2014.12.29

【ボリビア】

■政府、2鉱山の国有化検討 La Razónの記事
政府は、ポトシ県のサンクリストーバル、サンビセンテの2つの鉱山の国有化を検討している。前者は亜鉛と銀、後者は鉛と銀を産出する、国内の主要鉱山だ。国は成長戦略モデルとして、資源国有化策を進めており、この一環とみられる。サンクリストーバル鉱山は日本の住友商事傘下で、実行されれば日本企業資産からの国有化は初めてのケースとなる。

■リキムニ油田開発、着手へ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ラパス県北部のリキムニでの油田開発を29日から開始すると発表した。エルアルト市内で明らかにしたもので、ラパス県内では初めての、大型資源開発事例となる。この油田開発の調査は2008年から行なわれており、ベネズエラのPDVSAの協力を受け、ボリビア石油公社(YPFB)が手がける。

■南米最貧、脱出か El Deberの記事
経済省は、ボリビアが「南米最貧国」を脱出したと発表した。貧困に関する指標の一つである極貧率は、2005年時点ではボリビアは南米でもっとも高い比率だった。しかし2011年時点での国内極貧率は20.8%と、パラグアイの28%を下回ったという。ボリビア経済は資源国有化などが奏功し、比較的高い成長率を維持している。

■テレフェリコ、悪い手本4例 La Razónの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)利用時の「悪い手本4例」が示された。今年相次いで開業したこのサービスでは、飲食や多くの荷物持ち込み禁止などの措置がとられている。新たに示されたのは「立ち席」「座席の上に立つ」「ゴミを捨てる」「ガムを貼りつける」の4例だ。ミ・テレフェリコによるとこれらの「被害」が相次いでいるという。

■輸入、14.1%の増加 Página Sieteの記事
ボリビアの今年1~11月の総輸入額は95億3650万ドルとなったという。国立統計機構(INE)がデータを示したもので、この数字は昨年同期の83億3750万ドルを11億7900万ドル、率にした14.1%上回った。INEの分析によると、とくに資本財の輸入額が大きく伸びたという。また車輌など交通関連の輸入は22.8%増だが、燃油は3.4%のマイナスとなった。

■エボラではなくマラリア Los Tiemposの記事
スクレでエボラ感染が疑われた事例は、マラリアであることが確認された。赤道ギニア国籍の43歳の男性が、高熱などの症状を呈して市内の病院で隔離された。検体を検査したところ、エボラではなくマラリアであると断定されたものだ。赤道ギニアは、エボラが流行する西アフリカからは離れており、当初から過剰反応との声も上がっていた。

■クリスト像、20年 Los Tiemposの記事
コチャバンバのランドマーク、クリスト・デ・ラ・コンコルディアは今年、竣工から20年を迎えたという。高さ36メートルのこのクリスト像はリオデジャネイロを上回るもので、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の来暮を記念し、建てられた。テレフェリコ(ロープウェイ)も通じており、この町を訪れる多くの観光客が訪れるスポットとなっている。

■ガリタ・デ・リマ火災、消火に3時間 Página Sieteの記事
ラパスの商業街、ガリタ・デ・リマで起きた火災の消火には、3時間を要したという。27日朝10時、広場から1ブロックのムナイパタ通りの建物の2階から火が出たという。建物内にいた6人は救出されて病院に運ばれたが、水の不足から消火は難航した。現場はぬいぐるみ類の倉庫として使用されており、火の気はなかったとみられる。

■マチュピチュ、訪れ時か Página Sieteの記事
ボリビア国民にとって2015年は、マチュピチュの訪れ時になりそうだ。ペルー文化省は内需拡大を目的に、ペルー国民とともにアンデス共同体各国民の入園料を半額とする措置を発表した。成人はこれまでの43ドルから、21.5ドルに下げられる。この遺跡はボリビア国民の間でも人気の渡航先で、来る年は訪問のチャンスとなりそうだ。

■人の狂犬病、14年で4例 La Patríaの記事
オルーロ県内で、人が狂犬病を発症したと確認された例は、この14年間で4件だけだという。県内では犬などの狂犬病発症例が相次ぎ、今年だけで58件確認されている。しかし人の場合、疑われる症例はこの14年で15件あるものの、確認はわずか4件だ。狂犬病は感染し、その後発症すると致死率がほぼ100%という危険な感染症だ。

■電子投票、見通し立たず El Deberの記事
国内で行なわれる選挙での、電子投票実施の目処は立たないという。来年3月に地方選挙が行なわれるが、以前から導入意見があるこの電子投票の実施は、見送られる見通しだ。選管によると、開票などの手間は省けるものの、導入そのものに巨額の費用が必要で、今の時点で導入は現実的ではないという。


【ペルー】

■キヌア価格暴落の影響 La Repúblicaの記事
国内農家は、キヌア価格暴落の影響を受けている。昨年は国連が定める「国際キヌア年」で、このブームによりキヌア輸出は前年比で132%増加し、取引価格もキロ当たり20ソルまで上昇した。しかし需要の落ち着きによりこの価格は4ソルまで低下し、新しい生産地の間では生産コストをこの販売価格が上回るケースが出始めているという。

■政府、ケンカ祭を問題視 Perú21の記事
女性・弱者省はクスコ県のタカナクイで行なわれる「ケンカ祭」を問題視した。この祭は村人らが性別や体格に合わせ、殴り合い、血を大地神に捧げるものだ。しかし同省は、こどもがこの祭に参加するデメリットを指摘し、青少年の健全な育成にマイナスと指摘した。同様のケンカ祭は、シエラ(アンデス)一帯のコミュニティに残存する。

■リマ、犬が花火で死ぬ El Salvadorの記事
リマではこのクリスマスに、複数の飼い犬が花火が原因で死んだという。SNSサイトFacebookのコミュニティで問題が指摘されたものだ。花火の音などに驚き、心疾患を起こした犬がおり、少なくとも数匹が死んだという。実際に死んだとされる犬の写真が、このSNSサイトに掲載された。リマでは年越し時にも、多くの花火が消費される見通しだ。


【チリ】

■ヘリが撃たれ1人が重傷 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州南部、アラウコのティルアで27日、警察ヘリが何者かにより撃たれた。この銃撃で、ヘリに乗っていたアラウコ警察署長の21歳の息子が重傷を負い、病院で手当てを受けている。この機は木材盗難の監視のため飛行していたもので、攻撃された理由は分かっていない。警察は内務省と連絡をとり、捜査を進めている。

■コルチャネ、M4.9の地震 BioBio Chileの記事
第1(タラパカ)州のコルチャネで28日午後、地震があった。観測機関によると震源はコルチャネの南72キロのボリビア国境付近で、震源の強さはマグニチュード4.9だ。この地震によりワラでメルカリ震度3、アルト・オスピシオで2の揺れを感じたが、人や建物への被害はない。


【アルゼンチン】

■リオ・ガジェゴス、CT問題 Clarín.comの記事
クリスティナ・フェルナンデス大統領の骨折で、地元のサンタクルス州リオ・ガジェゴスでは波紋が広がった。クリスマス休暇を過ごしていた大統領は急遽、ブエノスアイレス入りし病院を訪れた。この理由が、リオ・ガジェゴスの公立病院のCTが壊れているためだった。市内の民間病院のCTは機能しているものの、市民の間で医療水準に対する不安が起きている。

■リネアB、週末運休 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアBは1月、週末は運休となる。運営するメトロビアによると、新たにスペイン、マドリードのメトロの中古車輌を導入するための工事を行なうという。土曜日は13時までの運転で、日曜日は全休となる。また1月1日、2日については朝8時から22時までの運転となる。

■BsAs、雨多すぎ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスは今月、異常に雨が多いという。気象台によるとこの12月、市内では平均して3日に1度、雨が降る状態だった。例年、この月は夏と重なることもあり、水不足が起きやすいが、今年はこの心配はなかったという。この週明けも天候が悪く、気象台は31日まで、雨が降りやすいと予想している。

■フフイ、落雷で女性死亡 Nuevo Diarioの記事
フフイ州で落雷があり、72歳の女性が死亡した。26日、この事故が起きたのはアブラ・パンパだ。悪天候の中、この女性の姿が見えないとして、警察が捜索を行ない、遺体を発見した。激しく焼けるなどの損傷を受けており、雷の直撃を受けたと断定されたという。


【コロンビア】

■ベリーズ、ビザ不要に Prensa Latinaの記事
コロンビア国民は、中米のベリーズ入国時、ビザが不要となった。ベリーズ当局はコロンビアとともに、ブラジル、日本、韓国民へのビザ免除を決めた。これで同国がビザ免除とする国の数は34となった。コロンビア外務省に対し、ベリーズ当局から正式に決定の連絡が入ったという。

■ククタ、WHOに協力求める Caracol Radioの記事
蚊が媒介する感染症、チクングニヤ熱が流行するククタは、世界保健機関(WHO)に協力を求めた。北サンタンデール県によると、この町ではすでに1万5千人が、この感染症にかかったという。WHOに対し、迅速な検査ができるよう機器の調達などについて、協力を要請した。この感染症はカリブ海で蔓延し、国内でも広がりを見せている。


【ベネズエラ】

■ギネスのアイスクリーム店が閉店 Clarín.comの記事
世界記録を集めたギネスブックに掲載されているメリダのアイスクリーム店「コロモト」が閉店した。この店は、863種類ものアイスを扱っていたが、ベネズエラの経済危機の中、これが裏目に出たという。牛乳の不足によりアイスそのものの生産、調達が難しくなり、閉店を余儀なくされた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア運河、パナマへの影響 El Sigloの記事
ニカラグア運河の完成で、パナマ運河を通過する船舶の数は、30%減る見通しだという。ニカラグア政府は、新たな運河の建設をこの22日に着工した。完成すれば、太平洋とカリブ海を結ぶ海運の動脈となっているパナマ運河と競合するのは必至だ。パナマ運河運営側の分析で、新運河はパナマよりも3倍長いが、需要の高い米国に近く、競争力を持つという。