2020.03.09

【ボリビア】

■ウイルス、待ったなし La Patríaの記事
ボリビアも、新型コロナウイルス(Covid-19)上陸待ったなしの状態だ。7日にパラグアイで初の感染者が確認され、国境を接するすべての国で感染が確認されたことになった。国内では現時点で、複数の感染が疑われる事例が報告されたが、いずれも陰性となっている。保健省は、国内への上陸は時間の問題とみている。

■国内でもマスクなど品薄 Página Sieteの記事
国内でもマスクや消毒用エタノールなどが、品薄となっている。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が南米各国でも起きている。国内での感染例はまだ報告されていないが、市民の間でこれに備える動きが起きているものだ。専門家は市民に対し、手洗いの徹底などを呼びかけ始めた。

■検察、マスク着用呼びかけ El Díaの記事
検察庁は、すべての検察官と職員に対し、マスク着用を呼びかけた。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大を受けた措置だ。国内ではまだ感染例は報告されていないが、検察官は人と接することが多く、同庁はリスクが高いと判断し、この措置を呼びかけたものだ。

■2首脳、ボリビア支援 Los Tiemposの記事
米国のドナルド・トランプ大統領とブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、ヘアニネ・アニェス暫定政権の支援で意見が一致した。米国で行なわれた会談で、現在のボリビア情勢についても話が及んだという。国内が再び「左派独裁」に戻ることがないよう、両国は一致してアニェス政権を支援するという。

■ワシントン・ポスト紙、懸念 Página Sieteの記事
ワシントン・ポスト紙は、記事を通してヘアニネ・アニェス暫定政権に対する懸念を表した。同紙はこの6日、専門家分析の結果として昨年10月の選挙に「不正はなかった」と伝えた。これ以後、ボリビア国内で政治不信が再び高まり、アニェス政権の基盤が揺らいでいると報じたものだ。

■日本大使が帰国 La Razónの記事
在ラパスの日本大使、古賀京子氏が職務を終え、帰国する。同氏はおよそ4年にわたり大使を務めたもので、昨年には皇室の眞子さまの来暮実現に尽力した。退任のパーティがラパスで開催され、およそ200人が参加した。先週には同大使とロンガリック外相が会談し、日本からの高度医療危機提供などで合意がなされている。

■ジェンダー暴力撲滅に意欲 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、ジェンダー暴力の撲滅に向けた意欲を示した。8日の世界女性デーに合わせ、コメントしたものだ。国内では昨年、女性が犠牲となる殺人が113件、今年に入ってからは27件発生している。アニェス大統領は女性がこうした被害にあわない社会を構築する責任が、政治にあると断じた。

■メサ氏も性暴力抑止に意欲 El Díaの記事
大統領候補のカルロス・メサ氏も、女性に対する暴力の抑止に意欲を示した。8日の世界女性デーに合わせ、選挙運動の中で触れたものだ。大統領に当選した後には、新たに女性省を創設し、暴力抑止だけでなく、賃金や待遇の男女格差の改善、撤廃に取り組むと断じた。

■タキニャ川は放置されてきた Los Tiemposの記事
コチャバンバ県を流れるタキニャ川が、放置されてきたと報告された。先月下旬、ティキパヤでこの川が暴れ、住宅地や農地が泥流に浸かる事態が生じている。多くの人々が困難に直面したこの事態について地域団体は、行政がこの川の危険性を放置してきたことに責任があると指摘したものだ。

■オルーロ、陸の物流交通拠点に Página Sieteの記事
副大統領候補となっているサムエル・ドリア・メディナ氏は、オルーロを陸の物流交通拠点とする計画を示した。選挙運動で語ったものだ。現在サンタクルスでは、ビルビル国際空港を空のハブとする計画がある。同様にオルーロを陸のハブと位置づける計画を示した。外港として使用するチリの港に近い、地の利を理由に挙げた。


【ペルー】

■感染者6人、変わらず Gestionの記事
国内での新型コロナウイルス(Covid-19)感染者は6人と、前日と変わりない。保健省によるとこれまで国内では、感染が疑われ検査が行なわれた件数が213件に達しているという。感染者のうち5人はリマ、1人はアレキパで、いずれも欧州などからの持ち帰り例とみられる。保健省はダイヤル「113」を開設し、24時間体制で相談に応じている。

■児童感染で休校措置 Perú21の記事
7歳の児童の感染が明らかになったリマ、ラ・モリーナ゜のニュートン・カレッジ小学校は、休校措置が取られる。この児童は家族とともに、この感染が明らかになった。保健省と教育省は、この学校内での感染拡大を抑止するため、休校措置をとることを明らかにした。この学校のほかの児童とその家族について、保健省が連絡をとっている。

■国境警戒を強化 El Comercioの記事
保健省は、陸路国境での警戒を強化している。エクアドル、ブラジル、ボリビア、チリ国境で、入国者に質問票の提出を義務づけるなどの措置をとっているものだ。新型コロナウイルス(Covid-19)が世界的に広がる中、国境を通じ感染者が国内に到来する可能性があり、これを抑止するための措置だ。

■感染検査でぼったくり El Comercioの記事
リマでは、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染検査をめぐり高額の請求が行なわれる「ぼったくり」の被害が報告された。ミラフローレスの住民が、こどもの検査を依頼したところ1700ソル(およそ490ドル)もの請求がなされたとSNSで明らかにしたものだ。病院側は検査を大学研究機関などに依頼するため、高額になったと説明している。

■クスコ空港、検疫の「穴」 Correo Perúの記事
クスコのアレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港には、検疫上の「穴」が多いと指摘された。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大を受け、国内空港でも対策が進んでいる。少ないながらも国際線が発着するクスコの空港では、この体制が十分にとられていない実態が報告されたものだ。


【チリ】

■国内感染者、10人に BioBio Chileの記事
国内での新型コロナウイルス(Covid-19)の感染者はさらに増え、10人となった。保健省によると最初の感染者が出た第7(マウレ)州で39歳男性が、またサンティアゴでイタリアから帰国した14歳の少年が、陽性となったという。国内では最初の感染者が確認されてからまだ一週間足らずだが、日々感染者が増えている状況だ。

■女性デー行進、200万人参加 BioBio Chileの記事
8日、サンティアゴで行なわれた国際女性デーの行進には、200万人が参加したという。この行進の主催側が明らかにしたものだ。女性の権利向上や対女性暴力の抑止などを訴えるため、この行進が計画され実施された。一方でこの行進について、警察側は参加者を12万5千人と発表している。


【アルゼンチン】

■感染、12件に Télamの記事
国内での新型コロナウイルス(Covid-19)感染は12件となった。ブエノスアイレスのマルブラン研究所が28件の検体を調べたところ、新たに3件が陽性となったという。国内ではフランスから帰国し、感染が明らかになった男性がこの週末死亡し、南米初の感染による死亡例が報告されたばかりだ。

■自宅待機徹底などを要請 La Nacionの記事
ブエノスアイレスの保健局は、欧州からの帰国者に対し、自宅待機の徹底を求めた。国内でも新型コロナウイルス(Covid-19)の感染例が急拡大しているが、感染者が多い地域からの帰国者には14日間の自宅待機などが要請されている。しかし同局によると、これを受け入れない人が多く、今後の感染拡大につながりかねないと警告した。

■カタール便で緊急検疫 Infobaeの記事
ブエノスアイレス、エセイサ国際空港ではカタール航空の便の乗客に対し、緊急検疫が実施された。サンパウロ経由でドーハから7日夕方に到着した便で、乗客の1人に新型コロナウイルス(Covid-19)感染が疑われる症状が出たという。このため特別体制で検疫が実施されたものだ。このような措置は、同空港ではこのウイルス拡大後、5件めだという。

■女性デーの行進 Cronicaの記事
国際女性デーとなった8日、国内各地でも女性たちの行進が行なわれた。ブエノスアイレスでは5月広場から議会前にかけ、多くの女性たちが行進した。女性たちは対女性暴力の抑止や、今も根強い男性優位主義の社会的価値観の転換などを訴えた。このデモには、元大統領でもあるクリスティナ・フェルナンデス副大統領も参加した。


【エクアドル】

■パラグアイと情報共有 El Universoの記事
保健省は、パラグアイと情報共有する姿勢を示した。国内を発ち、2日に同国に帰国した32歳の男性が、同国初の新型コロナウイルス(Covid-19)感染者となった。同国保健省は、エクアドル国内で感染した可能性が高いとしている。国内では14人の感染者を出しており、この件についての情報共有を進める姿勢を示したものだ。

■ウイルス、バナナにも影響 El Comercioの記事
新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大は、バナナにも影響しているという。バナナはエクアドルの主要輸出農産物だが、感染拡大で世界的な貿易の停滞が生じている影響を、直接的に受けているという。バナナ生産者の団体は政府に対し、関税などの一部免除などの措置をとるよう、求めている。


【コロンビア】

■家族は陰性 Caracol Radioの記事
国内で初めて新型コロナウイルス(Covid-19)感染が確認された19歳女性の家族は、陰性だった。ボゴタの保健局が明らかにしたものだ。この女性はイタリアから、エールフランス便で先月26日に帰国し、その後この症状を示したことが明らかになっている。現時点で周囲に感染の症状がみられる人はいないという。

■スポーツ行事など、軒並み中止 Caracol Radioの記事
メデジンではこの週末、スポーツなどの行事が軒並み中止となった。国内で初となる、新型コロナウイルス(Covid-19)感染例が報告されたことを受けたものだ。メデジンでは感染例は出ていないものの、保健局が自粛を各方面に要請し、市内で予定されていたイベントなどの中止が相次いだものだ。


【ベネズエラ】

■グアイド、野党結束目指す Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、行進を通じて野党の結束を目指す方針だ。同氏はこの10日、対ニコラス・マドゥロ体制のデモ行進を実施する計画で、国内広くに参加を呼びかけている。昨年1月に発足した暫定政権だが、現在同氏は求心力の低下に直面しており、議会議員選挙を前に野党の結束を図る姿勢だ。

■グアイド、参加呼びかけ El Sol de Margaritaの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、国内のさまざまな階層にデモ参加を呼びかけた。メディアを通じて呼びかけたもので、学生や教員、交通事業者、医療関係者、そして年金生活者などに、この10日の大規模デモへの参加を呼びかけた。このデモは、ニコラス・マドゥロ体制に対し、圧力を加えるため行なうものだ。

■グアイド支持をあらためて確認 El Pitazoの記事
米国のドナルド・トランプ大統領、ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、あらためてフアン・グアイド暫定政権への支持を確認した。両大統領は米国で会談を行ない、この際にベネズエラ情勢についても突っ込んだやり取りを行なった。両者はともに、グアイド暫定政権を引き続き支援する姿勢で一致したという。

■選挙関連品、燃える Infobaeの記事
ベネズエラ選管の倉庫では7日、火災が起きたという。カラカスのフィラス・デ・マリチェにある施設で火災が起きたもので、選管が保有する選挙に使用される機械類などが広く焼け落ちた。この火災は漏電か断線により生じたものと消防は見ている。人的被害はなかったが、今後の選挙の実施に影響は必至だ。

■コロンビア、国境管理強化 La FMの記事
コロンビアは、ベネズエラ国境の管理強化に踏み切る。現在世界的に新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が起きているが、事実上の医療崩壊が起きているベネズエラに上陸すれば、大変な事態に至ると観測されている。これに備えるため、コロンビアは国境管理の強化姿勢を示したものだ。

■経済先行き、さらに不透明 Efecto Cocuyoの記事
ベネズエラ経済の先行きには、さらに不透明感が増している。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で、多くの国民が困窮に瀕し、また昨年以降は停電など生活インフラの機能不全が相次いだ。国内では今も物資不足とハイパーインフレ、さらに現金の不足が続いており、改善の見通しはまったく立っていない。

■タチラ、衝突で8人死亡 El Espectadorの記事
タチラ州のコロンビア国境で衝突があり、合わせて8人が死亡した。国境に接するフリアで武装グループと警察との間で衝突が発生したものだ。この地域では非合法活動を行なうグループが複数存在しており、ベネズエラとコロンビアとの間の治安をめぐる協調関係が崩れる中、暗躍が続いている状況だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、感染21人に Globoの記事
ブラジルでの新型コロナウイルス(Covid-19)感染者は21人となった。同国保健省が8日、明らかにした数字だ。感染者は新たにミナス・ジェライス州、アラゴアス州でも確認され、感染者のうち4件は国内感染例とみられる。また現時点で感染が疑われ、または感染した可能性があるとして663人が隔離されている。

■メキシコ、感染7人に Jornadaの記事
メキシコでの新型コロナウイルス(Covid-19)感染者は、7人となった。同国保健省が明らかにしたもので、新たにメキシコシティで46歳男性の感染が確認されたという。同省は国民に対し冷静な対応を呼びかけおり、感染拡大と同時に、マスクや消毒用エタノールなどの買い占め抑止に努める姿勢を示した。

■ドミニカ共和国、感染5人に El Nuevo Díaの記事
ドミニカ共和国では、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染者が新たに3人確認され、5人となった。中国、武漢で足止めされていた邦人らが、ほかの国籍者らとともにウクライナで待機し、帰国した。保健省によると、この帰国した3人が新たに陽性となったという。

■コスタリカ、感染5人 El Mundoの記事
コスタリカでも新型コロナウイルス(Covid-19)感染が増え、5人となった。国内では欧州からの帰国者の感染が明らかになったが、その後感染が確認された4人は、いずれもこの人物の家族や接触者だという。保健省は国内では現時点で、市中感染は起きていないとして国民に、冷静な対応を呼びかけた。

■コパ便、突然差し止め Delfinoの記事
コスタリカのサンホセからパナマに向かおうとしたコパ航空の旅客便が7日、突然差し止められた。コスタリカ当局が、この便に新型コロナウイルス(Covid-19)の感染の疑いがある人物が搭乗しているとして、この措置をとったものだ。この確認のため、この便の出発は大幅に遅らされた。

■ホンジュラス、9人隔離 La Prensaの記事
ホンジュラスでは、新型コロナウイルス(Covid-19)感染のおそれがあるとして、9人が隔離されている。現時点で同国では感染者は確認されていないが、同国保健省は感染を持ち帰ったおそれがある人物について、隔離や待機などの措置をとっているものだ。イタリア、中国から来た人などには14日間の待機が求められている。

■ニカラグア、対応病院19個所 La Prensaの記事
ニカラグア保健省は、新型コロナウイルス(Covid-19)に対応する病院19個所を公表した。国内では感染例は現時点で確認されていないが、パンアメリカン保健機構(OPS)は同国の医療体制について脆弱性を指摘している。保健省はこの指摘に応える形で、対応する医療機関名を公表したものだ。

■ボウソナロ、夕食会へ BioBio Chileの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、米国のドナルド・トランプ大統領との夕食会に臨んだ。ボウソナロ大統領は訪米しているが、トランプ氏のフロリダ州の私邸でこの夕食会に招待を受けた。両首脳は政策などについての考え方の共通点が多く、両社の会談は和やかに行なわれたという。

■キューバ、鶏肉のための行列 Ciber Cubaの記事
キューバのボジェロスでは、鶏肉のための長い行列ができた。国内では、米国による経済締めつけの影響で、ガソリンや石鹸など特定品目の不足、涸渇が続く。こうした中、食肉も不足がすでに生じており、このボジェロスの行列は店から、実に数ブロックにわたり続いたという。

■薬物で38人摘発 El Popularの記事
パナマでは薬物関連で、38人が摘発されたという。同国警察が明らかにしたもので、薬物精製の向上を運営していたとみられる。この現場からは、コカイン精製に使用される化学薬品なども押収されており、拘束者の中にはコロンビア、ベネズエラ国籍者が含まれている。

■ロナウジーニョ氏、拘束は違法 ABC Colorの記事
ブラジルの元フットボール選手、ロナウジーニョ氏の弁護士は「拘束は違法」と主張している。同氏は先週、偽造パスポートで入国したとしてパラグアイで拘束された。同時に拘束された兄とともに司法の判断を受けたが、引き続き勾留されることとなった。これに対し弁護士は、この拘束、勾留は違法と主張している。


【国際全般】

■スペイン、死者17人に El Paísの記事
スペインでの新型コロナウイルス(Covid-19)感染による死者は8日までに新たに7人増え、17人となった。同国保健省によると、国内で感染が確認された人の数はこの日までに600人を超えたという。前日よりも20%も感染者が増えた状況に、国内では危機感が高まっている。同国での感染拡大は、関係が深いラテンアメリカにも影響を及ぼすおそれがある。



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