2020.02.13

【ボリビア】

■メサ氏、不正選挙で告発 El Díaの記事
カルロス・メサ氏は、不正選挙で前大統領のエボ・モラレス氏らを告発した。10月20日の選挙で不正があったことは、米州機構(OEA)による査察で明らかになっている。メサ氏はこの責任はモラレス氏、アルバロ・ガルシア・リネーラ氏、そして当時の閣僚にあるとして検察に告発し、5月3日の選挙でのこれら面々の候補者除外を求めた。

■Agetic、不正の証拠ある La Razónの記事
政府機関の電子情報通信技術局(Agetic)は、10月20日の選挙不正の証拠を掴んでいるという。同機関のカルロス・オリベラ氏が明らかにしたものだ。同局の把握するデータが、当時のエボ・モラレス政権により行なわれたこの不正の実態を示しているという。今後、この件について捜査する検察側にも、データを提供する姿勢だ。

■オルティス氏、アニェス陣営に El Díaの記事
10月20日の大統領選で善戦したオスカル・オルティス氏は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領の陣営に加わる。5月3日の総選挙に向け、アニェス大統領が率いる「Juntos」に参加することを同氏が明らかにしたものだ。このJuntosには、UN、SOL.BO、タリハの地域政党Todos y Unirが参画することを明らかにしている。

■レンス氏はカマチョ氏の陣営に El Díaの記事
元ベニ県知事のカルロス・レンス氏は、ルイス・フェルナンド・カマチョ氏の陣営に参加する。同氏はエボ・モラレス政権時代に汚職などの追及を受け、収監された経緯もある。5月3日の選挙では、カマチョ氏らが率いる「Creemos」に参加し、ベニ県内の支持拡大を目指すとした。ベニ県はヘアニネ・アニェス暫定大統領の地元だ。

■コパ氏「MASは結束している」 El Díaの記事
エバ・コパ上院議長は、エボ・モラレス派であるMASが「これまでにないほど結束している」と断じた。現在も両院議会で与党となっているMASだが、モラレス氏亡命後は求心力が低下していることが伝えられる。それでも同氏は、MASは結束を強めていると断じた。大統領選に擁立するルイス・アルセ氏は、出馬が認められない可能性もある。

■ガルシア・リネーラ氏、大学教員に La Razónの記事
前副大統領のアルバロ・ガルシア・リネーラ氏は、アルゼンチンのサンマルティン大学の教員になるという。同氏はモラレス氏とともにその職を辞し、メキシコを経由し今はアルゼンチンに身を寄せている。ツイッターを通じ、同大学の教員、研究員となったことを明らかにしたものだ。同氏に対しては国内で、逮捕状が出ている。

■原子力センター、建設凍結 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権は、エルアルトに建設中の原子力センターについて、工事を凍結した。エボ・モラレス政権は、国内での原子力開発を目指すとして、ロシアの協力でこの施設を着工した。アニェス政権は巨額の投資が行なわれているこの施設の見直しを進める姿勢で、建設作業などが凍結された。

■アニェス、インディヘナ言語話す El D&iactue;aの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は近く、インディヘナ(先住民)元号のモヘニョ-トリニタリオ語を披露するという。ジェルコ・ヌニェス大臣が明らかにしたものだ。国内では大統領候補などが、インディヘナ言語を話せることが国民への強いアピールとなっている。地元ベニ県の少数言語を、同大統領が話せるとした。

■アチャカチで氾濫 La Razónの記事
ラパス県のティティカカ湖畔の町アチャカチで、氾濫が生じた。大雨の影響で地域を流れるケカ川が増水、氾濫したもので、流域のタリのコミュニティに被害が生じている。現時点で複数の建物に損壊や浸水が生じ、さらに農地も被害を受けている。国内の広い範囲は現在雨季で、各地で大雨被害が報告されている。

■禁酒時間、短縮で合意 La Patríaの記事
ユネスコ無形文化遺産のオルーロのカルナバルでの禁酒は、その対象時間を短縮することで合意された。この22日にパレードが行なわれるが、公共スペースでの飲酒、アルコール飲料販売の禁止などが市議会で議論されていた。日中から19時までの禁止が提案されたが、これを16時までに短縮することで、ようやくの合意となった。


【ペルー】

■ペルーの9人、症状なし RPPの記事
「ダイアモンド・プリンセス」号に乗務しているペルー国籍の9人に、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染症状はないという。在東京のペルー大使が明らかにしたものだ。横浜港に停泊中のこの船から、これら9人を含めた乗客、乗務員が下船できない状態だ。大使館側はこれら9人と随時連絡をとっているという。

■マヌー国立公園、不通に El Comercioの記事
クスコ県のマヌー国立公園への道路が今、不通になっているという。同県で降った大雨の影響で、このアクセス道の一部が土砂災害の影響を受けている。サンペドロとロス・ポルタレスを結ぶ区間で起きているもので、復旧作業が続くが、現時点で通行再開は13日の午後になる見通しだ。


【チリ】

■社会闘争、逮捕者9千人 BioBio Chileの記事
国内での昨年10月以来の、社会闘争による逮捕者が、9千人に達したという。国の人権機関INDHが明らかにしたものだ。激しいデモが行なわれ、バンダリスモ(破壊行為)が横行し、混乱に乗じた略奪も各地で起きた。今も、こうした有害行為に関わった者の摘発が続いており、逮捕者が増えている状況だ。

■港湾、ウイルス対策強化 BioBio Chileの記事
保健省は、国内港湾でのコロナウイルス対策を強化する。中国を震源に新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が続いている。国内ではこのウイルス上陸を抑止するため、主な空港や陸路国境での対応がとられている。新たに、貨物船やクルーズ船を通じ、上陸する可能性を封じるため、港湾でも対応強化がとられる。


【アルゼンチン】

■ミトレ線で脱線 Perfilの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ミトレ線で12日、脱線事故が発生した。16時15分頃、レティーロターミナル近くで編成の一輛が脱線し動けなくなったものだ。この事故による人的被害はなく、車体にも大きな損傷はない。しかしこの事故の影響で、レティーロ駅とティグレを結ぶ区間の便について、一時運転が見合された。

■トゥクマン、緊急放水 Infobaeの記事
トゥクマン州では緊急に水門が開けられ、放水が行なわれた。同州北西部を中心に強い雨が降り、広い範囲で浸水などの被害が生じた。一部エリアは水が引かず、市民生活への影響が続いている。この事態の打開のため、水門が開けられ、水を川に流す作業が急遽、行なわれたものだ。今も複数地点で、孤立が生じている。

■出国、13%減 Página 12の記事
この12月のアルゼンチン国民の出国は、前年同月比で13%のマイナスだった。この月、就任したばかりのアルベルト・フェルナンデス政権はドル両替に実質課税するツーリスト・ドル制度を導入した。この影響で出国する人が大幅に減ったとみられる。出国者の8割を占めるブエノスアイレスの2つの空港からの出国者は、10.8%のマイナスだった。

■スブテ、作業員が感電 Diario Zの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCで、作業員が感電する事故が起きた。この路線で使用されている車輛には、現在は素材として使用することが規制されているアスベスト(石綿)が使用されている。この除去作業中に起きた事故だ。感電した男性作業員は市内の病院で手当てを受けているが、命に別状はないという。

■ミツバチの化石 Nacional Geographicの記事
パタゴニアで、ミツバチの化石が見つかったという。見つかったのはコハナバチの仲間のハチの化石で、1億年前のものと推定されている。ミツバチの化石、痕跡としてはもっとも古い年代のものだ。これまでミツバチは9400年前頃に地球上にいたと推測されていたが、これより古い年代にもいたことになる。


【エクアドル】

■モレノ、トランプ氏と会談 El Comercioの記事
レニン・モレノ大統領は12日、ホワイトハウスで、ドナルド・トランプ大統領と会談した。会談後モレノ大統領は、両国の通商の新たな枠組みについて方針を確認したと発表した。しかしこれに対しトランプ大統領は、こうした合意の事実はないと否定する一幕もあった。モレノ大統領は同日、同国財界関係者らとの会談にも臨んでいる。

■ダウラル空港アクセス道 El Universoの記事
グアヤキルでは、ダウラル新空港へのアクセス道の検討が本格化している。現在のホセ・ホアキン・デ・オルメド空港に代わる、新空港の建設が決まっている。空港と市街を結ぶ新たな道路を、少なくとも3ルート確保する方針が示されている。キトでは現行空港と市街との交通に難所が生じ、渋滞が慢性化するなどしている。


【コロンビア】

■ボゴタ、小型機が墜落 RCN Radioの記事
ボゴタ北部のグアイマラルの飛行場で12日、小型機が墜落する事故が起きた。事故を起こしたのはアエロタクシー・グアイマラルのパイパー機で、プトゥマヨ県のビジャガルソンに向け発った直後に事故を起こした。この事故で、この機に乗っていた4人が死亡している。現在、事故原因の調べが進められている。

■イバゲ、コロナウイルス否定 RCN Radioの記事
イバゲで指摘された新型コロナウイルス(Covid-19)感染の可能性は、否定された。現地保健局が12日、否定するコメントを出したものだ。10日、同市内の医療機関で受診した23歳の女性に、感染の疑いがあるとの指摘があった。しかし調べたところこのウイルスではなく、別の型のものであると確認されたという。

■トランスミレニオ、値上げ Caracol Radioの記事
ボゴタのBRT、トランスミレニオの運賃は3月2日から値上げとなる。運転コストなどの問題から、運賃はこの日から100ペソ値上げされる。一方、身障者や高齢者など向けの運賃は据え置きとなる。この値上げについてはボゴタ市側から一時難色を示されたが、その後認められた。


【ベネズエラ】

■グアイド、無事帰国 El Universoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は11日午後、無事帰国した。8か国を訪れた同大統領はこの日、旅客定期便で戻ることを予告していた。帰国時、チャベス派による怒号が飛び交う状況となったが、グアイド氏はニコラス・マドゥロ体制側に拘束されることもなく、無事カラカスのマイケティア国際空港に降り立った。

■グアイド、おじが不明 El Carabobeñoの記事
フアン・グアイド暫定大統領のおじが不明となっていることが明らかにされた。暫定政権側によると、グアイド氏が帰国直前、おじのフアン・ホセ・マルケスさんが税関職員に止められたまま、行方が分からなくなっているという。ニコラス・マドゥロ体制側の指示により、拘束を受けた可能性が高いとの見方を示した。

■おじの件、国連とCIDHに報告 Notimericaの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、おじのフアン・ホセ・マルケス氏が不明になっていることを、国連と米州機構(OEA)の人権機関CIDHに報告することを明らかにした。帰国直前に不明になったこのおじは、ニコラス・マドゥロ体制側に拘束された可能性がある。グアイド氏は拘束であれば、明確な人権侵害にあたると断じた。

■野党、スペインの嘘を指摘 Infobaeの記事
野党側は、スペイン政府の「嘘」を指摘した。ニコラス・マドゥロ体制下で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏がマドリードに立ち寄ったとの指摘がある。同氏は欧州連合(EU)の制裁対象で、スペインは入国を認めることは本来、できない。スペイン側は同氏は入国せず、サンチェス首相が空港で面会したと説明しているが、野党はこれを「明確な嘘」と切り捨てた。

■産油量、さらに減少 Infobaeの記事
国内の産油量がさらに減少している。石油輸出国機構(OPEC)が明らかにしたものだ。この1月、国内では一日当たり88万2千バレルの原油が産出された。この量は前の月に比して、2万5千バレル少ない。世界有数の産油国であるベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政の影響で、産油体制が維持できない状態だ。

■ブラジル国境、制限続く Primiciaの記事
ブラジル国境の通行制限が、続いているという。今月7日、12歳の少女が国境地域で性的嫌がらせを受ける事件が生じたことから、国境地域ではデモが続いている。この影響でブラジル側が、国境をおよそ9時間にわたり閉鎖する事態が生じた。今は国境の通過は可能な状態だか、制限が続いている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイで会談へ La Verdadの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領と、アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領が3月1日、ウルグアイで会談する。ルイス・ラカジェ・ポウ新大統領の就任式に合わせた会談だ。極右のボウソナロ大統領は、左派のフェルナンデス大統領の就任式参加を拒絶していたが、態度を軟化させ、会談に応じる姿勢を示していた。

■ラカジェ・ポウ氏、移民受け入れ Infobaeの記事
ウルグアイの次期大統領、ルイス・ラカジェ・ポウ氏は、これまで通り移民を受け入れる姿勢を示した。同国はキューバやウルグアイからの移民を受け入れてきた。3月1日に同氏が大統領に就任すると左派から右派への政権交代になるが、移民政策においては従来の姿勢を引き継ぐ姿勢を示したものだ。

■アルマグロ氏への批判 BioBio Chileの記事
選挙を前に、米州機構(OEA)のルイス・アルマグロ総裁への批判が高まっている。3月20日に総裁選が行なわれ、同氏は再選を目指す。しかし対抗するエクアドルの元外相マリア・フェルナンダ・エスピノサ氏、ペルーのウゴ・デ・セラ氏らから、アルマグロ体制で同氏への権力集中が高まったことへの、厳しい批判が展開されているという。

■ブケレの誤りだ Caracol Radioの記事
エルサルバドルでは、ナジブ・ブケレ大統領への厳しい批判の声が上がった。治安政策において、同政権は議会に強い圧力をかけ、議会内への兵らの進入を招いた。この件について、同国財界のトップが、ブケレ政権を非難する声明を出した。パンディージャと呼ばれる組織犯罪構成員対策は支持するが、今のブケレ政権の姿勢は支持できないとした。

■ホンジュラス、25人を隔離 Procesoの記事
ホンジュラスでは、検疫上の理由から25人を隔離しているという。同国保健省が明らかにしたものだ。新型コロナウイルス(Covid-19)感染の可能性があるとして中国の13人、韓国の6人、台湾の3人、そしてドイツ、フランス、米国のそれぞれ1人についてこの措置をとっている。現時点でこのウイルスの陽性反応は出ていないという。

■ハイチ、またデモ Hoyの記事
ハイチ国内では12日、また抗議デモが行なわれる見通しだ。同国内では昨年12月以降、拉致誘拐事件が頻発しているという。これに抗議するため、カセロラソと呼ばれる、鍋などが街路で打ち鳴らすデモがこの日の夕方以降、首都ポルトー・プランスなどで予定されている。同国では政情不安から、昨年以降デモが相次いだ。

■パラグアイ、教科書への抗議 ABC Colorの記事
パラグアイの教職員らが、教科書に対し強い反発を示している。同国ではこの21日に新学期が始まる予定で、教育省が新たな年度に使用される教科書を示した。しかしこの内容に、誤りが多すぎるとして教職員らが反発し、この日から授業を開始することを拒む姿勢を示したものだ。

■エネルギー危機、鮮明に Gestionの記事
キューバ国内のエネルギー危機が、より鮮明になっている。米国からの経済締めつけと、関係の深いベネズエラの混乱で、ガソリンなどの不足、涸渇がたびたび国内で発生している。家庭用エネルギーとして使用される液化ガス(GLP)も涸渇が広がり、現時点で170万世帯がこれを利用できない状態になっているという。

■キューバ観光、450万人 Hostelturの記事
キューバを2019年、訪れた外国人観光客は450万人だった。同国のフアン・カルロス・ガルシア観光相が明らかにした数字だ。この数は、前年比で9%のマイナスで、減少の理由としては米国からの経済制裁の強まりと、英国の旅行会社トーマス・クックの破綻が大きいという。


【サイエンス・統計】

■ブラジル、未知のウイルス Soy Carmínの記事
ブラジルで、未知のウイルスに対する警告が発せられた。発見場所から「ヤラウイルス」と名づけられたこのウイルスは、湖の中から発見された。専門家によると、このウイルスの遺伝子情報は従来のウイルスと構造がまったく異なるという。感染すると風邪の症状を呈するが、中国を震源に広がる新型コロナウイルス(Covid-19)よりもより危険であるとの指摘がある。



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