2020.03.04

【ボリビア】

■ウイルス、狭まる包囲網 El Díaの記事
ボリビアも「包囲網」が狭まっている。3日新たにアルゼンチンとチリで、新型コロナウイルス(Covid-19)感染例が報告された。ブラジルと合わせ、国境を接する3つの国で感染が生じたことになる。国内では感染が疑われる事例は複数出ているが、いずれも陰性となった。保健省は空港や陸路国境での対応を強化している。

■アルセ氏、依然リード La Razónの記事
大統領選では、モラレス派のMASから出馬するルイス・アルセ氏がリードしている。ATBが行なった世論調査の結果だ、アルセ氏は32.6%を得てトップを守り、カルロス・メサ氏が19.2%、ヘアニネ・アニェス暫定大統領が18.2%で続く。しかし決戦に至った場合、メサ氏かアニェス氏が勝利すると分析された。

■ドリア・メディナ氏、メサ氏批判 Página Sieteの記事
副大統領候補となっているサムエル・ドリア・メディナ氏は、カルロス・メサ氏を批判した。同氏はメサ氏の陣営が、右派同士の「足の引っ張り合い」を助長していると断じた。5月3日の選挙では右派が乱立し、漁夫の利を得たモラレス派、MASの候補が有利になるとの分析がある。

■メサ氏、一本化を拒絶 El Díaの記事
カルロス・メサ氏は、右派候補の一本化案を事実上、拒絶した。乱立した右派候補の一本化議論があるが、メサ氏は自分の信じる道を歩むとして、現状での選挙運動を維持する方針を示した。この一本化については、ヘアニネ・アニェス暫定大統領の陣営、ルイス・フェルナンド・カマチョ氏の陣営が理解を示している。

■チ氏、このまま出馬 La Razónの記事
チ・ヒュンチュン氏はこのまま、大統領選出馬候補に名前を連ねる。選挙法廷(選管)が明らかにしたものだ。同氏と、同氏を擁立した政党FPVの間で「仲たがい」が生じていることが明らかになった。しかし現時点で、FPV側は候補取り下げや別の候補擁立などの動きを示していないことから、選挙手続き上は変更はないという。

■モラレス氏に平和賞を La Razónの記事
アルゼンチンの人権活動家アドルフォ・ペレス・エスキバル氏は、エボ・モラレス氏に「ノーベル平和賞を」と訴えた。1980年にこの賞を受けた同氏は、モラレス氏が人権活動や民主主義に大きく寄与したと語り、この賞がふさわしいと述べた。モラレス氏は昨年の選挙不正指摘から辞任し、アルゼンチンに亡命している。

■BoA、危機にはない La Razónの記事
政府は、国営ボリビアーナ航空(BoA)は「危機にはない」と断じた。同社職員らが、同社の窮状を挙げ、このままでは破綻すると警告した。しかし政府側は、差し迫った危機にはないと否定した。一方この国営企業を立ち上げたエボ・モラレス政権の流れを汲むMASのエバ・コパ議員は、政府がBoAの民営化を画策していると断じた。

■ニニョ・コリョ、140万ドル La Razónの記事
ラパス、ニニョ・コリョの地盤対策には140万ドルが必要だという。先月、この地では土砂災害が発生し、一部の住宅などに被害が生じた。この地にはテレフェリコ(ロープウェイ)紫線を支える鉄塔もあり、この運転にも一時支障が生じた。市側は、この地の地盤対策工事が必要としているが、巨額の費用がかかることが明らかになった。

■デング、8千件近くに La Razónの記事
国内でのデング感染は、7890件に達しているという。保健省が明らかにした数字だ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、サンタクルス県、ベニ県など東部で今、猛威を振るっている。現時点でオルーロ、ポトシを除く7つの県ですでに感染が確認されている状況だ。パンアメリカン保健機構はラテンアメリカに、この感染症への警告を発している。

■対ウイルス、経済対策 Página Sieteの記事
政府は、新型コロナウイルス(Covid-19)の世界的感染拡大を受け、国内経済対策を進める。国内では、とくにこのウイルス拡大により中国との貿易が滞り、すでに一部の経済指標に影響が出始めている。ホセ・ルイス・パラダ経済相は、この影響を緩和するための経済施策を早期に導入すると断じた。


【ペルー】

■国内、ウイルス警戒高まる Perú21の記事
国内でも、新型コロナウイルス(Covid-19)に対する警戒感が高まっている。ブラジル、エクアドルに続き3日にはチリとアルゼンチンで感染例が報告された。国内ではまだ感染例はないが、感染が疑われる事例は現在、クスコで3件、イキートスで1件あるという。空港や港湾、陸路国境でも警戒レベルが高められている。

■タクナ、死者4人に Correo Perúの記事
先月、鉄砲水と土砂災害の被害を受けたタクナでの死者は、4人となった。保健当局によるとこの事態で市内の病院に入院していた83歳の男性が、新たに死亡したという。短時間に大量の雨が降ったことからこの事態が生じたもので、市内中心部に大泥流が流れ込み、建物や道路への被害が広がった。


【チリ】

■国内初の感染者確認 BioBio Chileの記事
国内初の新型コロナウイルス(Covid-19)の感染者が確認された。保健省によると第7(マウレ)州サンハビエルの33歳の男性が陽性となり、タルカの病院で手当てを受けている。この男性は2月25日に、国外から帰国していた。セバスティアン・ピニェラ大統領は国内感染はまだ起きていないとし、国民に冷静な対応を求めた。

■接触者、自宅待機へ BioBio Chileの記事
保健省は、新型コロナウイルス(Covid-19)感染が確認された男性との接触者について、自宅待機の措置をとることを明らかにした。同省は接触者各人と連絡を取り、咳、発熱などの症状がないかを毎日今後、確認するという。ハイメ・マニャリッチ大臣は、この自宅待機が現状で、最良の方法であると断じた。

■サンハビエル、一斉休校 BioBio Chileの記事
第7(マウレ)州サンハビエルの学校は、一斉休校の措置がとられる。市内の男性が新型コロナウイルス(Covid-19)に感染したことを受けた措置だ。人から人に移る可能性を踏まえ、市内すべての学校は閉鎖される。またサンハビエルの行政は、市内の公的機関についても一時休業の措置をとる方針だ。

■また闘争の波 Jornadaの記事
また国内で、社会闘争の波が立った。国内各地で、セバスティアン・ピニェラ政権に対する抗議闘争が行なわれたものだ。国内では暴力的デモへの警官隊の介入が相次ぎ、また混乱に乗じた略奪も各地で起きている。警察によると、283人が逮捕され、警官76人が負傷しているという。


【アルゼンチン】

■ウイルス感染、確認 Infobaeの記事
国内で初となる新型コロナウイルス(Covid-19)の感染が、確認された。保健省によると陽性となったのは43歳の男性だ。バルセロナなどを訪れ、先週アリタリアの便でミラノから帰国していた。1日夜から咳や高熱などの症状を呈し、2日に肺炎の症状をともなったことから検査が行なわれ、陽性となった。

■フェルナンデス、冷静な対応を Télamの記事
アルベルト・フェルナンデス大統領は国民に対し、冷静な対応を呼びかけた。3日、国内初となる新型コロナウイルス(Covid-19)感染例が報告されたことを受けたものだ。同大統領は、感染例は確認されたものの、国内感染などは起きていないとして現時点では緊急事態にはあたらないと語り、国民に冷静さを求めた。

■同便の乗客ら、観察へ El Tribunoの記事
保健省は、新型コロナウイルス(Covid-19)に感染した男性と同じ航空便に乗っていた乗客に対し、観察を行なう。この男性はミラノからブエノスアイレスに向かう、アリタリア便を利用していた。現在は保健省は同社の協力を受け、この便の乗客らと連絡を取っているという。乗客らには当面の自宅待機などが求められる。

■ウシュアイア、漁船の事故 La Arenaの記事
国内南端のウシュアイアで、漁船の事故が起きた。2日朝、航行していた小型漁船の内部で爆発が起きたもので、この事故で20歳の漁船員男性が死亡している。またこの男性の弟も重傷を負い、ウシュアイア市内の病院で手当てを受けている。爆発は、エネルギーとして使用されているボンベで起きたとみられる。

■ラ・リオハ、デング急増 Télamnの記事
ラ・リオハ州で、デング感染が急増しているという。同州の保健局が明らかにしたもので、今年に入り感染が確認された件数は97件となった。州内でこの数の感染が出るのは、流行した2009年以来だという。ネッタイシマカが媒介するこの感染症について、パンアメリカン保健機構がラテンアメリカ全体に警告を発している。

■3路線、終電延長 Pura Ciudadの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道3路線は、終電の時刻を遅らせる。運営するTBAが明らかにしたもので、この措置がとられるのはサルミエント線、ロカ線、ベルグラノ・スール線の3路線だ。月曜日から金曜日までの平日について、最大で25時30分頃まで運転時間が延長される。この延長は、利用者の間から要望が根強かった。


【エクアドル】

■感染、1人増えて7人に El Comercioの記事
国内での新型コロナウイルス(Covid-19)の感染は1人増えて、7人となった。保健省が2日夜、明らかにしたものだ。国内ではスペインから戻った71歳の女性の最初の感染が確認されたが、新たに感染した人物はこの接触者だという。またこの最初の感染女性の症状が、重篤化していることも明らかにしている。

■観察は100人に El Comercioの記事
保健省は、新型コロナウイルス(Covid-19)感染のおそれがあるとして観察している人が、100人であるとした。最初に感染が確認された女性との接触の可能性がある人物を中心に、この観察が続いているものだ。前日には177人だったが、この数が絞られたことになる。これら100人は、自宅待機の措置がとられている。

■イベント自粛を要請 El Universoの記事
政府はグアヤキル、ババオヨでの大きなイベントの自粛をあらためて要請した。グアヤキルで国内初の新型コロナウイルス(Covid-19)感染者が出たことから、政府側が要請していた。その後、この感染者との接触者の感染が次々と明らかになっていることから、あらためて要請がなされたものだ。

■トランビア、運賃は0.35ドル El Comercioの記事
クエンカに整備されたトランビア(路面電車)の運賃は、0.35ドルとなる。この運賃についてクエンカでは、市側と有識者らによる6時間にわたる協議が行なわれた。この結果、この額とすることで決着したという。市内の新たな交通手段となるこのトランビアでは、すでに試運転も始まっている。


【コロンビア】

■滞在国申告を義務づけ El Universoの記事
政府は、入国者に対し滞在国の申告を義務づけた。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大を受けた対応の一つだ。空路のみならず、パナマ、エクアドル、ブラジル国境でもこの申告を義務づける。とくにエクアドルで、感染者が増加していることを受け、同国境地域での対応も強化する。

■10の空港、天候の影響 Caracol Radioの記事
国内では3日、10の空港が悪天候の影響を受けた。大雨などの影響で、ボゴタの空港では一時滑走路が閉鎖されるなど、多くの便に影響が広がった。このほかブカラマンガ、カリ、メデジン、パスト、イバゲ、マニサレス、バランキージャ、カルタヘナ、フロレンシアの空港で影響が生じたという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、襲撃を否定 Diario Las Amerciasの記事
ニコラス・マドゥロ体制側は、フアン・グアイド暫定大統領への襲撃を否定した。先週末、ララ州都バルキシメトで、演説中のグアイド氏がチャベス派に投石、発砲を受けた。暫定政権側はマドゥロ体制の指示による攻撃と指摘したが、マドゥロ体制側は指示した事実はないと否定した。

■カベジョ「フェイクニュースだ」 El Carabobeñoの記事
チャベス派ナンバー2のディオスダド・カベジョ氏は、チャベス派による攻撃は「フェイクニュースだ」と断じた。バルキシメトでフアン・グアイド暫定大統領が襲撃を受けたことについて、同氏は攻撃したのがチャベス派とは限らないし、ニコラス・マドゥロ体制側が指示したという証拠もないと断じた。

■ポンペオ氏、攻撃を非難 Infobaeの記事
米国のマイク・ポンペオ国務長官は、チャベス派によるフアン・グアイド暫定大統領への攻撃を非難した。バルキシメトで起きた事件について同長官は触れ、人権上の問題と、安全担保上の重大な問題が起きていると断じた。この攻撃については、ニコラス・マドゥロ体制に批判的なリマ・グループ12か国も非難声明を出している。

■ラカジェ・ポウ氏、グアイド支持 Infobaeの記事
1日、ウルグアイの大統領に就任したルイス・ラカジェ・ポウ氏は、フアン・グアイド暫定政権を支持することを表した。左派のバスケス前政権は、ニコラス・マドゥロ体制への指示を変えていなかった。当初同氏は一方の体制の支持をしない姿勢を示したが、この支持表明がベネズエラ国民への「後押しになる」とし表明した。

■ベネズエラ問題会議、中止へ Venezuela al Díaの記事
ベネズエラ問題を話し合うため開かれる予定だった国際会議は、中止となった。ベルギーで、欧州連合や米国、中国、ラテンアメリカ各国による会議が予定されていた。しかし新型コロナウイルス(Covid-19)の世界的脅威が高まったことと、シリア難民問題がさらに悪化していることを受け、会議開催そのものがキャンセルされた。

■ウイルス上陸なら国境封鎖 Pulzoの記事
コロンビアは、ベネズエラに新型コロナウイルス(Covid-19)が上陸した場合、陸路国境を封鎖する方針だ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で事実上の医療崩壊状態のベネズエラで、このウイルスに対応する余力がないことが指摘される。多くの国民の「生命線」となっているコロンビアだが、ウイルス上陸の際には厳しい姿勢を示す見通しだ。

■900万人、飢餓に直面 Infobaeの記事
国内では、900万人がすでに、飢餓に直面している。国連食糧計画が明らかにしたものだ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政の影響で、国内では物資不足とハイパーインフレが続いている。このため食料が十分に調達できない世帯が多くを占め、すでに国民の60%は、食事の量そのものが減少しているという。

■再びメガ停電のリスク RunRunの記事
国内では再び、メガ停電が発生するリスクが高まっている。国内では昨年3月から4月にかけ、全土で停電する事態が長期間続いた。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政のためインフラのメンテナンスが行き届かなくなったことが原因だ。国内の電力をめぐる状況は改善されておらず、再び同様事態が生じる危険性は高いという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、マスク義務づけ La Prensaの記事
ホンジュラス政府は、国内の医療関係者、空港関係者にマスク着用を義務づけた。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が続き、ラテンアメリカ各国でも確認が相次いでいる。この事態を受け、政府および同国保健省、労働省は労働者の感染予防のため、このマスク着用義務づけの措置をとった。

■TT、マスク不足 St Lucia Newsの記事
トリニダード・トバゴでも、マスク不足が顕著になっている。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大で需要が急増したことを受け、とくに米国労働衛生研究所の規格を満たす「N-95マスク」が国内市場でほぼ涸渇状態となっているという。この状況を受け医師など医療関係者が、保健省にこの調達、確保を要望した。

■パラグアイ、緊張高まる ABC Colorの記事
パラグアイでは、新型コロナウイルス(Covid-19)に対する緊張感がより高まっている。ブラジルに続きアルゼンチンでもこのウイルスが確認され、「包囲網」が狭まりつつある。現時点で国内では、感染が疑われる例の報告もないが、保健省は上陸の可能性が日々高まっているとして、準備を指示している。

■サンパウロ海岸、雨被害 Infobaeの記事
ブラジル、サンパウロ州の大西洋岸地域で、大雨による被害が生じている。局地的な雨のため、サントス、サンビセンテ、グアルジャで洪水、土砂災害などが生じたものだ。とくに同州最大の港湾都市サントスでの被害が大きく、多くの建物が破壊されているという。現時点で10人が死亡し、70人が避難している。

■ウルグアイ議員、死の脅迫 Noticias Por El Mundoの記事
ウルグアイの左派政党の議員、ヘラルド・ヌニェス氏が、死の脅迫を受けたという。所属政党側が明らかにしたもので、捜査機関に速やかな捜査を求めている。この1日の夜、同議員のもとに同氏と娘2人の殺害をほのめかす脅迫があったものだ。内務相もこの報告を受け、捜査に全力を挙げる姿勢を示している。

■カンペシーノ指導者、帰国へ La Prensaの記事
ニカラグアのカンペシーノ(農業)層指導者、フランシスカ・ラミレス氏が、帰国することを表明した。同国では社会闘争の激化を受け、ダニエル・オルテガ政権による弾圧が強まり、2018年末に同氏はコスタリカに逃れていた。しかし国内での運動を継続するため、帰国することを決断したという。

■デング、1万1千件 Misiones Onlineの記事
パラグアイでは今年に入り、すでに1万1311件のデング感染が確認されたという。保健省が明らかにしたもので、疑われた事例は13万件に達し、この感染で34人が死亡している。国内では昨年後半以降、ネッタイシマカが媒介するこの感染症が劇的に広がっている状態だ。パンアメリカン保健機構も国内の状況に懸念を示している。

■パナマは656件 Telemetroの記事
パナマでは今年に入り、デング感染が656件発生している。同国保健省が示した数字だ。ラテンアメリカでは今季、このネッタイシマカが媒介するこの感染症の劇的拡大のおそれがある。国内ではパナマ、アライハン、チェポ、コロン、サンミゲリートでの感染例が多い。保健省は国内に、この感染症への注意情報を出した。

■スピリット、ニューオーリンズ路線 Aviacion21の記事
米国のLCC、スピリット航空は、ニューオーリンズとラテンアメリカを結ぶ路線を展開する。同社が明らかにしたもので、この6月からこの町とメキシコのカンクン、ホンジュラスのサンペドロ・スーラを結ぶ路線の運航を開始するという。同社はフロリダ州のフォート・ローダーデールとラテンアメリカを結ぶ路線を展開している。

■フリホーレス、病害の影響 Ciber Cubaの記事
キューバでフリホーレス(インゲン豆)の不足が生じている理由は、生産現場で病害が発生しているためだという。家庭料理などに欠かせないこの食材だが、農業省によると病害により国内生産が半減する見通しだという。すでに国内の市場では品薄、価格上昇が起きており、一部の市民はエンドウ豆で代用している。



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