2020.02.16

【ボリビア】

■チリ、変化を歓迎 La Razónの記事
チリのセバスティアン・ピニェラ大統領は、ボリビア側の「変化」を歓迎した。ポトシ県を流れるシララ水系のチリ側の不正無断使用をボリビアは、ハーグの国際司法裁判所に提訴している。しかし14日、カレン・ロンガリック外相がシララ水系は「自然にチリを流れている」と従来の主張を変えた。ピニェラ氏はこの変化を歓迎するコメントを出した。

■アニェス「汚職に立ち向かう」 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、汚職に「立ち向かう」姿勢を強調した。大豆生産者の会合に参加し、語ったものだ。国営通信会社Entelを舞台とする汚職疑惑が生じ、同政権は態度を強めている。一部この姿勢に批判はあるが、アニェス大統領は「断固とした対応をとる」と断じた。

■鉄道計画で緊急会合 La Razónの記事
コチャバンバの都市交通鉄道計画について、17日に緊急会合が開かれる。既存鉄道網を活用し軽車輛を走らせるこの計画だが、受注したスペインの企業との間の契約が、現状と乖離した価格帯であるとの指摘があった。このため政権交代後、この工事が滞った状態となっており、打開策が話し合われる。

■アンドロニコ氏「アニェスは自滅」 Página Sieteの記事
チャパレ地方のコカ葉農家団体指導者、アンドロニコ・ロドリゲス氏は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領が「自滅する」と断じた。同政権が、国営通信会社Entelを舞台とした汚職の追及姿勢を強めていることについて、アニェス政権が「自滅に向けた最短路線に乗った」との見方を示した。

■BoA機、またトラブル Los Tiemposの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の旅客機が、またトラブルを起こしたという。14日昼前の、コチャバンバ発ラパス行きの便が、離陸できなくなった。BoA側の説明では技術的トラブルが生じたための事態で、このため乗客らは延々と待たされ続けたという。結局この便は、別の機材により運航された。

■スチェス川が氾濫 El Díaの記事
ラパス県北部を流れるスチェス川が増水、氾濫した。カマチョ郡のモコモコでこの氾濫が報じられたもので、合わせて6つのコミュニティが浸水などの被害を受けている。現在ラパス県は、現地行政と協力し、被害概要の把握に努めている。現在、県内を含む国内の広い範囲は、雨季のピークとなっている。

■ラパス、10地域が緊急 Página Sieteの記事
ラパス県内では現在、10の行政地域が緊急事態に見舞われている。現在本格化している雨季のため、各地で川の増水、氾濫や土砂災害などが起きているものだ。この事態でソンゴに向かう道路や、チャラサニとアポロを結ぶ道路などで、不通区間が生じている。2月に入り、各地で大雨が報告されている。

■麻薬カルテル、自由往来か Página Sieteの記事
ブラジルの麻薬カルテルが現在、ボリビアとの間で自由往来の状態となっているという。ベニ県トリニダの受刑施設で、麻薬カルテルPCCによる抗争事件が起きた。この背後に、東部ボリビアでこうした犯罪組織の台頭が起きていることが指摘される。とくに、ブラジルの5つの州と国内とが、まさにノーチェックで国境を越えられる状態にあるという。

■医療機関も厳戒態勢 La Patríaの記事
オルーロの医療機関も、厳戒態勢をとっている。22日にユネスコ無形文化遺産のカルナバルのパレードが予定されているが、一方で現在、新型コロナウイルス(Covid-19)の脅威が世界的に広がっている。市内の医療機関は、万が一この感染症がこのタイミングで国内に流入することを想定し、厳重な体制を整えようとしている。

■オルーロ、バンド祭 La Patríaの記事
オルーロではこの週末、ブラスバンド祭が行なわれる。22日のカルナバルの前哨戦として毎年、この時期に開催されているものだ。見ものは、大人数でのブラスバンドの一斉演奏で、今年は5千人が参加すると見込まれている。今週半ばには同じく前哨戦である、アウトクトナ(古典)ダンスの祭典、アナタが実施される。


【ペルー】

■サポーター8人、事故死 Infobaeの記事
ピウラ県でバス事故があり、エクアドルの「バルセロナSC」のサポーター8人が死亡した。リベルタドーレス杯の試合応援のため移動していたサポーターらが巻き込まれたものだ。マンコラ付近でバスが道路を外れて転落し、このほか30人が負傷している。グアヤキルを発ったこのバスは、エクアドルのバス会社が運行していた。

■ビバ・エア、ペルー「偏重」 Reporturの記事
LCCのビバ・エアは今年、ペルーに資源を集中させる。同社はコロンビアで展開し、その後ペルーにも進出した。ペルー国内での実績が好調であることから、今年は新規路線の多くがペルーになる見通しだという。現時点で同社のペルー国内でのシェアは20%、コロンビアは18%となっている。

■被災住宅、解体へ El Comercioの記事
リマのビジャ・エルサルバドルでは、被災住宅の解体作業が始まった。先月23日この地では、街路でタンクローリーが爆発、炎上する事故が起きた。多くの死傷者を出したこの事故だが、現地では合わせて28棟の住宅などの建物も被害を受けた。このうち、全壊状態の建物の解体作業が、着手された。

■クスコ、デング拡大 La Repúblicaの記事
クスコ県で、デング感染が拡大している。この事態が起きているのは、同県の熱帯地方のピチャリだ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症の感染者が、すでに17人にのぼっているという。パンアメリカン保健機構は、今期ラテンアメリカでこの感染症が劇的に増加していることを指摘している。クスコ市など高地地方では、この感染リスクはない。


【チリ】

■アッセンソール被害者、訴える BioBio Chileの記事
バルパライソのアッセンソール(エレベーター)事故の被害者らが、訴えた。斜面が多い市内ではこのアッセンソールが市民の重要な足だ。コンセプシオンのアッセンソールが事故を起こし、5人が負傷する事態が生じた。この被害者らがバルパライソ市と国の公共事業省、さらに診療放棄をした病院を訴えたものだ。

■バスのタイヤが外れる BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州のプンタ・アレーナスで、走行中のバス車輛のタイヤが外れる事故が起きた。ビア・アウストラル社が運転するバスが、市内のフレイ通りでこの事態を起こし、身動きが取れなくなったものだ。外れたタイヤによる事故は起きなかった。当局側は、バス整備上の問題がなかったか、調べている。


【アルゼンチン】

■武漢のアルゼンチン人、出国へ Télamの記事
中国、武漢で足止めされているアルゼンチン国民は、18日に中国を出国する。外務省が明らかにしたものだ。新型コロナウイルス(Covid-19)の流行で身動きがとれなくなっている邦人らは、専用機で出国しウクライナのキエフに向かう。この地で14日間過ごし、その後陰性となれば帰国できるという。

■アンデス、運航再開 El Chubutの記事
アンデス航空は15日、運航を再開した。再開第一便はブエノスアイレスのアエロパルケをこの日の朝6時30分、バリロチェに向けて飛び立っている。同社はこの6日から14日まで、機材の都合を理由に全便の運航を休止した。この間の便については払い戻しか、アルゼンチン航空の便への振替が利用できた。

■イグアス観光が活況 El Territorioの記事
イグアスの観光が好調だ。この2月前半にイグアス国立公園を訪れた人の数は7万8873人と、前年同期比で15.7%の増加となった。またプエルト・イグアス市内の主なホテルの客室稼働率もこの期間、78%に達している。米ドル両替に事実上の課税がなされるツーリスト・ドル導入後、とくに国内からの観光客が増えたとみられる。

■スブテは通常通り Télamの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)は15日、通常通り動いている。14日、リネアCの労働組合によるストライキが行なわれ、15日も継続される予定だったが、ぎりぎりで回避された。このためスブテとプレメトロ全路線はこの日、正常運転となっている。またアスベスト問題による影響もみられなかった。

■コモドロで悪天候 ADN Surの記事
コモドロ・リバダビアは15日、悪天候に見舞われた。気象機関によるとチュブ州からサンタクルス州にかけてこの日の未明から朝にかけ、天候があれた。コモドロでは雷をともなった雨が降り、風速25メートルを超える風が吹いたという。天気が荒れた状態は、16日未明にかけ続く予報だ。

■フフイでも悪天候 Jujuy al Momentoの記事
フフイも悪天候に見舞われた。州都サンサルバドル・デ・フフイでは14日夜から15日朝にかけ、110ミリもの雨が降った。この影響で、市内部では複数地域で、家屋の浸水被害が報告されている。またこの悪天候は16日夕方にかけて残り、影響は18日頃まで続く可能性があると気象機関は予報している。


【エクアドル】

■ロハでバス事故 El Comercioの記事
ロハ県でバス事故が起きた。ロハとビルカバンバを結ぶ道路で15日朝6時頃、ビルカバンバトゥリス社のバスが衝突事故を起こし、道路を外れて300メートル下に転落した。この事故で、このバスに乗っていた11人が負傷し、このうち7人は重傷だが、いずれも命に別状はない。

■イスラモフォビアとの闘い El Comercioの記事
国内に住むムスリムの人々は、日々がイスラモフォビア(イスラム憎悪)との闘いだという。港湾都市グアヤキルにはモスクがあり、ムスリムの人々の信仰の場となっている。ラテンアメリカでは相対的にイスラム信者は少なく、この宗教を信仰する人々への偏見も根強いという。


【コロンビア】

■ボリバール、断水広がる Caracol Radioの記事
ボリバール県では、断水が今広がっている。現在、同県内の14の行政地域で、断水が行なわれているという。この事態は、雨不足で水源の水量が減少し、取水ができなくなるなどし起きている事態だ。県側によるとこの状況は、まとまった雨が降るまで、続く見通しだという。

■花卉1万1千トンを輸送 Nicolás Larenasの記事
この聖バレンタイン商戦に向け、アビアンカ・カルゴは花卉1万1千トンを輸送したという。コロンビアにとって花卉は重要な輸出農産物だ。この日は世界的に花卉の需要が増すことから、この業界では商戦となる。コロンビアだけでなく、隣国エクアドル産の花卉の輸送についても、同社が多くをまかなった。


【ベネズエラ】

■メルラノ氏の件、Interpolへ Caracol Radioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、コロンビアの元議員、アイーダ・メルラノ氏の件を国際刑事警察機構(Interpol)に持ち込む姿勢だ。同氏はマラカイボ市内で、ニコラス・マドゥロ体制側により拘束された。コロンビア政府側から解放要求があるが、グアイド氏はこの件をInterpolに告発する方針を示した。

■マドゥロ「友好国」に呼びかけ Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、「友好国」に対し対話の実現に向けた協力を求めた。現在野党が多数を占める議会は今年、改選される。この選挙の実現に向けた対話への協力を呼びかけたものだ。マドゥロ氏は具体的にはメキシコやアルゼンチン、スペインといった国々を念頭に置いているとみられる。

■グアイド「アルゼンチンが鍵」 Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、アルゼンチンが「鍵」であると断じた。ニコラス・マドゥロ氏について、同国が亡命を受け入れるかどうかが、国内の「正常化」に向けた条件になってくるとしたものだ。アルゼンチンは現に、昨年11月に退陣したボリビアのエボ・モラレス氏の亡命を受け入れている。

■大規模軍事演習始まる BioBio Chileの記事
国内では15日、軍による大規模軍事演習が始まった。ニコラス・マドゥロ体制は、コロンビアや米国が国内に侵攻する可能性を指摘し、15日と16日にこの演習を行なうとしていた。今回もコロンビア、ブラジル国境地域を中心に演習を行なったものだが、国境を接する国々は「軍事的圧力をかけられている」と反発している。

■デルシーゲートは秘密 Infobaeの記事
ニコラス・マドゥロ氏は「デルシーゲート」の真相は秘密だ、とした。同体制で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏がスペイン、マドリードの空港でサンチェス首相と面会したとの疑惑だ。同氏は欧州連合の制裁対象で、スペインを同氏が訪れたこと自体がこの制裁に触れることになる。マドゥロ氏はこの事実関係について、一切明かさなかった。

■おじの拘束、米国が非難 Metro Libreの記事
フアン・グアイド暫定大統領のおじが拘束されたことについて、米国政府が非難した。11日、グアイド氏が米国から帰国したその日に起きた事態だ。ニコラス・マドゥロ体制側は、このおじが航空機に爆発物を持ち込もうとしたと不可解な理由を示している。米国はこの拘束を批判し、マドゥロ体制側に即時解放を要求した。

■ブラジル、ゼノフォビア広がる 14 y Medioの記事
ブラジルのベネズエラ国境地域では今、ゼノフォビア(外国人憎悪)感情が急速に高まっているという。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で多くの国民が同国に流入しているが、国境地域でこうした難民が身体や言葉の暴力にさらされるケースが激増しているものだ。とくに国境の町パカラミアでは状況が深刻だという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ルビオ氏、キューバ観光化を批判 Cubanos por el Mundoの記事
米国共和党の上院議員、マルコ・ルビオ氏が、キューバ政府がとる観光化政策を批判した。ツイッターを通じ、共産党政権が安易に外貨を得るため、観光化を図っている事実を指摘し、一方で電気や水道などの国民生活インフラの整備、メンテナンスが遅れている現状を指摘した。この観光化について、国民を置き去りにした政策と批判した。

■ガソリン不足、観光にも影響 Periódico Cubanoの記事
キューバでは、ガソリン不足が観光にも影響を及ぼしつつある。同国では米国による経済締めつけの影響で、ガソリンの不足が顕著となっている。この状況が、同国が外貨を稼ぐ手段である観光にも翳を落とし始めた。国内では液化ガス、石鹸、食料品などの不足も広がっており、今後さらに観光に影響を及ぼすおそれがある。

■ウイルスでガソリン価格低下 La Naciónの記事
コスタリカでは、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大の影響で、ガソリン価格の下落が起きているという。1月以降、中国でこのウイルスの拡大が報道され、この影響はオイル価格に表れた。とくに2月に入って以降、国内で販売されているガソリンの価格が、大きく下がっている状況にあるという。

■サンサルバドル、水の悪化 El Salvadorの記事
エルサルバドル保健省は、水質の悪化を認めた。首都サンサルバドルで、家庭などに供給される水道水の質の悪化がSNSなどで相次いで報告されているものだ。においがしたり、変な味がするといった報告だ。市内の水道網についてはこの1月、運営主体が変更されたが、同省はこの変更と水質悪化の因果関係について調べを進めている。

■パナマ、川の下の鉄道 Panamá Américaの記事
パナマで建設計画が進むメトロ(電車)3号線の一部は、クルンドゥ川の下を通るという。この新路線は、パナマ運河の上にかけられる橋を通る計画で知られている。これと同時に、全長4キロにわたるトンネルが整備され、この川やバルボア港の下を通るという。この新路線は、全長24.6キロだ。

■リオ、麻疹死者 Infobaeの記事
ブラジル、リオデジャネイロではこの20年で初めて、麻疹(はしか)感染による死者が出た。現在国内ではこの感染症が広がりを見せ、とくに最大都市サンパウロ都市圏では流行中とも伝えられる。こうした中、リオで1月6日に死亡した乳児について、麻疹感染が確定したものだ。今年国内では感染例がすでに1万件に達し、リオでは333件となっている。

■ウルグアイ、麻疹対策強化 Radio La Primerisimaの記事
ウルグアイ保健省は、麻疹(はしか)対策を強化する方針を示した。国内ではモンテビデオに住む母子が、この感染症に感染したことが明らかになった。国内では実に20年ぶりの、麻疹感染者となった。国内では1967年以降に出生した人については2度の接種を受けており、麻疹は国内では撲滅したと考えられていた。



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