2020.02.24

【ボリビア】

■アルセ氏リード、でも決選は右派 BioBio Chileの記事
大統領選は、モラレス派のルイス・アルセ氏がリードしている。新たに行なわれた世論調査の結果だ。アルセ氏は32%を得て、次点のカルロスメサ氏の23%、ヘアニネ・アニェス暫定大統領の21%を上回った。しかし決選に至った場合、アルセ氏はいずれの右派候補よりも下回る分析結果となっている。

■ティキパヤ、緊急事態 El Díaの記事
大規模土砂災害に見舞われたコチャバンバ県のティキパヤは、緊急事態を発令した。大雨で大量の泥流が市街地に流れ込み、住宅22棟が全半壊し、92世帯が避難しているものだ。現時点で人的被害は出ていないものの、農業を含めた被害概要の把握には至っていない。増水したタキニャ川が、再び氾濫するおそれも指摘されている。

■タキニャ川、治水計画 El Díaの記事]
コチャバンバ県のティキパヤの行政は、地域を流れるタキニャ川の新たな治水計画の必要性に言及した。この川が暴れ、広範囲で甚大な被害が生じた。地域行政は、「暴れ川」として知られるこの川の、流域ルートの変更などを含めた、抜本的な計画が必要との見方を示し、国に協力を打診した。

■できうるすべての援助 El Díaの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、ティキパヤの被災者向けに、政府が「できうるすべての援助」を行なうとした。前日同大臣は、ヘアニネ・アニェス暫定大統領とともに被災地を視察している。同大臣は、暴れ川であるタキニャ川の治水が十分に機能していなかったことを指摘し、支援とともにこの対応も早急にとるとした。

■東西動脈、また閉鎖 La Razónの記事
サンタクルスとコチャバンバを結ぶ、国内東西の「動脈」がまた閉鎖された。ボリビア道路管理局(ABC)によると、難所として知られるエル・シジャルで大規模土砂災害が生じ、通行できない状態となっているという。この動脈は多くの難所を抱え、とくに今の雨季の時期、不通になる事態が起きやすい。

■ルレナバケ、35世帯避難 El Deberの記事
ベニ県のアマゾン観光の中心地ルレナバケでは、35世帯が避難している。大雨の影響で、地域を流れる大河、ベニ川が増水しているものだ。すでに一部の世帯は、自宅から出ることが困難な状態になっており、市側がこれらの住民を救出している。とくにプエルト・ユマニで状況が深刻となっている。

■61%、選挙法廷を信頼 El Díaの記事
国民の実に61%は、選挙法廷(選管)を信頼していると答えた。新たに行なわれた世論調査の結果だ。10月20日の選挙では、同法廷による不正で結果が無効とされた。この経験から、現在の同法廷は来る総選挙が透明性の高い中で行なわれるよう、最大限の配慮をしている。国民の多くは、この姿勢をプラスに評価した。

■ALBA各国、選挙法廷を批判 El Díaの記事
米州ボリバル代替統合構想(ALBA)各国は、選挙法廷(選管)を批判した。同法廷は、来る上院議会選挙出馬を登録したエボ・モラレス氏の資格を否定した。モラレス氏と政治的スタンスが近い、ベネズエラなどのALBA各国は、この選挙法廷の姿勢を「不正だ」と次々と批判している。

■モラレス氏、挑発言動繰り返す Página Sieteの記事
アルゼンチンで亡命生活を送るエボ・モラレス氏は、挑発的な言動を繰り返している。同氏は帰国のため、武装蜂起する可能性を示したが、同様の「武力行使」発言を大統領退陣後、すでに3度繰り返している状態だ。選挙法廷(選管)はこうした同氏の姿勢を重く見て、検察が告発していることもあり、出馬資格を認めなかった。

■オリノカ、幽霊施設に Página Sieteの記事
政治の透明性担当のマルタ・ユフラ大臣は、オルーロ県オリノカの博物館が、幽霊施設となり果てていることを指摘した。この地はエボ・モラレス氏出生の地で、当時の政権はこの地に博物館を設けた。しかし寒村をこのために訪れる人は少なく、この施設はまさに「無駄な公共事業だった」と同大臣は断じた。

■チャスキパンパ、地滑りのおそれ La Razónの記事
ラパス県南部のチャスキパンパでは、大規模な地滑りのおそれがあるという。ケリャケリャの一帯で、地滑りの兆候が表れ、すでに一部の建物に被害が及んでいるという。この状況が悪化すれば、複数の建物が倒壊するおそれがあると地域行政が指摘した。現地の状況について、注意深く見守っているという。

■ターミナル、閉鎖 Página Sieteの記事
ラパスの2つのバスターミナルは、それぞれ閉鎖される。カルナバル後、チャリャと呼ばれる地場宗教の習慣に従い、とられる措置だ。バスターミナルは25日は全休となり、ユンガス地方などへの便が出るミナサは24日が全休となる。ラパス市内では24日、カルナバルのパレードである「ヒスカ・アナタ」が行なわれる。


【ペルー】

■タクナ、500世帯避難 Correo Perúの記事
タクナでは依然として、500世帯が避難している。21日に過去最高の雨量を記録したこの町では、鉄砲水が発生し山から大量の泥流が市街地に流れ込んだ。4人が死亡、10人が負傷しており、多くの建物が損壊し、また水や泥に覆われた状態となっている。国や周辺自治体は、被災者向けの支援物資を今、次々と送っている。

■市場とターミナル、泥まみれ El Comercioの記事
鉄砲水、土砂災害に見舞われたタクナでは、グラウ市場とバスターミナルが、数トン規模の泥に覆われているという。市側は、こうした泥の除去に必要な、ショベルカーなどの重機が足りない状態であると発表した。政府側は今回の事態を受け、被害の大きい地域の住民の、集団移転を検討する姿勢を示している。

■サンタテレサで地滑り La Repúblicaの記事
クスコ県ラ・コンベンシオン郡のサンタテレサで、大規模な地滑りが発生した。23日に発生したこの事態で、複数の住宅が損壊し、少なくとも橋3本が壊れたという。現時点で被害概要は明らかになっておらず、人的被害が出ているかも不明だ。地域行政はサワヤコの集落の、およそ50%が損なわれたとの見方を示している。

■ラ・リベルタ、車輛転落 Perú21の記事
ラ・リベルタ県では小型トラックが、谷に転落する事故が起きた。22日午後、パタスのワイリリャスのワリュワで、地域の鉱山会社のこのトラックが、道路を外れて200メートル下に転落した。この事故でこの車輛に乗っていた4人全員が死亡したという。この車輛は、修理が必要な設備を運んでいた。


【チリ】

■イキケの英雄像、襲われる BioBio Chileの記事
バルパライソのソトマヨール広場にある「イキケの英雄像」が襲われた。22日20時頃、近くでデモが行なわれたが、この一部が暴徒化しこの像に向けて花火が投げ込まれ、また落書きがなされた。この像はペルー、ボリビアと戦った太平洋戦争の英雄をたたえるもので、セバスティアン・ピニェラ大統領はこの攻撃を非難する声明を出した。

■バスで髄膜炎感染のおそれ BioBio Chileの記事
長距離バス車内で、髄膜炎感染が起きた可能性がある。メンドサからビーニャ・デル・マールに向けたバスを利用したアルゼンチン女性が、髄膜炎を発症し死亡した。この同じ便に乗り合わせたとみられる3人に、髄膜炎とみられる症状が出ているという。現在保健省が、この同じ便に乗り合わせたほかの乗客らと連絡をとっている。


【アルゼンチン】

■エセイサ、警戒感高まる Clarínの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港では、警戒感が一気に高まった。この空港との直行便があるイタリアで、新型コロナウイルス(Covid-19)の局地的感染拡大が起きた。東アジアでの感染拡大ではまだ「対岸の火事」の様子見ムードだったが、この報道を受け保健、検疫関係者の間で緊張が高まったという。

■プエルト・デセアド事件、本人と証言 Página12の記事
サンタクルス州のプエルト・デセアドで性的暴行を受けた女性は、容疑者の1人が「本人だ」と証言しているという。海岸でこの暴行事件が生じ、4歳の息子が殺害された。警察は容疑者の男2人を一時拘束したが、司法は証拠不十分を理由にこの2人を解放している。この事件は、カルナバルを前に国内を震撼させた。

■麻疹とデングに警報 Misiones Onlineの記事
ヒネス・ゴンサレス・ガルシア保健相は、国内に麻疹(はしか)とデングの、警報を出した。同大臣は今後、国内でこの2つの感染症が、大流行に至るおそれがあると警告した。双方の感染症とも、この20年で最速のペースで現在、広がりを見せている。とくに麻疹は、接種で防げるとして未接種者、未感染者への接種を呼びかけた。

■イグアス、ホテル90% El Territorioの記事
プエルト・イグアスの主なホテルの客室稼働率はこの週末、90%に達した。イグアスの滝観光の拠点であるこの町の、この夏の稼働率は70%前後だが、カルナバル連休のこの週末は一気にこの数字が跳ね上がった。イグアス国立公園を訪れる観光客の数は22日には6700人と、昨年同時期と同規模となったという。


【エクアドル】

■アンバト、賑わう El Comercioの記事
トゥングラワ県都のアンバトはこの週末、カルナバルで賑わっている。この町では、国内ではもっとも華やかなカルナバルのパレードが開催される。今年も国内外から多くの人が、このイベントを目的にこの地を訪れた。このアンバトのカルナバルは「花と果物の祭」として行なわれている。

■グアヤキルでもパレード El Universoの記事
港湾都市グアヤキル中心部でも、カルナバルのパレードが開催された。普段はビジネス、商業街である10月9日通りを、色とりどりの山車とダンスが通り抜けた。市内のこのパレードでは、ミス・グアヤキルを選ぶ女王選挙も同時開催されている。沿道では市民らが、スプレーを撒くなどして楽しんだ。

■エル・オーロ、8度の地震 El Comercioの記事
エル・オーロ県で、23日未明からの9時間の間に8度もの地震が起きたという。観測機関によると震源は、ペルー国境に近い地域で、震源の強さはマグニチュード1.7~2.9と、いずれも規模は小さい。地表で感じる揺れは小さいものの、相次ぐ地震に地元民の間で不安が広がった。

■ガラパゴス、ボート難破 El Universoの記事
ガラパゴス諸島で23日、ボートが難破する事故が起きた。イサベラ島のビジャミル湾で、観光客の輸送などに使用されていたボートが難破し、転覆したものだ。このボートから、燃料が流出するおそれがあるとして、海軍が出動し対応にあたった。独特の生態系を育むこの諸島は、ユネスコ世界遺産に登録されている。


【コロンビア】

■難民向け医療保険を提案 Pulzoの記事
バランキージャ市長が、ベネズエラ難民向けの医療保険の創設を提案した。同国からは生活困窮を逃れ、現時点で160万人の難民が国内に流入している。同市長によると、多くの難民が国内で医療を受け、この医療費負担が甚大なものになっているという。これを補うため、ベネズエラ難民から保険料を徴収する、新たな制度を提案したものだ。

■カルタヘナ要塞、無料 Caracol Radioの記事
カルタヘナ要塞は23日、入場料を無料とする措置がとられた。カルナバル連休で、国内有数の観光都市であるこの町には、国内外から多くの観光客が訪れている。この日、特別措置で市側がこの措置をとったものだ。この要塞を中心としたカルタヘナ旧市街は、ユネスコ世界遺産に登録されている。


【ベネズエラ】

■EUが特使派遣 Infobaeの記事
欧州連合(EU)はベネズエラに特使を派遣する。今年国内では、議会の改選が行なわれる予定だが、この選挙が自由公正に行われるため、EUは調整を目的にこの特使を派遣する。この特使らは、ニコラス・マドゥロ体制側とも、協議を行なう方針だ。EUの多くの国々は、フアン・グアイド暫定政権を承認している。

■グアイド、起死回生なるか Perfilの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、3月10日のデモで起死回生を図る。昨年1月に樹立が宣言された暫定政権だが、今国内では求心力の低下が進んでいる。先月から今月にかけての外遊で、米国や欧州各国などからの支持を得たことを受け、この国民によるデモで暫定政権の浮揚を図る姿勢だ。

■米国、すべての船を阻止か Miami Diarioの記事
米国、ドナルド・トランプ政権は、ベネズエラと国外を結ぶすべての海運を阻止することを検討している。ニコラス・マドゥロ体制への制裁を強める同政権は、新たにベネズエラ産原油を輸送するロシアの企業を制裁対象に加えた。これにとどまらず、海運がマドゥロ体制を資するとして、すべての船を阻害することを検討している。

■デルシーゲートはマドゥロの害 El Nuevo Sigloの記事
米国高官は、スペインでの「デルシーゲート疑惑」は、ニコラス・マドゥロ氏の害を示すと断じた。マドゥロ体制で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏が、秘密裏にマドリードの空港で、サンチェス首相と面会したとの疑惑だ。米国はこのスペインの姿勢を批判し、マドゥロの害毒にさらされたと表した。

■援助物資闘争から1年 Noticias por el Mundoの記事
国境での援助物資闘争から、1年となった。米国などからの援助受け入れを決めたフアン・グアイド暫定政権と、この妨害を図ったニコラス・マドゥロ体制との間で起きた事態だ。結局、これらの援助物資は、国内で生活困窮に見舞われている国民の元に、届くことはなかった。一方マドゥロ体制は、この妨害を「勝利」とアピールした。

■ポルトガル、否定 Infobaeの記事
ポルトガル政府は、同国のTAPポルトガル航空に落ち度はなかったと否定した。ニコラス・マドゥロ体制下の航空当局は、同社の国内乗り入れの90日禁止を発表した。フアン・グアイド暫定大統領のおじが、同社便で爆発物を輸送していたとの指摘によるものだが、ポルトガル政府がこれを否定した。このおじは今、拘束を受けている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、待期期間終了 EFEの記事
ブラジルでは中国、武漢から帰国した58人の待期期間が終了した。新型コロナウイルス(Covid-19)の流行を受け封鎖されたこの町で足止めされたこれらの人々は、チャーター機で帰国していた。軍の施設で隔離された状態で待機していたが、14日が経過し、今後日常生活に戻れるようになるという。

■トクメン空港、ウイルス対策 Telemetroの記事
パナマシティのトクメン国際空港では、ウイルス対策が強化された。東アジアで新型コロナウイルス(Covid-19)の感染が広がっていることを受けた措置だ。到着した乗客の中に、このウイルスによる肺炎などの症状が疑われる場合、保健当局がより迅速な対応をとれる体制を構築したという。現時点で国内では、感染例は報告されていない。

■エルサルバドル、対応の手引き Diario1の記事
エルサルバドル保健省は、新型コロナウイルス(Covid-19)への対応の手引きをまとめた。国内でも、空路で到着した乗客にこのウイルス感染の症状が現れ、隔離するケースが相次いだ。今後も、同様の事態が続くとみられ、保健省はこうした状況に現場がどのように対応するか、手引きをまとめた。

■パラグアイ、パンデミック懸念 El Informadorの記事
パラグアイでは、デングのパンデミックが懸念されている。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、アスンシオン首都圏を中心に広がり、地方でも感染が激増中だ。パンアメリカン保健機構は、今シーズンこの感染症がラテンアメリカで劇的に広がる可能性を示しており、パラグアイがこの震源になるおそれがあると警告している。

■ニカラグアでデモ Infobaeの記事
ニカラグアでは「統制されたデモ」が22日、行なわれた。国内では2018年4月から反政府行動が激化したことから、ダニエル・オルテガ政権はすべてのデモを「テロ」とみなして弾圧を加えている。こうした弾圧で捕えられた「政治犯」の開放を求めるデモが行なわれたが、この動きは警察により、事実上の統制を受けた状態だった。

■セアラ州で51人死亡 El Universoの記事
ブラジル北東部のセアラ州では、2日間で51人が死亡する事態となった。国内では22日からカルナバルが始まったが、これに合わせるように同州では警察官らが、賃上げを求めた激しいデモを行なった。このデモにからむ治安維持が損なわれ、多くの殺人事件が発生したという。

■ウルグアイ、キューバ人らがデモ 14 y Medioの記事
ウルグアイでは、同国に居住するキューバ人らが、デモを行なった。22日、モンテビデオのキューバ大使館の前で行なわれたものだ。キューバの反体制指導者が、ウルグアイを訪問する予定だった。しかし共産党政権がこの人物の出国を認めず、訪問がキャンセルされた。この「弾圧」に対する抗議デモだ。

■キューバ、クロケットが人気 Ciber Cubaの記事
キューバでは今、揚げ物料理のクロケットの人気が高まっている。国内では、米国からの経済締めつけの影響でさまざまな物資の不足感が広がっている。豚肉などの食肉が不足していることもあり、魚などのクロケットが、蛋白源として多くの国民を惹きつけているという。物資不足はさまざまな分野で、全国に拡大している。

■エンブラエル190型機、デビューへ Aviacionlineの記事
アマスソナス・ウルグアイは、新たに調達したエンブラエル190型機の運用を、開始する。同社は50人乗りのボンバルディア機を主力としていたが、より大型のこの機材を導入した。モンテビデオとパラグアイのアスンシオン、ボリビアのサンタクルスとを結ぶ路線に、この新機材を投入するという。


【国際全般】

■トルコで地震被害 BioBio Chileの記事
トルコ東部のヴァンで23日朝9時23分頃、やや強い地震が起きた。震源は、トルコ国境から10キロのイラン国内で、震源の強さはマグニチュード5.7だ。この地震でヴァンではこども3人を含む8人が死亡し、5人が負傷している。またイラン国内でも、25人が負傷したと現地メディアが報道している。



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