2020.02.19

【ボリビア】

■カマチョ氏、共闘呼びかけ El Díaの記事
大統領候補のルイス・フェルナンド・カマチョ氏は、右派候補らに候補一本化を呼びかけた。世論調査で同氏の支持が9.6%と伸び悩み、カルロス・メサ氏、ヘアニネ・アニェス暫定大統領の陣営に一本化に向けた対話を呼びかけたものだ。すでに同氏は、この一本化を前提に、大統領選から撤退する姿勢であるとみられる。

■対MAS、一本化呼びかけ El Díaの記事
モラレス派であるMASに対峙する国内勢力も、右派候補の一本化を呼びかけ始めた。カマチョ氏の呼びかけに呼応し、メサ氏、アニェス暫定大統領の陣営に一本化することを求める意見が相次いで出されているものだ。右派候補の分裂で、長年政権にあったMASが組織力を発揮し、選挙戦を優位に進めることへの危機感がある。

■MASは「緊急事態」 La Razónの記事
モラレス派のMASは、選挙に向けた「緊急事態」を発表した。選挙法廷(選管)が出馬者の審査を進めているが、上院議員選に出馬したエボ・モラレス氏や、大統領選に出馬するルイス・アルセ氏らが、失格となる可能性がある。MAS支持者らに対し、この出馬を認めるよう声を上げることを求めた動きだ。

■アルセ氏への告発は4件 El Díaの記事
モラレス派のMASから大統領選に出馬するルイス・アルセ氏への告発は、4件出されている。選挙法廷(選管)が明らかにしたものだ。同氏が候補者としてふさわしくないとの告発で、現在同法廷が審査を進めているものだ。また前大統領のモラレス氏に対しては、実に8件もの告発が出されているという。

■アニェスへの鞍替え表明 La Razónの記事
ルイス・フェルナンド・カマチョ氏の政党「Creemos」から議会選に出馬していた候補者が、ヘアニネ・アニェス暫定大統領の陣営に鞍替え表明した。ミレナ・ソト氏が表明したもので、候補者を辞退し、アニェス氏支持に回るという。アニェス陣営で候補者にはならないが、勝手連的に応援するとした。

■2022年にセンソ Los Tiemposの記事
国の統計機関INEは、2022年にセンソ(国勢調査)を実施するとした。国の今後の経済計画などに役立てるため、この調査を実施するものだ。前回調査は2011年11月21日で、10年ぶりの実施となる。INEはこの実施に、5700万ドルの費用を要するとの試算も示した。この調査日、国内では外出禁止令が出される。

■チャパレ、違法コカ葉掃討 Página Sieteの記事
コチャバンバ県のチャパレ地方では、違法作付けコカ葉の掃討展開が実施されている。国内ではラパス県のユンガス地方とともにコカ葉産地だが、この地は前大統領のエボ・モラレス氏のおひざ元で、警察などのこうした手が及ばない状態となっていた。政権交代を受け、法令1008号に基づく掃討展開がなされている。

■国内、道路3個所不通 Página Sieteの記事
現在国内の幹線道路3個所が、不通になっているという。ボリビア道路管理局(ABC)が明らかにしたものだ。現在国内の広い範囲は雨季で、この雨による影響で土砂災害などがあり、不通区間が生じているものだ。不通なのはラパス県のチャラサニ-アポロ間、サンタクルス県のアントファガスタ-サンタ・ロサ間、タリハ県のタリハ-ベルメッホ間だ。

■デサグアデーロ川が暴れる Página Sieteの記事
アルティプラーノ(高地平原)を流れティティカカ湖に流れるデサグアデーロ川が暴れた。雨による増水で、ラパス県のグアキ、ティワナク、タラコで氾濫したという。これまでに人的な被害は起きていないが、流域の農地などが水をかぶり、被害を受けた。また周辺道路などのインフラにも、影響が及んでいるという。

■バンド祭、改革へ Página Sieteの記事
オルーロで開催される「バンド祭」は、改革が断行される見通しだ。ユネスコ無形文化遺産のカルナバルの前哨戦として、15日に行なわれたこの祭では5千人が一斉演奏した。しかし主催側は、このイベントの「マンネリ」が指摘され、参加予定者のキャンセルが相次ぐなど、現状で魅力が薄まっていることを指摘した。


【ペルー】

■ウイルス、観光に影響 Correo Perúの記事
新型コロナウイルス(Covid-19)は、ペルーの観光業に確実に影響を及ぼしている。このウイルス拡散で、とくに中国からの観光のキャンセルが相次ぎ、この傾向は東アジア、東南アジア方面にも広がっている。観光議会はこの影響は国内観光業には小さいとの見方を示しているが、観光業の現場では、影響は大きいと感じている。

■国内でもマスク品薄 America Retailの記事
国内でもマスクが品薄となっている。中国を震源に、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が続いている。もともとのマスクを常用する習慣がない国内だが、この報道を受けマスクを買い求める人が増え、販売する薬局などでは品薄感が広がっているという。とくに交通事業者、接客業者などの間で、需要が高い。

■空港跡地、議論へ Gestionの記事
クスコのアレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港の跡地についての議論が、始まる見通しだ。バジェ・サグラド(聖なる谷)のチンチェロに新空港が建設され、2024年10月に空港機能が移転する。この跡地の活用についてさまざまな意見が出されている。有力なものとしては、米国ニューヨークのセントラル・パークのような大規模公園を整備するものなどがある。

■BoA、4月に支店 Gestionの記事
ボリビアの国営ボリビアーナ航空(BoA)は、この4月にもリマに支店を設ける。同社はこの6月に、ラパスとリマを結ぶ定期便を就航する方針を示した。この準備を含め、支店を設けることになったものだ。ボリビアの航空会社のリマ乗り入れは、破綻したリョイド・ボリビアーノ航空(LAB)、アエロスール以来となる。


【チリ】

■チリもノーチェック BioBio Chileの記事
チリの空港の検疫でも、中国から来た邦人についてノーチェックの状態だという。ロス・アラモスの首長が明らかにしたものだ。およそ1年間、中国で過ごしたチリ女性が帰国したが、空港では何の質問も受けなかったと証言しているという。保健省はこうした帰国者に対しては、自主的な申告を求めている。

■アッセンソール事故、溝深まる BioBio Chileの記事
バルパライソのアッセンソール事故で、被害者と行政との間の溝が深まっている。この1日、コンセプシオンのアッセンソール(エレベーター)が落下する事故があり、5人が負傷した。負傷者らとその家族は行政や、行政が委託している企業に事故の説明を求めているが納得できず、法的手続きに入る可能性を示している。


【アルゼンチン】

■武漢の13人、出国へ Cadena3の記事
中国の武漢で足止めされているアルゼンチンの13人が、出国する。新型コロナウイルス(Covid-19)流行でこの13日は身動きがとれない状態だ。ウクライナの航空機で同国のキエフに向かい、一定期間待機する。その後ウイルスについて陰性であれば、帰国することができるようになると保健省が明らかにした。

■牛肉、ウイルスで不振 Infobaeの記事
新型コロナウイルス(Covid-19)の影響で、国産牛肉が不振となっている。国産牛肉の最大の輸出相手は中国だが、このウイルス拡散で同国との間の物流が滞り、輸出が一気に減っているものだ。この状況はアルゼンチンだけでなく、ブラジル産牛肉も、同様の状況にあると指摘されている。

■中国から帰国、ノーチェック Nuevo Diarioの記事
中国から帰国した男性が、入国時にノーチェックであったことを明らかにした。ネウケン州に住むこの男性は観光で同国を訪れたが、滞在中に新型コロナウイルス(Covid-19)に対する警告を受け取った。その後ブエノスアイレスのエセイサ国際空港から帰国したが、この際に検疫でも何も問われなかったという。

■電柱が倒れ医師が死亡 Télamの記事
ブエノスアイレス州ラ・プラタのグティエレス病院入口で電柱が倒れ、巻き込まれた62歳の男性医師が死亡した。18日朝9時50分頃、この現場でトラックが衝突し、街路灯の電柱が倒れた。この医師はたまたま通りかかり、コンクリート製のこの柱の下敷きになったという。

■アンデス、巨額未回収金 FM899の記事
アンデス航空は、巨額の未回収金に苦しんでいるという。同社はこの6日から14日にかけ、機材の問題を理由に全便を停止したばかりだ。同者は8千万ペソもの未回収金を抱え、運転資金に窮している状態とみられる。2006年に運航を開始した同社は、国内初のLCCに転換したが、競争激化の中で存在感を示し切れていない。

■リネアC、ケンカで遅れ La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCは18日、乗客同士のケンカが原因で遅れが生じた。車内や駅内でアボカドを売っていた男同士が、縄張り争いをしたとみられる。この際、一方の男が刃物を出したことから、セキュリティ上の理由からこの路線全体で一時、運転を見合わせるに至った。


【エクアドル】

■マドゥロへの圧力で一致 El Comercioの記事
レニン・モレノ大統領と米国のドナルド・トランプ大統領は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ体制へのさらなる圧力で意見が一致したという。両首脳は先週、ワシントンで会談を行なった。この際、ベネズエラ問題に多くの時間が割かれたとモレノ大統領が明らかにしたものだ。モレノ政権も、フアン・グアイド暫定政権を承認している。

■キトで計画断水 El Comercioの記事
キトではこの22日と23日、大規模な計画断水が行なわれる。水道会社が明らかにしたもので、7つの街区でこの期間中、水道水が利用できなくなる。カルナバル連休に合わせたもので、水道管などの交換、メンテナンス工事を集中的に行なうという。在宅者に対して、水を汲み置くよう呼びかけている。


【コロンビア】

■難民、貧困率押し上げる Caracol Radioの記事
ベネズエラ難民の大量流入で、国内では貧困率が押し上げられたという。カリブ海岸の中核都市バランキージャでは、この難民流入を受け、貧困率が21%から45%に上昇したという。都市の人口は、流入前の127万人から、現在は145万人に膨れ上がっている。国内では難民流入による、失業率の上昇も指摘されている。

■日本帰りの男性、感染否定 Pulzoの記事
商用で日本を訪れた男性の、新型コロナウイルス(Covid-19)感染は否定された。この男性は花卉輸出のビジネスで日本を訪れ、米国経由で帰国した。しかし帰国後にこの感染に似た症状が出たことから、確認検査が行なわれていた。この結果が陰性であることが判明したと、保健省が明らかにした。


【ベネズエラ】

■ポルトガル、納得せず Infobaeの記事
ポルトガル政府は納得していない。ニコラス・マドゥロ体制はTAPポルトガル航空の国内乗り入れを90日、禁止する措置を取った。フアン・グアイド暫定大統領が帰国の際に同社便を利用したことが理由だ。これに対しポルトガルの外相は、この措置そのものは政治的な裁量権を逸脱しており無効だと述べ、国際機関に訴える可能性を示した。

■ロペス氏弾圧から6年 Noticieroの記事
野党指導者レオポルド・ロペス氏が弾圧を受け、6年となった。同氏は2014年に、野党などによるデモの責任を追及され収監され、その後在宅逮捕となったが今はスペイン大使館に逃れている。同氏と志を同じくするフアン・グアイド氏が現在、暫定大統領となっている。マドゥロ氏にとって、もっとも恐れる存在の人物の一人がロペス氏だ。

■マドゥロ、いつでも演習 BioBio Chileの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、軍が「突然の演習」をいつでも行なえる体制にあるとした。先週末、コロンビア国境地域で演習が突然行なわれ、各国で警戒感が高まった。マドゥロ氏は、コロンビアや米国からの軍事侵攻の可能性があると一方的に主張し、この準備のため「突然の演習」を今後も行なう姿勢を示した。

■米国、ロシア企業を制裁に BioBio Chileの記事
米国政府は、ロシアの企業を制裁リストに加えた。ニコラス・マドゥロ体制に対する制裁を強めているが、新たにベネズエラ産原油の輸送に関わるロシアの石油会社をこのリストに加えたものだ。米国側はこの企業の活動が、マドゥロ体制を資していると断じた。フアン・グアイド暫定大統領はこの措置発動を歓迎した。

■グアイド、新たなデモ Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ニコラス・マドゥロ体制に圧力を加えるための新たなデモを行なうと語った。この日程などについて、数日内に明らかにするとも語っている。外遊を経て各国からの支持承認を得た同暫定大統領だが、対マドゥロ体制では手詰まり感が強まった状態となっている。

■1月のデモは618件 Informe21の記事
この1月に国内で行なわれたデモは、618件だった。国内では二重政権状態が膠着化する中、双方がデモを繰り返す事態が続いている。しかしこの月は、この数が大きく減ったことになる。内容は、経済対策や安定したライフラインなどを求める内容が中心となった。国民間で、デモ疲れが出ていることも指摘されている。

■偽医薬品、8300錠 Últimas Noticiasの記事
カラカスでは、偽医薬品8300錠が摘発されたという。ライセンスなどがない状態で売られていた医薬品を調べたところ、偽物であることが判明したものだ。国内ではニコラス・マドゥロ体制の経済失政により物資不足が広がっているが、とくに医薬品は状況が深刻であることが指摘されている。

■11州で停電 Diario La Libertadの記事
国内ではまた広い範囲で、停電が起きたという。17日、国内の少なくとも11の州で送電が途絶えたことが明らかになった。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政でメンテナンスが行き届かず、国内では停電が頻発している状況だ。昨年の3月から4月にかけては、国内ではメガ停電が蔓延する事態となった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、感染疑い El Heraldoの記事
ホンジュラスで、新型コロナウイルス(Covid-19)への感染疑い例が報告された。保健省によると台湾の女性にこの症状がみられるという。この女性はインドネシア、エルサルバドルを経てアビアンカ航空の便でテグシガルパの空港に着いていた。現在感染の有無についての、確認が進められているという。

■メキシコ、少女の死に怒り Caracol Radioの記事
メキシコシティでは、7歳の少女が殺害された事件を受け、さまざまな階層の人々が抗議デモを行なった。この少女は市内南部で、袋に入れられた状態で遺体が発見された。状況から、不明になった後に拷問に近い行為を受け、殺害されたとみられる。メキシコでは女性が被害に遭う殺人事件が多発している。

■選挙システム障害に怒り Caracol Radioの記事
ドミニカ共和国では、選挙システムの障害に対する怒りが広がっている。この16日に国内17の行政地域で地方選挙が行なわれた。この際、電子投票システムが導入されたが、このシステムそのものの障害で、投票結果が正しく反映されない事態に至っていることが明らかになった。市民らは、民主主義の根幹を脅かすとして、抗議行動をとった。

■パナマ、再び税金逃避国に La Razónの記事
欧州連合(EU)は、パナマを再び税金逃避国のブラックリストに加えた。いわゆる「パナマ文書」流出を受け、同国を舞台とした税金逃避の実態が明らかになった。これを受けパナマ政府側もこの対策を取り、このリストから除外されていたが、EU側は「政府の努力はうかがえるが、実態としてリストに加えざるを得ない」と判断した。

■フットボール選手らがデモ Telemetroの記事
パナマシティでは17日、フットボール選手らがデモを行なった。同国ではプロフットボールリーグが存在せず、選手らは早期のこの創設実現を求め、また選手らの立場の保全などを政府や国民に訴えた。このデモには、2018年のワールドカップに出場したナショナルチーム代表らも参加した。

■デング検査、スピードアップ ABC Colorの記事
パラグアイ首都のアスンシオン大学(UNA)では、デング感染の有無を確認する検査のスピードアップが図られる。現在同国では、首都圏を中心にこのネッタイシマカが媒介する感染症が、劇的に広がっている。検査を必要とするケースも増えていることから、大学側も人員などを拡大し、この迅速化を図ることとした。

■ボラリス客が足止め AMの記事
メキシコのLCC、ボラリスの乗客ら236人が、ティファナの空港で足止めされている。グアナフアトに向かう便が突然キャンセルされたものだ。ボラリス側は、この事態は目的地のグアナフアトの天候不良と説明しているが、一部の乗客は納得せず、抗議の声を上げている。


【国際全般】

■カタール、ブルガリアと提携 Simple Flyingの記事
カタール航空は新たに、ブルガリアのフラッグキャリア、ブルガリア・エアと提携した。両社が明らかにしたもので、ソフィア発のブルガリア側の便にカタール航空の、ドーハ発のカタール側の便にブルガリア・エアのコードをシェアする。カタール航空は2011年にソフィアに乗り入れ、現在は週14便を運航している。



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