2020.03.08

【ボリビア】

■保健相、冷静な対応を El Díaの記事
アニバル・クルス保健相は、国内に冷静な対応を呼びかけた。新たにパラグアイで新型コロナウイルス(Covid-19)感染が確認され、ボリビアと国境を接するすべての国で感染者が出たことになる。同大臣は現時点で国内では感染者は出ておらず、同省としても徹底的な準備を進めているとして、国民に冷静な対応を呼びかけた。

■ワシントン・ポスト紙が批判 Página Sieteの記事
ワシントン・ポスト紙が、ボリビア情勢をめぐりドナルド・トランプ大統領の姿勢を批判した。ヘアニネ・アニェス暫定政権誕生後、同政権のさまざまな矛盾が今、噴出している状態にある。同暫定政権を発足後いち早く支持承認したトランプ政権が、この件に一切の口をつぐんでいることを、同紙は批判した。

■大臣不信任「遺憾だ」 Página Sieteの記事
ジェルコ・ヌニェス大臣は、議会がフェルナンド・ロペス国防相の不信任を可決したことを「遺憾」とした。議会は、モラレス派のMASが多数を占めている状態で、MASはモラレス氏が亡命しているアルゼンチンへの対応などを批判し、この不信任を可決した。ヌニェス大臣は、ロペス氏が閣議から外れたことを明らかにしている。

■アニェス、ロペス氏を信じる La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、フェルナンド・ロペス国防相を「信じる」とのコメントを出した。同大臣が、モラレス派のMASが多数を占める議会で不信任とされたことを受けたものだ。アニェス大統領はロペス氏が愛国心のもと、政治的混乱、さらに自然災害に対し全力を尽くしたことを評価し、信じるとした。

■政府、異例の謝罪 Página Sieteの記事
政府側は、異例ながら謝罪した。サンタクルスの小規模生産者が、ヘアニネ・アニェス暫定大統領に呼びかけを行なうため接近したところ、警備員に止められ威嚇、脅迫されたと訴えていた。政府側はこの事実を認め、警備員らに不適切な行動があったことを謝罪したものだ。

■ティキパヤ、90%の住宅清掃 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県ティキパヤでは、90%の住宅に清掃支援が行なわれた。この地では先月末、タキニャ川からの大泥流が発生し、多くの建物がこの流れに見舞われた。復旧、復興作業が進んでいるが、兵らが各家庭などの清掃支援にあたり、90%の住宅がこれを受けたという。被災地では今も、作業が続いている。

■オルーロ、バス横転 Página Sieteの記事
オルーロ市から20キロの地点で、バスが横転する事故が起きた。ソラカチでこの事故を起こしたのは、サンタクルスからラパスに向かっていたチノ社の便だ。この事故で乗っていた20人が負傷し、カラコリョやオルーロ市内の病院に搬送された。運転手は、事故直前に車輛のトラブルがあったと証言している。

■カメレオン強盗、8人逮捕 Página Sieteの記事
ラパス県警は、カメレオン強盗の手口で8人を逮捕した。ボリビアの7人、ペルーの1人のこの8人は、公共交通機関を客として利用し強盗を働き、その後衣類を変えるなどして目をくらます手口を繰り返していたとみられる。警察は、この犯行が組織的に行なわれていたとみて、全容解明を急いでいる。

■タリハ、捨て犬厳罰化 El Díaの記事
タリハ県では、捨て犬の厳罰化が準備されている。家庭で飼われている犬が、都市郊外の街路などに捨てられるケースが今、急増しているという。こうした犬たちにより、中心部と郊外を結ぶ交通機関が間接的な影響を受けているとして、県議会に対し厳罰化を図る法案を求めているものだ。

■デサグアデーロ、2千人確認 Página Sieteの記事
ペルーとの陸路国境デサグアデーロでは、毎日2千人の確認が行なわれている。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大を受け、この国境で出入国の手続きをとる人に対し、検温などのチェックが行なわれているものだ。同様の確認は同じくペルー国境のカサニ(ユングーヨ)、プエルト・アコスタでも行なわれている。


【ペルー】

■感染、6件に増加 Perú21の記事
国内での新型コロナウイルス(Covid-19)感染は、一気に6件に増加した。国内では6日に初の感染者が明らかになったが、7日に5件の感染が確認されたものだ。国内の感染者の5人はリマ、1人はアレキパでの確認となっている。このいずれもが、欧州などからの訪問者または帰国者で、感染の持ち帰り、持ち込み例だ。

■ダイヤル113で相談 Perú21の記事
新型コロナウイルス(Covid-19)の国内感染者が確認されたことを受け、保健省は相談専用ダイヤル「113」を新たに設けた。救急通報の「117」とは別に、相談を24時間受けつけるものだ。リマのほかクスコ、ピウラなど各地で、このダイヤル相談が可能となっている。高熱、咳などの症状が出た場合、まず相談することを保健省は呼びかけた。

■ガルシア氏、資産凍結か Infobaeの記事
検察は、元大統領のアラン・ガルシア氏の家族の資産凍結の手続きをとる姿勢だ。ガルシア氏についてはブラジルの建設会社を舞台とする汚職疑惑が浮上したが、同氏はこの追及の中自ら命を絶った。この捜査は続いているが、家族が同氏の遺産を隠したり、他国に移す可能性があるとして、凍結の手続きをとるとしたものだ。

■トランビア、5億5200万ドル Correo Perúの記事
アレキパでのトランビア(路面電車)建設計画には、5億5200万ドルの予算がかかるという。市内では公共交通は自動車に依存しており、新たな大量輸送機関の整備が急務となっている。こうした中、トランビアを整備する計画が進んでいるが、この予算規模になるとの見方が市側から示された。


【チリ】

■感染者、7人に BioBio Chileの記事
国内での新型コロナウイルス(Covid-19)の感染者は2人増えて、7人となった。保健省によると7日、サンティアゴで17歳の男性、第10(ロス・ラゴス)州プエルト・モントで20歳の女性の感染が確認された。2人はいずれも、欧州から帰国したばかりだった。このうちの男性は、家族がすでに感染確認されている。

■サンティアゴ、デモで35人逮捕 La Mañana Neuquénの記事
サンティアゴでは7日、またデモ隊と警官隊との衝突があり、35人が逮捕された。国内では昨年10月から反政府デモが激化していたが、2月中旬からこの動きが再燃している。この日、市内のバケダノ広場で行なわれたデモの暴徒化があり、衝突に至った。警察によると警察官59人が、この事態で負傷しているという。

■バケダノ広場、男性死亡 BioBio Chileの記事
サンティアゴのバケダノ広場で行なわれたデモで、48歳の男性が死亡した。反政府闘争のデモ隊が暴徒化し、警官隊との間で衝突が生じていた。この衝突の際、男性は頭部を強く打つなどし、市内の病院に搬送されたが後に死亡した。この広場一帯では、混乱に乗じた略奪も発生している。

■女性デー、静かなデモを BioBio Chileの記事
国内では8日のデモを静かに行なうよう、呼びかけがなされた。この日は国際婦女性デーで、国内各地でさまざまな機関による、女性によるデモ行進が予定されている。しかし昨年10月以来の社会闘争の継続で、こうしたデモが暴徒化しやすい傾向が強いとして、あらかじめ注意が呼びかけられた。


【アルゼンチン】

■国内初の感染による死者 La Nacionの記事
国内では7日、新型コロナウイルス(Covid-19)感染による初めての死者が報告された。保健省によると、ブエノスアイレス市内の医療機関で手当てを受けていた63歳の男性がこの日の朝、死亡したという。この男性はフランスに滞在し、帰国後に発症した。この感染による死亡例は、ラテンアメリカでは初とみられる。

■9歳女児に感染疑い Télamの記事
メンドサでは、9歳の女児に新型コロナウイルス(Covid-19)の感染疑いが生じている。この女児は家族とともにスペインから帰国したばかりで、高熱や咳などの症状が出て、市内の病院に入院した。現在感染の有無の確認検査が行なわれているところだ。メンドサでは現在、サンラファエルの31歳の男性にも感染の疑いが出ている。

■ウイルス相談で通話1万件 Clarínの記事
救急ダイヤル「107」には、一日1万件の通話があるという。通常、救急車出動などの要請を行なうこのダイヤルには、一日の通報は2千件程度だ。しかし新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大を受け、発熱などの症状で通報する人が急増している状況だという。SAMEは保健医療機関への相談を呼びかけている。

■国内感染はまだない Página 12の記事
保健省は国民に、国内感染や市中感染の例はまだないとして、冷静な対応を呼びかけた。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染が国内でも8件報告され、国民の間で不安が高まっている。現時点で感染例はいずれも、国外からの持ち帰り、持ち込みで、これら感染者からの二次感染の事例は起きていないと強調した。


【エクアドル】

■感染、14人のまま El Universoの記事
国内での新型コロナウイルス(Covid-19)感染者は、14人のままだ。スペインから帰国した71歳女性の感染確認以来、国内では新たな感染者の確認が相次いだ。保健省によると現時点で、アスアイ、マナビ、サント・ドミンゴの各県で観察者がいるという。またチェコで、エクアドル国民1人の感染が明らかになった。

■チンボラソ号、5日間待機 El Universoの記事
海軍船チンボラソ号の乗員50人は、5日間待機する。保健省が新型コロナウイルス(Covid-19)対策の一つとして明らかにしたものだ。この船には幹部5人、乗組員45人がいるが、この感染症の有無を確認するため、5日間上陸を先送りする措置をとるという。現時点でこの50人に、症状などはでていない。

■博物館なども対応強化 El Comercioの記事
国内の博物館なども、新型コロナウイルス(Covid-19)対応を強化している。現時点で、国内ではこうした施設の一時休館などの措置はとられていない。それでも入口などに消毒用アルコールが置かれるなどの措置が取られている。今後感染が増えれば、新たな措置を各館とも検討するという。


【コロンビア】

■ドゥケ、冷静な対応を El Tiempoの記事
イバン・ドゥケ大統領は、国民に対し冷静な対応を呼びかけた。国内で6日ボゴタで、19歳女性の新型コロナウイルス(Covid-19)感染が明らかになった。国内初の感染が確認されたことで、国内では不安が高まっている状況だ。ドゥケ大統領はメディアの取材に対し、国として感染拡大抑止に全力を挙げる姿勢を示し、冷静な対応を求めた。

■同便乗客に連絡 Caracol Radioの記事
保健省は現在、新型コロナウイルス(Covid-19)感染が明らかになった19歳女性と、同じ航空便に乗り合わせた乗客らと連絡をとっている。ボゴタのこの女性は、先月26日にイタリアのミラノからの航空便で国内に到着した。この便の乗客全員との連絡を、今試みているところだという。

■バイオメトリクス認証を中止 Caracol Radioの記事
政府は、空港や国境などでのバイオメトリクス認証を一時中止する措置をとった。国内で新型コロナウイルス(Covid-19)の感染が確認されたことを受け、指紋認証などの運用を停止したものだ。イバン・ドゥケ大統領はこの認証システムは重要だが、今は感染対策を優先させると明らかにした。


【ベネズエラ】

■グアイド、参加呼びかけ RunRunの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、国民に対しデモへの参加を呼びかけた。グアイド氏はこの10日、ニコラス・マドゥロ体制に対する大規模デモ行進を呼びかけている。この行進を通じ、同体制に圧力をかけようと呼びかけたものだ。一方国内では、グアイド氏の求心力の低下が指摘されている。

■マドゥロ「米国の侵攻企図」 América Economíaの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、ブラジルの外交官引き上げの背景に米国の「侵攻企図」があると断じた。ジャイル・ボウソナロ政権は、国内のすべての外交官、大使館と領事館の職員の引き上げを発表した。この背後で米国が、ベネズエラへの軍事侵攻を狙った動きがあるとの見方をマドゥロ氏が語った。

■メガ停電、対策なし El Pitazoの記事
国内では、メガ停電再発抑止に向けた対策は、ほとんど取られていない。昨年3月から4月に、国内全土で停電する事態が生じ、間もなく1年になろうとしている。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政によるメンテナンス不足がこの停電の原因だが、国内の送電網の状況は悪化しこそすれ、改善はしていない状況だ。

■エクアドルの難民、3分の1は違法 Version Finalの記事
エクアドル国内に身を寄せるベネズエラ難民の実に3分の1は、違法滞在の状況だという。米州機構(OEA)の人権機関CIDHが明らかにしたものだ。こうした難民について各国は、合法滞在などの措置をとっているが、この恩恵を受けられるのはいまだに一部に限られる状況であると報告した。

■レケセンス氏裁判は「劇場」 Venezuela al Díaの記事
野党議員フアン・レケセンス氏に対する裁判は、劇場の様相だという。国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏が指摘したものだ。テロ関与の容疑で2018年8月に拘束された同氏への裁判が行なわれているが、裁判とは思われぬほど、ニコラス・マドゥロ体制側の一方的指摘にとどまっている状況だという。

■コロンビア、国境閉鎖を否定 Diario del Norteの記事
コロンビアの移民局は、ベネズエラ国境の閉鎖の可能性を否定した。国内で新型コロナウイルス(Covid-19)の感染が起きた場合、国境を閉鎖すると伝えられた。しかし移民局はこれを否定し、国境での感染症対策を厳格化するにとどめるとした。医療崩壊状態の国内では、ウイルスが上陸した後、大混乱に陥ることが予想されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パラグアイで感染者 ABC Colorの記事
パラグアイで初の新型コロナウイルス(Covid-19)の感染者が確認された。同国保健省が7日夕方、明らかにしたものだ。今月初めにエクアドルから来た32歳の男性が、陽性となったという。症状は軽く、現在この男性は自宅で療養している。同省は国内に、冷静な対応と、予防などの対策をとるよう呼びかけた。

■OPS、脆弱国に職員派遣 NTN24の記事
パンアメリカン保健機構(OPS)は、医療体制が脆弱な国々に職員を派遣する。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が続き、こうした脆弱性を抱える国々で爆発的な拡大が起きるおそれがある。対象はボリビアやパラグアイ、スリナム、ガイアナといった国々だ。OPSはとくにハイチ、ベネズエラでの危険性を指摘している。

■ブラジル、感染は14人に Valor Investeの記事
ブラジルでの新型コロナウイルス(Covid-19)の感染者は1人増えて、14人となった。新たにリオデジャネイロ州で52歳女性の感染が明らかになったという。国内での感染はサンパウロ州が10人、リオデジャネイロ州が2人、バイア州が1人、エスピリト・サント州が1人となっており、いずれも欧州などからの訪問者、帰国者だ。

■ボウソナロ、冷静な対応を El Universoの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、国民に対し冷静な対応を呼びかけた。国内でも、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染者が増え続けている状態だ。ボウソナロ大統領は国民に対し、この対応に国民が一致結束する必要性があると訴える一方、パニックを避けるよう落ち着いて行動するよう呼びかけた。

■パナマ、追跡調査 Telemetroの記事
パナマの保健省は、追跡調査を行なっていることを明らかにした。コスタリカで、新型コロナウイルス(Covid-19)の陽性反応が出た米国籍の観光客が、先月22日に航空便の乗り換えのため、パナマのトクメン国際空港に立ち寄っていたことが明らかになったものだ。同省は、この人物との接触者などの特定を急いでいる。

■パナマ、相談ダイヤル Telemetroの記事
パナマ保健省は、新型コロナウイルス(Covid-19)についての相談ダイヤル回線を設けた。携帯電話と固定電話から「169」への通話で、相談ができるという。流行国からの帰国者や、何らかの症状が出た場合、医療機関を直接訪れるのではなく、このダイヤルを活用してほしいと保健省は呼びかけた。対応は朝8時から18時までだ。

■エルサルバドル、観察80人 El Salvadorの記事
エルサルバドルでは、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染のおそれがあるとして、80人が隔離されたり観察対象となっているという。同国保健省が7日、明らかにした数字だ。現時点で国内では感染者は確認されていないが、流行国からの帰国者、訪問者などがこの対象となっている。

■キューバ、医薬品不安 Ciber Cubaの記事
キューバでは、医薬品不足に対する不安が高まっている。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が世界で起きているが、この治療や緩和に友好とされる医薬品70種類が、現在国内で足りていない状態だ。この不足は、米国からの経済締めつけの影響とみられている。現時点で国内では感染者は報告されていない。

■キューバ、観光にも懸念 Gerrilleroの記事
キューバでは、観光業にも不安が広がっている。同国にとって観光業は、外貨を得るための重要な産業となっている。しかし新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大で、観光市場は今、世界的に急速な冷え込みに直面している。国内の観光事業者らが会議を開き、この対策をとることなどで一致した。

■チリキ、2度の地震 Panamáa Américaの記事
パナマ西部のチリキでは6日9夜、2度の地震が起きた。観測機関によると21時15分にマグニチュード4.2、21時40分にM5.8の地震があったという。この2つの地震はいずれも、地域の活火山であるチリキ山付近で起きており、この火山活動との関係が指摘される。揺れは国内とコスタリカで感じたが、被害報告はない。

■21時間に1人、女性殺害 Procesoの記事
ホンジュラスでは21時間に1人の割合で、女性が殺人の被害に遭っているという。8日の国際女性デーを前に、明らかにされた数字だ。ホンジュラスは殺人発生数が非常に多いが、この女性の被害は深刻なものだとデータを発表したホンジュラス自治大学も指摘する。


【国際全般】

■スペイン感染441人、死者10人 Télamの記事
スペインでの新型コロナウイルス(Covid-19)感染者は441人、死者は10人となった。同国保健省が明らかにしたもので、7日までに新たに67人の感染が確認され、80代から90代の3人が死亡したという。同国での感染拡大は、関係が深いラテンアメリカにも影響が及ぶ可能性がある。



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