2020.02.20

【ボリビア】

■選挙法廷、結論はまだ Los Tiemposの記事
選挙法廷(選管)は、結論はまだ出ていないとした。5月3日の総選挙について、上院議会議員選の候補者となっているエボ・モラレス氏の資格審査を続けているものだ。一部で、モラレス氏の出馬は認めないとの判断がなされたと報道されたが、同法廷はまだ結論は出していないとこの報道を否定した。

■MAS、力に訴えることは否定 Página Sieteの記事
モラレス派のMASは、力に訴える方法は否定した。エボ・モラレス氏など同党が総選挙に擁立する候補者が、選挙法廷(選管)の審査で認められない可能性がある。モラレス氏はこうなった場合、武装蜂起すると物騒な予告をしたが、MAS側はこれを否定し、抗議行動を展開するにとどめる、とした。

■モラレス氏への捜査開始 El Díaの記事
検察は、前大統領のエボ・モラレス氏への捜査を開始した。10月20日の総選挙で、同政権主導による組織的不正があったことを、米州機構(OEA)の査察官らが明らかにしている。この件についてモラレス氏と、前副大統領のアルバロ・ガルシア・リネーラ氏に対する捜査を着手したことが明らかになった。

■フェルナンド氏、アルセ氏支持 El Díaの記事
アルゼンチンのルイス・フェルナンド大統領は、モラレス派のMASから大統領選に出馬するルイス・アルセ氏を支持すると断じた。モラレス氏の亡命を受け入れた同氏は、ブエノスアイレスの大統領府でアルセ氏と面会した。この場で、「もし自分がボリビア国民であれば、あなたに投票する」と語った。

■アニェス、カルナバル不参加 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、カルナバル行事には参加しないと断じた。この週末のオルーロ、サンタクルスでの行事に参加すると発表されていたが、これを撤回した。国内では現在、東部を中心にネッタイシマカが媒介するデング感染が劇的に増加しており、この感染症対策を優先すると発表した。

■TAM-EP、飛行できず Los Tiemposの記事
公営航空会社ボリビア空軍航空(TAM-EP)が、商業航空便の飛行ができなくなるという。民間航空局によると、同局側に支払うべき返済が遅れており、停止に至る可能性があるとしたものだ。もともと空軍の一部門である同社は公営化され、現体制に代わり民間航空局の管理下に入った。しかし営業網の脆弱性が指摘されるまま、現在に至っている。

■航空、自由化の姿勢 Actualidad Aeroespacialの記事
公共事業省は、航空会社の営業の自由度を高める姿勢を示した。国内では航空会社の負うべき責任が厳格に定められている一方、南米でも進むLCC参入に代表される、融通の利く運用が欠落している。この状況を変えるため、航空会社の裁量をある程度認める方向で、変更を図っていく方針だという。

■ラパス空港で訓練 Página Sieteの記事
ラパスのエルアルト国際空港で、新型コロナウイルス(Covid-19)に対する訓練が行なわれる。症状のある乗客が到着したとの想定で、対応訓練が実施されるものだ。同様の訓練はすでに、サンタクルスのビルビル国際空港で実施されている。国内では感染が疑われる事例報告はあったが、感染例はまだ確認されていない。

■オルーロでも訓練 La Patríaの記事
オルーロのフアン・メンドサ空港でも、新型コロナウイルス(Covid-19)への対応訓練が実施された。この22日、ユネスコ無形文化遺産のカルナバルのパレードが行なわれ、多くの観光客がこの町に入る。この際、このウイルス感染の疑いがある事例が発生したとの想定で、対応訓練が行なわれたものだ。

■ストリップショーを禁止 La Razónの記事
スクレ市は、ストリップショーを禁じた。カルナバルを前にしたこの時期、メキシコなどでは店や家庭などでストリップを見せるショーが行なわれることがある。市内でもSNSなどでの営業、勧誘がみられるが、公序良俗に反するとしてスクレ市は禁じた。カルナバルはクリスマスとセマナサンタ(聖週間)の間にある、禁欲から解放される時期にあたる。


【ペルー】

■ウイルス、時間差で影響か Gestionの記事
新型コロナウイルス(Covid-19)の影響は、時間を経て顕在化するという。輸出業協会(Adex)が明らかにしたものだ。中国を震源にこのウイルスの流行が続くが、国内から東アジア市場への輸出は現時点で、数字の大きな落ち込みなどはない。しかし同機関は、とくに3月から4月にかけ、数字上の大きな変化が予測されるとした。

■スカイ、2路線増強 Andinaの記事
チリのLCC、スカイ航空は、クスコ、アレキパへの路線を増強する。昨年4月、国内線に参入した同社はリマと両都市を結ぶ路線を段階的に増やしてきた。とくに6月から9月の、欧米客が多いシーズンにはさらなる利用増が見込めるとして、便数をさらに増やす方針を示した。


【チリ】

■ピニェラ、低空飛行 BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ政権は、依然低空飛行が続いている。プルソ・シウダダーノが行なった世論調査で、同政権への支持率は前の月の11.6%から、今月は7.0%に、4.6ポイント下がった。昨年10月18日からの社会闘争激化を受け、同政権は求心力を急速に低下させた。一方、支持回復の切り札となる憲法改正については、73%が賛意を示した。

■催涙ガス弾、使用規制 BioBio Chileの記事
バルパライソの司法は、警察による催涙ガス弾の使用に規制をかけた。昨年10月18日からの社会闘争で、警察の行為による「人権侵害」が国内各地で指摘されている。こうした告発を審査していた司法は、警察官が無分別にガス弾を使用することを禁じる決定を出したものだ。


【アルゼンチン】

■回し飲み自粛勧告 La Politicaの記事
司法は国民に対し、マテ茶の回し飲みを自粛するよう勧告した。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大を受けたものだ。共通のボントン(ストロー)使用でウイルス感染が起きるおそれがある。さらに司法は、こまめな手洗いを国民に呼びかけ、またトイレ使用後には蓋を閉めて水を流すよう求めた。

■中華系スーパーに異変 La Vozの記事
全国にある中華系スーパーで、異変が起きている。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大で、春節の際に帰国したスーパーのオーナーらが、帰国できない事態となっている。同国で足止めされているオーナーらは500人に達するとみられ、一部のスーパーでは営業体制にも影響が生じているという。

■マクリ氏に汚職で捜査か Fenix951の記事
コロンビアの司法が、前大統領のマウリシオ・マクリ氏に対する捜査を行なう可能性がある。アビアンカ航空をめぐる汚職事件の捜査だ。マクリ氏の家族が保有するマックエアを買収した企業が、マクリ政権時代にアビアンカ・アルゼンチンを創設し、便を運航した。この際、マクリ氏側に裏金がわたった可能性があるという。アビアンカ・アルゼンチンは昨年、運航停止している。

■ラ・マタンサ、コレクティーボスト Télamの記事
ブエノスアイレスのラ・マタンサでは19日、コレクティーボ(路線バス)のストライキが行なわれた。運転手の団体によるとこの日の早朝、コレクティーボの運転手が利用客の男に暴力を振るわれる事件が起きたという。事件への抗議と、安全対策を求めた動きでこの日、地域内を走行するコレクティーボの便を休止したという。

■広場で無料充電 Télamの記事
マル・デル・プラタの広場に、携帯電話を無料で充電できる施設が設けられた。エスパーニャ広場に設けられたこの施設は、太陽光発電を行なうもので、この発電電力で無料充電ができるという。さらに、この発電により温水を利用することも可能だ。この施設は、地域で環境活動を行なう団体が、行政の許可を得て設置した。

■交通事故で停電 Río Negroの記事
バリロチェ市内西部では19日朝、広い範囲で停電となった。電力会社によると午前3時頃に発生したもので、5時までには全面復旧したという。この事態は、エクセキエル・ブスティリョ通りで、乗用車が衝突した電柱がなぎ倒されたことから生じた。


【エクアドル】

■学生5人、武漢を発つ El Comercioの記事
エクアドルの学生5人は19日(エクアドル時間18日)、中国の武漢を発った。新型コロナウイルス(Covid-19)流行により封鎖されたこの町で、学生らは身動きが取れなくなっていた。ウクライナの航空機でキエフに向かったもので、この町で一定期間待機する予定だ。5人はいずれも、感染の症状は示していない。

■山体崩壊の兆候はない El Comercioの記事
専門家らは、トゥングラワ火山の山体崩壊の兆候はないとした。標高5023メートルのこの火山について、火口付近の崩壊が起きる危険性が指摘された。専門家らが現地調査を行ない、差し迫ったリスクはないと結論づけた。この火山は2006年の火砕流で複数の死傷者を出している。この山の名前はケチュア語で「火の喉笛」を意味する。


【コロンビア】

■フピテル、武漢へ Caracol Radioの記事
空軍の輸送機「フピテル」(ジュピター)が、中国の武漢に向かうことが決まった。新型コロナウイルス(Covid-19)が流行し封鎖状態のこの町で、コロンビアの14人が足止めされている。この邦人らを救出するため、このボーイング767型機がこの22日、武漢に向かうこととなった。帰国者らは14日間、トゥマコの施設で待機する予定だ。

■媒介する蚊、国土の80%に Caracol Radioの記事
デングを媒介するネッタイシマカは、国土の80%に棲息するという。保健省が明らかにしたものだ。パンアメリカン保健機構は、今期ラテンアメリカ全体で、デング感染が激増するとの見方を示している。国内も例外ではなく、この感染症が蔓延するおそれがあると保健省が警告したものだ。ワクチンは開発されているが、この予防策としては蚊に刺されないことが効果的だ。


【ベネズエラ】

■トランプ氏「大統領はグアイド」 Diario Las Americasの記事
米国のドナルド・トランプ大統領は、フアン・グアイド氏こそがベネズエラの大統領と断じた。グアイド暫定大統領はワシントンで今月、トランプ氏と会談したばかりだ。トランプ氏は現在のベネズエラ情勢に触れ、グアイド氏こそが米国が求めるリーダーであり、グアイド暫定政権に対する支援を継続すると断じた。

■自由公正選挙ならば制裁緩和 Télamnの記事
米国は、ニコラス・マドゥロ体制が自由公正選挙実施を受け入れるならば、制裁を緩和するという。この問題を扱う高官、エリオット・アブラムス氏が語ったものだ。2018年の大統領選は、野党側が候補を自由に擁立することすらできない、不公正な選挙だった。公正な選挙を実施するならば、制裁を強める米国の姿勢も変わるとしたものだ。

■レデスマ氏、憂える ACNの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、野党共闘の難しさを憂えた。ニコラス・マドゥロ体制に対する野党勢力が、結集できていない現状を語ったものだ。今年、野党が多数を占める議会の改選が行なわれるが、厳しい結果になる可能性をも示した。同氏はマドゥロ体制からの弾圧を受け、スペインに亡命している。

■ロペス氏は健在 Notimericaの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、野党指導者レオポルド・ロペス氏は健在であると断じた。同氏は2014年、デモの責任を問われ拘束されて以降、6年にわたり弾圧を受けている。志を同じくするグアイド氏は、ロペス氏は今も確固たる信念のもとで行動していると断じた。ロペス氏は今、カラカス市内のスペイン大使館に身を寄せている。

■アルマグロ、支援求める Infobaeの記事
米州機構(OEA)のルイス・アルマグロ総裁は、各国にベネズエラ国民への人道支援を求めた。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政により、国内では700万人が飢餓に直面していると同総裁は断じた。パナマでの会議に参加し、こうした国民への支援が喫緊の課題になっていると指摘したものだ。

■物価上昇、依然続く NTN24の記事
国内での物価上昇は、依然として続いている。民間団体が明らかにしたものだ。標準的な食料品、日用品の価格はこの1月だけで、58%もの上昇となったという。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政により国内では物価上昇と、通貨ボリバール・ソベルノの為替市場での暴落が今も、続いている状況だ。

■対マラリア、敗戦濃厚 RunRunの記事
ボリバール州では、対マラリアで「敗戦」の色が濃くなっているという。ハマダラカが媒介するマラリアは、1960年代にかけ南米でも蔓延したが、その後各国は克服してきた。しかし経済問題が顕在化した国内では再びこの感染が広がり、すでに32万人が罹患したとの報告がある。とくに感染者が多いこの州は、まったく抑止がかからない状況だという。

■ウイルスは未確認 Últimas Noticiasの記事
保健省は、現時点で国内では新型コロナウイルス(Covid-19)感染が疑われる事例は報告されていないとした。ラテンアメリカでは感染者はまだ確認されていないが、各国で疑われる事例は相次いでいる。国内ではまだ、こうした報告はないとした。国内では医療現場の混乱が続いており、上陸すれば混乱必至との指摘がある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■幼女殺害で懸賞金 Caracol Radioの記事
メキシコシティで7歳の女児ファティマが殺害された事件で、犯人特定につながる情報に懸賞金がかけられた。警察は防犯カメラ映像から作成した似顔絵を公開した。容疑者は40代前半とみられる女で、身長は155~160センチと推定される。有益な情報が寄せられた場合、200万ペソが支払われる。この事件を受け、市民の間で怒りが広がっている。

■孤児院火災で有罪 Prensa Latinaの記事
ハイチの首都ポルトー・プランスで起きた孤児院火災で、管理者らに有罪が言い渡された。13日夜、施設で起きた火災でこども15人が死亡したもので、このうち13人は窒息死だった。国内では経済問題から停電が頻発しており、明かりのため使用されていたろうそくが出火原因と特定されている。

■パラグアイ、始業で混乱 France24の記事
パラグアイでは新学期が始ったが、現場では混乱が起きているという。国内では今、ネッタイシマカが媒介するデング感染が激増し、授業をする教員らに多くの欠員が生じている。今週から学校が再開されているが、授業が行なえない学校が続出している状態だ。今年に入り、感染が確認された人は4千人、死者は16人となっている。

■インテルジェット、4機材停止 Reporturの記事
メキシコのLCC、インテルジェットの4機が、使用停止となっているという。この状況となっているのはエアバスA320型の3機と、A321ネオ1機だ。同社は、定期的なメンテナンスのためと説明しているが、機材運用に絡む問題から、検察側の指示でこの措置がとられたとみられる。現時点でこの停止による、便運航への影響はない。

■キューバ旅行は安全 Expresoの記事
キューバ旅行は、安全だという。同国観光省が強くアピールしたものだ。現在、米国からの経済締めつけの強まりで、同国を訪れる観光客が減少に転じている。それでも、同国内で窃盗などの犯罪に遭遇する機会は少なく、観光省は安全に旅ができる国であると、国際社会に訴えた。観光は同国にとって、外貨を得るための重要な手段だ。

■森林1063ヘクタール焼失 Procesoの記事
ホンジュラスでは今年に入り、1063ヘクタールの森林が火災により焼失したという。国の機関である森林保護機構が明らかにしたものだ。今年、国内ではすでに31件の森林火災が発生している。昨年同時期よりは減少しているが、カリブ海岸を中心に続いている雨不足による乾燥で、火災が起きやすい状況が続いているという。

■パナマ、コカイン5トン摘発 Infobaeの記事
パナマでは、コカイン5トンが摘発された。カリブ海岸のボカス・デル・トロで、半潜水艇で輸送されていたこの薬物が摘発、押収されたものだ。この船舶は、コロンビアからこの地に到着したとみられ、この船に乗っていた3人が拘束されている。半潜水艇や潜水艦を使用した、薬物の輸送の摘発も相次いでいる。


【国際全般】

■エミレーツ、ラゴス空港に物言い Simple Flyingの記事
ドバイをベースとするエミレーツ航空は、ナイジェリア最大都市ラゴスの空港に物言いをつけた。同社はラゴス線を週14便運航しているが、この17、18日の両日は運休した。天候不良の影響を受けたもので、かつラゴスの空港には計器着陸装置(ILS)がなく、同社はこの空港にこの装置の早期整備を求めた。



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