2020.02.17

【ボリビア】

■モラレス氏、アルゼンチンへ La Razónの記事
エボ・モラレス氏は亡命先のアルゼンチンに戻った。同氏は健康診断を受けるためキューバを訪れていた。近く、モラレス派のMASが大統領選に擁立するルイス・アルセ氏と会談を予定しているという。さらに、同国のアルベルト・フェルナンデス大統領とも面会の予定があるとした。同氏の5月3日の上院選出馬が認められるかは、現時点で不透明だ。

■鉄道、継続か中止か Página Sieteの記事
コチャバンバの鉄道計画は、継続か中止かの岐路にある。既存鉄道を活用し、軽車輛を走らせる都市交通鉄道整備計画が進められていた。しかしスペイン企業との契約が不当に高く価格設定されるなどし、政権交代後工事が滞っている。17日、この関係者らが一堂に会し、この計画の今後について話し合う予定だ。

■国際線縮小に歯止めを El Díaの記事
コチャバンバで開かれる航空フォーラムは、国際線の縮小に対する歯止めがテーマだ。世界的に航空需要が高まる中、ボリビアでも国内線の利用は伸びている。しかし国外とを結ぶ路線については路線の縮小が続いており、この14年間に休止した路線数は40にのぼる。フォーラムでは新規路線開拓と維持が、主要なテーマとなる。

■トゥパック・カタリ、活用できず Página Sieteの記事
ボリビアの人工衛星トゥパック・カタリは、十分に活用されているとは言い難い。エボ・モラレス政権が中国の協力を得て、打ち上げた人工衛星だ。現在この衛星の全体の66%しか機能していない状況にあるという。政府は昨年、余剰部分について隣国パラグアイに活用を申し入れたが、前進していない。

■サンタクルス、医療強化 Los Tiemposの記事
サンタクルス県は、県内の医療機関の体制を強化した。雨季を迎えている県内では現在、ネッタイシマカが媒介するデング感染が劇的に増加している。このため県内医療機関はいずれも混みあった状態が続いており、県側は体制の破綻を防ぐため、強化策を打ち出した。デングは現在、国内のみならず南米全体で、感染数が激増している。

■パンド、医療スト Página Sieteの記事
パンド県都コビッハでは、主な医療機関がストライキに入ったという。ロベルト・ガリンド・テラン病院は、病院運営に必要な資材、医薬品などが不足していることに抗議し、医師らがこのストに打って出た。同県でもデング感染が今急増しており、医療機関はいずれも混んでいる状態にある。

■航空3社、就航へ El Deberの記事
サンタクルス県のサンイグナシオ・デ・ベラスコに建設された新空港に、航空3社が就航する見通しだという。国営ボリビアーナ航空(BoA)、アマスソナス、エコジェットの3社がそれぞれ、明らかにしたものだ。昨年9月に竣工したこの空港だが、今はまだ旅客定期便は就航していない。それでも3社は近く、定期便の運航を開始したい姿勢だという。

■魚流通の標準化を El Díaの記事
ラパス市は、魚流通の標準化を図る。市内では鮮魚店や市場などで魚が売られるが、魚販売店などから市場、流通チャネルの問題提起がなされている。市側は、膠着したこの問題の解決を図るため、新たなガイドラインを作成する方針を示した。内陸国のボリビアで販売される魚の大半は淡水魚で、近く迎えるセマナサンタ(聖週間)にはこの消費が大きく伸びる。

■アマスソナス、チェックイン機 Página Sieteの記事
アマスソナスは、新たに自動チェックイン機を導入する。南米でも大手の航空会社などの間で導入が進むシステムだ。同社は、新たにラパスとサンタクルスの空港にこの機械を導入し、利用者の待ち時間の短縮などを図る。状況を見ながら、コチャバンバやスクレなどほかの空港への導入も検討する。

■5千人が一斉演奏 Los Tiemposの記事
オルーロでは5千人が、ブラスバンドの一斉演奏を行なった。22日のユネスコ無形文化遺産のカルナバルの前哨戦として行なわれた、バンド祭だ。本番にも参加する演奏家らが一斉に演奏するもので、かつては6千人の演奏がギネスブックに掲載されたこともある。今週、同じく前哨戦のアウトクトナ(古典)ダンスの祭典「アナタ」も行なわれる。


【ペルー】

■ウマラ氏に新たな疑惑 Perú21の記事
元大統領のオリャンタ・ウマラ氏とその妻ナディネ・エレディア氏に、新たな汚職疑惑が生じた。ブラジルの建設会社からの裏金受領の容疑で拘束された両氏だが、別の建設企業体からも裏金を受け取っていた容疑が固まりつつあるという。2011年に、夫妻は5億ドルを受け取ったと検察側は指摘した。

■ピサック、棚田崩壊 Perú21の記事
クスコ、バジェ・サグラド(聖なる谷)のピサックで、伝統的な棚田の一部が崩壊した。文化省によると、インカ時代に整備されたこの棚田の一部が、地下水などの影響で崩落したという。地域を流れるキタマヨ川の水量増加の影響を受けた可能性もある。文化省は、雨季が終わるのを待って、復旧させたい方針だ。

■プーノ、カヌー事故 El Comercioの記事
プーノ県カラバヤ郡のイナンバリ川で、航行中のカヌーが難破する事故が起きた。このカヌーは地域の人々の交通手段となっていたが、大雨のため転覆したという。この事故でこれまでに4人が死亡し、21人が不明となっている。陸と空から、不明者の捜索が下流域を中心に行なわれている。

■国内でもデングじわり El Comercioの記事
国内でも、デングがじわりと広がっている。保健省によると、今期のこの感染者は5480人となり、このうち12人が死亡している。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、現在雨季を迎えている国内のアマゾン低地で感染が急増している。南米では現在、パラグアイを震源にこの感染症が劇的に増えている。


【チリ】

■チリ女性、香港で足止め BioBio Chileの記事
チリの女性が、香港の空港で足止めされている。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大の影響で、欧州経由でサンパウロに向かうための便が運休し、身動きがとれなくなった。コンセプシオンの大学に通うこの女性は持ち金が涸渇し、食べるものにも窮した状態にあるという。この女性は武漢、湖北省は訪れていない。

■火炎瓶を投げた男を拘束 BioBio Chileの記事
サンティアゴでは、火炎瓶を投げたチリ、ブラジル重国籍の男が予備拘束された。市内のバケダノ広場で起きたこの事態で、近くにある建物が火災を起こす事態が生じた。国内では昨年10月以来、社会闘争が続いており、この動きによる犯行とみられる。裁判所はこの男の、90日間の拘留を認めた。

■フニクラール、1年間休止へ BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロポリターノ公園にあるフニクラール(ケーブルカー)は、1年間休止する。動物園と展望公園を結ぶこのフニクラールは観光客に人気の交通機関だ。市側は14億ペソを投じて、メンテナンスなどの作業を行なう。近く閉鎖され、およそ1年後に再開する予定だという。

■骨材採掘で環境破壊 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州のカウティン川流域の住民らが、環境破壊を訴えている。この川では、アスファルトなどの原料となる骨材採掘が行なわれているが、これが原因で流域の環境に大きな影響が生じているという。地域行政などに、この採掘の規制を求めた動きを起こしている。


【アルゼンチン】

■マルバン、準備整う Perfilの記事
マルバン研究所は、準備を整えた。中国を震源に新型コロナウイルス(Covid-19)の感染が広がっている。国内ではこのウイルス上陸は確認されていないが、疑われる事例が生じた際には、この研究所で確認が行なわれる。同研究所側は、あらゆる事例に対処できるよう、準備が整ったとした。

■ブエノスアイレス、酷暑に La Provinciaの記事
ブエノスアイレスは16日、酷暑に見舞われた。気象機関によるとこの日、市内の最高気温は摂氏37.4度に達し、市中の温度計の中には40.3度を示したところもあった。国内でこの日もっとも高い気温となったのはサンティアゴ・デル・エステーロで43.9度、テルマス・デ・リオ・オンドが42.1度で続く。

■アコンカグアで死者 Télamの記事
南米最高峰のアコンカグア山で、今期初めてとなる登山者の死者が出た。15日午後、山頂に近いエリアで、ロシアの38歳の女性が落石にあたり、骨折などの重傷を負った。ヘリでメンドサ州の病院に搬送されたが、死亡が確認された。昨シーズン、この山では登山者が1人、死亡している。

■アルゼンチンのマチュピチュ La Nuevaの記事
カタマルカ州に、「アルゼンチンのマチュピチュ」と呼ばれるインカの遺跡がある。ベレン郡にあるのはシンカル遺跡で、インカ時代のものとして国内でもっとも重要な遺跡だという。ペルー、クスコを中心に展開されたインカ帝国だが、アルゼンチンは北部を中心に広いエリアが、その支配域だった。


【エクアドル】

■負傷のサポーターら、帰国 El Comercioの記事
負傷したバルセロナSCのサポーターらが、帰国している。リベルタドーレス杯の試合応援のため移動中、バスがペルー北部ピウラ県マンコラ付近で事故を起こし、8人が死亡、30人が負傷した。マチャラの救急車などがこの負傷サポーターらを、相次いでグアヤキルに搬送しているものだ。

■アマゾンで小型機事故 El Comercioの記事
国内南東部のアマゾンで、小型機が墜落した。現場となったのはモロナ・サンティアゴ県とパスタサ県の境界付近で、アエロカシュルコの小型機が墜落した。この事故で5人が死亡し、年少者1人が負傷している。国内アマゾンでは道路網が脆弱であるため、こうした小型機がコミュニティ間の移動に広く使用されている。


【コロンビア】

■航空需要、10%増 Nicolás Larenasの記事
2019年の国内の航空需要は、10%増加したという。民間航空局が示したデータだ。旅客数が多い航空会社はアビアンカ、LATAMコロンビア、ビバ・エア、EasyFly、Satenaの順で、利用旅客数が多い空港はボゴタ、メデジン、カリ、カルタヘナ、バランキージャの順となっている。

■カルタヘナ、ウイルス対策 Caracol Radioの記事
国内最大の観光都市、カルタヘナも新型コロナウイルス(Covid-19)対策を強化する。市側と市の保健局が明らかにしたものだ。現時点で国内ではこのウイルスは確認されていないが、観光客の往来の多いこの町で今後、感染が生じる可能性も否定できない。空港や港湾、ターミナルでの対策を強化するとした。


【ベネズエラ】

■米国、ロシア抑止 Infobaeの記事
米国政府は、ロシアの抑止を図ろうとしている。ニコラス・マドゥロ体制の後ろ盾となっているロシアからの、ベネズエラへの資金などの流れを断ち切ろうとしているものだ。介在する企業、個人に対する制裁を強め、ベネズエラへの資金の流入を阻害しようとしている。ドナルド・トランプ政権は、フアン・グアイド暫定政権を承認している。

■マドゥロ、汚職指摘 24 Horasの記事
ニコラス・マドゥロ体制側は、フアン・グアイド暫定政権側の汚職を指摘した。グアイド氏側の選挙運動や、野党指導者レオポルド・ロペス氏とその家族向けに、国費を違法に使用したとの指摘だ。マドゥロ体制側の閣僚の一人、ホルヘ・ロドリゲス氏はこの不正使用額が1160億ドルと発表した。

■ロドリゲス氏、グアイド批判 El Mundoの記事
ニコラス・マドゥロ体制下で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏は、フアン・グアイド暫定大統領を批判した。同氏は同氏について「愛国心のない者」と切り捨てた。同氏については、欧州連合(EU)の制裁対象に含まれるが、スペインを極秘に訪問した疑いが強まり、国内外のメディアの注目を浴びている。

■ELNに攻撃受けた Infobaeの記事
ニコラス・マドゥロ体制側は、タチラ州で国軍が、コロンビアの左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)による攻撃を受けたと発表した。ELNは48時間にわたる「スト」を通告し、テロ攻撃などを仕かけていた。マドゥロ体制はこの週末、国境地域での演習を行なうなどしていた。一方、このELNに対しマドゥロ体制側が資金援助などを行なっている疑惑が強まっている。

■メリダ、長時間停電 El Carabobeñoの記事
メリダでは、16時間にわたる停電が発生したという。国内では送電インフラのメンテナンス不足と陳腐化から、停電が各地で頻発している状態だ。メリダなど国内西部ではとくに停電が深刻な状態で、今回の長時間停電を受けメリダ市内では、多くの市民が抗議行動を展開した。

■マラリア、32万件 El Universoの記事
国内でのマラリア感染件数が、32万件に達したという。国境なき医師団が明らかにした数字だ。国内ではボリバール州のアマゾン地域を中心に、このハマダラカが媒介する感染症が、劇的に広がっている。現時点で、中南米、カリブ海地域で発生しているマラリアの大半が、ベネズエラ国内での感染例となっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■サンサルバドルでデモ El Diarioの記事
エルサルバドルの首都サンサルバドルの議会前では、デモが行なわれた。現在議会では、安全対策にかかる法案を提出したナジブ・ブケレ大統領側と、野党が多数を占める議会との間で、激しい対立が起きている。こうした中、ブケレ政権の安全対策を支持する国民らが、議会に対しこの法案の審議を進めるよう求めたデモを行なった。

■コスタリカ、大量コカイン El Espectadorの記事
コスタリカでは、大量のコカインが摘発された。リモンにある港湾モインの船のコンテナの中から見つかったのは、実に5トンにものぼるコカインだ。この薬物は南米から来たとみられ、オランダに積み出されるところだったという。同国での、一度の摘発量としては過去最大となった。

■ブラジル、議員襲われる BioBio Chileの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領を支える極右の議員が、襲われる事件が起きた。マト・グロッソ・デ・スール州で、車で移動中のロエステル・トゥルティス議員が銃撃されたものだ。黒塗りの車から少なくとも5発の発砲を受けたもので、車輛の窓が破壊されたがこの議員は無事だったという。

■ハイチ、食の安全 El Caribeの記事
ハイチでは、食の安全はまさに消滅しつつある。国連食糧農業計画(FAO)は、40%の国民は、食についての支援が必要な状況と指摘する。国内は2010年の大地震発生以降、経済が疲弊し、さらに国内の政情不安が広がる中、生活の根幹である食そのものが揺らいでいる状況にあるという。

■ホンジュラス、電源必要 Hondudiarioの記事
ホンジュラスでは、新たな電源開発が必要だという。民間企業の団体がまとめたものだ。国内で、安定的な電力供給を実現するために、現時点で260メガワット分の新たな電源が必要としたものだ。この規模の電源を確保できなければ、2021年から2022年にかけて、電力危機に陥るおそれがあると警告した。

■マラ、抜けられない構造 El Comercioの記事
中米のマラと呼ばれる犯罪組織の構成員パンディージャは、この組織を抜けられない構造になっているという。パンディージャは、帰属するマラを示すタトゥーを身体全体に掘られる。このタトゥーが障害となり、この組織を完全に抜け出すことが難しいという。パンディージャの暗躍で、エルサルバドルやホンジュラスでは治安の悪化が顕著に進んだ。

■インテルジェット、南米路線好調 Jornadaの記事
メキシコのLCCインテルジェットは2019年、南米路線が好調だった。同社はメキシコ国内線だけでなく北米や中米路線を多く展開している。南米へはコロンビア、エクアドル、ペルーの3か国に乗り入れているが、この年のこの3か国路線の利用が前年比で134%の増加だった。

■メルコスル、デング警戒 ABC Colorの記事
経済ブロックであるメルコスルが、異例ながらデングへの警戒を指摘した。このネッタイシマカが媒介する感染症が、パラグアイを中心に加盟各国間で劇的に広がりつつある。加盟4か国にとっても、このデングの拡大は、経済活動上の大きな脅威になるとメルコスル側が指摘した。



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