが、ストに参加した。

■ハイチ、飢えは続く Valor Compartidoの記事
ハイチ国民の「飢え」は続いている。同国ではマグニチュード7.0の大地震から、今月で10年となった。しかしもともと経済が疲弊した状態のこの国は、「復興に失敗した」との評価すら受けている。以後、国民生活の改善はみられず、さらなる悪化を辿った。昨年中盤以降は、モイーズ政権の退陣を求める社会闘争が激化した。

■LCC2社、統合か El Financieroの記事
メキシコのLCC、インテルジェットとビバ・エアロブスに統合の可能性がある。同国市場では同じくLCCのボラリスが国内最大手に成長する中、規模の拡大と安定性を図るため、両社が統合を模索していることが明らかになった。インテルジェットは業績は好調ながら、財政面での脆弱性を抱えている。またビバは、グループのコロンビア、ペルーでは好調ながら、国内ではやや不振だ。

■中央銀行総裁に疑問 100 Noticiasの記事
ニカラグア中央銀行総裁の見方に、エコノミストらが疑問を向けている。オビディオ・レジェス総裁は、同国経済が今年上向き、昨年までの不振から脱出するとした。国内では2018年4月からの反政府行動と、ダニエル・オルテガ政権による大弾圧で経済はマイナス成長となっている。エコノミストらは、同総裁のこの見方を「楽観的過ぎる」とした。


【国際全般】

■中央アフリカ、麻疹蔓延 Prensa Latinaの記事
中央アフリカ共和国で、麻疹(はしか)が蔓延しているという。同国保健省によると昨年2月からこの感染症が国内で見られ始め、現時点で53人が命を落とした。国境を接するコンゴ民主共和国(DRC)でもこの感染が広がっている状態で、さらに同国では政情不安の影響で、ワクチン接種がままならない状況にある。



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