2014.12.23

【ボリビア】

■チリ、法王来暮に懸念 El Deberの記事
チリ政府は、ローマ法王フランシスコ1世のボリビア訪問を懸念しているという。エボ・モラレス大統領が2015年の法王来暮を発表したが、海岸線問題でボリビアと対立するチリは、この来暮がボリビア側の「キャンペーン」に利用されるのではと考えている。ボリビアは1904年の平和条約に基づき、チリに対して独自の海岸線を要求している。

■エボ「法王はラパスに来る」 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、ローマ法王フランシスコ1世がラパスを訪れるとの見方を示した。モラレス大統領は先週、法王が来年来暮することを発表した。この際、訪問地がサンタクルスなど東部アマゾンになるとしていたが、法王自身が実質首都であるラパスの訪問を希望していると新たに語った。今のところ訪問時期は明らかになっていない。

■対米関係、来年にも正常化へ El Deberの記事
フレディ・ベルサティ在米代理大使は、ボリビアと米国が来年にも関係を正常化させるとの見方を示した。両国は2009年のパンド県事件をきっかけに、相互に大使を召還した状態にある。同代理大使は来年にも両国は相互の大使館を再開し、エボ・モラレス大統領とバラク・オバマ大統領の直接会談の可能性もあるとした。

■東西旧道、復旧への作業中 El Deberの記事
ボリビアの東西を結ぶ動脈は、また土砂崩れの影響を受けている。サンタクルスとコチャバンバを結ぶ旧道は、ベルメッホ付近で発生した土砂崩れのため不通となっている。ボリビア道路管理局(ABC)は現在、通行再開に向けた復旧工事を進めている。しかしまた雨が降るとの予想もあり、工事が長期化するおそれもある。

■サンタクルス、河川増水 El Deberの記事
サンタクルス県内を流れる複数の河川が、増水中だ。各地で注意が呼びかけられているもので、とくにヤパカニ川と、ラ・アンゴストゥーラを流れるピライ川の増水が著しい。今のところ氾濫は起きていないが、流域一帯では厳重な注意が必要と呼びかけられている。

■ラパス、アギナルド値上げ El Deberの記事
ラパスではミクロやミニバスなどが、突然値上げされた。運転手や事業会社によると、政府が倍払を義務づけたアギナルド(クリスマス手当)の原資を得るため、値上げせざるを得ないという。多くの路線で50センターボが上乗せされ、1ボリビアーノ区間は1.50ボリビアーノとなっている。

■マンディオカ、灌漑増産 El Deberの記事
サンタクルス市から137キロのマンディオカでは、灌漑整備により農産物の増産に成功したという。県農政局によると、この地域では新たに灌漑が整備され、この恩恵でジャガイモの収穫が実に57%も増えた。この灌漑設備は地域農業会社が、イスラエルからの投資を受け整備したものだ。

■ベニ、小型機が墜落 Eju.tvの記事
ベニ県で、小型機が墜落する事故が起きた。サンボルハ付近に墜落したのは、サンヘロニモからトリニダに向かっていた小型機だ。この事故で操縦していたマルコ・アントニオ・アラナ・モンタニョさん(24)が死亡した。同操縦士はイタリアで訓練を受け、18歳の時から操縦を行なっていたという。事故原因は分かっていない。

■オルーロ-トレドの橋、補修へ La Patríaの記事
オルーロとトレドを結ぶ道路にある橋は、2月までに補修されるという。この橋は20年前に建設されたコンクリート製のものだが、経年などにより一部が崩落し、今は通行できない状態となっている。道路管理局(ABC)の調べで、橋の土台の不備が明らかになった。カルナバルが行なわれる2月までに補修を終えるという。

■テレフェリコ、観光に活用へ Página Sieteの記事
ラパスで今年開業したテレフェリコ(ロープウェイ)について、今後観光への活用が図られる。旅行代理店の団体が会合を持ち、方針を確認したものだ。このテレフェリコからの景観そのものが観光につながるとして、シティツアーなどにテレフェリコ移動を含めるなどの措置をとる。このテレフェリコは都市交通用に整備された。


【ペルー】

■ナスカの市民、謝罪に納得せず Correo Perúの記事
イカ県ナスカの住民は、謝罪に納得していないという。グリーンピースの活動家らがスローガン写真撮影のため、ナスカの地上絵に違法侵入した問題だ。同団体のクミ・ナイドゥ代表が謝罪したが、聴取のため訪れた警察で、タマゴを投げつけられる事件が起きた。この行為は、市民の多くがグリーンピースの態度を今も批判的に見ていることを示すという。

■リマ空港「早めに来て」 Correo Perúの記事
リマのホルヘ・チャベス空港を管理するLAPは、利用者に対し「早めに来て」と頼んだ。クリスマス、年末年始の高需要期を迎え、同空港を離着陸する便もピークを迎える。定時運航を実現するため、利用者に対し早めに空港に来ることや自動チェックイン機の使用、早めに搭乗口に向かうことなど、協力を求めた。


【チリ】

■臓器移植、年間342件 La Terceraの記事
今年チリ国内で行なわれた臓器移植件数は342件と、過去2番めに多いという。チリでも臓器売買は禁止され、臓器提供、移植が制度化されている。今年は119人のドナーから342件の移植手術が行なわれたという。この数は2006年の379件に次ぐ数字だ。一方で、国内で臓器移植を待つ人は、依然として多いという。

■ビタクラ、商店が焼ける La Terceraの記事
サンティアゴのビタクラの商業ビルで火災が起きた。現場はビタクラ通りとラス・ラウレレス通りの角で、22日午後、煙が出ているとの通報から消防が出動し、消火活動を行なった。この建物の料理店「ソウル・オブ・インディア」と工具店の2店を焼いたという。この火災による人的被害はなく、出火原因の調べが進められている。


【アルゼンチン】

■スブテ、23日にリレースト Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)は23日、各路線がストライキのリレーを行なう。年末一時金の要求などを理由にスト実施を決めたもので、朝5時からリネアBが3時間のストを行ない、その後リネアH、C、D、Eとストをリレーし、最後のリネアAは20時から23時までのストだ。

■年間インフレ率は37% La Nacionの記事
アルゼンチン国内の2014年の年間インフレ率は、37%だという。エコノミストのエドゥアルド・レビ・イェヤティ氏が明らかにした数字だ。この数字は2013年の28.3%をさらに上回るものだ。国立統計機構(INDEC)は今年のインフレ率を24%と予想しているが、同機関の数字は「政府の強い意向」を反映しているとの批判が、民間から起きている。

■航空運賃、3度めの値上げ Clarín.comの記事
政府は航空運賃の値上げ申請を認可した。インフレにともなう運賃値上げで、今回の平均値上げ幅は16%だ。ブエノスアイレスからイグアスへの運賃は868ペソから1007ペソに、メンドサへは876ペソから1016ペソとなる。この値上げは8月16日以来で、今年3度めとなる。

■ラ・ボカへのシクロビア La Nacionの記事
ブエノスアイレス市は市内南部のバラカス、ラ・ボカへのシクロビア(自転車道)を新たに整備する。市内では自転車が新たな交通機関と位置づけられ、シクロビアの整備が段階的に進められている。市側は新たに、パトリシオス公園とバラカス、ラ・ボカを結ぶ区間の整備を明らかにした。このルートは、整備中のレサマ公園を通過する。

■サンタ・フェ空港、アエロパルケを目指す Lt10の記事
サンタ・フェ州都のサウセ・ビエホ空港は、国内でもっとも利用者が多いブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)を目指すという。交通省はこの空港への防火施設の工事を行なうことを明らかにした。空港側はこの工事を経て、国際線就航が可能となり、便の拡充を図る姿勢を示した。

■BsAs、穏やかなクリスマス Clarín.comの記事
ブエノスアイレスは穏やかなクリスマスになると、気象台は予報を示した。24日のクリスマスイブ、25日のクリスマスとも市内は雲が多くなるものの大きく崩れることはなく、気温も29~30度ぐらいまで上昇するという。先週は厳しい暑さとなったが、今週は極端な天候にはならない見通しだ。


【コロンビア】

■サントス「難航も」 Caracol Radioの記事
コロンビアのフアン・マヌエル・サントス大統領はキューバと米国の正常化交渉について「難航も予想される」と語った。記者からの質問に答えたもので、この報道については「素晴らしいこと」とし、「歴史的なことでラテンアメリカ全体にとってもいいこと」としたが、一方で両国の立場、考えには隔たりが大きいとの見方を示した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア運河、着工 Caracol Radioの記事
太平洋とカリブ海を結ぶニカラグア運河の建設が22日、着工された。同国政府が21世紀のラテンアメリカの象徴的インフラ整備事業と位置づけるこの運河は、中国のHKNDグループが請負い、総費用は400億ドルだ。しかし建設により影響を受ける農業層や、環境保護団体は今に至っても反対運動を続けている。