2020.03.01

【ボリビア】

■対ウイルスの政令公布 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、新型コロナウイルス(Covid-19)に対応する政令を29日、公布した。ブラジルに続きエクアドルでも感染例が生じ、このウイルスの国内上陸の可能性が高まっている。アニェス大統領は保健省が中心となり政府全体がこの問題に対処する体制を、早期に構築すると断じた。

■メキシコに抗議の書簡 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権は、メキシコに抗議の書簡を送った。米国のワシントン・ポスト紙が、10月20日の選挙で不正がなかったとの専門家分析結果を公表した。メキシコ政府がこれに基づき、米州機構(OEA)に対し質問状を出したが、アニェス政権はこの動きを牽制するため抗議書簡を送った。

■フェルナンデス氏は祝福 La Razónの記事
アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領は、エボ・モラレス氏を祝福した。ワシントン・ポスト紙が、先の選挙で不正がなかったとの分析結果を示した。モラレス氏を支援する姿勢の同大統領は、モラレス氏がこれで「潔白になった」と祝福したものだ。モラレス氏はアルゼンチンに今、身を寄せている。

■メサ氏「OEAが正しい」 El Díaの記事
大統領候補のカルロス・メサ氏は、米州機構(OEA)の監査が正しいとの見方を示した。先の選挙で不正はなかったとしたワシントン・ポスト紙の報道を受けたものだ。OEAの監査結果が、エボ・モラレス氏の辞任、暫定政権設立に至ったターニングポイントとなった。メサ氏は、分析に恣意的条件が加わっている可能性などを示した。

■アニェス、エルアルトで選挙運動 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は29日、エルアルトで選挙運動の声を上げた。5月3日の大統領選に出馬しており、支持を訴えたものだ。副大統領候補のドリア・メディナ氏、さらに同じ政党のチャペトン市長も顔をそろえている。しかしエルアルトではモラレス派が根強く、この選挙運動に抗議する激しい動きもあった。

■政府、バチェレ氏に抗議 Página Sieteの記事
政府は、国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏に対し抗議した。同氏はエボ・モラレス氏とその側近が、政権交代後に「弾圧」を受けている可能性を指摘した。これに対しヘアニネ・アニェス暫定政権側は、在任中の人権問題や汚職などの摘発が相次いでいるもので、人権侵害にはあたらないと断じ、抗議した。

■ティキパヤ、1人の遺体発見 La Razónの記事
コチャバンバ県のティキパヤでは、1人の遺体が発見された。大雨の影響で地域を流れるタキニャ川が暴れ、住宅街に泥流が流れ込む被害が生じた。この事態で不明になっていた62歳の男性が、発見されたものだ。今もなお数人の不明者がいるとの報告があり、現地では捜索活動が続いている。

■オルーロ、支援物資 La Patríaの記事
オルーロからは飲み水や衣料品などの支援物資が、コチャバンバ県のティキパヤに送られる。タキニャ川氾濫被害を受け、オルーロではこうした物資を送る準備を進めていた。カルナバル明けのオルーロでは、市民もこうした動きに、きわめて積極的に取り組んだという。

■デサグアデーロ道で事故 Página Sieteの記事
ラパスとペルー国境のデサグアデーロを結ぶ道路で、交通事故が起きた。ケリャニ橋付近で、ミニワゴン車とタンクローリーが正面衝突したものだ。この事故でワゴン車に乗っていた2人が死亡している。警察によるとワゴン車側が対向車線にはみ出し、事故に至ったという。無理な追い越しなどをしようとした可能性があるとした。

■スクレ、デング警報 Página Sieteの記事
憲法上の首都であるスクレ市は、市内にデングへの警報を出した。現在東部を中心に、このネッタイシマカが媒介する感染症の広がりが指摘される。標高2790メートルのスクレでも、この感染が広がるおそれがあるとして、警戒が呼びかけられたものだ。市内では蚊の発生を防ぐための薬剤散布が始まった。


【ペルー】

■サンタテレサ、死者6人に La Repúblicaの記事
クスコ県サンタテレサでの泥流による死者は、6人となった。氷河崩落が原因でサルカンタイ川から水があふれ、この町が泥流に襲われた。290棟の建物が被害を受け、依然として10人ほどが不明となっている。一帯での捜索活動で新たに1人の遺体が発見され、死者は6人となったものだ。

■ウイルスは脅威、62% El Comercioの記事
リマ市民の62%は、新型コロナウイルス(Covid-19)は差し迫った脅威であるとの見方を示した。イプソスがこの件についての世論調査を緊急に実施した。83%の市民は、世界全体で対処すべき課題であるとの認識を示している。保健省は国内で、疑われる例が54件あったが、すべて陰性だったと発表している。

■タンクローリー爆発、死者31人に El Comercioの記事
リマのビジャ・エルサルバドルで起きたタンクローリー爆発炎上事故による死者は、31人となった。1月23日に起きたこの事故では、重度の火傷を負った人が今も治療を受けている。リマ市によると、新たに入院中の9歳の女児が死亡し、死者が31人となったという。この事故では、現場周辺の住宅も大きな被害を受けた。

■マクド、瑕疵はなし Gestionの記事
今回の事故について、マクドナルド側の瑕疵はなかったという。リマ、インデペンデンシアの店舗で、職務中の男性が感電し重傷を負う事故が起きた。捜査当局の調べによると、今回の事故はこの職員の取り扱いの問題から生じたとみられるという。昨年末、プエブロ・リブレの店舗で2人が感電死する事故があり、関連が調べられていた。


【チリ】

■ピニェラ、対ウイルス行動指針 BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領は、新型コロナウイルス(Covid-19)に対する行動指針を示した。世界的に感染が拡大するこの感染症は、現時点で国内では確認はされていない。同大統領は、このウイルスの国内流行を阻止するため、国として全力を挙げる姿勢を示し、関係機関に最大限の対応を指示したことを明らかにした。

■イキケの英雄像をめぐる衝突 BioBio Chileの記事
バルパライソで「イキケの英雄像」をめぐる衝突が起きた。前の週、ソトマヨール広場にあるこの像が、バンダリスモ(破壊行為)の標的となった。このことに抗議するデモ隊と、社会闘争のデモ隊との間で、衝突に至ったものだ。この像は、ペルー、ボリビアとの間で起きた太平洋戦争の戦士らを称えるものだ。


【アルゼンチン】

■エセイサ、対ウイルス体制 Infobaeの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港では、新型コロナウイルス(Covid-19)への体制が強化された。感染が広がるイタリアからの便の乗客らへの検疫がすでに実施されているが、サーモグラフィによる乗客の発熱チェックなどの措置がとられ、29日は3人に質問がなされたという。

■サンタ・フェの女性は陰性 Infobaeの記事
新型コロナウイルス(Covid-19)の感染が疑われたサンタ・フェの35歳の女性は、陰性となったという。この女性は日本の大阪を訪れ、ロサンゼルス経由で帰国したばかりだった。発熱や咳、筋肉痛などの症状を訴えたことから感染が疑われ検査が行なわれたが、このウイルス感染であることは否定された。

■タクシー運転手、マスク着用 El Doceの記事
コルドバでは、空港に乗り入れるタクシー運転手に、マスク着用が義務づけられた。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大に備えた動きだ。市側は、市内を走行するすべてのタクシー車輛とコレクティーボ(路線バス)車輛に対し、アルコール消毒をすることを義務づけている。

■デング感染、165件に Télamの記事
ブエノスアイレス州内でのデング感染は、165件に拡大した。州保健局が明らかにし、州内に警戒を呼びかけたものだ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症はパラグアイを震源に、南米各国で広がりを見せている。州内の感染者のうち110人はパラグアイなどへの訪問歴があり、55人は州内で感染したとみられる。

■デングと麻疹にも警戒を La Nacionの記事
カルラ・ビソッティ保健副大臣は国内に、麻疹(はしか)とデングへの警戒を呼びかけた。現在国内では、新型コロナウイルス(Covid-19)に対する警戒感が高まっているが、同副大臣はこの2つの感染症のほうが、国内では差し迫った問題であると指摘した。これらの感染症は現在、国内ですでに感染拡大が続いている。

■4州、新学期入れず Télamの記事
サンタ・フェ、ネウケン、サンタクルス、チュブの4州は、この週明けからの新学期が迎えられないという。国内では新学期が始まるが、これら4州では、教員らが賃上げや待遇改善を求めた闘争を続けており、授業が開始されるめどが立っていないという。同様の状況にあったトゥクマン州は妥結し、予定通り授業が開始されることとなった。


【エクアドル】

■コロナウイルス、国内上陸 El Comercioの記事
保健省は29日、国内で初の新型コロナウイルス(Covid-19)の感染者が確認されたことを明らかにした。感染したのはスペイン在住のエクアドル国籍者で、2月14日にグアヤキルの空港に到着していた。以後、肺炎などの症状を起こし医療機関で手当てを受けていた。この感染例は南米で2例め、ラテンアメリカで3例めだ。

■大型イベント中止要請 El Comercioの記事
グアヤキルやババオヨでは、大型のイベントの中止が要請された。グアヤキルで、国内初の新型コロナウイルス(Covid-19)の感染例が確認されたことを受けた動きだ。保健省がツイッターを通じ、感染拡大を防ぐため民間などに対しこの要請を行なった。フットボールリーグのバルセロナSC-リガ・デ・ポルトビエホの試合は、無観客で行なうことが決まった。

■シエラとアマゾン、学校は平常 El Comercioの記事
国内のシエラ(アンデス)とアマゾンでは、学校の体制は通常通りとなっている。グアヤキルで新型コロナウイルス(Covid-19)感染が明らかになったが、この町を含むコスタ(海岸)は今も休業中で、学校現場への影響はない。教育相は、シエラとアマゾンについては、週明け以降も通常通りの体制で授業を行なうとした。

■恐怖感とデマが広がる El Universoの記事
コスタ(海岸)を中心に、新型コロナウイルス(Covid-19)に対する恐怖感とデマが広がっている。グアヤキルで国内初の感染例が報告されたが、SNSなどで真偽双方の情報が拡散しているものだ。また多くのクルーズ船が寄港するマナビ県のマンタなどでは、乗客に対する差別的扱いなども報告されている。


【コロンビア】

■武漢からの帰国者、全員陰性 El Espectadorの記事
中国、武漢から空軍の特別機で帰国した18人は、いずれも「陰性」だった。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大で足止めされていたこれらの人々が救出され、国内に到着した。保健省は全員の検査を行ったが、いずれも陰性だったという。18人はボゴタの軍の施設で、しばらくの間待機する。

■ボゴタのメトロ、2028年完成 Caracol Radioの記事
ボゴタで計画されている都市交通機関、メトロ(電車)は2028年に完成し、開業する見通しだという。市内のボサ、ケネディと72番街を結ぶ路線の建設が計画されている。市側はこの工事が年内に着工される見通しであることを示し、8年後に開業するとのプランを示した。現在の市内交通は、自動車に依存している。


【ベネズエラ】

■チャベス派、グアイドに投石と発砲 El Carabobeñoの記事
ララ州で、フアン・グアイド暫定大統領に対し、チャベス派が石を投げ、発砲した。バルキシメト中心部でグアイド氏は市民向けの演説を行なったが、この際にチャベス派がこの行動に出て、妨害したものだ。ーグアイド氏に負傷などはなかった。この行動に出たチャベス派は、「大統領はマドゥロだ」などと叫んだという。

■コロナウイルス越境 Caracol Radioの記事
新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大を受け、新たにコロンビアに越境するベネズエラ国民が増えている。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で国内の医療体制が破綻状態に近く、このウイルスが国内に上陸した後を悲観し、逃れようとする人がいるという。国内では衛生関連品が涸渇し、医師や看護師も絶対的に不足している状況だ。

■野党、国の救済プラン La Vanguardiaの記事
野党はスペイン、マドリードでベネズエラの国家としての「救済プラン」を示した。フアン・グアイド暫定政権を中心に策定されたもので、自由公正選挙を実施し、ニコラス・マドゥロ簒奪体制からの権限移譲を円滑に行うという内容だ。同時に現在の経済を立て直すための内容も含んでいる。

■PDVSAの2人を拘束 Infobaeの記事
インテリジェンス機関が、国営オイル会社PDVSAの幹部2人を拘束したという。米国からの経済制裁の対象となっているPDVSAだが、ニコラス・マドゥロ体制はこの組織の改革を進める姿勢を示している。今回の拘束の理由などは明らかにされていない。PDVSAはマドゥロ体制の、最大の資金源だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、感染疑い182件に CNN Méxicoの記事
ブラジルでの、新型コロナウイルス(Covid-19)感染疑い事例が182件に達している。同国ではラテンアメリカで初となるこの感染症の症例が確認された。以後、中国や日本、イタリアなどに渡航歴のある人を中心に、感染の有無の検査を受ける人が今、急増している状況にあるという。

■イランからの入国を禁止 Prensa Latinaの記事
エルサルバドル政府は、イランに滞在した人の入国を禁止した。同国で、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染が急速に拡大していることを受けたものだ。ナジブ・ブケレ大統領は、国内へのウイルス上陸を避けるためこの措置をとったと発表した。すでに中国、韓国、イタリアからの入国も禁止する措置をとっている。

■キューバ、広がる不安 Ciber Cubaの記事
キューバでは、新型コロナウイルス(Covid-19)に対する不安が広がっている。同国は今、米国のドナルド・トランプ政権からの経済締めつけの影響で、一部の物資の不足が生じている。この中には、感染抑止に必要な石鹸なども含まれており、この状況かでウイルスが上陸すれば瞬く間に拡散する可能性があると多くの国民が心配している。

■コロナビールも被害者 Buisiness Insiderの記事
メキシコのコロナビールも被害者だ。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が続く中、名前が似たこのビールが風評被害を受けている。米国の企業が国内で世論調査を行なったところ、現時点で38人の国民がこのビールを「買いたくない」と答えたという。販売が現に、減少していることを同社は明らかにしている。

■スペイン国王を迎える El Observadorの記事
1日にウルグアイの大統領に就任するルイス・ラカジェ・ポウ氏は29日、スペインのフェリペ国王を迎えた。同国王は1日の就任式参列のためモンテビデオを訪れている。両者は会談を行ない、メルコスルと欧州連合の関係やベネズエラ情勢について意見を交わした。またラカジェ・ポウ氏は国王を、アサード(焼肉)で歓迎した。

■トリニダード・トバゴで地震 Staboroek Newsの記事
トリニダード・トバゴで28日22時25分頃、地震が起きた。米国の観測機関によるとこの震源は、同国の首都ポート・オブ・スペインの西113キロで、震源の強さはマグニチュード4.8、深さは10キロだ。トリニダード島の北西を中心に揺れを感じたが、被害報告はない。この2時間後には同じ震源域でM4.2の地震も起きている。

■国境橋、進捗72% La Estrellaの記事
パナマとコスタリカを結ぶ新しい国境橋の進捗率は、72%となったという。シクサオラ川をまたぐこの橋は、両国が建設に取り組むもので、今年末までに完成する予定となっている。両国の関係者、メディアなどを集めた内覧会が行なわれ、工事現場が公開されたものだ。

■パラグアイ、テレレの日 Ñandutiの記事
パラグアイは29日、「テレレの日」となった。テレレは、イェルバ・デ・マテを冷水で入れる、国内独特の淹れ方だ。国内では2月の最終土曜日がこのテレレの日となっており、国内各地でこのテレレを祝うイベントなどが開催された。イェルバ・デ・マテは国内のほか、南米各国で広く消費されている。

■2か国、航空で合意 El Heraldoの記事
ホンジュラスとベリーズは、航空分野での新たな合意を果たした。両国を結ぶ航空便の運航を促進するため、運航コストなどを国内線と同様にする扱いなどについて、覚書を交わしたものだ。この措置により、両国の観光分野の振興につながると期待される。同様の合意はグアテマラとエルサルバドルの間などで結ばれている。


【サイエンス・統計】

■コロナウイルス、犬も感染 El Comercioの記事
新型コロナウイルス(Covid-19)は、犬も感染するという。28日、香港の家庭で飼われている犬が、このウイルスに罹っていることが明らかになった。犬以外にも、人に飼われるすべての動物が、このウイルスに罹る可能性が高いという。罹患したこの犬は、14日間の隔離の措置がとられている。



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