2020.02.27

【ボリビア】

■ラパスで感染疑い El Díaの記事
ラパスで新型コロナウイルス(Covid-19)の感染疑い事例が報告された。保健省の感染症局によると、14日前まで中国にいた32歳の男性に、感染の症状がみられるという。この男性の容体は落ち着いており、検体の検査が進められている。国内ではコチャバンバで疑られる事例報告があったが、後に否定された。

■コロナウイルスの可能性高い La Razónの記事
アニバル・クルス保健相は、ラパスで報告された新型コロナウイルス(Covid-19)の感染疑い例について、この感染である可能性が高いとの見方を示した。26日午後、ラパスで会見を開き明らかにしたものだ。男性は中国滞在後、韓国、アラブ首長国連邦、ブラジルを経由して国内に到達していた。

■国境閉鎖はしない El Díaの記事
カレン・ロンガリック外相は、国境閉鎖はしないと断じた。隣国ブラジルで、南米初となる新型コロナウイルス(Covid-19)の感染例が報告された。国内で、このウイルスへの不安が高まる中、国境封鎖論が出されている。しかし同外相はこれを否定し、検疫体制の強化などを図る方針を示している。

■ティキパヤ、泥流再発のおそれ Los Tiemposの記事
コチャバンバ県のティキパヤでは、大泥流が再発するおそれがある。先週末、タキニャ川の氾濫で甚大な被害を出したが、再びこの川が暴れる危険性があると指摘されたものだ。公共事業省によると、この26日早朝に、小規模の氾濫がやはり生じていたとみられるという。現在この町では、災害からの後片づけが続いている。

■コルソ・デ・コルソス、延期 Página Sieteの記事
コチャバンバのカルナバル行事「コルソ・デ・コルソス」は、3月14日に延期される。通常この祭は、オルーロのカルナバルの1週間後に行なわれ、今年はこの29日の予定だった。しかし県内のティキパヤで、大泥流被害が生じたことから、主催側とコチャバンバ市が、延期を決定したものだ。

■モラレス氏、暴動雇い El Díaの記事
ラパス検察のアントニオ・コッシオ氏は、エボ・モラレス氏側が暴動を起こした者を雇い入れたことを明らかにした。昨年11月、モラレス氏が辞任した後にラパス、コチャバンバ県で暴動が起きた。この際、モラレス氏側が暴動を起こすことを求め、人々を雇い入れていたことを確認したという。モラレス氏には、暴動企図やテロなどの容疑がかけられている。

■対アルセ氏、捜査本格化 La Razónの記事
モラレス派のMASから大統領選に出馬する、ルイス・アルセ氏に対する捜査が本格化する。検察が明らかにしたものだ。同氏については、経済相を務めていた際に、インディヘナ基金の公金を横領した疑いが浮上している。選挙法廷(選管)はこの容疑に基づく、選挙資格停止の措置はとらなかったが、検察は捜査を続けるとした。

■メサ氏、プマリ氏を心配 Página Sieteの記事
大統領候補のカルロス・メサ氏は、ポトシの市民団体を率いたマルコ・プマリ氏について心配しているとした。プマリ氏は、カマチョ氏のもとで副大統領候補となっているが、26日に「重要な発表をする」と述べ、観測が広がっている。メサ氏によると、現時点でプマリ氏と連絡がとれなくなっているという。

■東西動脈、通行を再開 Los Tiemposの記事
国内の東西を結ぶ動脈の通行が、再開された。サンタクルスとコチャバンバを結ぶ新道の難所エル・シジャルで土砂災害が生じ、すべての車輛通行が規制されていた。工事が完了し、通行が再開されたという。コチャバンバのバスターミナルによると、サンタクルスに向かうバスの便も、通常体制に戻ったという。

■若手歌手が急死 La Razónの記事
ラパスの音楽グループのボーカリストの男性が、急死した。ラ・ドシス・ペルフェクタのカルロス・ドゥランさんが25日早朝、市内のフェロベニの建物の4階から転落したという。この日の未明まで市内のナイトクラブで演奏を行なっており、帰宅直後に何者かとケンカし、もみ合いの末転落したとみられる。


【ペルー】

■泥流の原因は氷河崩落 Correo Perúの記事
クスコ県のサンタテレサで起きた大泥流の原因は、氷河崩落だった。サルカンタイ川が急にあふれ、これまでに4人が死亡、13人が不明となっているものだ。アンデス山脈の氷河が崩れ、大量の水がこの川に流れ込んだことから、この災害が起きたと環境省が結論づけた。背景に、地球規模の温暖化があるという。

■感染疑い、37件 El Comercioの記事
国内では現時点で、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染疑い事例が37件、報告されているという。保健省が明らかにしたものだ。現時点で感染確認はなく、国内上陸は確認されていない。アレキパ県のマタラニ港では、中国船の乗組員の感染疑い事例が報告されたが、同省はこの感染を否定した。

■アレキパ県で土砂災害 El Comercioの記事
アレキパ県で鉄砲水、土砂災害が発生した。パウカパルタで起きた事態で、一時2000人が孤立する状態となった。県側によると、この事態で合わせて81棟の住宅に被害が及び、うち2棟は全壊の状態だという。この災害で、合わせて405人の住民が被害を受けており、県側が支援の準備を進めている。

■チンチェロ、影響軽減策 El Comercioの記事
交通通信省は、専門家の意見もとに影響の軽減策をとるとした。クスコのバジェ・サグラド(聖なる谷)のチンチェロに、新空港が建設される。しかしこの空港が、マチュピチュ遺跡やインカ古道(カパック・ニャン)などに影響を及ぼすおそれがあるとの指摘がある。この影響を避けるため、最大限の措置をとるとした。


【チリ】

■新たな感染疑い BioBio Chileの記事
バルパライソで、新たな新型コロナウイルス(Covid-19)の感染疑い例が報告された。市内の病院に入院している19歳の女性が、感染した可能性があるという。この女性は、感染が拡大しているイタリア北部を訪れ、帰国したばかりだった。バルディビアでも、イタリアから来た女性の感染疑いが浮上している。

■ビーニャ・デル・マール、テロとして捜査か BioBio Chileの記事
先週末、ビーニャ・デル・マールで起きた事件について、当局側は「テロ」として捜査する可能性がある。反政府行動のデモが激化、暴徒化し、車輛が燃やされたり建物の一部が破壊されるなどの行ないがあったものだ。カルナバルイベントに合わせた動きだが、捜査当局は暴徒化の程度が甚だしいことなどから、テロの適用の可能性を示した。


【アルゼンチン】

■対ウイルスのプロトコル Infobaeの記事
国内でも、新型コロナウイルス(Covid-19)に対するプロトコルが始動した。隣国ブラジルで、南米初となるこのウイルスが確認された。これをうけ保健省は、感染者または感染が疑われる事例が生じた際の対応プロトコルを発動した。現時点で国内では感染者はいないが、サンフアン州で感染が疑われる事例が生じている。

■航空各社も対応 Infobaeの記事
航空各社も、新型コロナウイルス(Covid-19)に対する対応を強めている。直行便のあるイタリアでの感染拡大、隣国ブラジルでの感染例が報告されたことを受けたものだ。各社は対応時の感染抑止を図るだけでなく、このウイルスを理由に旅程を変更、キャンセルする申し出にも柔軟に応じている。

■マスクとアルコール、需要増 La Nacionの記事
新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大を受け、国内でもマスクや消毒用アルコールの需要が急増している。これらの品々は世界的に需要が増え、今は品薄感が広がっている。国内でも同様の状況で、売り切れ状態の薬局、ドラッグストアが続出しているという。国内生産メーカーも、増産体制をとっている。

■ラカジェ・ポウ氏と電話会談 Télamの記事
アルベルト・フェルナンデス大統領は、3月1日にウルグアイ大統領に就任するルイス・ラカジェ・ポウ氏と電話会談したという。フェルナンデス大統領は就任式の欠席を発表しているが、ラカジェ・ポウ氏に対し「よりよい関係を構築したい」と述べたという。外務省はこの会談が、前向きに進められたと評価した。


【エクアドル】

■4か国からの検疫実施 El Comercioの記事
保健省は中国、韓国、イラン、イタリアから来た人に対する検疫を実施することを明らかにした。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大を受けた措置だ。ブラジルで感染例が生じたことで、国内でもにわかに緊張が高まっている。保健省は、このウイルス感染者の入院治療を行なう15の病院を同時に、指定した。

■29日まで雨に注意 El Comercioの記事
気象機関は国内に対し、この29日まで大雨に注意するよう呼びかけた。国内では先週以降、各地で大雨が降り、川の氾濫や土砂災害などが相次いでいる。同機関によると、雨が降りやすい状況はこの週末まで続く予報だ。とくにコスタ(海岸)では、降り続いた雨で地盤が緩んでいる地域があるとみられ、注意が必要とした。


【コロンビア】

■対ウイルス、150億ペソ Caracol Radioの記事
保健省は、新型コロナウイルス(Covid-19)に対する緊急予算を150億ペソ計上した。世界的にこのウイルスが広がり、ついに南米で初のケースとなるブラジルでの感染が明らかになった。国内に影響が及ぶのは時間の問題とみられており、保健省はこの対策予算を緊急に計上したものだ。

■ウイルス、ニンニクに影響 Caracol Radioの記事
新型コロナウイルス(Covid-19)は、国内で流通するニンニクに影響を及ぼしている。国内市場では中国産のニンニクが高いシェアを示すが、このウイルス拡大で同国からの輸入が滞っている。このため国内ではニンニク価格の高騰がすでに生じている状態だ。ウイルス拡散前に比して、価格は倍近くに跳ね上がっている。


【ベネズエラ】

■在コロンビア難民、177万人 Infobaeの記事
コロンビアに身を寄せるベネズエラ難民の数は、177万1237人となったという。同国移民局が、昨年12月末時点の数字を示したものだ。このうちの58%は、違法入国の状態となっている。同国は難民向けに合法滞在や正規雇用を得られるための措置を発動しているが、正規雇用を得た難民は全体の25%にとどまる。

■ペルー、対難民のデモ Noticieroの記事
ペルーでは、ベネズエラ難民流入に反対するデモが行なわれた。同国にも国内を逃れたベネズエラ国民が多く身を寄せている状態だ。しかし、こうしたベネズエラ人による組織的な犯罪の多発などが報告されている。リマでは数百人が街路を歩き、マルティン・ビスカラ大統領にベネズエラ人の入国禁止を求める声を上げた。

■ELNとの戦闘、4人死亡 Caracol Radioの記事
コロンビアのゲリラ組織民族解放軍(ELN)と、ベネズエラ軍との間で交戦があったという。コロンビア国境地域で起きたもので、軍側はELNの戦闘員4人を殺害したと発表した。ELNはコロンビア国内でのテロ活動などを活発化させているが、同時にベネズエラ国内で、戦闘員のリクルート活動を強めていることが指摘されている。

■カリブ海で海賊被害 Caracol Radioの記事
カリブ海で、ベネズエラ船が海賊の被害に遭った。24日未明、アンソアテギ州の沖で、航行中の船が海賊船に襲われた。この船の54歳の船長は、この海賊による発砲で死亡した。海賊は、この船から2万ドル相当の現金を奪い、逃げたという。この船にはコロンビア国籍の7人、ベネズエラの2人、キューバの1人が乗っていた。

■ドゥケ、公正選挙を訴える El Carabobeñoの記事
コロンビアのイバン・ドゥケ大統領は、ベネズエラの早期の自由公正選挙の実現を訴えた。同大統領は、ニコラス・マドゥロ独裁簒奪体制の継続が、同国のみならず地域全体に悪影響を及ぼしていると指摘した。この打開を図るためには、自由公正選挙を通じ、円滑に新体制に移行することしかないと断じた。

■ロドリゲス氏、偽名使用か La Razónの記事
ニコラス・マドゥロ体制下で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏は、偽名を使用した可能性がある。欧州連合の制裁対象の同氏が、マドリードの空港でサンチェス首相と面会したことが「デルシーゲート」としてスキャンダル化している。同氏はシェンゲン協定のシステムにおいて、偽名で入国の手続きをとった可能性が高いという。

■血友病患者、相次ぐ死 Descifradoの記事
国内では今もなお、血友病患者の死が相次いでいる。ヌエバ・エスパルタ州で、新たに4人が死亡したことが報告されたものだ。血友病患者は、病状の悪化を抑えるため医薬品を必要とする。しかしニコラス・マドゥロ体制の経済失政による物資不足で医薬品が入手できず、こうした死亡事例が相次いでいるものだ。

■対ウイルス、もっとも脆弱 NTN24の記事
専門家は、ベネズエラが地域でもっとも脆弱であると警告した。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が続いているが、世界保健機関(WHO)は医療体制が脆弱な国での、爆発的感染拡大の可能性を指摘している。専門家は、この可能性がもっとも高い国が、ラテンアメリカではベネズエラであると断じた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジルで初の感染者 Caracol Radioの記事
ブラジルで、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染者が確認された。25日、同国保健省が明らかにしたものだ。感染が広がるイタリア北部を仕事で訪れた、サンパウロ市内に住む60代の男性の感染が確認されたという。この感染例は、同時にラテンアメリカ初の感染事例でもある。

■サンパウロ市場に反応 BioBio Chileの記事
ブラジル、サンパウロの株式市場にはすぐ反応が現れた。25日、同国で初めてとなる新型コロナウイルス(Covid-19)の感染例が報告された。この報道を受け26日、サンパウロ市場は値下がりし、指数は5.12%の下落となっている。このウイルス拡大による世界市場での下落の流れに、拍車をかける形となった。

■パラグアイ国境で感染疑い La Naciónの記事
ブラジルのパラグアイ国境の町ポンタ・ポランでも、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染疑い事例が報告されている。ブラジル国内では散発的な疑い事例が報告されていたが、この報道にパラグアイ国内では緊張が走った。疑われているのはこの町に住む24歳の男性で、タイから帰国したばかりだという。

■エルサルバドル、入国制限 El Universoの記事
エルサルバドルは、韓国、イタリアから到着した者の入国制限などを明らかにした。ナジブ・ブケレ大統領が自ら発表したものだ。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大を受け、韓国全域、イタリアの感染拡大地域からの入国者についても、30日間の検疫を実施する。同国はすでに、中国からの来訪者の入国禁止措置をとっている。

■パラグアイでもマスク需要急増 ABC Colorの記事
パラグアイでも、マスク需要が急増している。新型コロナウイルス(Covid-19)の世界的感染拡大で、世界的にマスクの需要が伸びているが、国内でも需要が増え、生産者が生産量を増やしている。とくにブラジルの国境の町、ポンタ・ポランで感染疑い例が生じたことで、国内でさらに需要増が起きる可能性が高まった。

■植物園、観光解放 Periódico Cubanoの記事
キューバは、国立植物園のキャノピー(林冠)を観光向けに解放する。キャノピーは太陽光を直接受ける高木の枝葉が茂る森林の部分だ。ケーブルを使用したアトラクションが設けられ、このキャノピーを真下に眺める体験ができるようになるという。このアトラクションは、3月開始の予定だ。

■メキシコ、航空貨物減 Informadorの記事
メキシコからの航空貨物が、落ち込みを見せた。2019年の貨物輸送は、前年比で7.3%のマイナスとなっている。これは新型インフルエンザの影響を受けた2009年以来、初めてとなる減少だ。国内経済の停滞感が影響したとみられる。また今年は、現在も収束の見通しが立たない新型コロナウイルス(Covid-19)の影響を受ける可能性がある。


【国際全般】

■ターキッシュ、イラン線休止 Anadolu Agencyの記事
ターキッシュ・エアラインズは、イラン路線の休止を決めた。トルコ国内と、イラン国内を結ぶすべての路線について、当面運航を見合わせるという。イラン国内で新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が続いていることをうけた措置だ。同社は同様に、中国路線についても休止、減便の措置をとっている。



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