2014.05.23

【ボリビア】

■エボ、母なる大地を語る El Deberの記事
エボ・モラレス大統領が自身の「母なる大地」観を語った。自分自身の政治的立場として、「母なる大地」は人権にもまさる存在で、これを守ることが政治、国際社会の役割と断じた。国内のみならず地球規模の、環境問題に積極的に取り組む姿勢を強調した。同政権は誕生後、「母なる大地省」を設けている。

■オルーロ、48時間ゼネスト La Razónの記事
オルーロは22日、48時間のゼネストに突入した。市民団体による動きで、ポトシ県との間の県境闘争で、同県の立場を強くアピールするものだ。団体側は「国は対話を勧めるだけで、具体的な動きを見せない」と批判の声を上げている。このストで交通、教育機関、銀行などはこの日、業務を止めた。

■イシボロ・セクレ、捜索続く La Patríaの記事
ベニ、コチャバンバ県にまたがるイシボロ・セクレ国立公園では、不明機の捜索が今も続けられている。今月11日、ラ・アスンタからトリニダに建設資材を運んでいた小型機が、この公園付近で消息を絶った。空軍による捜索が続けられているものの、依然として手がかりすら見つかっていないという。

■危険犬飼い主は保険加入へ La Razónの記事
人を襲うなどの危険性が高い犬を飼う飼い主は、保険加入が義務づけられる見通しだ。下院議会がこの法案を可決したもので、上院議会での審議を経て、成立する見通しとなっている。ロットワイラー、ピットブル、土佐犬などの危険犬の飼い主は、この犬が人を襲った場合に適用される保険加入が義務づけられる。

■ワールドカップは無料放映 Página Sieteの記事
ボリビア国民は、ブラジルで来月から開催されるワールドカップの試合を、無料で観戦できるという。エボ・モラレス大統領が明らかにしたもので、国内ではEntelが放映権を得て、衛星放送やケーブルテレビ、インターネット、携帯電話で観戦できるようになる。

■EU、コカ葉工業化に反対 Página Sieteの記事
欧州連合(EU)は、アンデス原産のハーブ、コカ葉の工業化に反対の姿勢だ。インディヘナ(先住民)文化上、重要な意味を持つこのコカ葉はコカインの原料となることから、国連が禁輸作物としている。生産国ボリビアはこのコカ葉の工業使用を国際社会に認めるよう求めているが、EUはこの考えを支持しない姿勢を示した。

■ウユニ、多量薬物摘発 Página Sieteの記事
ポトシ県のウユニで、多量の薬物が摘発された。警察によると観光地ラグーナ・ベルデ付近を走行していた車の中から、マリファナ64キロ、コカイン3キロが発見、押収されたという。この車輌はビジャ・エルモソ社が保有する観光用4WDで、薬物はチリに輸送しようとしていたとみられる。

■サンタクルス、スラソ警戒 El Deberの記事
サンタクルスでは「スラソ」への警戒が高まっている。このスラソはアマゾンから吹きつける冷たい風だ。熱帯地方のサンタクルス市でも、この風が吹くと、気温が摂氏10度を下回ることもある。地域気象台は、今季初めてのスラソが吹くと予報した。市民は厚手の服を用意するなど、準備に追われている。


【ペルー】

■国際競争力、7ランクダウン La Repúblicaの記事
ペルーの国際競争力は、7ランクダウンとなった。国際経営開発研究所が世界各国の競争力のランキングを発表したもので、ペルーは50位で、昨年の43位から下がった。スペインやポルトガルなど、欧州各国の評価がアップし、ペルーの評価は相対的に下がったとみられる。

■プーノ、寒さで29人死亡 RPPの記事
プーノ県では寒さが原因の疾患などで、すでに29人が死亡しているという。国内の広い範囲は冬を迎えつつあり、プーノ県の標高の高い地域では、朝の最低気温が氷点下10度を下回る地点も少なくない。寒さが原因の呼吸器疾患などで、5歳未満の7人を含む29人が命を落としたと、同県の保健局が明らかにした。

■JICA、パイタ湾対策 RPPの記事
日本の国際協力機構(JICA)は、ピウラ県のパイタ湾の汚染問題に取り組む。JICAのサカクラ・ノリジ氏が近く、現地を訪れて汚染の状況の調べを行なうという。汚染の原因を特定し、今後の対策プログラムを策定するためだ。パイタは同県最大の漁港、港湾の町だ。

■アマソナス、1万人来訪見込む La Repúblicaの記事
アマソナス県は1万人の観光客来訪を見込んでいる。同県では今月31日から6月7日まで、観光週間「ライミ・リャクタ」でさまざまなイベントが行なわれる。同県にはクエラップ要塞やゴクタ滝、カラヒアなどの観光地が多く、県都チャチャポヤスは今後、クスコに並ぶ観光都市となることも期待されている。

■リマ空港、偽パスポート摘発相次ぐ Perú21の記事
リマのホルヘ・チャベス空港で、偽パスポートが相次いで摘発された。初めに、カナダに向かおうとしたルーマニア国籍の3人が挙動不審だったことから調べたところ、偽物であることが発覚した。またその後、ペルー国籍の女が持つチリのパスポートがやはり偽物と判明し、この女は400ドルで購入したと証言しているという。

■パスコ、犬殺し Correo Perúの記事
パスコ県で、犬が殺される事件が相次いでいる。この事態が起きているのはワリアカ郡のチンチャンで、この1週間ほどの間に飼い犬や牧畜犬など10頭が、毒殺されたという。この犬殺しの動機は分かっておらず、犯人像もまだ浮かび上がっていない。地域行政は市民らに、飼い犬の管理を徹底するよう、呼びかけている。


【チリ】

■チリ、地デジ法公布 La Terceraの記事
ミチェル・バチェレ大統領は「地上デジタル放送」にかかる法を公布した。チリでも、現行のアナログ放送からデジタル放送への転換が予定され、日本-ブラジル式技術の採用が決まっている。この法の公布により、今後5年をかけ、国内のすべてのアナログ放送は、デジタル放送に移行することになる。

■Movilh、同性婚を目指す La Terceraの記事
チリの同性愛者団体Movilhは、同性間でも婚姻と同等の関係が認められる制度の実現を今後も目指す、とした。カトリックの社会的影響力の強いチリは、南米ではもっとも、同性愛に保守的な国の一つだ。しかし近年、アルゼンチンやブラジルなど近隣国でも同性婚が可能となり、Movilhはこの「権利獲得」に強い意欲を示した。


【アルゼンチン】

■向精神薬、規制強化へ Clarín.comの記事
保健省は、向精神薬の販売規制を強化する姿勢を示した。ブエノスアイレスではこの10年で、向精神薬の販売量が105%も増加している。クロナゼパムなどの薬をアルコールとともに摂取し、依存に陥るケースも多く報告されている。保健省はこの販売規制を強化するため、医科大学の専門家らに協力を仰ぐ方針を示した。

■ルハン、60人が避難 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス州のルハンでは、60人が避難しているという。大雨のためルハン川が増水し、ルハンの市街地が浸水するおそれがあると指摘されている。川の水位は漸減傾向で、警戒のピークは越えたとみられるが、この地では浸水が繰り返されており、今も60人が避難を続けたままだ。

■トレーラー、トンネルに激突 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのヘネラル・パス通りで、トレーラーがトンネルの入り口に激突した。このトンネルは立体交差のため設けられているもので、リアチュエロ方面に走行していたこのトレーラーの上部が、トンネルの天井にぶつかったものだ。この事故のため、交通量の多いこの道路は一時、通行が規制された。

■イグアス、新管制塔 Misiones Onlineの記事
ミシオネス州プエルト・イグアスの空港に、新たな管制塔が建設される。同空港はブエノスアイレスやコルドバなど国内だけでなく、ブラジルなどからの国際線の就航もある。航空便の増加に対応するため、管制機能を強化することが建設の目的だ。この建設にかかる費用は2439万ペソと試算されている。


【エクアドル】

■トランビア建設工事が中断 El Universoの記事
クエンカのトランビア(路面電車)建設工事が、15日間にわたりストップしているという。このトランビアは、市内の新たな交通の軸として建設が始められていたが、4工区での建設工事が止まったままとなっている。市長交代の影響などが指摘されるが、現場もこの状況を理解していないという。関係者や市民から、懸念の声が上がっている。

■6月から電子マネー El Universoの記事
エクアドル中央銀行(BCE)は、6月から電子マネーシステムを導入すると発表した。電子決済を可能とするこのシステムについて、BCEはこの3月に導入を発表し、準備を進めていた。このシステム導入により携帯電話を通じた決済や、小額の支払いなどへの応用で、国内の流通の現場が、大きく変わる可能性がある。


【コロンビア】

■バス炎上、運転手に60年求刑も El Universoの記事
先週末、マグダレナ県のフンダシオンでバスが炎上した事故で、運転手には60年が求刑される可能性があるという。この事故では33人が死亡し、その大半はこどもだった。調べを進める検察は、逮捕された運転手が事故当時、被害をとどめるための適切な措置を怠ったと指摘している。一方、運転手の弁護人は15年が上限との見方を示した。

■ジェットブルー、カルタヘナ新路線 Caracol Radioの記事
米国のジェットブルーはこの10月29日から、カルタヘナへの新路線を開設する。同社はすでにカルタヘナ-ニューヨーク線を運航しているが、新たにフロリダ州のフォート・ローダーデール線を設けるという。この空港は同社のハブの一つで、この新路線開設により同社の便を通じた乗り継ぎ網が拡大する。


【ベネズエラ】

■反政府デモ、開始から100日 Caracol Radioの記事
ベネズエラでの反政府デモは、2月12日の開始から100日を迎えた。ニコラス・マドゥロ政権に対峙する学生や労働組合らは22日、カラカスなどで平和的なデモ行進を行ない、このデモ参加で逮捕されたすべての者の釈放を求めた。この一連のデモと警官隊との衝突では、合わせて42人が死亡している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パラグアイ、デング警戒呼びかけ Medical Xpressの記事
パラグアイ保健当局は、来月からブラジルで開催されるワールドカップ観戦者に対し、デング感染への警戒を呼びかけた。蚊が媒介する感染症であるデングは、ブラジルの広い範囲で感染リスクがあり、複数の試合の開催都市も含まれる。試合を見に行く国民に対し、蚊に刺されない工夫をするよう、呼びかけた。