2020.02.22

【ボリビア】

■モラレス氏、出馬認められず La Razónの記事
選挙法廷(選管)は、前大統領のエボ・モラレス氏の上院議員選出馬を認めないと発表した。5月3日の選挙の出馬者の審査を進めていたが、結論を出したという。モラレス氏が昨年10月の選挙での不正に関わり、民主主義を脅かした事実を受け、今回の出馬資格はないと判断した。この判断に国内では、賛否それぞれの声がある。

■アルセ氏は出馬可 La Razónの記事
選挙法廷(選管)は、モラレス派のMASから大統領選に出馬するルイス・アルセ氏については、出馬を認めた。同氏については、インディヘナ基金の資金の不正流用に関った容疑があり、審査が行なわれていた。一方MASから議会選に出馬する前外相のディエゴ・パリー氏の出馬は認められなかった。

■モラレス氏「米国とアニェスのせい」 La Razónの記事
エボ・モラレス氏は、自身の出馬が認められなかったことは、米国とヘアニネ・アニェス暫定大統領のせいと語った。選挙法廷(選管)がこの出馬を認めなかったものだが、同法廷に対するアニェス政権の影響力が大きく、このアニェス政権に対する米国の影響力が強いことが原因と、亡命先のアルゼンチンで述懐した。

■MAS、法的闘争を予告 Página Sieteの記事
モラレス派であるMASは、法的闘争を予告した。選挙法廷(選管)がエボ・モラレス氏の出馬を認めなかったことを不服として、裁判による闘争に持ち込む姿勢を示したものだ。またMASは、党員や支持者に対し、結束を呼びかけた。来る大統領選で、ルイス・アルセ氏の勝利を掴もうと呼びかけている。

■対MAS、結集呼びかけ La Razónの記事
モラレス派のMASに対峙する右派勢力の結集が、あらためて呼びかけられた。サンタクルスの市民団体が会合を開き、この結集の必要性が指摘されたものだ。5月3日の選挙では、右派が乱立状態で、対峙するMASが漁夫の利を得る可能性すら指摘されている。モラレス体制の完全終焉を目指すべきとの姿勢が示された。

■キロガ氏も一本化に含み El Díaの記事
元大統領で、大統領候補者のホルヘ・キロガ氏も、候補一本化に含みを示した。モラレス派のMASに対峙する右派勢力結集の必要性が指摘される中、同氏も考えが近い候補者らと話し合う可能性を示したものだ。先に示された世論調査の結果で、同氏への支持は1.6%と、完全な出遅れとなっている。

■EU、監視団派遣 El Díaの記事
欧州連合(EU)は、ボリビアに選挙監視団を派遣する。5月3日の総選挙実施に合わせ、選挙の自由公正性を監視するための機関を送ることを明らかにしたものだ。不正のため無効となった昨年10月20日の選挙の際にも、EUは国内に監視団を送っていた。また大統領選が決選に至る場合にも、監視団を送るという。

■2月21日には「市民の日」 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、2月21日を「市民の日」とすることを明らかにした。2016年のこの日、憲法改正を問う国民投票の結果、改正は否決された。しかしエボ・モラレス氏がこの内容に反し大統領選の出馬を強行するに至った。国内で活動する市民団体の長とアニェス大統領が会談し、市民の日とすることで合意した。

■タリハでバス事故 Página Sieteの記事
タリハ県でバス事故が起きた。ユンチャラの道路を走行していたサマ社のバスが21日朝8時30分頃、道路を外れて谷に転落したものだ。この事故で、1人が死亡し、20人が負傷したという。警察によると死亡したのはこのバスを運転していた運転手だという。負傷者らはタリハ市内の病院などに搬送されている。

■スクレ、メンテナンス支援 El Díaの記事
スクレ市は、市内の歴史的建造物のメンテナンスを支援する。市内には多くの古い建物が存在し、「白い街」として知られる町並みはユネスコ世界遺産にも登録されている。しかし古い建物はメンテナンスに手間と費用がかかり、中には崩落寸前のものもある。この町並み景観を維持するため、市側は支援を行なう。

■本日、オルーロのカルナバル Los Tiemposの記事
22日、オルーロではユネスコ無形文化遺産のカルナバルのパレードが開催されるものだ。この祭は、カトリックにより邪神として禁じられた地下神「スーパイ」への信仰が「ディアブラーダ」への信仰となった、この地独特の考えから伝わるものだ。早朝から深夜まで、市内ではフォルクローレ音楽、ダンスがこの日、続く。

■カルナバル通報ダイヤル La Patríaの記事
カルナバルのパレードが開催されるオルーロでは、特別な通報ダイヤルが設けられる。ダイヤル「123」は、保健健康上の問題などに対応するものだ。現在、東アジアで新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が起きていることなどから、市側が設けるものだ。また時期的に、大雨被害が生じた相談などにもこのダイヤルは応じる。


【ペルー】

■オマチャ、川が暴れる El Comercioの記事
クスコ県パルロ郡のオマチャでは、ホロニア川とウマラ川が暴れた。大雨の影響で両河川が増水し、氾濫したものだ。21日朝に発生したこの事態で、流域にある複数の住宅が浸水し、一部では損壊の被害も報告されている。人的被害は出ていないが、これらの家庭で飼われていた家畜に被害が出ている。

■アレキパ空港、一時閉鎖 El Comercioの記事
アレキパのアルフレド・ロドリゲス・バジョン空港は21日、一時閉鎖された。空港側によると悪天候の影響で離着陸ができない事態となったという。LATAMペルーやスカイ航空、ビバ・エアなどの便に影響が広がった。この時間帯、アレキパ市内も悪天候に見舞われ、リベロなどでは運河の氾濫が報告されている。

■ペルー、五輪に名乗り ATVの記事
ペルースポーツ機構は、五輪開催に名乗りを上げた。今年東京でオリンピックが開催されるが、東アジアで新型コロナウイルス(Covid-19)の流行が生じ、この開催が危ぶまれている。国際オリンピック委員会が代替開催の可能性を示す中、昨年パンアメリカン競技大会が行なわれたペルーも、代替実施に手を挙げた。

■リマ空港は限界 America TVの記事
国内メディアが、リマのホルヘ・チャベス空港の限界をレポートした。年々利用者が増加し続けるこの空港は、滑走路、ターミナル機能ともにすでにキャパシティが限界だという。利用者の声を聴いたところ、身体を休めるスペースがなく、また出発案内掲示なども少ないなどの不満が聞かれた。


【チリ】

■タマルガル、146人孤立 BioBio Chileの記事
第1(タラパカ)州のタマルガルでは、146人が孤立状態となっている。この地では大雨が降り、山岳地域で大規模な土砂災害が発生した。この土砂の直接的影響を受けた人や建物はないものの、この事態で道路が分断され、高地の集落の146人が、陸路で移動できない状態となっている。気象機関によるとこの地では、20ミリの雨が降ったという。

■ベジャス・アルテス駅、閉鎖 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)5号線の、ベジャス・アルテス駅はこの週末、閉鎖される。運営側によるとこの駅について、21日から24日にかけ全面的に閉鎖され、すべての便は通過するという。施設内のアクセス道の改善工事などが行なわれるための措置で、カルナバル連休に合わせとられるものだ。


【アルゼンチン】

■航空便に遅れ Infobaeの記事
21日、ブエノスアイレスの2つの空港を発つ便を中心に、遅れが生じた。空港の手荷物の管理業務を行なうインテルカルゴ社の労働組合が会合を持ったため、生じた事態だ。アルゼンチン航空、LATAMアルゼンチンの便を中心にこの日の午後、多くの便に遅れが広がった。組合は、国内で台頭するLCCの問題などを協議したという。

■モラレス氏、ウシュアイアへ Ushuaia24の記事
ボリビアの前大統領、エボ・モラレス氏がこの27日、国内南端のウシュアイアに向かうという。この地にあるティエラ・デル・フエゴ大学が、同氏を表彰することとなった。モラレス氏は昨年10月20日の選挙で不正があったことが明らかになり失脚し、国内に亡命している。この表彰について、同大学側には多くの批判があるという。

■プエルト・デセアド事件に震撼 Infobaeの記事
サンタクルス州のプエルト・デセアドで起きた事件に、国民が震撼している。20代前半とみられる男に母親が性的暴行を受け、その4歳の子が暴力を受け殺害されたものだ。現地警察はこの容疑者の特定に全力を挙げている。暴行を受けた母親と夫、死亡した子のきょうだいは今、コモドロ・リバダビアで手当てを受けている。

■マリポサ滝、安全策を El Territorioの記事
プエルト・イグアス近くのマリポサ滝での、安全対策を求める声が上がっている。この地では、ブエノスアイレスから訪れた30歳の男性が、25メールの高さから滝つぼに転落し、その後死亡する事故が起きた。市議会でもこの問題が提起され、この滝観光の安全策を講じる必要があるとの意見が広く出された。


【エクアドル】

■カルナバル大移動始まる El Comercioの記事
国内では、カルナバル連休の大移動が始まった。この週末はカルナバルにあたり、多くの人が帰省したり旅行したりする。キトのキトゥンベバスターミナルでは、通常よりも多くの便が出発し、多くの人がチケットを買い求め、移動している。キトからの旅行先としてはアンバト、バーニョスやコスタ(海岸)の人気が高い。

■マナビで浸水 El Comercioの記事
マナビ県では20日、大雨の影響で浸水被害が生じた。この事態に見舞われたのは、ハマ、カノア、マンタの各地域だ。局地的な大雨の影響で、川が氾濫するなどし、住宅地や農地の浸水が生じたものだ。カノアのランボチェでは、この雨の影響で土砂災害も発生している。コスタ(海岸)は雨季真っ盛りとなっている。


【コロンビア】

■国内ではゼネスト Caracol Radioの記事
国内では21日、48時間のゼネストが始まった。昨年11月21日、国内ではイバン・ドゥケ政権を批判するデモが行なわれた。この後政権とデモ主体側との対話が行なわれたが前進せず、3か月が経過したこの日に再びゼネストが行なわれたものだ。ボゴタやメデジンなど各地で、デモが行なわれている。

■カルタヘナ市、空港政策求める Caracol Radioの記事
カルタヘナのウィリアム・ダウ・チャマ市長は、政府などに対しラファエル・ヌニェス空港の拡張などの政策を政府に求めた。カリブ海岸に位置し、中心部がユネスコ世界遺産に登録されるこの町は、国内有数の観光地だ。空港利用者が増加し続ける一方、空港拡張についての抜本的議論が欠けていると断じた。


【ベネズエラ】

■3月10日に対マドゥロのデモ BioBio Chileの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、3月10日に対ニコラス・マドゥロ体制のデモを実施することを明らかにした。同氏は11日に米国から帰国した後、この大規模デモを行なうことを予告していた。首都カラカスで、野党が多数を占める議会に向け、一斉に行進をするという。自らが議長と主張しているチャベス派のパラ氏へ、圧力をかけるとした。

■オルテガ氏、選挙準備を Diario Las Americasの記事
前検察長官のルイサ・オルテガ氏は、野党議員らに対し選挙への準備を呼びかけた。現在議会で多数を占める野党だが、今年予定されている改選が「正当かつ公正」に行なわれる保証はない。オルテガ氏は、チャベス派からのさらなる妨害がある可能性があるとし、準備が必要とした、同氏はニコラス・マドゥロ体制からの弾圧受け、コロンビアに亡命している。

■リマ・グループ、国際社会に訴え BioBio Chileの記事
ニコラス・マドゥロ体制に批判的な米州機構の国々で構成されるリマ・グループは、国際社会に訴える姿勢だ。メンバーに含まれるカナダ政府が明らかにしたものだ。マドゥロ体制による国民への人権侵害は看過できないとして、この実態を国際社会に訴え、対応を広く求める姿勢を示したものだ。

■CIDH、マドゥロ体制批判 La Prensa Laraの記事
米州機構(OEA)の人権機関CIDHが、ニコラス・マドゥロ体制を批判した。同体制が、国内で人権活動を行なうNGO団体に、制裁を科したという。チャベス派ナンバー2のディオスダド・カベジョ氏がこれを明らかにしたもので、CIDHはいわれなき人権侵害を行なう同体制が、これを擁護しようとする団体を苦しめていると断じた。

■国内でも感染疑い例 Diario Las Americasの記事
ベネズエラ国内で初めてとなる、新型コロナウイルス(Covid-19)への感染疑い例が報告された。アラグア州のマラカイの病院に入院している患者に、感染疑いが生じたものだ。その後保健省は、この患者がこのウイルスが拡散する前の12月からこの状況にあるとして、このウイルスの感染である可能性は低いとの見解を示している。

■ロドリゲス氏到着、政府は把握か Cambio16の記事
ニコラス・マドゥロ体制下で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏の来訪を、スペイン政府は事前に知っていたとみられる。新たな報告がまとめられたものだ。1月20日、欧州連合が制裁対象としている同氏がマドリードの空港で、サンチェス主張と面会した疑惑が「デルシーゲート」としてスキャンダル化している。

■レケセンス氏「隔離」 Noticieroの記事
野党議員のフアン・レケセンス氏は「隔離」された状態にあると告発された。同氏の父、フアン・ギジェルモ・レケセンス氏が訴えたものだ。ニコラス・マドゥロ体制によりテロ関与を一方的に指摘された同氏は2018年8月から拘束されたままだ。今、同氏は家族や弁護士との接見も許されない状況に置かれていると父は語った。

■ポルトガル人らの不安 Infobaeの記事
国内在住のポルトガル人らの間に、不安が広がっている。ニコラス・マドゥロ体制は、TAPポルトガル航空に、90日間の乗り入れ禁止を通達した。フアン・グアイド暫定大統領の帰国に関与したための事実上の制裁だ。しかしこの乗り入れ停止で、国内に40万人いるとみられる同国民が、「いざという時の出国の足」を失ったことに、不安が広がった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウイルス、とくに3か国に影響 RPPの記事
米国、ウォールストリートのエコノミストは、新型コロナウイルス(Covid-19)の影響はとくにペルー、チリ、ブラジルの3か国への影響が大きいと分析した。このウイルスによる経済的影響は世界的に広がるが、ラテンアメリカではこの3か国がとくに中国との関係が深く、影響を大きく受けるとしたものだ。

■エルサルバドル、13人を観察中 El Salvadorの記事
エルサルバドルでは、新型コロナウイルス(Covid-19)感染の疑いのある13人が隔離され、観察が行なわれているという。同国保健省が21日、明らかにしたものだ。このうちの9人は、重症の状態となっている。現在検体の検査が行なわれており、24時間以内に結果が判明する見通しだ。

■パナマで品薄感 Metro Libreの記事
パナマの小売現場では今、商品の品薄感が広がっている。新型コロナウイルス(Covid-19)の影響で、中国からの商品、部品の調達が難しくなっているため、国内で流通しているさまざまな商品に、不足感が広がっているものだ。現時点で特定品目の涸渇などは起きていないが、小売店は今後こうした事態が起きることを懸念している。

■デング死者、20人に ABC Colorの記事
パラグアイでのデング感染による死者は、20人となった。同国ではアスンシオン首都圏で、このネッタイシマカが媒介する感染症が劇的に増加し、今は地方にも広がっている。同国保健省によると死者数がさらに増えて20人となり、いっそうの警戒が必要とした。パンアメリカン保健機構は、ラテンアメリカで今季、デングが爆発的に増加する懸念を示している。

■ニカラグア、指導者殺害 La Vanguardiaの記事
ニカラグアで、野党指導者の男性が、銃撃され殺害された。この事件が起きたのはラ・リベルタで、武装グループがホセ・ベニート・ロペス・メンデス氏を拉致し、その後銃殺したという。同氏はダニエル・オルテガ氏が最初に政権に着いた時代から、同体制に対峙した勢力だった。

■キューバ、カナダ男性が客死 El Nuevo Heraldの記事
団体旅行でキューバを訪れたカナダの男性が、客死した。この団体は同国のフベントゥ島を訪れたが、現地の空港が天候の理由で閉鎖され、フェリーでハバナに向かおうとした。この船便を待つ間、この男性は体調を崩し、その後死亡が確認されたという。死因は不明だが、心疾患を起こした可能性がある。

■キューバ東部、品不足 Periódico Cubanoの記事
キューバ東部では広い範囲で、品不足が起きているという。米国からの経済締めつけの影響で、国内ではガソリンや石鹸など特定品目の涸渇感が広がっている。しかし東部では、あらゆる品々が不足し、涸渇が広がっている状況だという。共産党政権は品薄が起きていることは認めているが、現状についての報告はしていない。

■WINGO、リマへ América Economíaの記事
パナマ、コパ航空傘下のLCC、Wingoが新たに、ペルーのリマに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、トクメン国際空港と、リマのホルヘ・チャベス空港を結ぶ直行便を、この4月28日から運航するという。同社はパナマのほか、コロンビアとキューバに乗り入れている。

■アマスソナス・ウルグアイの今後 Repúblicaの記事
アマスソナス・ウルグアイのセルヒオ・レオン会長が、ハビエル・ガルシア国防相と会談した。ボリビアのアマスソナス傘下の同社は、ウルグアイの空の交通の重要な部分を占める。同社の今後について、意見を交換したという。ウルグアイでは2012年にプルーナ航空が破綻し、その後BQB航空は停止しアマスソナスに路線を譲渡した。


【国際全般】

■ウクライナで抗議行動 BioBio Chileの記事
ウクライナで、激しい抗議行動が起きた。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大で封鎖された中国、武漢から72人が、チャーター機でハリコフを経由し、キエフに到着した。この地の施設で一定期間待機することになったが、周辺住民らがこれに反発し、抗議行動をとった。この72人のうち45人はウクライナ人だが、27人はアルゼンチンやエクアドルなど外国人だ。



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