2020.02.08

【ボリビア】

■感染疑い、否定 La Razónの記事
保健省は、新型コロナウイルスの感染を否定した。コチャバンバで、中国、シンガポールに滞在した18歳の男性に感染が疑われる症例がみられた。しかし同省によるとこの男性は、デング感染で陽性となったという。発熱などの症状はこのウイルスではなく、デングによるものと断定した。

■サンタクルスに緑色警報 La Razónの記事
サンタクルスに対し、注意喚起に相当する「緑色警報」が出された。新型コロナウイルスの脅威が世界的に高まっているが、サンタクルスはボリビア最大の空の玄関口となっており、このウイルスの最初の到地点となる可能性が指摘されている。ビルビル国際空港では、このウイルス上陸を想定した、大規模な訓練も行なわれた。

■コタガイタ、250棟被災 La Razónの記事
ポトシ県のコタガイタでは、合わせて250棟が被災した。大雨の影響で、チョロルケ山から大量の泥流がこの町に流れ込んだものだ。250棟が浸水などの影響を受け、400世帯が避難を強いられている。現在、国軍が兵らを派遣し、復旧作業を進めているところだ。保健省は、感染症への対策も必要と指摘する。

■アニェス、コタガイタへ La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は7日、ポトシ県コタガイタの泥流被災地を訪問した。泥流の町中への流入を受け、同大統領は就任後初の被災地訪問を行なった。この際、食料や医薬品などの物資6トンも、現地に輸送している。アニェス大統領は、コタガイタの人々への連帯を表した。

■政府、モラレス氏発言に反発 Página Sieteの記事
政府側は、エボ・モラレス氏の発言に強い反発を示した。同氏の上院議員選出馬を認める代わりに、政府側と「和平合意」する用意があると語ったものだ。アニェス政権の閣僚らは、国内の不穏な状況をつくった張本人のこの発言に強い不快感を示し、このような「取引」を行なう余地はないとの見方を示している。

■カマチョ氏も非難 El Díaの記事
大統領選に出馬するルイス・フェルナンド・カマチョ氏も、エボ・モラレス氏の発言を非難した。同氏はモラレス氏の「和平合意」発言について、同氏は「裏切り者だ」と強い言葉を放った。このモラレス氏の発言については、同じく候補者のカルロス・メサ氏も、「モラレス氏にこの発言の資格はない」と断じている。

■MAS、エルアルトで始動 La Razónの記事
モラレス派であるMASは、エルアルトで選挙運動を始動するという。同党所属のエドガル・モンタニョ議員が明らかにしたものだ。同党は元経済相のルイス・アルセ氏を大統領候補に、元外相のダビド・チョケワンカ氏を副大統領候補として、選挙戦に臨む。モラレス政権時代、高い支持率を誇ったエルアルトが、第一声の場になるとした。

■センカタ、同意せず Página Sieteの記事
エルアルトのセンカタの住民らは、同意しない方針だ。この地ではエボ・モラレス氏の辞任後の闘争で多くの死傷者が出た。ヘアニネ・アニェス暫定政権は、死亡者家族と負傷者に見舞金を支給する方針を示したが、この対象者らはこれに合意しないとした。この地はもともと、モラレス氏への支持率が高い。

■カマチョ氏「ガンマニア」 La Razónの記事
大統領候補のルイス・フェルナンド・カマチョ氏は、自身が「ガンマニア」であることを明かした。国内では銃器などの保有には許可が必要だが、同氏が許可を得て銃を持っていることが明らかになった。一部から批判があったが、この件について同氏は自身がガンマニアで、コレクションのため許可を得たと語った。

■イリャパで鉱山事故 El Díaの記事
ポトシ県イリャパの鉱山で事故が起きた。6日17時30分頃、この日の仕事を終え労働者らが引き上げようとした際、突然泥流が坑内に流れ込んだという。この事態で、労働者ら3人が、死亡したと現地警察が明らかにした。救出された数人は、ウユニにある医療機関に搬送され、手当てを受けた。

■対コロナウイルス、検査体制整備 Página Sieteの記事
保健省は、新型コロナウイルスに対処するため、検査体制を早急に整備するとした。国内で感染が疑われる事例が生じた際、現在は検体を米国などに送り、検査している。この検査を、国内でも行なえるよう、体制を整えるとした。コチャバンバでの感染疑いは否定されたが、今後も同様の疑い事例が生じる可能性が高い。

■ユリ・オルトゥニョ氏、オルーロへ La Patríaの記事
歌手で音楽家のユリ・オルトゥニョ氏が、オルーロを訪れた。この22日にパレードが行なわれるユネスコ無形文化遺産、カルナバルに合わせ、新しい楽曲を発表したことを報告するための訪問だ。すでにYouTubeで、このビデオクリップを公開しているという。同氏はオルーロ出身で、グループ「プロジェクシオン」に参加した。


【ペルー】

■クルーズ船にペルー人も RPPの記事
クルーズ船「ダイアモンド・プリンセス」号には、ペルーの9人も乗っているという。新型コロナウイルスの船内感染を受け、横浜港に停泊しているものだ。在東京のペルー大使館が、この船に乗っているペルー国籍の9人と、連絡を取っているという。現時点で、いずれにもこの感染の症状は出ていない。

■観光、影響は限定的 Andinaの記事
新型コロナウイルスのペルー観光への影響は、限定的とみられるという。通商観光省が明らかにしたものだ。中国を震源にこのウイルスが拡大し、同国からの旅行予約5千件のキャンセルなどが伝えられている。それでも、ペルーの観光全体への影響は小さいと、同省は分析した。

■チンチェロ、予定通り着工へ El Comercioの記事
クスコ県バジェ・サグラド(聖なる谷)のチンチェロでの空港建設は20日、予定通り着工になるという。交通通信省が明らかにしたものだ。現行空港に代わる新空港の建設計画だが、この空港によりマチュピチュ遺跡群などが影響を受けるとの指摘が世界各地から出されている。同省はこの影響を否定し、予定通り着工するとした。

■ピサック、氾濫被害 Correo Perúの記事
クスコ県バジェ・サグラド(聖なる谷)のピサックでは、川の氾濫による被害が生じた。地域を流れるキスマヨ川が、大雨の影響で増水、氾濫したものだ。住宅地にも水が入り込み、多くの家々が浸水したほか、街路などの車輛が流される被害が生じた。現在クスコ県を含む国内のシエラ(アンデス)は、雨季だ。


【チリ】

■空軍機事故、12人の身元判明 BioBio Chileの記事
空軍機事故で死亡した12人の、身元が判明したという。昨年12月9日、第12(マガジャネス)州でヘラクルス機が事故を起こした。この犠牲者の身元確認が進み、新たに12人の身元が判明した。これで、38人中、25人について確認されたことになる。軍側は残る13人の確認を急いでいる。

■ホテル利用低迷、鮮明に BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州では、ホテル利用の低迷が鮮明に数字に表れた。州内のホテル業の団体によると、2018年12~2019年11月期の州内のホテル利用者は、前年同期比で13.6%減った。州都コンセプシオンに限るとこの数字は、22.6%のマイナスだ。観光の減速に加え、昨年10月18日からの社会闘争の影響を強く受けた。


【アルゼンチン】

■航空便に遅れ Télamの記事
7日、悪天候の影響で航空便に遅れが出ている。ブエノスアイレスのアエロパルケ、エセイサ国際空港が影響を受けたもので、双方とも一時、滑走路が閉鎖されるなどの措置がとられた。多くの便に、最大で30分程度の遅れが生じたものだ。今は運航体制は正常化しており、スケジュールの乱れも解消に向かうとみられる。

■クルーズ船、扱いに問題なし Télamの記事
クルーズ船「ダイアモンド・プリンセス」号に乗船中のアルゼンチンの乗客は、「扱いには問題ない」と語っているという。保健省が明らかにしたものだ。横浜港に停泊中のこの船から、乗客らの上陸が認められていない状況だ。このアルゼンチン男性は、随時医師らからの診察も受けられ、不自由ではあるが扱いに問題はないと語ったという。

■パラグアイで足止めか Infobaeの記事
LCCフライボンディの便の突然の欠航で、パラグアイの首都アスンシオンで、多くの乗客が足止めされているという。同社は機材の不具合を理由に、複数の便の欠航を発表している。この扱いにより、アスンシオンの空港ではアルゼンチン人を中心に100人ほどの乗客が取り残された状態となっているという。

■バリロチェ、計画停電 R&ieacute;o Negroの記事
リオ・ネグロ州のバリロチェでは7日、一部地域で計画停電が実施されている。この日の日中、市内の西部エリアで、時間を区切り停電となっているものだ。市内に電力を送るシステムの、変電施設で刷新工事を行なうための措置で、市民には事前に通知があったため、大きな混乱は起きていない。


【エクアドル】

■国連、ゼノフォビアに懸念 El Comrcioの記事
国連は、エクアドル国内でのゼノフォビア(外国人憎悪)感情の高まりに、懸念を示した。レニン・モレノ大統領が「外国人による犯罪増加に懸念」を示して以降、国民間でもSNSなどでのゼノフォビア発言が増加していると指摘したものだ。国内には大量のベネズエラ難民が身を寄せており、この対象の多くが同国民となっている。

■オートバイ、一斉摘発 El Comercioの記事
キトでは7日朝、オートバイの一斉摘発が行なわれた。警察が市内の幹線道路など各地で、一斉に行なったものだ。安全基準を満たしているか、また書類などの手続きが行なわれているかなどを確認したもので、未了のものや盗難車であったものなどが次々と摘発されたという。


【コロンビア】

■クルーズ船にコロンビア人 Caracol Radioの記事
日本の検疫体制下にあるクルーズ船「ダイアモンド・プリンセス」号に、コロンビア人もいるという。外務省が明らかにしたものだ。船内での新型コロナウイルス感染を受け、乗客乗務員らは下船できない状態となっている。この船で、乗務員として働く中に、コロンビアの1人がおり、現時点で感染症状は出ていないとした。

■鉄塔、倒される Caracol Radioの記事
メデジン近郊で、送電用の鉄塔が倒された。メデジン市側は、この事態は、ゲリラ組織が爆発物を使用し、人為的に起こした事件との見方を示している。警察も、左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)の犯行との見方を示した。この事態で、一時メデジン市内の一部で停電が生じたが、これはすでに全面復旧した。


【ベネズエラ】

■米国、さらに制裁 Infobaeの記事
米国はベネズエラへの制裁をさらに強化する。ワシントン政府が明らかにしたもので、国営航空会社コンビアサを対象に加え、米国内資産の凍結や、米国領空の通過を禁じた。ニコラス・マドゥロ体制の後ろ盾であるロシアのセルゲイ・ラフノフ外相は、米国によるこうした制裁は「違法だ」と非難する声明を出した。

■米国、マドゥロを牽制 Infobaeの記事
米国政府は、ニコラス・マドゥロ体制を牽制した。現在、フアン・グアイド暫定大統領は米国に滞在しており、近く帰国する予定だ。マドゥロ体制側がこの帰国を阻害することがあれば、それは「マドゥロ体制の大きな誤りになる」とワシントン政府側が指摘したものだ。グアイド氏は5日、ドナルド・トランプ大統領との会談も果たしている。

■グアイド「マドゥロ打倒を」 El Carabobeñoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、米国のドナルド・トランプ大統領に対し、ニコラス・マドゥロ体制の「打倒」を訴えたという。5日、ホワイトハウスで二者会談が行なわれた。この場でグアイド氏は、マドゥロ独裁簒奪体制は、ベネズエラ国民のみならず世界への脅威であると強調したという。

■グアイド、アルマグロ氏と会談 Infobaeの記事
米国を訪れているフアン・グアイド暫定大統領は、米州機構(OEA)のルイス・アルマグロ総裁と会談した。両者の会談では、ニコラス・マドゥロ独裁簒奪体制をいかに終わらせるか、がテーマとなった。アルマグロ総裁がマドゥロ体制に厳しい態度をとり続けていることに、グアイド氏側は謝意を示した。

■マドゥロ、テロ認定も NTN24の記事
米国政府は、ニコラス・マドゥロ体制をテロ組織と認定する可能性を示した。ヒューマン・ライツ・ウォッチが同体制がすでに1万8千人を「虐殺」した事実を指摘し、またコロンビアのゲリラ組織民族解放軍(ELN)との関与を深めていることなどを受けたものだ。リマ・グループ、リオ条約各国とも連携し、この是非を判断するという。

■CIDH、生の証言得る El Universalの記事
米州機構(OEA)の人権機関CIDHは、ニコラス・マドゥロ体制による人権侵害被害者から、生の証言を多く得たという。CIDH特使らはベネズエラ入りを阻止されたが、コロンビアの国境の町ククタでこの聞き取り調査を行なった。この結果、マドゥロ体制による侵害行為の証言を得ることができたという。

■コロナウイルス亡国のおそれ Noticeroの記事
ベネズエラは新型コロナウイルスにより、「滅ぶ」おそれがあるという。中国を震源にこのウイルスが拡大しているが、ニコラス・マドゥロ体制は中国への依存度が高く、一方でこのウイルスが国内に上陸した際に、それを隠蔽するおそれもある。経済失政により衛生状況が低下している中、このウイルスが国の体制そのものを破壊する可能性もあるという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ボウソナロ、コロナ対応法 Europa Pressの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ政権は7日、議会に新型コロナウイルスに対応する法案を提出した。中国を震源にこのウイルスが拡大し、国内でもすでに感染が疑われる事例が20件を超えている。このウイルスの国内上陸を見据え、国内での流行抑止を図るための法案を準備したものだ。

■パラグアイ、感染否定 ABC Colorの記事
パラグアイでの新型コロナウイルスの感染疑い事例は、否定された。同国保健省が明らかにしたものだ。中国滞在歴のある男性がこの症状を示したもので、同省は検体を米国、アトランタの機関に送り確認を進めていた。この結果、このウイルス感染については否定されたという。パラグアイでは初の、感染疑い事例となった。

■パナマ、救出検討 CNN Méxicoの記事
パナマ政府は、中国国内で足止めされている自国民を、救出することを検討している。中国国内の教育機関で学ぶ34人の学生など、すでに政府側の措置により帰国が実現した。このほかにも国内に取り残されている国民がおり、現在この帰還の可能性について、中国当局側と調整中であることを政府側が明らかにした。

■コロナウイルスよりデング El Universoの記事
ラテンアメリカで、現時点では新型コロナウイルス対策よりも、デング対策のほうが喫緊の課題だという。パンアメリカン保健機構が明らかにしたものだ。このウイルスはまだラテンアメリカでは感染例が報告されていない。一方でネッタイシマカが媒介するデングは、パラグアイやボリビア、ブラジルなどで今、感染が拡大している。

■プエルトリコ、学校再開 El Universoの記事
プエルトリコでの学校は、全面的に再開される見通しだ。島の南西部を震源とする地震が12月28日から続き、1月6日のM5.8、7日のM6.4の地震で多くの建物が被害を受けた。震源に近い地域を中心に学校の授業が見送られていたが、教育局はこれを再開すると発表した。今も地震は続くものの、落ち着きつつあることが指摘されている。

■キューバ、石鹸涸渇 Infobaeの記事
キューバでの石鹸などの不足、涸渇は、4月まで続く可能性があるという。同国共産党政府が明らかにしたものだ。米国からの経済締めつけを受け、国内では石鹸など衛生関連品の不足、涸渇が生じている。政府見通しで、2月から3月に平常化することは難しく、早くても4月になるという。

■ベリーズ、核兵器禁止 Breaking Belize Newsの記事
ベリーズ政府は6日、核兵器禁止条約に署名した。国連大使が国連で、この署名を行なったものだ。核兵器の全廃、根絶のための条約で、これまでに80の国が署名をしている。ベリーズ政府はこの署名について、核兵器の根絶に向けた、大きな一歩だと評価した。



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