2020.02.29

【ボリビア】

■メキシコ、情報開示求める La Razónの記事
メキシコ政府は米州機構に対し、情報開示を求めた。ワシントン・ポスト紙が、10月20日の選挙で不正はなかったとの専門家分析結果を示した。米州機構は監査で、エボ・モラレス氏が自身の当選を防いで導いたとの結論を出しており、モラレス氏側に近いメキシコ政府が、説明を求めたものだ。

■ヌニェス大臣「不正はあった」 Página Sieteの記事
大統領府のジェルコ・ヌニェス大臣は、不正はあったと断じた。ワシントン・ポスト紙が、先の選挙で不正はなかったとの分析結果を示した。これに対し、同大臣はあらためて「エボ・モラレス政権による組織的不正があった」との見方を示し、この分析結果に対する疑義を示した。

■アルマグロ「誤報だ」 La Razónの記事
米州機構のルイス・アルマグロ総裁は、ワシントン・ポスト紙の報道について「誤報だ」と切り捨てた。米州機構が監査で指摘した昨年10月20日の選挙の不正を、専門家分析で否定したものだ。アルマグロ総裁はこの報道について、「事実の誤認がある」との見方を示し、同機関の監査が正しいとの見方を示した。

■検察、新たな捜査開始 La Razónの記事
検察は、エボ・モラレス氏、アルバロ・ガルシア・リネーラ氏に対する新たな捜査を開始した。モラレス政権瓦解後、国内では抗議闘争の嵐が吹き荒れた。この暴力的行動について、モラレス氏、ガルシア・リネーラ氏ら元政権側が指揮、指示したとの容疑が高まったものだ。両氏にはすでに、テロ企図などの捜査が始まっている。

■アニェス「組織犯罪が流入」 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、国内に外国の組織犯罪が流入していることを明らかにした。メキシコやロシアなどの犯罪組織や麻薬カルテルが国内に拠点を設け、展開しているという。とくに近年、こうした組織犯罪の動きが活発化していると警告した。コロンビアの過激派の国内流入の可能性も示唆している。

■アニェス、対ウイルス強化指示 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、対新型コロナウイルス(Covid-19)の対応を強化することを指示した。国内でも感染が疑われる例が続出し、上陸は時間の問題と見られる。感染例発生確認時の対応について、現場に準備を進めることを指示したものだ。またこの準備に必要な対応に、政府側も力を尽くす姿勢を示している。

■アンドロニコ氏、敵地へ Página Sieteの記事
チャパレ地方のコカ葉農家団体指導者アンドロニコ・ロドリゲス氏が「敵地」を訪れた。もう一つのコカ葉生産地ユンガスを訪れたもので、5月3日の選挙に向けた遊説だ。チャパレはエボ・モラレス氏からの「寵愛」を受け続けたが、一方でユンガスはこの反動により冷遇された経緯がある。

■カマチョ氏、大統領機売却提起 El Díaの記事
大統領選候補者のルイス・フェルナンド・カマチョ氏は、大統領専用機の売却を提案した。エボ・モラレス政権時代、この専用機が導入されたが、この調達と維持には巨額の費用がかかっている・カマチョ氏は、モラレス体制の抜本を見直すうえでも、この専用機の見直しが必要だとの見方を示した。

■チ氏、党にはとどまる姿勢 El Díaの記事
大統領選候補者チ・ヒュンチュン氏は、政党FPVにはとどまる姿勢だ。過激な言動で知られる同氏だが、大統領選で後ろ盾となるFPVがこの言動に立腹し、謝罪するか大統領選を降りるかの二択を同氏に迫っているものだ。同氏は結論については明らかにしていないが、FPVにとどまる姿勢だけは示した。

■紫線、モニター監視 Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)を運営するミ・テレフェリコは、紫線のモニター監視体制を強化する。ニニョ・コリョで土砂災害があり、この路線を支える鉄塔の一本が被害を受けた。現時点で運行に支障はないが、さらなる災害に見舞われる可能性が指摘されている。有事に備え、監視体制を強化するものだ。

■オルーロ国立劇場、90% La Patríaの記事
オルーロで建設中の国立劇場は、進捗率が89.93%となった。5590万ボリビアーノを投じて建設されているこの施設は、フォルクローレの都を自称するオルーロの、新たな文化拠点になるものだ。建設主体側によると、予定通りこの3月末までには、工事は完了する見通しだという。

■カマキ、運転再開 La Patríaの記事
オルーロの近郊鉄道「カマキ」の運転が再開された。昨年8月から、近郊区間をレールバスが運行しているものだ。22日のカルナバルの前後、一部の鉄道路線が使用できなくなったことから、一時運転を休止していた。この「カマキ」はインディヘナ(先住民)言語で、現地に棲息するキツネを意味する。


【ペルー】

■マチュピチュ列車、落石の影響 El Comercioの記事
クスコとマチュピチュを結ぶ鉄道は、落石の影響を受けている。28日朝、マチュピチュと水力発電所を結ぶ区間で3メートルの岩石が、軌道上に落下した。鉄道を運営するトランスアンディーナ鉄道はおよそ1時間でこの区間を復旧させている。一部の鉄道便に影響が生じたが、その後は平常化した。

■アレキパで感染疑い El Comercioの記事
アレキパで、新型コロナウイルス(Covid-19)への感染疑いが生じた。市内の病院に入院している17歳の少年の感染の可能性が指摘されたものだ。この少年はフランスから帰国したばかりだったという。保健当局がこの感染の有無について現在、調べを進めている。国内では現時点で、感染例は出ていない。

■リマもマスク姿 El Comercioの記事
リマ市内でも、多くの市民がマスク姿で町を歩いている。隣国ブラジルの保健省が、サンパウロで新型コロナウイルス(Covid-19)の感染例が生じたことを明らかにした。この報道後、国内でもこの感染症の脅威を多くの国民が身近に感じ、マスクを買い求めているものだ。薬局やドラッグストアでは、マスクは品薄となっている。

■サンタテレサ、不明者捜索 Correo Perúの記事
クスコ県のサンタテレサでは、不明者の捜索が続いている。今週この地では、氷河崩落で水量が異常上昇したサルカンタイ川から泥流が発生し、町を襲った。これまでに5人が死亡し、現時点で13人が不明となっている。この不明者の捜索が、一帯で続けられているものだ。この泥流により、住宅290棟が被害を受けた。

■トゥンベス空港、リモデル Gestionの記事
トゥンベス空港のリモデル事業がスタートする。現行空港に新たな旅客ターミナルと駐機場、航空管制塔、給油施設などを建設するものだ。滑走路などは現行のままだが、この工事進展でこの空港の旅客キャパシティは大きく向上することになる。2006年から2019年にかけて、旅客利用者は毎年14%増えている。

■マクド、また事故 El Comercioの記事
リマのマクドナルドの店舗で、また事故が起きた。インデペンデンシアにある店舗で、掃除作業中の27歳の男性職員が、感電したものだ。現在病院で手当てを受けているが、命に別状はないという。市内では昨年末、プエブロ・リブレの店舗で、やはり感電によりアルバイト職員2人が命を落とす事故が起きている。


【チリ】

■エル・カルメン、陽性か BioBio Chileの記事
ニュブレ州のエル・カルメンで、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染例が生じた可能性がある。イタリア渡航歴のある女性が、この肺炎の症状を示し、簡易検査を行なったところ陽性反応が出たという。確定検査の結果は数時間内に出るとみられる。国内では現時点で感染例はなく、南米ではブラジルの1件のみとなっている。

■メトロ延伸に遅れ BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)の延伸工事は、遅れる見通しだ。現在2号線、3号線、4号線の延伸工事が進められている。2号、3号線の延伸については年内にも開業の可能性があったが、昨年10月18日からの社会闘争のバンダリスモ(破壊行為)被害対応から、開業は遅れるという。また7号、8号、9号線の新設工事も、同様に延期される。


【アルゼンチン】

■日本滞在の女性、感染疑い Infobaeの記事
サンタ・フェ州で、35歳の女性に新型コロナウイルス(Covid-19)感染の疑いが生じている。この女性は発熱、咳、筋肉痛などの症状を呈し、イトゥラスペ病院で隔離されている。女性は日本の大阪に滞在し、ロサンゼルス経由で帰国したばかりだった。当局側が、この女性の感染の有無を調べている。

■ブエノスアイレスもマスク姿 Infobaeの記事
ブエノスアイレス市内でも、マスク姿の人が珍しくなくなっている。通常、この町ではマスクを着用する人は、感染症に罹った人だけだ。しかし新型コロナウイルス(Covid-19)の脅威が差し迫る中、予防のためマスクを着用する人が急増している。市内の薬局、ドラッグストアではマスクの品薄が続いている。

■中国からの帰国者、ノーチェック Infobaeの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港で、中国から帰国した2人について、検疫などが行なわれなかったという。男女のきょうだいが旅行を終え帰国した。この空港では、イタリアからの到着便について検疫が実施されているが、新型コロナウイルス(Covid-19)の流行が起きている中国から帰国したにも関わらず、ノーチェックだったという。

■車輛のアルコール消毒を指示 El Doceの記事
コルドバ市は、タクシーやコレクティーボ(路線バス)車輛の、アルコール消毒を指示した。新型コロナウイルス(Covid-19)の脅威が高まる中、感染者からの飛沫が新たな感染を起こすおそれがある。市側は市内で使用されているこれらの車輛に、飛沫を通じた感染を防ぐため、消毒を実施することを指示した。

■ノルウェージャンから引継ぎへ La Nacionの記事
LCCのジェットスマートは、ノルウェージャン・エアから予定通り路線を引き継ぐ。ノルウェージャンは国内からの撤退を決め、3月4日からジェットスマート便として運航されるものだ。しかしノルウェージャンの保有機は引き継がれず、ジェットスマートの機材やりくりの問題が今後、生じるおそれがある。

■リネアF、着工せず En El Subteの記事
ブエノスアイレスのロドリゲス・ラレタ市長は、スブテ(地下鉄)のリネアFの工事着工を拒んだ。イタリア広場とコンスティトゥシオンを結ぶこの新路線は、これまで着工が4度、延期されている。今回も、市の財政状況や国内の経済情勢などを踏まえ、予定されていた着工を再延期する姿勢を示したものだ。


【エクアドル】

■グアヤキル、感染否定 El Comercioの記事
グアヤキルの保健局は、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染事例を否定した。市内の医療機関で治療を受けている、重度の肺疾患の患者について感染の疑いが報告されたものだ。しかし同局は、検査の結果陰性で、この患者はインフルエンザに罹患している可能性が高いとの見方を示した。

■グアヤキル空港、また一時閉鎖 El Comercioの記事
グアヤキルのホセ・ホアキン・デ・オルメド空港は28日朝、また一時閉鎖された。大雨の影響で、離着陸に支障が生じるとしてとられた措置だ。この朝、市内では局地的な豪雨となり、市内の街路などで冠水などが生じた。同空港は朝8時から8時30分にかけ、すべての便の離着陸が中止されたという。


【コロンビア】

■13人、武漢から帰国 Caracol Radioの記事
中国、武漢で足止めされていたコロンビアの13人と、外国籍のその家族ら5人の合わせて18人が、国内に到着した。新型コロナウイルス(Covid-19)流行で、この町で身動きができなくなっていた邦人救出のため、空軍の輸送機「フピテル」(ジュピター)が運航され、救出したものだ。18人は当面、軍の施設に隔離される。

■ドゥケ支持、続落 Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領に対する国民からの支持が、続落している。Gallupの世論調査の結果、同大統領を支持すると答えた国民は23%にとどまった。現政治体制のもとで、コロンビア社会が「悪い方向に向かう」との見方を示した国民は、73%にのぼる。国内では昨年11月、ドゥケ政権を批判する大規模なデモが国内各地で行なわれた。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、対テロ警察部隊 Infobaeの記事
ニコラス・マドゥロ体制側は、新たに対テロリズムの特別警察部隊を組織すると発表した。同体制側は、ゲリラ組織などを使ってコロンビアが国内に侵攻する可能性があると以前から指摘している。こうした状況に備えるため、新たな舞台の組織化を図る方針を示した。

■マドゥロ氏「ウイルスは兵器」 Infobaeの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、新型コロナウイルス(Covid-19)は「兵器」であると断じた。同氏は、このウイルスが人間にとって重大な脅威であることに触れた後、このウイルスが兵器として中国に撒かれた可能性を示した。この上で、マドゥロ政権に批判的な国、勢力が国内にも撒く可能性があるとした。

■ロドリゲス氏、ウイルス担当に El Nacionalの記事
ニコラス・マドゥロ体制下で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏が、新型コロナウイルス(Covid-19)の担当となる。マドゥロ体制側が明らかにしたものだ。現時点で国内でこの感染症は確認されていないが、今後上陸する可能性が指摘される。この事態への対応について、ロドリゲス氏に権限を一元化するという。

■米国提供資金、使用可能に BioBio Chileの記事
議会は、米国から提供された8千万ドルの資金について、活動費として使用することを可決した。フアン・グアイド暫定政権を承認する米国が、暫定政権の活動費として提供したものだ。米国はニコラス・マドゥロ体制への制裁を強めており、結果としてこの制裁が、暫定政権の活動にも影響を及ぼしていた。

■カベジョ氏「今年は選挙はない」 Infobaeの記事
チャベス派ナンバー2のディオスダド・カベジョ氏は、今年は選挙はないとの見方を示した。マドゥロ体制を批判するフアン・グアイド暫定政権は、国内の混乱を収束する唯一の手段が、公正自由選挙の実施と位置づけている。しかしカベジョ氏は、今年は大統領選を含む選挙実施の状況にはないとの見方を示した。

■グアイド、リオ協定会合呼びかけ América Economíaの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、リオ協定各国の会合実施を呼びかけた。リオ協定は米州機構の防衛の枠組みで、ニコラス・マドゥロ体制側は「脱退」しているが、グアイド暫定政権は「再加入」している。マドゥロ体制が、資金捻出のため国が蓄えた金を売却している件について協議するため、会合の実施を申し入れた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコで感染確認 Caracol Radioの記事
メキシコで、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染が確認された。同国保健省によると、確認されたのは35歳の男性で、肺炎の軽い症状を呈している。この男性は今月14日から22日にかけ、イタリアに滞在していたことが明らかになっている。現在男性は、メキシコシティの医療機関で手当てを受けている。中米で初の感染確認となった。

■ブラジル、ワクチン運動 Infobaeの記事
ブラジル保健省は、インフルエンザワクチン運動を前倒し実施した。同国では今週、南米初となる新型コロナウイルス(Covid-19)の感染例が報告されている。これから秋冬を迎えるにあたり、このウイルスとインフルエンザのダブルパンチとなる可能性があることから、インフルエンザ対策を前倒しした。

■キューバ、感染例否定 Diario Las Americasの記事
キューバ保健省は、国内での新型コロナウイルス(Covid-19)感染疑いの3例が、いずれも陰性であったと明らかにした。ラ・リサのサンペドロで、家族3人がこの感染の症状を呈したことから、検査が行なわれていた。このウイルスの世界的拡大を受け、キューバ国内でも緊張感が高まっている。

■パナマ、予算250万ドル La Estrellaの記事
パナマ政府は、新型コロナウイルス(Covid-19)対策に250万ドルの予算を計上した。同国保健省が明らかにしたものだ。現時点で国内では、この感染例は報告されていないが、今後上陸する可能性が高まっている。これを受け、この感染者に対応する医療機関の体制強化などを全国で図っていく方針を示した。

■ハイチ、警察との対話 Prensa Latinaの記事
ハイチでは、政府側と警察側の間の対話が始まった。今週、首都ポルトー・プランスでは、賃上げを求めた警察が激しいデモを行ない、鎮圧行動をとった兵との間で激しい衝突が起きた。この事態で死傷者が生じ、また警察の機能不全で治安悪化の可能性が高まった。この打開を図るための対話が、ようやく始まった。

■ボウソナロ、メディア批判 BioBio Chileの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領が、メディアを批判した。新型コロナウイルス(Covid-19)やベネズエラ国境問題などの国内メディアの報道について「腐っている」と表し、批判したものだ。とくに同政権に批判的な有力2メディアを政権攻撃に終始していると罵っている。

■有力議員、LGBTQ批判 Repúblicaの記事
ウルグアイの有力議員が、性的マイノリティのコミュニティを批判した。上院のギド・マニニ・リオス議員が、LGBTQがウルグアイの人口減を加速させていると語ったものだ。フォーラムの場で、国内の人口減問題に触れ、性的マイノリティの存在と組織化が、これに拍車をかけていると語った。

■デング死者、34人に ABC Colorの記事
パラグアイでのデング感染による死者は、34人となった。同国保健省が明らかにした数字だ。国内ではアスンシオン首都圏でこのネッタイシマカが媒介する感染症が激増し、これが今地方にも拡大している。感染が疑われる事例は10万件を超え、感染確認数も1万件に達している状態だ。



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