2020.02.09

【ボリビア】

■ラパスで土砂災害 La Razónの記事
ラパスの住宅地で土砂災害が起きた。パサンケリとニニョ・コリョで起きた事態で、街路を支える防護壁が崩れたものだ。住宅などには影響は出ていないが、ラパス市中心部とエルアルトを結ぶテレフェリコ(ロープウェイ)紫線の鉄塔の一つに影響が及び、この路線の運転が見合されている。

■MAS、不確定の中始動 Télamの記事
モラレス派のMASは、不確定の中選挙運動を始動した。大統領候補のルイス・アルセ氏と副大統領候補のダビド・チョケワンカ氏がエルアルトで第一声を上げたものだ。5月3日の総選挙出馬が締め切られているが、選挙法廷(選管)はいまこの候補者らの出馬資格の査定を行なっているところで、両者の出馬が認められるかどうかまだ結論が出ていない。

■アルセ氏は対決姿勢 Página Sieteの記事
モラレス派のMASから大統領選に出馬するルイス・アルセ氏は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領に対する対決姿勢を鮮明にした。エルアルトで選挙戦に向けた第一声を上げ、語ったものだ。一方の副大統領候補、ダビド・チョケワンカ氏は国内和平を重視する姿勢を示している。この場にはMAS関係者や労働組合員などが多く参加した。

■4候補、ディベートへ Página Sieteの記事
5月3日の大統領選に出馬する4候補が、ディベートに臨むという。ヘアニネ・アニェス暫定大統領、カルロス・メサ氏、ルイス・アルセ氏、そしてホルヘ・キロガ氏が参加する。一方、ルイス・フェルナンド・カマチョ氏については、今回の参加は見送るという。前の選挙では、エボ・モラレス氏が頑なにディベート参加を拒絶していた。

■憲法改正、素案まとめる El Díaの記事
下院議員らが、憲法改正に向けた素案をまとめた。エボ・モラレス政権下で憲法改正が行われ、大統領は2期連続が可能となった。しかしこれをもとの、1期のみに戻すことが提案されている。モラレス政権が網疏(法の抜け穴)を通じ、事実上大統領職を無期限で務めようとしたことへの反省から、これを封じ込めようとする動きだ。

■ベニ県で水害 El Díaの記事
ベニ県のサンイグナシオ・デ・モクソスで水害が生じている。大雨の影響で地域を流れる河川が増水、氾濫し、住宅地や農地などが水浸しとなっているものだ。地域によってはアクセス困難が生じているところもあり、地域行政が最高度の「赤色警報」を出している。同県を含む国内の広い範囲は、現在は雨季だ。

■感染確認はフェイクニュース La Razónの記事
保健行政が、メディアの報道に対し警鐘を鳴らした。コチャバンバの病院で手当てを受けている18歳の男性に新型コロナウイルス感染の疑いが生じた。保健省は検体を米国の機関に送ったが、一部のメディアが陽性となったとの報道を流した。しかし保健行政は、同機関からの結果連絡は来ていないとして、これがフェイクニュースであると断じた。

■オルーロ、10日は休日 Los Tiemposの記事
この10日は、オルーロ限定で休日となる。この日はオルーロの解放記念日で、政府側はオルーロ県限定でこの日を休日とする政令を公布した。1781年のこの日、この町で自由が宣言されたことにちなむもので、オルーロ市中心にある広場は「2月10日広場」となっている。オルーロではこの日、式典が予定されている。

■カルナバル、保健衛生対策 Los Tiemposの記事
保健省は、カルナバルの保健衛生対策を発表した。22日、ユネスコ無形文化遺産のオルーロのカルナバルのパレードが開催される。現在、新型コロナウイルスの感染拡大が起きていることを受け、この場での感染が生じないよう、保健省は市内100個所に、対応の窓口を設けることを明らかにした。

■オルーロ、衣装展示 La Patríaの記事
22日のカルナバルのパレードを前に、市内のラパス通りではダンス衣装の展示が行なわれている。この街路は、パレード参加者らを支える、衣装の仕立て屋街となっている。ディアブラーダ、モレナーダ、カポラルなどメジャーダンスの衣装を中心に展示され、その違いが分かるようになっている。


【ペルー】

■旅行会社にも協力要請 Andinaの記事
保健省は、国内の旅行会社に対して、協力を要請した。中国を震源に広がる新型コロナウイルスに対する対策だ。ツアー参加者などにこの症状がみられる場合、早期に対応し行政官庁にも通知するよう求めたものだ。現時点で国内では感染者は出ていないが、国内を訪れる予定だった中国人観光客5千人のキャンセルが明らかになっている。

■ピサック、復旧作業続く Correo Perúの記事
クスコ、バジェ・サグラド(聖なる谷)のピサックでは、復旧作業が続いている。大雨の影響でキスマヨ川が氾濫し、市街に泥流が流れ込んだものだ。現在現地には消防やボランティアなどが入り、泥のかき出しなどの作業が続いている。保健省はこの事態で、感染症が生じる可能性があるとして、対応を検討している。

■インカ古道、一部の復旧事業 Correo Perúの記事
インカ古道(カパック・ニャン)の一部復旧事業が完了した。クルスモコ山付近の、ティポンの棚田に向かう区間が修復され、トレッキング客らが通れるようになったものだ。この区間は、およそ500年間、手が入っていなかったとみられる。インカ古道はインカ帝国時代、アンデス山脈沿いに張り巡らされていた。

■123歳女性が死去 El Comercioの記事
国内最高齢とみられるアレキパ県の、123歳の女性が死去した。亡くなったのはティアバヤに住むアンドレア・グティエレス・カワナさんだ。80代の息子夫婦とこの地で暮らしていたが、老衰で死去したという。国内の戸籍制度の信用度から、アンドレアさんの記録はギネスブックなどには掲載されていない。


【チリ】

■商業施設で煙 BioBio Chileの記事
バルパライソの商業施設で煙が発生し、市内5個所から消防が出動した。この事態が起きたのはモール・パセオ・ロスで、フードコート付近で煙が発生したという。しかし調べた結果、パン店の換気扇のダクトの異常であることが分かり、火災ではないとして消防らは引き上げた。

■ラパ・ヌイでデング BioBio Chileの記事
ラパ・ヌイ(イースター島)でデングが発生したという。現地保健局が明らかにしたもので、31歳と49歳の現地在住女性の感染が明らかになった。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内での発症は少ないが、この直前にイキケでも2件の感染が明らかになっている。


【アルゼンチン】

■バリロチェ、女性を隔離 Clarínの記事
バリロチェでは、ブラジル人女性が隔離された。チリからバスでターミナルに到着したこの女性は、体調の悪さから、自ら「新型コロナウイルスに感染している可能性」を示したという。これを受けこの女性は市内の病院に搬送され、院内で隔離されている。女性はプエルト・モントからオソルノを経て、国内に到着したという。

■フェルナンデス、ベネズエラ批判 Infobaeの記事
フランス紙の取材を受けたアルベルト・フェルナンデス大統領は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ体制を批判した。左派の同政権は、マドゥロ体制に対し寛容な姿勢を示していた。しかし同大統領は、同体制が専制的であり、民主主義を危機においやっているとの見解を示した。一方、フアン・グアイド暫定政権を現時点で承認する考えはないとも述べた。

■マクリ氏、61歳に Télamの記事
前大統領のマウリシオ・マクリ氏は8日、61歳の誕生日を迎えた。昨年12月10日に大統領を退任した同氏は、現在はブエノスアイレスで「英気を養っている」状態だ。現在、国際フットボール連盟(FIFA)の会長選挙に出馬する準備をしているところだという。家族らからこの日を祝われると、ツイッターで明らかにした。

■フライボンディに制裁も Cronistaの記事
交通省はLCCのフライボンディに、制裁を科す可能性を示した。同社の機材に技術的トラブルが生じ、先週同社便のキャンセルが相次いだ。とくにパラグアイ、アスンシオンの空港では、利用者百人ほどが足止めされる事態も生じている。交通省は事態を重く見て、同社への制裁の可能性に言及した。


【エクアドル】

■死亡例、コロナウイルス否定 El Comercioの記事
キトで死亡した中国人の事例について、保健省は新型コロナウイルスの感染を否定した。この中国人男性は市内の病院で死亡したが、この感染が疑われる症状がみられた。しかし保健省は調べの結果、この男性はB型肝炎が劇症化したことから死亡したとみられると発表した。

■アタカメスで浸水 El Universoの記事
エスメラルダス県のアタカメスで、浸水被害が生じた。大雨の影響でコヒミエス川が増水、氾濫し、トンチグエのマカラの集落の広い範囲が水に浸かったものだ。多くの世帯が、浸水の影響を受けている。浸水被害を受けた家の住民は、被害を免れた家々などに避難している。


【コロンビア】

■ボゴタ空港で転落事故 RCN Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港で、若い男性が転落する事故が起きた。ターミナルの外接部分の橋の上から、この男性が落ちたものだ。男性は路面にたたきつけられ、重傷を負い市内の病院で手当てを受けている。この男性は北米に向かう便利用のためこの空港を訪れたとみられ、転落した原因などについて、警察が調べを進めている。

■刑務所で25人負傷 Caracol Radioの記事
メデジン、ベジャビスタの刑務所の中庭で衝突があり、合わせて25人が負傷した。犯罪組織「パチェリ」と「カイセド」のメンバーらの間で起きた事態で、違法に持ち込まれた刃物なども使用されたとみられる。この刑務所は定員が350人ながら、現在は1950人が収容されているという。


【ベネズエラ】

■グアイド、帰国へ Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、いよいよ帰国すると語った。1月後半にコロンビアを訪れ、その後欧州、北米を同氏は歴訪した。この5日にはホワイトハウスで、ドナルド・トランプ大統領との会談も実現している。しかしニコラス・マドゥロ体制はこの帰国を阻止する姿勢とみられ、無事に帰国できるかは不透明だ。

■マドゥロ体制、グアイドに捜査 El Nacionalの記事
ニコラス・マドゥロ体制側は、フアン・グアイド暫定大統領への捜査を行なう姿勢だ。グアイド氏が米国のドナルド・トランプ大統領と会談後、同国が国営航空会社コンビアサを制裁対象に加えた。グアイド氏が、ベネズエラ、マドゥロ体制に「重大な不利益」を及ぼしたおそれがあるとして、タレック・サアブ検察長官が捜査を行なう姿勢を示したものだ。

■ロシア、さらなる支援 Infobaeの記事
ロシアは、ニコラス・マドゥロ体制に対しさらなる支援をする姿勢を示した。ロシア外務省は、米国政府が国営航空会社コンビアサを制裁対象に加えたことについて、「違法だ」との見方を示している。この対抗措置として、関係が深いマドゥロ体制にさらなる支援を行なう姿勢を示したものだ。

■サパテロ氏、ベネズエラへ Infobaeの記事
スペインのサパテロ元首相が、ベネズエラを訪れた。カラカス、ミラフローレスの大統領を訪れ、ニコラス・マドゥロ氏と面会した。この訪問理由や会談の内容は、明らかにされていない。またサパテロ氏は、マドゥロ体制下で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏とも会談している。

■メルラノ氏解放に含み Caracol Radioの記事
検察長官のタレック・サアブ氏は、コロンビアの元議員、アイーダ・メルラノ氏の開放に含みを見せた。メルラノ氏はマラカイボ市内で、当局側に拘束された。ニコラス・マドゥロ体制側は、同氏の身柄の扱いを通じ、コロンビア側から譲歩を引き出そうとしているが、イバン・ドゥケ政権側は冷ややかな態度をとっている。

■野党議員ら、移送か El Carabobeñoの記事
拘束されている野党議員らが、移送されたと報告された。2018年8月にテロ関与の容疑で拘束されたフアン・レケセンス氏の弁護士が明らかにしたものだ。拘置施設から別の施設に、「受刑者の服装」でこの移送が行なわれたと非難した。レケセンス氏に対する裁判が行なわれているが、非公開のため内容は不明だ。

■カラカスでまた停電 El Universalの記事
カラカスではまた、停電が起きたという。8日午後、市内東部のチャカオ、バルタ、スクレ、エル・アティーリョ。グアレナス、グアティレ、アルトス・ミランディーノスなどで送電が途絶えた。国内ではニコラス・マドゥロ体制の経済失政で送電システムが維持できず、停電が頻発している。

■年少者2万5千人、単独出国 El Observadorの記事
未成年者やこどもなど2万5千人が2019年、単独でベネズエラを出国したという。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による困窮を逃れるため、多くの国民が国外に流出し難民化している。この流れで、家族とともにではなく単独で、こうした年少者らも国外に逃れている状態だ。国連はこの数がすでに300万人に達していると試算している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、女性を隔離 RPPの記事
ブラジル当局は、リオデジャネイロの女性を強制入院させ、隔離する措置をとった。香港で保育士として働くこの39歳の女性が、新型コロナウイルスの感染を疑わせる症状を示した。このため保健省がこの措置をとることを命じたものだ。現時点で同国では、感染が疑われる事例報告はあるが、感染の確認はない。

■ホンジュラス、9人に検疫 La Prensaの記事
ホンジュラスは9人に対し、検疫を実施しているという。新型コロナウイルスの感染の疑いがあるとして、入国しようとした中国人7人、フランスの1人、韓国の1人がこの対象となっているという。現時点で同国では感染が確認された者はおらず、このウイルスの国内上陸は確認されていない。

■ファーストレディもデング Infobaeの記事
パラグアイ、マリオ・アブド・ベニテス大統領の妻、シルバナ・ロペス・モレイラ氏もデングに感染したという。アブド大統領自身、この1月にこのネッタイシマカが媒介する感染症に感染し、数日の療養をしていた。現在パラグアイでは、アスンシオン首都圏を中心にこの感染症が大きく広がっている状態だ。

■ハイチ、与野党対話 TelesurTVの記事
ハイチでは与野党間の対話が行なわれる。同国では経済問題、さらに汚職疑惑からモイーズ政権の退陣を求めるデモが昨年後半以降、激化した。野党もこの退陣を求める姿勢で結束している状態だ。こうした中、モイーズ政権側の呼びかけに野党が応じ、事態打開に向けた対話が行なわれることになった。

■ラ・プレンサ、紙再開へ La Prensaの記事
ニカラグアのメディア「La Prensa」(ラ・プレンサ)は、紙媒体の発行を再開する。ダニエル・オルテガ政権に対する批判的言動から、紙媒体発行のための紙、インクの同社の入手が難しくなっていた。政権側が態度を軟化させ、同社は必要な紙、インクの供給を受けることができたという。オルテガ政権によるメディア弾圧は、2018年から強まっている。

■エルサルバドル、M4.3の地震 La Prensa Gráficaの記事
エルサルバドルでは7日17時7分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源は同国のラパス、ラス・オハスの海岸の南の太平洋で、震源の強さはマグニチュード4.3、深さは38キロだ。揺れは広い範囲で感じたが、被害報告はない。首都サンサルバドルでは1月31日以降、軽度の地震が続いているが、これらとの関連もないとみられる。

■マイアミから物資送付 El Nuevo Heraldの記事
米国マイアミから、キューバに物資を送る人が増えているという。ドナルド・トランプ政権による経済締めつけで、キューバでは一部の品目の不足が続いている。マイアミからキューバ国内の家族に向け、石鹸やパスタ、コンドームといった品々を送る動きがある。国内ではハバナやサンティアゴ・デ・クーバなどで、ガソリンなどの不足も続いている。

■インテルジェット、ホンジュラスへ Criterioの記事
メキシコのLCC、インテルジェットが新たに、ホンジュラスに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、この4月からサンペドロ・スーラへの路線を開設するという。ホンジュラス側としては、この路線開設でメキシコ国内や北米などの、新たな乗り継ぎオプションが生まれることになる。



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