2020.01.29

【ボリビア】

■アニェス、新内閣 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は28日、新内閣を発足させた。先週、アニェス大統領は5月3日の大統領選への出馬を表明したが、この出馬に反対する閣僚がいたため改造に踏み切った。結局、3人が交代する、小規模の改造にとどまっている。辞任したリサラガ広報官の後にはし、イサベル・フェルナンデス氏が就任した。

■カマチョ氏、新内閣を評価 El Díaの記事
大統領選に出馬予定のルイス・フェルナンド・カマチョ氏は、ヘアニネ・アニェス暫定政権の内閣改造を評価した。同氏は引きつづき選挙成功のため、アニェス政権が邁進するとの見方を示している。両者の政治的な考え方は近いことが指摘されているが、5月3日の選挙では大統領の座を争うことになる。

■ヌニェス大臣「問題ない」 La Razónの記事
ジェルコ・ヌニェス大臣は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領の選挙出馬について、「問題ない」との見方をあらためて示した。この出馬に反発する勢力が、憲法法廷に告発の動きを見せた。しかしヌニェス大臣は、アニェス氏のこの出馬には、憲法上の瑕疵はまったくないと断じ、「不問になる」との見方を示した。

■アルセ氏に早速質問 La Razónの記事
28日、帰国したルイス・アルセ氏に対し警察は、早速質問したという。モラレス派であるMASから大統領選に出馬することになった元経済相の同氏は、選挙戦のため帰国した。しかし同氏には、インディヘナ基金の資金流用の疑惑があり、この件について警察が、質問をしたという。

■COBはMASを支持 La Razónの記事
有力労働組合連合COBは、引き続きMASを支持する姿勢だ。フアン・カルロス・ワラチ委員長が明らかにしたものだ。COBはエボ・モラレス政権を支持してきたが、モラレス氏辞任の際には闘争に加わらず静観していた。しかし5月3日に行なわれる総選挙では、モラレス派であるMASを支持するとした。

■右派候補、一本化を模索 La Razónの記事
来る大統領選挙で、右派候補の一本化を目指す動きもある。左派のMASに対し、右派候補か早くも乱立状態となっている。サンタクルスの地方政党は、このままではMASが再び政権を取る可能性があると危機感を強め、右派候補間での連携、調整を図る必要があると断じた。

■エルアルト空港も体制強化 La Razónの記事
ラパスの保健局は、エルアルト国際空港での検疫体制を強化する。中国、武漢を震源とする新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置だ。同局は、医師6人を専門官として常駐させ、水際阻止とともに上陸した場合の対応を強化する。国内では多くの国際線の便が発着する、サンタクルスのビルビル国際空港でも同様措置がとられている。

■カラブコ道で事故 La Razónの記事
ラパスとカラブコを結ぶ道路で、車輛同士の正面衝突事故が起きた。県警によるとカラブコから20分ほどのキリマで、ワマナタ社のミニバスとトラックが衝突したものだ。この事故でミニバスは大破し、13人が死亡し、3人が負傷した。警察はトラック側の運転ミスの可能性があるとしている。

■禁酒カルナバルへ La Patríaの記事
オルーロ市議会は、禁酒カルナバルの実現に向け、審議を進めている。2月22日にユネスコ無形文化遺産のカルナバルのパレードが開催される。毎年この祭りの間、過度の飲酒による問題が繰り返されている。今年の祭りでは完全禁酒を狙い、市議会が条例を準備しているものだ。

■リャフタイマンタが新曲 La Patríaの記事
オルーロを代表するフォルクローレ音楽グループ「リャフタイマンタ」が、新曲を発表した。2月22日のカルナバルのパレードを前に、この祭りに欠かせない「モレナーダ」のリズムの新曲をYouTube上で公開したものだ。タイトルは「Hasta tu altar」で、この新曲を引き下げ2月に各地でコンサートを予定している。


【ペルー】

■ケイコ氏、再拘束を判断 Perú21の記事
司法は、元大統領候補のケイコ・フヒモリ氏の再拘束を判断した。リマの最高裁が28日、明らかにしたものだ。ケイコ氏については、ブラジルの建設会社を舞台とした汚職疑惑があるが、司法はケイコ氏が国外逃亡を図るおそれがあるとし、15か月の予備拘束を認めた。ケイコ氏は妹のサチ氏の訴えから、予備拘束を昨年末に解かれたばかりだ。

■インカ古道、ガイド管理強化 Correo Perúの記事
インカ古道(カパック・ニャン)の観光ガイドの管理が、強化される。文化省が明らかにしたものだ。クスコとマチュピチュを結ぶこの区間のトレッキングは人気が高いが、このガイドについて事前登録を義務づけるという。この2月20日までに登録を受けなければ、今後1年間このガイド業はできなくなるとした。


【チリ】

■Mervalで停電 BioBio Chileの記事
バルパライソのメトロ(電車)の運転が、停電の影響でストップした。28日午前、この電車を運転するのに必要な電力が途絶え、編成が各地で止まった。この中断は40分にわたり、一部の乗客は手動で扉を開け、外に脱出したという。乗客らは、運営側から何の説明もなかったとの苦情を口にしている。

■アタカマで泥流 BioBio Chileの記事
第3(アタカマ)州では、泥流が発生した。アタカマ沙漠周縁地域のこの一帯は雨が少ないが、雨が降ったことで山から大量の泥が、街中などに流れ込んだ。州内では5人が不明との報告があり、当局側が確認を進めている。セバスティアン・ピニェラ大統領はこの事態を受け、同州に緊急事態を発令した。

■Movilh、ホモフォビア告発 BioBio Chileの記事
LGBTQ団体のMovilhは、ホモフォビア(同性愛憎悪)による暴力事件を告発した。サンティアゴのBRT、トランサンティアゴの車内で、25歳の男性が別の男に暴力を受け、重傷を負ったという。この男の言動から、ホモフォビアによる暴力と断じ、告発したものだ。暴力をふるった男はすでに特定されている。

■運転手、客をハンマーで殴る BioBio Chileの記事
バルパライソのビジャ・アレマナで、バスの運転手が乗客をハンマーで殴ったという。事件が起きたのは114番のバスだ。28歳の男性が仕事に行くためバスを利用したが、運賃支払い方法について運転手と口論になった。この際運転手が、男性の胸部を3度、ハンマーで殴った。男性はバスを降りた後、警察に被害届を出した。


【アルゼンチン】

■メンドサでデング Mendoza Onlineの記事
今季初めてメンドサ州で、デング感染が確認された。発症したのはウスパリャタに住む37歳の女性だ。この女性は、デング感染が広がっているパラグアイ、国内のフォルモサ州を訪れており、感染を持ち帰ったとみられている。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、メンドサ州では例年、感染例は少ない。

■イェルバ・マテ、過去最高に Télamの記事
国内でのイェルバ・マテの消費が2019年、過去最高となったという。マテ茶の茶葉であるこのイェルバ・マテの年間消費が2億7733万2014キロに達したという。前年よりも1500万キロの増加だ。マテ茶は国内のほかウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部、そしてボリビアの一部で消費される。

■キノコを食べた男性が死亡 Télamの記事
コルドバ州で、自分で採取したキノコを食べた男性が、死亡した。リオ・クアルトに住むこの36歳の男性は採取し、調理したこのキノコを食べた後、中毒症状を起こして病院で手当てを受けていた。この男性が食べたキノコの中に、猛毒を持つタマゴテングタケが含まれていたとみられる。

■5ペソ札でビール Fénix95.1の記事
国内では、5ペソ札でビール一杯を提供する店が表れている。通貨下落にともない、5ペソ札の価値が下落し、今は硬貨に切り替わっている。中央銀行はこの現行5ペソ札を2月末で廃止する予定だ。店の中には5ペソ札受け取りを嫌うところもあるが、これを積極的に受け入れようとビール提供をする店があるという。


【エクアドル】

■キト、雨被害相次ぐ El Comercioの記事
キトではこの24日以降、雨被害が相次いでいる。消防によるとこの日から26日にかけての3日間で、緊急出動の要請が149件あったという。大雨による冠水や、土砂災害、さらに住宅の一部の損壊、崩落などが主な通報内容で、この間に雨が原因で1人が死亡している。

■グアヤキル、駐輪スペース El Universoの記事
グアヤキル中心部に、公的な駐輪スペースが初めて、整備された。市の交通局がロカフエルテ広場に整備したもので、自転車利用者が気軽に利用できるようになった。国内のとくに都市部では自転車が新たな交通機関として注目されており、グアヤキルでもシクロビア(自転車道)の整備が進むなどしている。


【コロンビア】

■コロンビア家族感染か Caracol Radioの記事
外務省は、コロンビアの家族が新型コロナウイルスに感染した可能性があるとした。現在この家族は、フィリピンで検疫上の措置を受けているという。この家族は今隔離されているが、病状は軽く、快方に向かっている。国内では入国した中国人に感染の疑いが生じたが、その後保健省は感染を否定した。

■パラグライダーの米国人死亡 Caracol Radioの記事
アンティオキア県で、パラグライダーの事故で米国人男性が死亡した。この25歳の男性は先週末、ヘリコの山間部でこのアトラクションに参加していた。しかし操作を誤り、墜落して地面にたたきつけられた。消防が出動し男性を山から降ろしたが、ヘリコの病院で死亡が確認された。

■国外からの送金、過去最高に Caracol Radioの記事
2019年、コロンビアが国外から受け取った送金の額は、過去最高となったという。中央銀行が28日、明らかにしたものだ。この年の受取送金額は67億7200万ドルと、前年の63億2500万ドルから4億4700万ドル増加した。仕向けの額がもっとも大きいのは米国で、以下スペイン、英国、チリが続く。

■WINGO、ハバナ線開設へ Caracol Radioの記事
パナマのコパ航空傘下のLCC、WINGOがボゴタとキューバのハバナを結ぶ路線を開設する。同社は昨年、パナマシティとハバナを結ぶ路線を開設したが、これに続きボゴタとの路線を設けるものだ。使用機材はボーイング737-700または800型機で、28日から週5往復の体制で運航する。


【ベネズエラ】

■グアイド、帰国に向け Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、帰国に向け「大きな発表をする」と予告した。19日、ニコラス・マドゥロ体制による渡航禁止を無視し、同氏はコロンビアに出国した。その後欧州を回り、今週初めにはカナダを訪れている。現時点で帰国がいつになるかは明らかではないが、この日程などについて発表があるとみられる。

■グアイド、マイアミへ Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領はこの2月1日、米国のマイアミを訪れるという。ベネズエラ移民が多く暮らすこの町で、移民らとの面会を予定している。これが、同氏が今回行なっている外遊の、最後の訪問地になるとみられる。その後どのように国内に戻るかは、一切明らかになっていない。

■軍、国境警備を強化 Infobaeの記事
ニコラス・マドゥロ体制の命を受け、軍側は国境の警備強化を行なっている。同体制の禁止を無視し国外を訪れたフアン・グアイド暫定大統領が、近く帰国しようとするとみられる。軍側は、これを阻止するため、コロンビア国境などの警備強化を行なっているという。この帰国の際、再び混乱が生じるおそれもある。

■カベジョ氏「何も起こらないだろう」 Infobaeの記事
チャベス派である制憲議会議長、ディオスダド・カベジョ氏は、フアン・グアイド暫定大統領の帰国の際に「何も起こらないだろう」との見方を示した。ニコラス・マドゥロ体制はこの帰国の「阻止」に向け動いているが、同氏は実際には何も起こらず、グアイド氏は「元の職務に復帰する」との見方を示したものだ。

■ハイチ、リマ・グループに Kaos en La Redの記事
ハイチのジョブネル・モイーズ政権が、リマ・グループに加わる姿勢を示しているという。リマ・グループはニコラス・マドゥロ体制に批判的な米州機構の国々の集まりだ。ベネズエラ系のペトロカリベによる汚職疑惑が続く同政権だが、マドゥロ体制支持の姿勢を改め、リマ・グループ側に歩み寄ろうとしているという。

■ペルー、131人を送還 Caracol Radioの記事
ペルー政府は、ベネズエラ国民131人を強制送還した。リマの海岸部の景勝地のオスタル(簡易宿)で、武器や薬物を持ったこれらのベネズエラ国民の大摘発があった。同国内には多くのベネズエラ難民が身を寄せているが、政府側は強い態度で接する姿勢を示したことになる。一方ニコラス・マドゥロ体制側は、ペルーによるベネズエラ国民への差別的対応を批判している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■カリブ海で強い地震 Caracol Radioの記事
カリブ海で28日午後、強い地震が起きた。米国の観測機関によると標準時19時10分、ジャマイカのルセアの北西125キロを震源とするM7.7、深さ10キロの地震が起きた。直後周辺海域の国、地域に津波警報が出され、ケイマン諸島では12センチの津波が観測されたが、その後この警報は解除されている。

■ブラジル、死者53人に Infonewsの記事
ブラジルの大雨による死者数は、53人となった。局地的大雨による川の氾濫、土砂災害などの被害が相次いでいるものだ。44人の死者を出しているミナス・ジェライス州では、3日間の服喪が宣言されている。これらの地域では2万人が住まいを追われ避難生活を支持されており、20人ほどの不明者がいるとの報告がある。

■プエルトリコ、学校再開できず Infobaeの記事
プエルトリコの学校の多くは、授業を再開できていない。この島の南西部を震源とする地震が12月28日以降相次ぎ、群発地震の様相を呈している。この影響で、島の教育局によると授業ができているのは全体の2割ほどの学校にとどまる状態だ。6日と7日のやや強い地震により、南西部では多くの建物が損傷を受けた。

■ハイチ、与野党対話 Prensa Latinaの記事
ハイチでは、ジョブネル・モイーズ政権と、野党との間の対話が行なわれた。国内では昨年後半以降、モイーズ政権の退陣を求める社会闘争が激化し、野党側はモイーズ政権打倒で態度を一致させている。膠着化したこの事態の打開のため、双方が対話の席についたものだ。しかし具体的進展の有無などは伝えられていない。

■マツクイムシの脅威 La Prensaの記事
ホンジュラスの森林は今、マツクイムシの脅威にさらされている。体長3ミリほどの、北米からのこの外来種が国内に多くある松林を枯らしているものだ。2013年から2017年にかけ、この虫により合わせて50万ヘクタールの森林が、枯れたと専門家が分析している。この虫の駆除など、打つ手がない状況にあるという。

■パナマ、コヨーテ摘発 Infobaeの記事
パナマでは、違法移民の水先案内をする「コヨーテ」3人が摘発された。同国警察によるとこの3人は、報酬を受け取って、ハイチ人の違法移民を手助けしたという。コロンビアとを結ぶジャングル地域、ダリエン・ギャップでこの3人は摘発された。パナマは南米と北米を結ぶ、違法移民の通り道となっている。

■キューバ、まき使用が急増 Ciber Cubaの記事
キューバ国内の家庭では、調理などに「まき」を使用するケースが急増中だ。米国による経済締めつけと、関係が強いベネズエラの経済悪化を受け、国内では家庭用エネルギーである液化ガス(GLP)が不足、涸渇している。このため、エネルギーが得られない家庭が、集めたまきなどで煮炊きをしているという。

■対コロナウイルス、不十分 ABC Colorの記事
パラグアイでは、新型コロナウイルスへの対応が不十分と指摘された。中国、武漢を震源にこの感染症が拡大しており、保健省はアスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港での水際対策強化などを打ち出している。しかし専門家は、この対応だけでは国内に上陸した後を想定した場合、不十分と指摘した。



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