2020.02.25

【ボリビア】

■ティキパヤに応援続々 La Razónの記事
泥流被害に見舞われたコチャバンバ県のティキパヤに、応援が続々と入っている。市街地の広い範囲が泥に覆われる被害を出したこの町の復旧のため、軍のほかラパス、オルーロ県から消防が現地入りした。現時点で25棟の住宅が全半壊し、18棟が浸水し、95世帯が避難を続けている。

■タキニャ川、氾濫再発のおそれ Página Sieteの記事
ティキパヤの泥流被害を招いた、タキニャ川の氾濫が再発するおそれがあるという。コチャバンバ県の母なる大地局が警告したものだ。この川は「暴れ川」として知られ、氾濫が繰り返されている歴史がある。行政は治水を進めてきたが追いつかず、新たな措置を講じるまでの間に、新たな氾濫がおきる可能性があるとした。

■ケリャケリャ、16棟倒壊 La Razónの記事
ラパスのケリャケリャでは、16棟の建物が倒壊した。この地では、大規模な地滑りが生じた。ルイス・レビジャ市長によると、この地では古い過去にも同様の地滑りが生じていたことが、記録として残されているという。潜在的な地盤のリスクがある可能性があるとして、ラパス市は対応する姿勢だ。

■ルレナバケ、増水続く El Díaの記事
ベニ県のアマゾン観光の中心地ルレナバケでは、ベニ川の増水が続いている。雨季による雨の増加による現象で、ルレナバケの港湾はこのため使用できなくなっている。またベニ県内ではバリビアン郡やサンボルハで、やはり川の増水が生じ、氾濫の危険性が増している状態だ。

■アニェスに厳しい評価 Página Sieteの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領に対し、国民からは厳しい評価が下っている。メルカドスが行なった世論調査で、同政権を「信用しない」と答えた国民が47%と、前回調査の41%から6ポイント増加した。とくに同大統領が、5月3日の大統領選に突然、出馬することを表明したことに、多くの国民が懸念を抱いていることが明らかになった。

■アルセ氏、40%目指す Página Sieteの記事
モラレス派のMASから大統領選に出馬するルイス・アルセ氏は、第一ラウンドでの40%得票を目指す。各社世論調査で同氏はトップを走るが、決戦に至った場合、いずれの右派候補にも敗れるとの予想が出そろった。第一ラウンドで決めるため、40%を得票し、2位以下に10ポイントの差をつけたいとした。

■ロドリゲス議員、一本化が必要 El Díaの記事
右派政党UDのエドウィン・ロドリゲス議員は、右派候補の一本化が必要と強調した。5月3日の大統領選で、右派候補が乱立状態となっている。この状況を放置すれば、モラレス派であるMASが、漁夫の利的な勝利を収める可能性があると警告した。右派有力者の間で、一本化の必要性の指摘が相次いでいる。

■プマリ氏、26日に重要発表 Página Sieteの記事
ポトシの市民団体を率いたマルコ・プマリ氏が、この26日に「重要なことを発表する」と予告した。同氏はルイス・フェルナンド・カマチョ氏の陣営に加わり、副大統領候補となっている。カマチョ氏は今、右派候補の一本化に言及しており、この出馬などに関する新たな動きとなる可能性がある。

■オルーロ、半分も埋まらず La Razónの記事
オルーロのカルナバルの際、市内の主なホテルの客室稼働率は35~40%にとどまった。ユネスコ無形文化遺産のこのイベントは毎年、多くの観光客が訪れる。しかし今年は、昨年11月の「政変」の影響と、東アジアで広がる新型コロナウイルス(Covid-19)の拡大で、旅行などを取りやめる人が続出したとみられる。

■ヒスカ・アナタ開催 La Razónの記事
ラパスではカルナバルのパレード「ヒスカ・アナタ2020」が24日、開催された。オルーロのカルナバルのパレードの翌々日に毎年、行なわれているものだ。モレナーダやカポラルなどのメジャーダンスに加え、ラパス伝統のダンス「チュータ」のキャラクター「ペピーノ」が会場を盛り上げた。


【ペルー】

■サンタテレサ、30人不明か El Comercioの記事
大規模な鉄砲水、土砂災害に見舞われたクスコ県のサンタテレサでは、30人が不明になっているとみられる。土石流が住宅地に流れ込み、少なくても290の建物が被害を受けている。被害規模が大きく、概要は明らかになっていないが、現時点で1人の死亡が確認されている。被害地域の人口は、1500人だ。

■アレキパ、正面衝突事故 Correo Perúの記事
アレキパ県で24日13時30分頃、バス同士の正面衝突事故が起きた。カルピオ社とサンティリャナ社のバスの便が起こした事故で、これまでに12人が死亡、68人が負傷している。現在この事故の原因などについての調べが進められているが、サンティリャナ社のバス車輛は、自賠責保険に加入していなかった。

■乗船の9人、感染なし El Comercioの記事
クルーズ船「ダイアモンド・プリンセス」に乗船していたペルーの9人に、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染はないという。在日本の大使館が9人と連絡を取り確認したと、外務省が明らかにした。これら9人は、乗務員としてこの船に乗っていた。また外務省は、新たにこのウイルスの拡散がみられたイタリアからの入国者に、検疫を実施する方針を示した。


【チリ】

■ビーニャ・デル・マールで衝突 Telesur TVの記事
第5(バルパライソ)州のビーニャ・デル・マールで23日、大規模な衝突が起きた。カルナバルの開始に合わせこの町では、大きな音楽イベントが開催される。これに合わせ、昨年10月から続く社会闘争によるデモが行なわれたが、これが暴徒化し警官隊と激しい衝突を起こすに至った。政府側はこれを受け、この町の警察官を増員した。

■ビーニャ・デル・マール、22人逮捕 BioBio Chileの記事
ビーニャ・デル・マールの社会闘争で、合わせて22人が逮捕された。音楽イベントに合わせて行なわれた、150人規模のデモが暴徒化したものだ。警官隊との衝突の現場にあるホテル・オイヒンスでは、正面入り口のガラス製のドアが破壊されるなどのバンダリスモ(破壊行為)が報告されている。

■ダイアモンド・プリンセスから帰国 BioBio Chileの記事
クルーズ船「ダイアモンド・プリンセス」で長期間にわたり足止めされたチリの2人が、帰国した。横浜港に停泊したこの船から、検査で陰性になった者らは下船している。この船に乗っていたチリの2人がこの条件を満たし、国内に戻ったという。2人は念のため、サンティアゴの医療機関でしばらく待機するという。

■バルディビア、イタリア人隔離 BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州都バルディビアで、45歳のイタリア人女性が隔離されている。この女性は21日にチリに入国し、この町を訪れた。新型コロナウイルス(Covid-19)の症状を示していることから、この措置がとられているものだ。現在イタリア北部でこの感染症の広がりが報告されるが、この女性がこの地域を訪れたかどうかは不明だ。

■バルディビア、祭への不安 BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州都バルディビアでは、祭への不安が高まっている。この29日、この町では伝統の祭「バルディビアの夜」が開催予定だ。しかし昨年10月18日からの社会闘争の長期化で、この祭の際にも何らかの抗議行動などが起きる可能性がある。23日にはビーニャ・デル・マールで、音楽祭に合わせたデモの暴徒化が起きた。


【アルゼンチン】

■イタリア線、検疫実施 Télamの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港では、イタリアからの便の乗客らに対する検疫が実施されている。同国北部で、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が報告されている。この影響が国内に及ぶことを防ぐため、検疫を実施していると保健省が明らかにした。イタリアからの直行便があるのは、国内ではこの空港だけだ。

■デングと麻疹に留意を Perfilの記事
感染症の専門家は国民に対し、デングと麻疹(はしか)への警戒を呼びかけた。新型コロナウイルス(Covid-19)に対する警戒感が国内で広がるが、専門家は今はむしろデング、麻疹のほうが差し迫った脅威となっていると指摘した。パンアメリカン保健機構はデングが今季、大流行する可能性を示し、麻疹も感染者が昨年後半以降で144件に達した。

■牛肉輸出、30%減 Infobaeの記事
国内からの牛肉輸出は、30%の減少となっている。近年、中国向けの輸出が急増する中、同国で新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が生じたことから、物流に滞りが生じた。この影響で、牛肉輸出の大幅な減少が生じているもので、生産者によると単位当たりの取引価格も下落しているという。

■コルドバで麻疹確認 La Radio 102.9の記事
コルドバでも初となる、麻疹の感染例が報告された。国内では昨年後半以降144件の感染が報告されているが、その大半はブエノスアイレス都市圏とブエノスアイレス州だ。コルドバの保健局によると、州内に住む41歳の市民の感染が確認された。国内では反ワクチン主義の保護者を持つ子などの間に、感染が広がっている。

■古い客車9輛、レストアへ Télamの記事
古い鉄道の客車9輛がレストアされるという。旧国鉄が1950年代から60年代に導入したこれらの客車は、国内の車庫にそのまま放置されている。交通省はこれらの車輛をレストアし、博物館に展示する方針を示した。この中には、フアン・ドミンゴ・ペロン元大統領の「お召列車」も含まれるという。

■2州、マリファナ協力 Infobaeの記事
フフイ、コリエンテスの2州は、マリファナ(大麻草)についての協力の覚書を交わした。両州はともに、国内で解禁される見通しの医療用マリファナの生産に意欲を示している。この分野での協力関係を構築するための合意だ。南米ではウルグアイでマリファナが合法化され、チリやコロンビアなどで医療用のマリファナが解禁されている。


【エクアドル】

■マチャラ、40%浸水 El Universoの記事
エル・オーロ県都のマチャラでは、40%が浸水したという。地域行政側が明らかにしたものだ。この町では22日午後、局地的な大雨が降り、市街地の浸水が相次いだ。この事態で、人や建物への被害は報告されていないが、62人が自主的に避難したという。市側は2個所に避難所を設け、対応した。

■幹線道路2個所、土砂の被害 El Comercioの記事
国内では24日の時点で、幹線道路2個所が土砂災害の影響で不通となっているという。交通公共事業省が明らかにしたものだ。キト近郊のピチンチャ県内の1個所と、サント・ドミンゴとコスタ(海岸)を結ぶ道路でこの事態となっている。カルナバル連休明けのUターンラッシュが予想されており、同省は通行者に注意を呼びかけている。


【コロンビア】

■航空利用、4120万人 Portafolioの記事
コロンビアでは2019年、4120万人が航空便を利用した。民間航空局が明らかにした数字で、前の年よりも345万人、率にして9.1%の増加となっている。国内では大手のアビアンカ、LATAMコロンビアなどに加え、ビバ・エアやEasyFlyなどのLCCの市場拡大も起きている。この年、新たに40の路線が開設された。

■FARC、カセロラソ実施へ Caracol Radioの記事
コロンビア革命軍(FARC)はボゴタで25日18時から、鍋などを打ち鳴らすデモ「カセロラソ」を行なう。和平合意で合法政党となったこのFARCだが、この和平以後に元戦闘員らが殺害されるなどの事件が頻発していることに、抗議するための行動だ。政府側に対し、和平の合意内容の履行を訴える。


【ベネズエラ】

■リオ協定サミットに派遣 El Carabobeñoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、リオ協定のサミットに、カルロス・パパロニ議員を派遣することを明らかにした。リオ協定は米州機構の防衛の枠組みで、ニコラス・マドゥロ体制側は脱退したが、グアイド暫定政権が加盟を発表していた。このサミットでは組織犯罪対策などが話し合われる予定だ。

■米国、さらなる制裁へ Infobaeの記事
米国政府は、ベネズエラの原油産業関係の企業などへの、新たな制裁を発動する姿勢だ。今月米国は、ベネズエラ産原油を輸送していたロシアの石油会社を、新たにこの制裁リストに加えた。さらにこの範囲を拡大する姿勢を示したもので、マドゥロ政権への原油関連での「収入」を断つ姿勢だ。

■ロペス氏の放擲を依頼か Libertadの記事
ニコラス・マドゥロ体制下で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏は、スペインのサンチェス首相に、レオポルド・ロペス氏の「放擲」を依頼したとみられる。マドリードの空港で両者が面会したことが明らかになっている。マドゥロ氏の政敵であるロペス氏は今、カラカスのスペイン大使館に身を寄せている。

■IMF、難民にプラスの評価も Portafolioの記事
国際通貨基金(IMF)は、ベネズエラ難民に、プラスの評価もしている。ニコラス・マドゥロ体制の経済質性による困窮を逃れ、多くの国民が国外に流出し難民化している。160万人を受け入れたコロンビアでは混乱も生じているが、一方でこの人口増加でコロンビア経済には成長を加速させる要因にもなっていると説明した。

■3人に1人が飢餓に直面 Infobaeの記事
ベネズエラ国民の3人に1人は、飢餓に直面しているという。国連側が分析した内容だ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政により、多くの国民の生活が困窮している。人口の3分の1にあたる930万人が、栄養不足などにすでに陥っていると国連は報告した。食料を含む物資不足はすでに、数年にわたり国内で続いている。

■レケセンス氏、拘束566日 El Sigloの記事
野党議員のフアン・レケセンス氏は、拘束からすでに566日となったという。同氏の父親が、この長期間にわたる拘束を憂えたものだ。同氏はニコラス・マドゥロ体制側から、テロ企図を一方的に指摘され、2018年8月に拘束された。昨年12月から裁判が行なわれているが、非公開のため内容は明らかにされていない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチで衝突、2人死亡 Infobaeの記事
ハイチの首都ポルトー・プランスで23日、衝突が起きた。賃金などに不満を抱える警察官らがデモを起こしたが、これを制圧しようとした軍側との間で、あたかも市街戦のような状況となったという。この事態で、2人が死亡し、少なくとも12人が負傷している。国内では昨年以降、モイーズ政権の退陣を求めるデモの暴徒化などが繰り返されている。

■ハイチ、カーニバル中止 RTの記事
ハイチ国内のカーニバルの行事、イベントは中止された。23日、ポルトー・プランスで警察のデモ隊と軍との間での激しい衝突が生じ、多くの死傷者を出した。政府側はこの事態を重く見て、一連のカーニバル行事の中止を判断した。政府側は警察、国民に対して冷静な対応を呼びかけている。

■セアラ州、殺人激増 Diario Panoramaの記事
ブラジル北東部のセアラ州では、殺人が激増している。昨年2月、同州内では殺人が164件起きたが、今年はすでに286件に達している。州内では賃金や待遇に不満を持った警察官らがこの19日からストライキに入っており、このスト直入後に殺人数が激増しているものだ。治安維持のため、軍の兵らが投入されている状態となっている。

■ニカラグア、軟禁措置か Infobaeの記事
ニカラグアで、野党関係者が自宅軟禁状態となっているという。ダニエル・オルテガ政権に対峙する勢力の関係者10人が、警察などに阻害され自宅から出られなくなっているという。国内では2018年4月から反政府デモが続いたが、オルテガ政権はすべてのデモを「テロ」とみなして激しい弾圧を加えている。

■ホンジュラスにも難民 El Heraldoの記事
ホンジュラスにも「ニカラグア難民」が押し寄せているという。ダニエル・オルテガ政権による野党、市民に対する弾圧が強まった2018年以降、国内に移る同国民が増加しているものだ。今年に入ってからも、すでに29万1千人が国内に移り住んだ。同国からはコスタリカへも、同様の「難民」の移動が続いている。

■ベネズエラとは距離を置く France24の記事
3月1日にウルグアイの大統領に就任するルイス・ラカジェ・ポウ氏は、ベネズエラとは「距離を置く」姿勢を示した。現在の左派のバスケス政権はニコラス・マドゥロ体制に対し擁護的姿勢だ。しかし右派のラカジェ・ポウ氏はこの姿勢を転換することを明言した。同様に左派のキューバ、ニカラグアとも距離を置く姿勢だ。

■パラグアイ、対策強化 ABC Colorの記事
パラグアイ保健省は、新型コロナウイルス(Covid-19)への対策をさらに強化する姿勢だ。新たにイタリア北部でこの感染症の拡大が起きたことを受けたものだ。イタリアには多くのパラグアイ移民が居住しており、国内との結びつきも強い。欧州で感染がさらに拡大する可能性を踏まえ、対策を強める姿勢を示した。

■ボウソナロ警備兵に6年の刑 El Diarioの記事
スペインの司法は、ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領の警備にあたっていた兵に対し、6年の刑を言い渡した。この兵は昨年6月、セビージャの空港で39キロのコカインを保持していたとして逮捕されていた。裁判所は8年の求刑に対し、6年の刑を言い渡している。同時に100万ユーロの罰金支払いも命じた。

■エンドウ豆を代用 Periódico Cubanoの記事
キューバでは、フリホーレス(インゲン豆)の代わりに、エンドウ豆が使用されているという。フリホーレスは、キューバ国民の食卓に欠かせない食材だ。現在国内東部を中心に、この食材が品薄となっている。市民や飲食店はやむを得ず、エンドウ豆を代用している状態だ。国内では米国からの経済締めつけの影響で、特定品目の物資不足が生じている。

■犬への性的虐待で有罪 BioBio Chileの記事
コスタリカで、犬に性的虐待をした男に有罪が言い渡された。この55歳の男は2017年、飼い犬の雌犬に対し、少なくとも2度にわたり性的虐待をしたという。サンホセの裁判所は、この男の行為が動物虐待にあたると判断し、1年の刑を言い渡した。男はこの犬は自分の「愛人」であり、罪には当たらないと主張していた。



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