2020.01.31

【ボリビア】

■メサ、カマチョ両氏協議受け入れ El Díaの記事
大統領候補のカルロス・メサ氏とルイス・フェルナンド・カマチョ氏が、候補者の一本化協議受け入れを表明した。5月3日の選挙で、モラレス派のMASに対する右派候補が乱立状態だ。サンタクルスの団体の呼びかけで、対MASの一本化が申し入れられ、両氏がこの協議を受け入れた。しかし現段階で、一本化が実現するかどうかは不透明だ。

■検察、アニェスにくぎ El Díaの記事
検察は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領にくぎを刺した。アニェス大統領が5月3日の選挙に出馬する方針を示したが、検察はこの出馬そのものは法的判断として容認した。しかし選挙運動を、事実上の国費、または公務で行なうことについては違法としたものだ。エボ・モラレス前大統領はこの手法を濫用したことが指摘されている。

■レビジャ、候補にはならず La Razónの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長は、5月3日の総選挙で、いずれの候補者にもならないという。ヘアニネ・アニェス暫定大統領への支持をいち早く表明した同市長だが、副大統領候補や議会議員候補になるなどの観測があった。しかしアニェス大統領はこれを否定し、ラパス市長としてのレビジャ氏と連携するとした。

■検察、モラレス氏を国際手配 La Razónの記事
検察は、前大統領のエボ・モラレス氏を国際手配すると断じた。同氏については国内でのテロ企図や暴動企図などの容疑がかけられている。同氏は選挙戦にからみ、国内に戻る可能性を示唆しているが、検察側は国内に入ればその時点ですぐ逮捕すると断じた。すでに同氏に対しては、逮捕状が出ている。

■モラレス氏、議会議員候補模索か La Razónの記事
エボ・モラレス氏が、議会議員候補となることを模索しているとみられる。アルゼンチンで亡命生活をする同氏は、5月3日の総選挙では大統領選には出馬できない。しかし議会議員候補については、法的には出られる可能性がある。コチャバンバ県から上院、下院のいずれかに出馬する可能性があるという。

■ドローン撮影で男を逮捕 El Díaの記事
ドローンを使用し写真撮影をしていた男らが、警察に逮捕された。この男らはベニ県都のトリニダの、ヘアニネ・アニェス暫定大統領の自宅を、無許可で撮影していたという。周囲を警戒していた警察官らが33歳と32歳の男2人を拘束した。この撮影の目的などは、わかっていない。

■ソナ・スール、土砂災害 La Razónの記事
ラパスのソナ・スールで、土砂崩れが生じた。オブラヘス地区のプリエト通りに面する防護壁の一部が崩れたものだ。この影響で、壁の上に立つ住宅が崩落するおそれがあるとして、警戒が強まっている。ラパス市内を含む国内の広い範囲は現在雨季で、こうした土砂災害が起きやすい状況となっている。

■コスタス、結束した戦いを La Razónの記事
サンタクルス県のルベン・コスタス知事は、対デングの一致結束した戦いを求めた。県内ではネッタイシマカが媒介するこの感染症が今、劇的に増加している。もっとも有効な対策は蚊に刺されないことで、この蚊発生抑止に向け、県内一丸となり対処する必要があると断じた。東部では雨季のこの時期、この感染症が起きやすい。

■コロナウイルスの疑い、4人隔離 El Díaの記事
保健省は、新型コロナウイルス感染の疑いのある4人が、国内で隔離されていることを明らかにした。この4人はいずれも中国人で、武漢滞在の事実があるという。重症者はなく、現在この検体の確認検査を行なっているところた。国内にはおよそ5千人の中国人が居住している。

■カルナバル、国からの支援なし El Déaの記事
オルーロ市は、2月20日に開催されるユネスコ無形文化遺産、カルナバルへの国や文化省からの支援が、得られないことを明らかにした。国内外から多くの観光客が訪れるこのイベントには、例年何らかの財政支援があるが、今年はまったく得られないという。昨年の支援額は3百万ボリビアーノだった。


【ペルー】

■クスコ、新型コロナウイルス否定 Perú21の記事
クスコの保健局は、重度の呼吸器疾患を発症した中国人2人について、新型コロナウイルスの可能性を否定した。クスコ市やマチュピチュを訪れたこの2人は、今も病院で手当てを受けているが、簡易検査でこのウイルスの可能性は低く、また2人は武漢は訪れていないという。国内では現段階で、このウイルスの上陸は確認されていない。

■タンクローリー爆発、死者20人に El Comercioの記事
リマ、ビジャ・エルサルバドルで起きたタンクローリー爆発事故による死者は、20人となった。今月23日、液化ガス(GLP)を積んだこの車輛からガスが漏れ、爆発炎上したものだ。重度の火傷で手当てを受けていた周辺住民らの死亡がさらに相次ぎ、死者がこの数に膨れ上がったという。


【チリ】

■死亡事故でデモ再燃 Kaos En La Redの記事
29日、またでもにより1人が死亡した。サンティアゴのチーム「コロコロ」のサポーターが、警察車輛に轢かれて死亡する事故が生じ、この抗議行動が激化したものだ。サンティアゴではトランサンティアゴのバス車輛が燃やされるなどのバンダリスモ(破壊行動)が報告されている。

■コンセプシオン、略奪で6人逮捕 BioBio Chileの記事
コンセプシオンでは略奪で、6人が逮捕された。昨年10月18日から国内では社会闘争が蔓延し、この混乱に乗じた略奪企図が各地であった。コンセプシオンの警察は、同月20日市内の百貨店を狙った略奪事件について捜査を続けていたが、防犯カメラ映像などから参加者を特定し、今回の逮捕に至った。


【アルゼンチン】

■AR乗務員ら、フェルナンデス支持 Clarínの記事
アルゼンチン航空の客室乗務員らが、アルベルト・フェルナンデス政権への支持を異例の形で表明した。、同大統領は欧州に向かったが、ローマ行きの機内で一緒に写した写真をSNSで公開したものだ。マウリシオ・マクリ前政権時代の開放政策でLCC参入が進んだが、同社など既存キャリアはこの動きに反発しており、現政権での「改善」に期待を示している。

■トゥクマンで竜巻か Diario Jornadaの記事
トゥクマン州で、竜巻が発生したとみられる。州内南部の地域で、突風が吹き、木々や電柱が倒れて500世帯が停電に見舞われている。この事態が起きる直前、ろうと状の雲が目撃されており、気象機関はこの状況から竜巻が発生した可能性があるとしたものだ。屋根を飛ばされる住宅被害も報告されている。

■司法、エコビシ継続を勧告 Télamの記事
ブエノスアイレスの司法は、市に対し「エコビシ」の継続を勧告した。エコビシは公営の貸自転車事業だが、南部を中心にこの自転車の貸し借りを行なう「エスタシオン」が撤去されたとの指摘が相次いだ。市側は再構築のためと説明しているが、訴えを受けた司法は、市民が利用できる環境を継続するよう勧告した。

■フライボンディ、記念セール Torre el Doradoの記事
LCCのフライボンディは、国内参入2年を記念するセールを開始した。ウェブサイトを通じ、最低運賃999ペソで5千席分のチケットの販売を開始したものだ。同社は2018年1月に国内参入し、翌2月からはブエノスアイレスのエル・パロマール空港を起点にサービス網を広げた。


【エクアドル】

■感染の確認、遅れ El Universoの記事
レニン・モレノ大統領は、新型コロナウイルスの感染の有無の確認が、遅れていることを明らかにした。国内でも感染が疑われる事例があるが、検体検査を米国のアトランタの機関に送ったが、この機関が混雑しており、結果がまだ伝えられていないという。感染が疑われる49歳の中国人の容体は、安定しているという。

■津波警報システムの訓練 El Universoの記事
国内では31日午前10時、津波警報システムの訓練が行なわれる。津波発生の警報を流すサイレンが一斉にならされるものだ。国内の太平洋岸とガラパゴス諸島に、合わせて178基、このサイレンが設置されている。環太平洋造山帯に位置するエクアドルも、世界有数の地震国の一つだ。


【コロンビア】

■ドゥケ、正常化に否定的 Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ体制との関係正常化に否定的だ。元議員の拘束をきっかけに、マドゥロ氏側が正常化を持ちかけたが、ドゥケ大統領は断定的言い方は避けたものの、この「申し出」を謝絶した。ドゥケ政権はフアン・グアイド暫定政権を承認している。

■EU、湿地回復支援 Caracol Radioの記事
欧州連合(EU)は、サンタマルタの湿地の回復を支援する方針を示した。カリブ海に面するこの町の湿地が今、環境破壊などにより危機に瀕していることが指摘される。この支援について、人的または経済的支援を行なう方針をEU側が示したものだ。サンタマルタ市側は、この地の再緑地化プランを示している。


【ベネズエラ】

■新型コロナウイルスへの余力なし Noticieroの記事
赤十字は、ベネズエラでは新型コロナウイルスに対応する余力がない、と指摘した。中国、武漢を震源に広がるこの感染症は、ラテンアメリカにも脅威となりうる。赤十字は、経済問題から医薬品が不足し、衛生状態が悪化する中、この新たな脅威に対応するだけの力がないと異例の発表をした。医療体制が脆弱な国で、この感染症が重大な脅威になると世界保健機関(WHO)が指摘している。

■マドゥロ、ドゥケ政権に揺さぶり El Comercioの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、コロンビアのイバン・ドゥケ政権に対し揺さぶりをかけた。コロンビアの元議員、アイーダ・メルラノ氏がマラカイボ市内で拘束されている。この身柄扱いなどをめぐり、マドゥロ体制側とコロンビア側の「正常化」をマドゥロ氏が提案したものだ。ドゥケ政権はフアン・グアイド暫定政権を承認している。

■ロシア外相、来訪へ El Carabobeñoの記事
ロシアのセルゲイ・ラフノフ外相が、ベネズエラを訪れる。同国外務省が明らかにしたもので、同外相は2月初め、キューバ、メキシコに続き国内を訪れるという。国内来訪は7日とみられ、ニコラス・マドゥロ氏、マドゥロ体制下で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏らと会談予定だ。

■CIDH特使、国内へ Infobaeの記事
米州機構(OEA)の人権機関CIDHの特使が、2月3日に国内を訪れる。国内の人権状況などの視察のための訪問だが、ニコラス・マドゥロ体制側はOEAの脱退を一方的に宣言しており、これら特使が当局側に入国を認められるかどうかは不透明だ。CIDHに対しては、マドゥロ体制によるさまざまな人権侵害が告発されている。

■レデスマ氏「選挙はマドゥロ抜き」 Noticieroの記事
元カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、来るべき選挙は「ニコラス・マドゥロ氏抜き」であることが前提と断じた。新体制づくりにおいて、マドゥロ氏の独裁簒奪体制を排除することが、絶対条件になるとした。同氏はマドゥロ体制からの弾圧を受け、スペインに亡命し、先週にはフアン・グアイド暫定大統領との面会を果たしている。

■レケセンス氏裁判、延期に El Pitazoの記事
野党議員、フアン・レケセンス氏に対する29日の裁判は、延期となったという。同氏はテロ関与の一方的指摘を受けて2018年8月に拘束を受け、昨年12月から裁判が行なわれている。この日の公判は、司法側が準備が遅れたことなどを理由に閉廷したという。裁判は非公開で行われており、内容は伝えられていない。

■ELN戦闘員、5千人 Infobaeの記事
コロンビアの左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)の戦闘員の43%にあたる、5千人が今国内にいるという。ELNは今、活発化しているが、その背後でニコラス・マドゥロ体制からの支援があるとの指摘が根強い。こうした中、この組織の核が国内にも多くあり、国内にいる戦闘員が増加していると指摘された。

■ジフテリアと麻疹が深刻 Noticieroの記事
国内ではジフテリアと麻疹(はしか)の感染拡大が、深刻だという。医療のNGO団体が明らかにしたものだ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による物資不足で、国内ではとくに医薬品などが絶対的に足りていない。この状態のため、通常はワクチンで防げるこれらの感染症が、いまだに蔓延している状態にあるとした。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、感染疑い例続々 Infobaeの記事
ブラジルでは、新型コロナウイルスの感染疑い事例が続々と報告されている。同国保健省によると、同国で疑われた症例はすでに33件となっているが、現時点で感染が確認されたものはない。サンパウロ、リオデジャネイロといった都市部だけでなく、サンタカタリナ州やパラナ州などでも疑い例が報告されている。

■パナマ、緊急事態発令 El Sigloの記事
パナマ保健省は国内に、緊急事態を発令した。中国、武漢を震源に新型コロナウイルスの感染が拡大している。国内では感染例は報告されていないが、状況から国内上陸は時間の問題だとして、この緊急事態を発令した。世界保健機関(WHO)は公衆衛生上の緊急事態を30日、発令しており、医療体制の脆弱な国々での危険性が高いとしている。

■コロナビールに風評被害 Business Insiderの記事
メキシコのコロナビールに、風評被害が起きているという。中国、武漢を震源に新型コロナウイルスの感染拡大が起きているが、Googleでを通じて「コロナビール」と「ウイルス」を挙げ検索する動きが世界的に増えているという。同ビール会社は、同社ビールとウイルスは無関係との、異例のコメントを出した。

■プエルトリコ、地震1080回 El Universalの記事
プエルトリコ南西部で発生した地震はこの24日間、1080回に達した。この地域を震源とする地震が12月28日から頻発し、群発地震の様相を呈している。5日以降の地震回数がこの数となったと観測機関が明らかにした。この6日のM5.8、6日のM6.4の地震で、この震源地域付近では多くの住宅などに、損壊などの被害が生じている。

■ベロオリゾンテ、再び浸水 Diario El Puerbloの記事
ブラジル第6の都市であるベロオリゾンテは29日、再び市街地の広い範囲が水に浸かったという。この町を抱えるミナス・ジェライス州を中心に、国内では大雨被害が生じ、合わせて53人が命を落とした。これらの雨で被害を受けたこの町だが、再び大雨で水に覆われたという。

■マドゥロ氏ら、呼ばず Montevideoの記事
ウルグアイの次期大統領、ルイス・ラカジェ・ポウ氏は、就任式にベネズエラのニコラス・マドゥロ氏は呼ばないとした。同氏は3月1日に就任するが、マドゥロ体制を承認している現タバレ・バスケス政権から対ベネズエラの政策を転換する。さらにキューバ、ニカラグアの首脳も招くことはないとした。

■アスンシオン大停電 ABC Colorの記事
パラグアイの首都アスンシオンで30日、大きな停電が起きている。悪天候の影響で送電システムのおよそ4分の1に被害が及び、70万人が停電の影響を受けているものだ。電力会社は復旧を急いでいるが、完全回復には24時間程度かかるとの見方を示している。市内をはじめ国内各地では29日夜から30日朝、悪天候に見舞われた。

■ブラジル、ホームレス増加 Télamの記事
ブラジル、サンパウロでは2019年、ホームレス生活をする人の数が増えたという。ホームレスの支援団体が明らかにしたものだ。市内でのホームレス生活者は2万4344人と、前年の1万5900人から実に60%も増加した。このホームレスに占めるこどもの割合は3.9%となっているという。

■キューバ、機関車不足 Ciber Cubaの記事
キューバの鉄道交通においては、機関車が不足しているという。旅客、貨物鉄道便を運行する上で必要な機関車の絶対数が足りず、鉄道輸送が需要を十分に賄えない状況にあると、国営鉄道側が明らかにしたものだ。キューバ政府は、鉄道インフラ整備の重要性を指摘するが、同時に機関車の調達も必要と同社は断じている。

■インテルジェット、新たな提携 La Silla Rotaの記事
メキシコのLCC、インテルジェットが新たな提携をしたという。米国のLCC、ジェットブルーと合意したもので、双方の便のコードシェアなどを行なうという。両社の路線網はあまり重ならず、相互補完の関係を築けるとした。一方インテルジェットは財政上の問題を今、指摘されている。



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