2020.01.30

【ボリビア】

■アニェスの元夫が死去 Página Sieteの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領の元夫が、死去したという。大統領府側が明らかにしたもので、弁護士で元トリニダ市長のタデオ・リベラ氏が29日、病のため死去したという。アニェス大統領とは離婚したが、2人のこどもを残している。アニェス大統領が5月3日の選挙出馬に向け準備を進める中、この訃報が入った。

■アルセ氏、政治弾圧を訴える La Razónの記事
モラレス派のMASから5月3日の大統領選に出馬するルイス・アルセ氏が「政治弾圧」を告発した。同氏は選挙戦のため帰国したが、直後捜査官により、インディヘナ基金をめぐる疑惑の質問を受けた。アルセ氏はこのような質問を受けたことは、MASの選挙を妨害するための、アニェス政権側の対応だと批判した。

■ドリア・メディナ氏、賛成せず Página Sieteの記事
実業家のサムエル・ドリア・メディナ氏は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領の選挙出馬について「賛成できない」との立場をあらためて示した。同氏はエボ・モラレス氏の「仇敵」の一人だが、反モラレスの立場からしても、この出馬には賛同しないとしたものだ。アニェス大統領は先週、突然出馬を表明していた。

■チ氏、FPVから出馬 El Díaの記事
10月20日の大統領選で善戦したチ・ヒュンチュン氏は、今度はFPVから出馬する。先の選挙ではカトリック系政党から出馬したが、同氏のラジカルな発言を受けこの政党が推薦を見送った。しかしチ氏は、FPVからの後ろ盾を得て、5月3日の大統領選に臨むことを明らかにした。同氏は韓国系ボリビア人だ。

■モンタニョ氏「弾圧だ」 La Razónの記事
前保健相のガブリエラ・モンタニョ氏は、現政権による「弾圧」を訴えた。昨年11月のエボ・モラレス氏辞任後、当時閣僚を務めていた者の多くが、汚職などの容疑で告発された。モンタニョ氏もその一人で、今はアルゼンチンに身を寄せている。同氏はこうした態度が、弾圧に他ならないと断じ批判した。

■メサ-アニェス共闘の可能性 Página Sieteの記事
大統領選において、カルロス・メサ氏とヘアニネ・アニェス暫定大統領が共闘する可能性がある。5月3日の選挙に向け、この出馬登録は間もなく期限となる。両者はともに出馬の意向を示しているが、双方の陣営がこれを一本化する可能性を示しているものだ。メサ氏はアニェス大統領の出馬宣言を厳しく批判していた。

■武漢にはボリビアの10人 La Razónの記事
新型コロナウイルスの流行で封鎖されている中国、武漢にはボリビア国民が10人、居住しているという。在北京の大使館が明らかにした数字だ。これら10人はこの町からの脱出がかなわず、今も自宅待機の状態となっている。大使館側が随時連絡をとっているが、この感染症を含め健康状態には問題はないとみられるという。

■デサグアデーロも検疫強化 La Razónの記事
保健省は、ペルーとの主要国境デサグアデーロでも、検疫体制を強化した。新型コロナウイルスの国内上陸の可能性を受け、3つの主要空港での検疫体制が強化されている。陸路国境についても、この上陸のポイントとなる可能性があるとして、ラパス県とともにこの体制強化を実施するという。

■鶏肉価格が上昇 El Díaの記事
国内市場で今、鶏肉の価格が上昇しているという。鶏肉はボリビア国民の食卓を支える、もっとも重要な食材の一つだ。国内では東部で養鶏が盛んだが、生産者らによると今、飼料となるトウモロコシの価格が上昇し、これを鶏肉の市場価格に転嫁せざるを得ない状況にあるという。

■ソラタ、遺体を発見 La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方のソラタで、不明となっていた若者の遺体が発見された。現地警察によると、ソラタの町から65キロの川で、現地の農夫がこの遺体を見つけたという。今月初め、この地で若者らがキャンプを行なっていたが、急に増水した川があふれ、これらの若者らを押し流していた。

■セハス氏、凱旋 Opiniónの記事
キックボクシング選手、エンリ・セハス氏が、凱旋帰国する。日本で行なわれた大会で60キロ級のタイトルをとった同氏は、3月初めにコチャバンバで行なわれる試合参戦のため、帰国する。同氏は現在30歳、ベニ県リベラルタ出身で、南米各国での試合に参加し経験を積んでいた。

■ジャメラーダ祭は中止に La Patríaの記事
オルーロで2月に開催される予定だった「ジャメラーダ」祭は、中止となった。ジャメラーダは若い男女のリャマ飼いを描くフォルクローレダンスだ。ユネスコ無形文化遺産のカルナバルの前哨戦として開催されていたこの祭だが、今年は財政上の問題などから中止が決まったという。


【ペルー】

■落雷で13人死亡 El Comercioの記事
クスコ県では落雷により、13人が死亡したという。雨季に見舞われている同県の広い範囲は、雷雨に見舞われた。この雷で、チュンビビルカス郡、カナス郡、カンチス郡、そしてエスピナール郡で落雷が相次ぎ、この直撃を受けるなどして合わせて13人が死亡したものだ。気象機関は引き続き県内に、雷への警戒を呼びかけている。

■イカ、パンアメリカン道に影響 El Comercioの記事
イカ県を通るパンアメリカン道が、土砂災害の影響を受けた。雨の影響により、同県のナスカ近くのチャンギリーリョで、土砂が道路を一時塞ぐ事態が生じた。すぐに復旧作業が行なわれたが、およそ2時間にわたり道路通行に支障が生じたという。同県の海岸部は乾季だが、山間部は雨季となっている。

■ソカバヤ、学校浸水 El Comercioの記事
アレキパ県ソカバヤの学校では、大雨のため学校の教室などが浸水する事態が生じた。同県の広い範囲は現在雨季を迎えており、雨が降りやすい状態だ。この雨の影響で川があふれ、シウダー・ミ・トラバホにある学校の6つの教室が、水に覆われたという。同県でも各地で現在、雨季の雨による被害が生じている。

■エル・インペリオ遺跡、文化遺産に Perú21の記事
アマソナス県にあるエル・インペリオ遺跡が、国の文化遺産に登録された。文化省がこの登録をしたと、政府広報機関が明らかにしたものだ。この遺跡はルヤ郡のティンゴにあり、チャチャポヤス文化期のものと推定されている。この近くにあるクエラップ要塞遺跡とともに、観光開発が期待される。


【チリ】

■武漢のチリ人がSOS BioBio Chileの記事
中国、武漢に住むチリ男性が、政府にSOSを出した。新型コロナウイルスにより封鎖されているこの町には、在北京の大使館の把握で、5人のチリ人が居住しているという。このうちの男性が、封鎖以来生活が困難になっている一方、チリ大使館からの何らの支援も受けられていないことを明らかにした。この男性は今、この町を出て帰国することを望んでいるという。

■滑落のスペイン男性救助 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のオソルノ火山で、滑落した32歳のスペイン人男性が、ヘリコプターで救助された。この男性は山歩きをしていたが、下山中に数メートル滑落し、動けなくなったという。通報を受けた救助隊が男性をヘリコプターにつり上げ、オソルノ市内の病院に搬送した。


【アルゼンチン】

■フェルナンデス、欧州へ Télamの記事
アルベルト・フェルナンデス大統領は31日から、欧州を訪れる。アルゼンチン航空の便でローマ入りし、ローマ教皇と面会した後、ドイツ、スペイン、フランスを訪れるものだ。各国首脳らと通商などのテーマで会談を行なう。昨年12月10日に就任した同大統領にとって、イスラエルに次ぐ外遊となる。

■ジェットスマート、アエロパルケへ Aviacionlineの記事
LCCのジェットスマートは、ブエノスアイレスの乗り入れ空港の一部をアエロパルケに移転する。同社はエル・パロマール空港を使用していたが、夜間発着制限などを受け、一部の便をアエロパルケに移管することを明らかにした。また同社は、アエロパルケを拠点とするLCC、ノルウェージャン・エアの路線を継承することになっている。

■スブテ駅にサソリ La Comuna12の記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)駅に、サソリが現れたという。リネアBのフアン・マヌエル・デ・ロサス駅のホームに現れたのを、利用者が見つけたものだ。サソリは国内では広い範囲に棲息するが、スブテ駅などブエノスアイレスの、こうした人の多い場に現れることはあまりない。利用者の間で、不安の声が聞かれた。

■サルタ発の小型機から薬物 El Tribunoの記事
サルタの空港を発ち、メキシコに降り立った小型機から、大量の薬物が見つかったという。メキシコ当局によると、コスメル島に到着したこの機体の内部から、コカイン千キロが発見された。この機材は商業機ではなくプライベート機とみられ、薬物輸送のために運航された可能性があるとメキシコ警察はみている。

■LCC放擲が狙いか La Nacionの記事
国内の既存航空会社の労働組合連合は、国内市場からの「LCC放擲」に狙いを定めているとみられる。マウリシオ・マクリ前政権の開放政策で、国内市場にはLCCの参入が相次いだ。しかし既存会社やその労働組合はこうした動きを快く思っていない。政権交代が実現した今、LCCに対するさらなる圧力をかける姿勢を各組合が示している。

■馬に引きずられ少年死亡 El Territorioの記事
ミシオネス州で、馬に引きずられて13歳の少年が死亡したという。サンイグナシオで起きた事態で、この少年は4ブロックの街路の区間、引きずられたという。州都ポサーダスの病院に運ばれ手当てを受けたが、その後に死亡が確認された。疾走する馬に、少年は巻き込まれたとみられる。


【エクアドル】

■コロナウイルス上陸を否定 El Comercioの記事
保健省は、新型コロナウイルスの国内上陸を否定した。国内に到着した中国人3人を含む4人に、この感染が疑われる症状が出ていた。保健省が確認を進めていたが、結果的に陰性と判明したという。一方保健省は、国内でもこの感染がいつ上陸してもおかしくない状態にあるとし、準備を進めているとした。

■フォート・ローダーデール線休止 El Universoの記事
公営航空会社TAMEは、米国フロリダ州のフォート・ローダーデールへの路線を休止すると発表した。キト、グアヤキルとこの町を結ぶ路線を同社は運航しているが、機材について米国側からの問題を指摘されたことから、休止せざるを得なくなったという。現時点で、再開のめどはたっていない。


【コロンビア】

■保健省、新型コロナウイルスを否定 Semanaの記事
保健省は、新型コロナウイルスの国内上陸を否定した。ボゴタのエルドラード空港に到着した中国人に、感染が疑われる症状がみられたとして、確認が進められていた。しかし検査の結果、このウイルスではないことが明らかになったという。先週以降、同様の疑い事例は報告されているが、今の時点で国内上陸は起きていない。

■ELN、またテロ企図か Caracol Radioの記事
ボゴタの警察は、左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)が、またテロを企図していた可能性があると指摘した。この過激派は昨年1月、ボゴタ市内で大きなテロを起こしている。警察によると、また爆発物を使用したテロを企図した疑いが強いという。イバン・ドゥケ政権は、ELNとの和平交渉を凍結している。


【ベネズエラ】

■マドゥロはジェノサイドを犯した Infobaeの記事
米国のリック・スコット上院議員は、ニコラス・マドゥロ体制が「ジェノサイド」を犯したと断じた。同議員はマドゥロ体制が、同体制に批判的な弁護士などを殺害した事例をあげ、こどもを含む多くのベネズエラ国民がこの体制下で殺害されていると断じた。元フロリダ州知事の同氏は、マドゥロ体制にもっとも批判的な政治家の一人だ。

■米国「キューバは解決はできない」 Télamの記事
米国ワシントン政府は、キューバは膠着したベネズエラ問題を解決できないとの見方を示した。ニコラス・マドゥロ体制と近いキューバは、この問題の解決に力を入れる姿勢を示している。しかし米国側は、キューバはマドゥロ体制に同調する能力しかないと断じ、この問題に「口を挟まないほうがいい」と述べた。

■グアイド、メルラノ氏解放に努力 Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、コロンビアの元議員、アイーダ・メルラノ氏の開放に努力する姿勢を示した。メルラノ氏はマラカイボ市内で拘束されている。ニコラス・マドゥロ体制側は、国家転覆を企図したなどの罪状を示し、同体制に言いなり状態の司法は15年の刑を言い渡すおそれがある。コロンビア側はこの拘束を違法として、国際刑事警察機構への告発の可能性も示している。

■グアイド氏、マイアミに呼びかけ Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、米国マイアミに暮らすベネズエラ人やキューバ人に、声を上げるよう呼びかけた。カナダを訪れている同氏は、この1日にマイアミを訪れる。この場で、ニコラス・マドゥロ体制、そしてキューバの共産党政権に抗議の声を上げることを求めたものだ。両国民の戦いは、ともに独裁主義に立ち向かうものだとした。

■レケセンス氏への裁判、29日も La Prensa Laraの記事
野党議員フアン・レケセンス氏に対する裁判は29日も続いたという。テロ関与を一方的に指摘され同氏は2018年8月に拘束された。昨年12月から裁判が行なわれているが、非公開であるため内容は分からず、同氏が関与を否定していることだけが伝えられている。この裁判が29日にも行なわれたという。

■病害でさらに食糧事情悪化 Infobaeの記事
国内の農業生産現場では病害の広がりが生じ、国内の食糧事情のさらなる悪化を招いているという。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で国内では食料を含む物資の不足が蔓延している。こうした病害を防ぐための農薬の調達なども難しく、農業現場では単位面積あたりの生産量が今、さらなる落ち込みを示しているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ベロオリゾンテ、被害大きい Vanguardiaの記事
ブラジル、ミナス・ジェライス州の州都ベロオリゾンテの被害は大きい。同州を中心に大雨による被害が生じ、当局側の発表でこれまでに53人が死亡している。この町では中心部などで、川の氾濫などの影響で浸水が相次ぎ、この自然災害の傷跡が多く残るという。主要な商業施設にも被害が及んでおり、復旧には時間を要する可能性もある。

■パラグアイ、新型コロナウイルスの疑い Infobaeの記事
パラグアイで、新型コロナウイルスの疑い事例が報告された。同国保健省によると、昨年のクリスマス時期に中国に滞在した、アジア人ではない国内居住者に、この症状が現れたという。現在同省はこの検体を専門機関に送り、感染の有無の確認作業を続けている。この人物は先週末、アスンシオンの空港に空路で戻っていた。

■カリブ地震はプレート境界型 El Universoの記事
28日にカリブ海で起きたマグニチュード7.7の強い地震は、プレート境界で起きたとみられる。メキシコの機関の研究者、ヒオリ・ペレス・カンポス氏が指摘したものだ。この地震の震源について、北米プレートとカリブ海プレートの境界で起きたと考えられるという。この地震では一時周囲に津波警報が出され、若干の潮位の変動があった。

■プエルトリコ、地震の確率高い Noticelの記事
米国の機関は、プエルトリコで再び地震が起きる可能性が高いとの見方を示した。島の南西部を震源とする地震が12月28日から相次ぎ、6日にM5.8、6日にM6.4の地震があり、多くの建物が被害を受けた。同機関はこれらの地震による余震が今後も続くとの見方を示し、M5.0以上の地震が起きる確率を99%とした。

■デングで衛生緊急事態 Télamの記事
パラグアイ、アスンシオン市は市内に「衛生の緊急事態」を宣言した。市内では今、ネッタイシマカが媒介するデング感染が激増中だ。先週には、マリオ・アブド・ベニテス大統領も感染し、一時公務を休む事態にも至っている。この感染症の最大の抑止策は蚊の発生を抑えることで、市側は今後薬剤散布や溜水の処理などの徹底を図る。

■電気バイク炎上で不安 Cubanos por el Mundoの記事
キューバ国民の間で、電気バイクへの不安が起きている。オルギンで走行中の電気バイクから突然火が出て、炎上する動画が公開された。国内では米国による経済締めつけの影響などでガソリン不足が蔓延し、中国製の電気バイクが飛ぶように売れている。このバイクの事故で、利用者らの間で不安が高まったものだ。

■エンカルナシオンで嵐 ABC Colorの記事
パラグアイ、エンカルナシオンが嵐に見舞われた。29日昼過ぎ、市内では雷をともなった強い雨が降り、強風が吹き荒れた。この影響でコスタネラ地区を中心に、倒木や電柱が倒れたり、また建物の屋根が飛ばされ、一部が崩落するなどの被害が相次いだ。悪天候は、わずか10分程度だったが、被害は大きいとみられる。

■国内線扱い、拡大も El Salvadorの記事
エルサルバドルは、航空便の「国内線扱い」を増やしたい姿勢だ。グアテマラとの間で、両国を結ぶ航空路線を国内線と同じ扱いにすることが合意された。エルサルバドルは国土が小さく、航空路線のほとんどは国際線で、この措置をとることで利便性が高まる期待がある。今後ホンジュラス、コスタリカとの間でも同様の合意を実現させたいという。



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