2014.07.09

【ボリビア】

■チリ、対決姿勢 Página Sieteの記事
チリのミチェル・バチェレ大統領は7日夜国民向けに演説し、ボリビアの「要求」への対決姿勢を明確化させた。ボリビアは海岸線問題の主張をハーグの国際司法に持ち込んでいる。同大統領は、このボリビアの主張への対決姿勢を示し、領土保全に尽くすと断言した。現在、国際司法への抗弁を準備しており、この内容は「機密」とした。

■エボ、チリの態度に抗議 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、チリのミチェル・バチェレ大統領の会見を受け、国際司法の管轄権を脅かす行為だと抗議の意を示した。ボリビアは海岸線問題を国際司法に持ち込んでいるが、チリ側は国土保全を理由に一方的な抗弁を行なう方針を示した。モラレス大統領は滞在中のスクレで会見し、このチリの姿勢は受け入れられないと断じた。

■BoA機、パナマで足止め Eju.tvの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の旅客機が、13時間にわたりパナマで足止めされている。問題が生じたのはマイアミ発コチャバンバ行きのBoAのボーイング767型機だ。第三国の領空通過システムにトラブルが生じ、コロンビア上空通過を拒絶されたという。今の段階で、この機が出発できる見通しは立っていない。

■サンタクルス、チクングニヤ警戒 El Deberの記事
サンタクルスでは、蚊が媒介する感染症であるチクングニヤ熱への警戒感が高まっている。この感染症はアフリカ発祥で、最近になりカリブ海一帯で感染が増加している。国内感染例はないが、国内に上陸すればデングと同様に熱帯地方で感染が広がるおそれがある。この感染症には有効なワクチンはなく、蚊に刺されないことが有効な予防策だ。

■西部、雪と霜の被害拡大 La Razónの記事
国内西部、アンデス高地地方では降雪や霜による被害が広がっている。国防省によるとオルーロ、ラパス、ポトシの3県では合わせて29の行政地域で、こうした被害が出ているという。とくにオルーロ県では14地域が被害を受け、農業被害のみならず、生活インフラへの影響も生じているという。現在国内の広い範囲は、冬まっただ中だ。

■コロコロ、泥棒リンチ La Razónの記事
ラパス県コロコロのトポオコで、家畜泥棒3人が激しいリンチを受けた。4日、6人組の窃盗犯が現地で盗みを働こうとしたところ、村人らに3人が捕えられた。3人は激しい暴力を受けたほか、火を放たれ、駆けつけた警察官により保護された。インディヘナ(先住民)社会では盗みは重罪で、法の正義の前にこうしたリンチが加えられることは珍しくない。

■コロマ、ウラン埋蔵量調査へ El Deberの記事
ポトシ県のコロマでは来年にかけ、ウランの埋蔵量調査が行なわれるという。フェリクス・ゴンサレス知事が明らかにしたもので、キハロ郡のこの地のウラン鉱の活用の可能性を探るための調べだ。政府は2020年までの原発稼働を目指しており、国内でのウラン確保の動きが今後加速するとみられる。

■ポトシ、殺虫剤混入で死亡か Página Sieteの記事
ポトシ県で、殺虫剤混入が原因で3人が死亡したとみられる。同県警察によるとベタンソスのビラビラで、アルコール飲料を飲んだ60代の男性3人が死亡したという。この飲料をつくる際に、殺虫剤が混入したことが原因とみられる。殺虫剤が誤って混入したのか、故意なのかはまだ分かっていない。


【ペルー】

■トゥンベス、大量偽札 Perú21の記事
トゥンベス県では大量の偽ドル札が摘発された。エクアドル国境のアグアス・ベルデスで、31歳と34歳の男2人が逮捕された、保持していた58万6000ドル相当の偽ドル札が押収された。この偽札はボール紙に包まれ、カバンの中に隠されていたという。エクアドルでは通貨としてドルが使用されており、同国の犯罪組織との関与が疑われている。

■トゥンベス、エル・ニーニョ現象の影響 La Repúblicaの記事
現在、発生の可能性が高まっているエル・ニーニョ現象により、国内北端のトゥンベス県は大きな影響を受けると指摘された。防災機構が、過去に同じ現象が起きた1997~98年のデータをもとに、シミュレーションしたものだ。今回、同じ状況でこの現象が起きると、同県内では18万人が危機に瀕するという。とくに川の増水や土砂崩れの影響が大きいと指摘した。


【アルゼンチン】

■ブエノスアイレス、水の危機 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスは水不足に喘いでいる。ラ・プラタ川の取水口付近で水位が著しく下がり、7日からは学校や公共施設150個所が断水した。ブエノスアイレス市内ではパレルモなど14地区で水圧を下げる措置がとられ、一部では水が出にくくなっている。この状態は、この30年間で3番めに深刻な事態だという。

■5月、観光客16%増 Ambitoの記事
この5月にアルゼンチンに空路、陸路、水路で入国した外国人観光客は39万4812人だった。国立統計機構(INDEC)が明らかにした数字で、この数は前年同月比で16%増加したことになる。一方、国外に旅行で出国したアルゼンチン国民は43万5774人で、同じく前年同月比で14.2%の増加だ。渡航先の半数をウルグアイ、ブラジル、チリが占めている。

■サンパウロへ大移動 La Nacionの記事
アルゼンチン国民のサンパウロへの大移動が始まっている。9日、ワールドカップ準決勝でアルゼンチンはオランダと対戦する。この試合を観戦、応援するため、多くのサポーターがこの地に向かう。ブエノスアイレスの2つの空港を発つサンパウロ線は軒並み満席で、アルゼンチン航空は臨時便を運航する。

■コモドロ、気管支炎の流行 La Nacionの記事
チュブ州の新興都市コモドロ・リバダビアでは、乳幼児の間で急性気管支炎が流行しているという。地域の保健機関によると、毎日新たな患者160~180人が診察を受け、救急出動要請も相次ぎ、診療体制が限界にある。この疾患はウイルス性で、全国的に流行が懸念されるインフルエンザA型よりも、深刻な状態だという。

■ルノー、フィアットさらに休業 La Nacionの記事
コルドバのルノー、フィアットの工場は、一時休業をさらに実施する。国内の自動車販売低迷と、ブラジルへの輸出の不振から、国内自動車メーカーの間では一時休業、帰休の動きが起きている。両社はすでに一時休業を実施したが、販売が好転せず在庫がだぶついた状態で、再び休業を行なうことを明らかにした。


【エクアドル】

■ペルーと共同訓練 El Universoの記事
エクアドル、ペルー両国では国境エリアで、エル・ニーニョにより極端化した自然災害発生を想定した、共同訓練を実施する。警報システムや救助などの実地訓練と確認を行なうものだ。11日にアグアス・ベルデスとワキージャス、18日にスヨ-マカラ、25日にナンバリェ-サンバで実施する。

■ロハ-サモラ道、土砂崩れの影響 El Universoの記事
ロハ県とサモラ・チンチペ県の県都同士を結ぶ道路が、土砂崩れの影響を受けている。ロハから20キロ、40キロの地点2個所で土砂崩れが相次いだ。さらに45キロの地点で、きわめて大規模な土砂崩れが起きた。車輌通行ができなくなっており、また3個所にのぼることから復旧の見通しが立っていない。


【コロンビア】

■スクレ県、犬殺しか Caracol Radioの記事
スクレ県のブエナビスタの行政は、犬殺しの可能性を指摘した。この町にある農場エリアで先週末、合わせて8匹の犬の死骸が発見されたという。行政側は何らかの犯罪組織の関与の可能性を指摘し、警察と軍にこの件を報告したことを明らかにした。


【ベネズエラ】

■デルタもカラカス減便へ La Estrellaの記事
デルタ航空も、カラカスへの便を大幅減便する。同社はアトランタ-カラカス線を現在、週7便の運航しているが、8月1日より週1便に減らす。ベネズエラの経済的事情から、国外航空会社の運賃決済が遅れ、航空会社は売掛金が焦げついている状態で、同様の減便をアメリカン航空やエア・カナダ、アリタリア航空が打ち出している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■チアパス地震、被害広がる El Universoの記事
メキシコ、チアパス州で7日に発生したマグニチュード6.9の地震で、被害が広がっている。国境を接するグアテマラでは乳児を含む2人が死亡、81人が負傷、さらに41棟の住宅が全壊した。チアパス州内でも男性1人が倒壊した建物の下敷きになり死亡し、多くの住宅が損壊している。メキシコ政府は震源に近い30の地域に、非常事態を宣言した。