2020.03.02

【ボリビア】

■対ウイルス、準備進める El Mundoの記事
パンアメリカン保健機構のボリビア部局、アルフォンソ・テノリオ氏は、新型コロナウイルス(Covid-19)への準備を着々と進めていると断じた。感染の脅威が増す中、南米ではブラジル、エクアドルで感染が確認されている。同氏は、世界各国の例を参考にしながら、国内でも準備を進めているとした。

■スペインと関係正常化へ La Razónの記事
ボリビアとスペインは、関係の正常化に合意した。エボ・モラレス氏の亡命後、ラパスのメキシコ大使館に入ろうとしたスペイン大使館の車輛が警察から干渉を受けたことから、両国の間で意見の対立が続いていた。カレン・ロンガリック外相とスペイン外相がウルグアイで会談し、関係正常化について合意した。

■キロガ氏「2か国ははしゃぎ過ぎ」 Página Sieteの記事
元大統領のホルヘ・キロガ氏は、メキシコとアルゼンチンが「はしゃぎ過ぎ」と断じた。米国紙が、先の選挙で不正がなかったとの専門家分析を報じた。メキシコはたちまち米州機構に質問状を出し、アルゼンチンはモラレス氏を祝福した。キロガ氏はこの2か国の動きに強い不快感を示している。

■メサ氏、モラレス氏の「変化」指摘 Página Sieteの記事
大統領候補のカルロス・メサ氏は、エボ・モラレス氏の「言動の変化」を指摘した。米国紙が選挙不正がなかった可能性を示したことを受け、モラレス氏が「不正がなかった」という立場へ自身の言動を通し置き換えていると指摘したものだ。メサ氏は、米州機構の監査通り、不正があったとの見方をあらためて示している。

■キロガ氏、500億ドルの不正使用指摘 Página Sieteの記事
元大統領のホルヘ・キロガ氏は、モラレス派のMASが500億ドルの不正使用を行なったと指摘した。ブラジルやアルゼンチンへの天然ガス輸出を通じて得た資金が、そのまま同政党に還流され、不正に使用されてきたと指摘したものだ。MASが長い時間をかけ、汚職のシステム化を図っていたと強調した。

■リチウム価格が下落 La Razónの記事
ボリビアは、リチウム価格の下落の影響を受けたという。ポトシ県のウユニ塩湖で産出されるリチウムは、今後のボリビア経済を左右すると分析される。しかし2019年、この国際価格が下がり、ボリビアの受ける利益も減ったことが明らかにされた。現在、オルーロ県のコイパサ塩原での資源開発計画も進められている。

■ティキパヤ、軽度の土砂災害 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県のティキパヤで、軽度の土砂災害が起きたという。リンクパタの山肌の一部が崩落したことが報告された。この地では2月下旬、タキニャ川からの泥流で大規模災害が発生したばかりで、今回の土砂災害もこの影響により生じた可能性がある。復旧、後片づけ作業が進む現地だが、二次災害への警戒が高まっている。

■ラパス県、6千世帯が被害 La Razónの記事
ラパス県では、6千世帯が水害や土砂災害などの、自然災害の被害を受けているという。政府側が明らかにした数字だ。同県内を含む国内の広い範囲は、現在は雨季の末期にあたる。今年もこの雨の影響で各地で被害が出たもので、政府側によると県内では16の行政地域で、被害が報告されているという。

■農地1万ヘクタールに被害か El Díaの記事
サンタクルス県では農地1万ヘクタールに、被害が生じているという。県農政局が明らかにした数字だ。この29日、県内では各地で強い雨が降り、川の氾濫などが生じた。ボリビアにとって重要な農作物である大豆などが、水をかぶる被害を受けたことが報告されている。県内ではカベサスで442世帯が、避難している。

■BoA職員ら、危機を語る Los Tiemposの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の職員が、同社の危機に言及している。ヘアニネ・アニェス暫定政権に対しプレゼンテーションしたもので、同社は今後、運航停止などの事態に陥るおそれがあると警告した。同社は2009年、エボ・モラレス政権のもとで誕生し、今は国内市場ではガリバー状態となっている。

■ブラジル人受刑者、移送 El Mundoの記事
ベニ県モコビの施設で騒ぎを起こしたブラジル人受刑者が、サンタクルスのパルマソラ刑務所に移送された。麻薬カルテルのメンバーだったこの男は15年の刑を受け受刑中だが、モコビで手榴弾を爆発させ、死傷者を出すに至った。この受刑者には追加で、30年の刑が言い渡されている。

■イエローカード多すぎ El Mundoの記事
ボリビアのフットボールリーグでは、イエローカード、レッドカードと言った警告が多いという。世界92のリーグのデータが示されたが、チーム平均のカード数がラテンアメリカでもっとも多く、また国内の2つのクラブが上位10位以内に入った。警告数の多さは、ラフプレイや暴力の多さを意味する。


【ペルー】

■入国制限、行なわず Gestionの記事
保健省は、新型コロナウイルス(Covid-19)感染拡大国からの入国制限の措置をとらない方針を示した。現在中国に加え、イタリアやイラン、韓国などからの制限を行なう国が増えている。しかしペルーはこの措置はとらず、リマの空港などでの入国時の対応を強化する方針を示した。リマ空港には「移動病院」も出現している。

■ビスカラ、サンタテレサへ Perú21の記事
マルティン・ビスカラ大統領は、クスコ県のサンタテレサを訪れた。この地では、氷河崩落で増水したサルカンタイ川から泥流が発生し、建物290棟が被害を受け、6人が死亡、12人が不明となっている。ビスカラ大統領はこの被害地域を視察し、政府としても復旧に力を入れると約束した。

■マチュピチュ、大きな影響か El Comercioの記事
マチュピチュ遺跡とインカ古道(カパック・ニャン)は、想定以上の被害、影響を受けるおそれがある。クスコではバジェ・サグラド(聖なる谷)のチンチェロに新空港が建設される予定だ。推進側が遺跡、古道への影響は29%と評価したが、専門家はこの影響が73%に達するとの報告を示した。この新空港は、今年下半期にも着工される見通しだ。

■モケグア空港に商業便 Gestionの記事
モケグアのエルナン・トゥルケ・ポデスタ空港に初めて、商業航空便が就航する。ワイラ・ペルーが4月からの運航開始を見据え、1日に試験飛行を実施した。70人乗りのフォッカー機を使用し、リマとを結ぶ路線の運航を開始したいという。1800メートルの滑走路を持つこの空港は、2001年の開港以来、定期便の就航はなかった。


【チリ】

■セプルベダ氏が感染 BioBio Chileの記事
チリ人作家、ルイス・セプルベダ氏が新型コロナウイルス(Covid-19)に感染したという。スペインに居住する同氏は、肺炎の症状を示して病院に入院し、検査の結果陽性となった。同氏は先月下旬、ポルトガルで行なわれた文学のイベントに参加していた。同氏は「ラブ・ストーリーを読む老人」などの作品で知られる。

■Prosur、厳戒態勢で開催 BioBio Chileの記事
南米前進フォーラム(Prosur)の会合が4日、厳戒態勢の中開かれる。セバスティアン・ピニェラ大統領が提唱する、地域の新たな枠組み作りを目指すものだ。現在ラテンアメリカも新型コロナウイルス(Covid-19)の感染の脅威に直面しており、この会合の中身でも、この件について触れられるとみられる。


【アルゼンチン】

■マスク輸出が増加 Clarínの記事
国産マスクの輸出が今、増加している。新型コロナウイルス(Covid-19)の世界的感染拡大で、マスク需要が世界的に伸びている。とくに感染が著しく増加している国、地域での需要が高く、国内メーカーは韓国向けに2千万枚のマスクを緊急に輸出したという。今後、国内でもマスク需要が大きく増えると予想されている。

■カタマルカでデマ El Esquiuの記事
カタマルカでは、新型コロナウイルス(Covid-19)についてのデマが拡散した。29日夜、市内の病院に入院したイタリア人が陽性となったとの情報が流れたものだ。その後州保健局、保健省が相次いで、この情報を否定するコメントを出している。ウイルスへの不安感から、こうしたデマが広がりやすい状況となっている。

■188号線で事故 El Onceの記事
ブエノスアイレス州のヘネラル・ロホの国道188号で29日朝6時10分頃、交通事故が起きた。乗用車3台と救急車の合わせて4台が絡む事故だ。この多重衝突で、合わせて5人が死亡し、複数の負傷者が出ている。この事故後これらの車輛は引火し、ほぼ全焼している。

■5ペソ札、銀行口座へ Télamの記事
中央銀行は国民に対し、5ペソ札を銀行口座に入金することを勧めている。価値が低まったこの紙幣は、2月末で廃止予定だったが、現場で混乱が起きていることから3月末まで延長された。手元にあるこれらの紙幣について、銀行口座に入金することを呼びかけている。現在、すでに5ペソ硬貨が流通している。


【エクアドル】

■接触者は177人 El Comercioの記事
グアヤキルで確認された国内初の新型コロナウイルス(Covid-19)感染者と接触した人は、177人だという。保健省が明らかにしたものだ。現在これらの接触者について、観察が行なわれているが現時点で風邪などの症状を示しているのは1人だけだという。これらの人々は、自宅待機などの措置がとられている。

■キト、消防が応援 El Comercioの記事
キトのマリスカル・スクレ空港では、地域消防が応援に入った。この空港では、サーモグラフィを通じ、発熱している人がいないかのチェックが行なわれているが、この作業を消防が担当している。グアヤキルで国内初となる新型コロナウイルス(Covid-19)の感染者が確認され、キトでも警戒感が強まっている。

■マスク需要が急上昇] El Universoの記事
国内初の新型コロナウイルス(Covid-19)感染例が確認されたグアヤキルでは、マスクの需要が急上昇している。薬局やドラッグストアでは、品切れになる店もあるほどだ。世界保健機関(WHO)は、予防目的のマスク着用に否定的見解を出しているが、多くの市民にとって、身近な予防策としてマスクを着用しているとみられる。

■ツァチラス、バス事故 El Comercioの記事
サント・ドミンゴ・デ・ツァチラスで1日朝、バス事故が起きた。エルモソとロス・バンコスを結ぶ道路を走行していたバスが道路を外れて衝突事故を起こしたものだ。この事故で6人が死亡し、15人が負傷している。バスの損傷は激しく、車体の屋根部分は完全に損なわれた状態となった。

■キトのメトロ、93.5% El Comercioの記事
キト市内で建設中の、国内初のメトロ(地下鉄)は、進捗率が93.5%となった。北部のエル・ラブラドールと南部のキトゥンベを結ぶ全長22キロのこの鉄道は、この年末から来年の早い時期の開業の見通しとなっている。この鉄道に使用されるスペイン製の車輛も、次々と納入されているところだ。

■国際チャーター便が増加 El Comercioの記事
2019年、エクアドルでは国際航空チャーター便が大きく増加したという。民間航空局が明らかにしたもので、この年に運航されたチャーター便は1693便と、前年比で198%もの伸びを示した。とくにベネズエラ、パナマ、ホンジュラス、メキシコ、米国とを結ぶ便の運航が目立ったという。


【コロンビア】

■ドゥケ、ワシントンへ Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領は2日、米国のワシントンを訪れる。同国高官らと会談し、コロンビアに大量流入しているベネズエラ難民の扱い、対応などについて協議する予定だ。さらに対ニコラス・マドゥロ体制についての意見も交わす。現時点でドナルド・トランプ大統領との会談が行なわれるかどうかは、未定だ。

■観光業界、制限を容認 Caracol Radioの記事
カルタヘナ一帯の観光業界は、制限を容認する。観光客に人気のバルー島のプラヤ・ブランカについて、環境上の影響緩和のため来訪者数の制限が加えられる方針が示された。旅行業者やホテル業者などは当初、この制限に難色を示していたが、現状でこの地の環境保護が難しいことが周知され、制限を容認する姿勢に転じているという。


【ベネズエラ】

■グアイド「殺されかけた」 El Carabobeñoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、「殺されかけた」と断じた。29日、ララ州都バルキシメト中心部で演説中、チャベス派に投石と発砲を受ける事件が起きた。グアイド氏は、チャベス派が同氏に明確に危害を加えようとしていたと断じ、この事実を国際社会に訴える姿勢を示した。この混乱で、1人が負傷している。

■スペイン、遺憾の意 NTN24の記事
スペイン政府は、フアン・グアイド暫定大統領がチャベス派に攻撃を受けたことについて、遺憾の意を示した。この攻撃は「あってはならないこと」と断じ、攻撃した側を非難した。スペインのサンチェス首相と、マドゥロ体制下で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏が面会した疑惑が高まり、スペインとグアイド政権の間では温度差が生じている。

■ブラジル、大使館閉鎖か Venezuela al Díaの記事
ブラジル政府は、在カラカスの大使館の閉鎖を検討している。ニコラス・マドゥロ簒奪体制が、ブラジルからの侵攻の可能性を一方的に指摘し、外交官らに対する圧力を強めていることを受けたものだ。ブラジル政府は外交官や職員らを国内に引き上げさせることを検討している。ブラジル政府はグアイド暫定政権を承認している。

■カベジョ氏、蓄財中 El Carabobeñoの記事
スペインのメディアABCが、チャベス派ナンバー2で政権議長のディオスダド・カベジョ氏が、蓄財を行なっていると報じた。同氏が影響力を持つ軍を通じ、薬物や武器、さらにガソリンなどの燃油の密輸を行ない、月に50万ドルもの資金を得ていると報じたものだ。同紙は同氏が、闇経済のドンであると指摘している。

■キューバに医薬品を送る Venezuela al Díaの記事
ニコラス・マドゥロ体制が、キューバに医薬品を送った。国内メディアが報じたもので、バルガス州から軍の船で、医薬品を積んだ16のコンテナが輸送されたという。国内ではマドゥロ体制の経済失政のため、医薬品は極度に不足した状態にあり、医薬品を必要とする国民の死も相次いでいる状況だ。

■対ウイルス、準備未了 El Universoの記事
国内では、新型コロナウイルス(Covid-19)に対する準備が未了だという。感染症の専門家が指摘したものだ。世界的にこのウイルスの脅威が広がり、南米でもブラジル、エクアドルで感染例が報告されている。いつ国内に上陸してもおかしくないが、経済が疲弊する中、医療現場、国境や空港などでの対応がほとんど進んでいないとした。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ドミニカ共和国で感染者 BioBio Chileの記事
ドミニカ共和国で、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染者が確認された。同国保健省によると、陽性となったのは2月22日に入国した62歳のイタリア人男性だ。24日頃から発熱や咳の症状を示し、同国内の病院で手当て受けていた。同国では初の感染例で、ラテンアメリカではブラジル、メキシコ、エクアドルに次ぎ3か国めの確認となった。

■メキシコ、感染は5例に Infobaeの記事
メキシコでは新型コロナウイルス(Covid-19)の感染者が一気に増えている。先週、初の感染者が確認された同国だが、1日にはチアパス州でイタリアから戻った女性の感染が確認され、合わせて5例めとなった。現在保健当局は、これら感染者と接触した可能性のある人物の、観察などを続けている。

■ブラジルは2例め Caracol Radioの記事
ブラジルでは2例めとなる新型コロナウイルス(Covid-19)の感染が確認された。イタリア、ミラノを訪れた32歳の男性の感染が確認されたものだ。この訪問に同行した、この男性の妻に感染の症状は現れていない。保健省はいずれも、国外からの感染の持ち帰りで、国内感染は現時点では発生していないとしている。

■2か国からの到着者、観察へ Panamá Américaの記事
パナマ保健省は、イタリアと韓国から到着した者に対する、観察を行なう。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が両国で起きていることを受けた措置だ。14日間にわたる自宅待機などを命じるものだが、現時点で入国制限、禁止などの措置はとらない。現時点で国内では、感染者は確認されていない。

■フェイクニュースに注意喚起 ABC Colorの記事
パラグアイの保健省は、フェイクニュースに対する注意喚起を行なった。新型コロナウイルス(Covid-19)の脅威が高まる中、国内ではこの感染症についてのフェイクニュース、デマが散見されるという。中には、特定地域で複数の感染者が確認されたというまことしやかな情報も流れた。保健省は、情報の真偽について冷静に判断するよう国民に呼びかけた。

■ラカジェ・ポウ大統領就任 Caracol Radioの記事
ウルグアイでは1日、ルイス・ラカジェ・ポウ新大統領が就任した。昨年11月の選挙で当選した同氏が、モンテビデオの議会で宣誓し、就任したものだ。国内では15年ぶりの、右派政権の誕生となる。同氏は現在46歳の弁護士で、2度めの挑戦で当選した。国内では失業率の増加など経済問題が表出しており、この対応に迫られる。

■ホンジュラス、大雨被害 Infobaeの記事
ホンジュラス北部、カリブ海岸地域では大雨被害が生じている。この地域では局地的な大雨が降り、流れる河川の著しい増水が起きた。ラ・マシカ川を渡ろうとした25歳と44歳の男性2人が流されて死亡し、このほか20歳の男性1人が不明となっている。この雨により、国内では8300人が被害を受けたという。

■パラグアイ川、水量減少 ABC Colorの記事
パラグアイ川では再び、水量減少が起きている。パラグアイを貫くこの大河は、地域の重要な交通ルートとなっている。昨年後半、著しい水量減少が起きたが、年末以降は回復していた。パラグアイ国内の広い範囲は今雨季だが、それでも再び水量減少が進んでいる。2月末の10日間の間に、水位は2.22メートル減じた。



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