2014.12.31

【ボリビア】

■原油下落で成長率低下も Página Sieteの記事
原油の国際価格下落の影響で、2015年のボリビアの経済成長率が下がる可能性があるという。政府は5.9%成長の目標を立てているが、アナリストのマウリシオ・メディナセリ氏らはこの要因で、成長率は4.5%程度に圧縮する可能性があるとの見方を示した。政府予測が、原油価格が高い時点での数字を念頭に置いていることを理由に挙げている。

■原発開発、20億ドル Eju.tvの記事
政府は原子力エネルギー開発に向け、2025年にかけて20億ドルを投じる方針だ。政府が「ボリビア原子力プログラム」を承認したもので、2025年までの原発稼働を目指し、本格的に動き出すことになる。政府は電力を新たな輸出産品と位置づけ、ボリビアを南米の「発電所」とするプランを示している。

■ホモフォビア暴力、年間5件 La Razónの記事
ボリビア国内では今年、ホモフォビア(同性愛憎悪)による暴力、殺人事件が合わせて5件起きているという。国内で活動する同性愛者団体が明らかにした数字だ。これらの事件で2人が死亡、3人が負傷している。このほかの嫌がらせなどを含め、事件はとくにコチャバンバに集中している。オルーロで採択された現行憲法で、同性愛者差別は禁止されている。

■リキムニ、ボーリング開始 Página Sieteの記事
ラパス県北部のリキムニでは、原油資源開発に向けたボーリング調査が開始された。国内での天然ガス、原油は南部のチャコ地方やコチャバンバ県の熱帯地方に集中している。今回、ラパス県熱帯地方での開発計画が、本格化したことになる。政府は同じくアマゾン低地のパンド、ベニ県での資源開発の可能性を探っている。

■緑線、予想下回る La Razónの記事
今月4日に開業した、ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)緑線の利用が、予想を下回っている。運営するミ・テレフェリコによると現在の1日あたり利用は2万5~8千人で、予想の4万人を35%程度下回った。先行して開業した赤線、黄色線は好調だが、緑線は対照的な状況となった。

■ダカール商品、60%販売 Los Tiemposの記事
国営旅行会社Bolturは、ダカールラリー観戦旅行商品の60%をすでに販売したという。1月10~12日にラリーがオルーロ、ポトシ県内を通過するが、これに合わせたパック商品を同社は発売している。問い合わせも多く、同社は完売に自信を見せている。ラリーは2県の13の行政地域がルートとなっている。

■ビールが高いのはオルーロ La Patríaの記事
県都別でビールがもっとも高いのはオルーロ、安いのはタリハだ。国立統計機構(INE)が620ミリリットル入りボトルのビールの価格を比較した結果を示した。オルーロでは平均で14.09ボリビアーノ(Bs)であったのに対し、タリハは11.28Bsと、3ボリビアーノ近い差が出た。このほかスクレは13.08Bs、ラパスは12.63Bs、サンタクルスは12.27Bsだ。

■ポオポ湖、魚と鳥の埋葬 La Patríaの記事
オルーロ県のポオポ湖では、大量死した魚と鳥の埋葬が進められている。この湖では高温と風の影響で大量の魚が死に、さらに鳥も死んだ。現地では死んだ魚の腐敗が進み、新たな健康上の問題を起こしかねないとして、埋める作業が進められている。この大量死で、湖の漁業者らの被害が大きくなっている。

■アリカ行きバス、横転 La Razónの記事
ラパスからチリ北端のアリカに向かっていた国際バスが事故を起こし、横転した。30日事故を起こしたのはプルマン社の便で、チリ北部のチュクヨ付近でこの事故に至り、地域メディアの報道では少なくとも4人が死亡したという。この道路はボリビアとチリの港を結ぶ幹線道路で、多くのトラックなどがこの事故の影響で足止めされた。

■ラパスのターミナル、16時まで La Razónの記事
ラパスのバスターミナルは31日、16時で営業終了となる。年末年始の休みに入るもので、同日昼頃から出発便は大きく減ると予想される。また1日からは、SOAT(自賠責)の更新がなされていないバス車輌は使用できなくなる。ターミナルの再開は1日朝からとなる見通しだ。

■白とピンクの下着が人気 Página Sieteの記事
この年末、国内の主な市場では白とピンクの下着が、人気だという。年越し時、新しい下着をつける習慣があり、とくに金運を高めるという言われの黄色が毎年、人気だ。市場側によると今年は、友情を高めるとしう白、ピンクの人気も高いという。また健康運の緑、愛情運の赤も一定の人気を保っている。

■ナイトクラブ、朝6時まで El Deberの記事
サンタクルスでは大晦日の夜から元旦にかけ、ナイトクラブやバーなどの営業時間が延長できるという。市側が明らかにしたもので、通常は午前3時までの営業許可だが、この夜は朝6時まで、3時間延長しても構わない。この夜、多くの人が町に繰り出し、新年を祝うとみられている。


【ペルー】

■マチュピチュ、バス運賃値上げへ Gestiónの記事
クスコ県のマチュピチュ遺跡公園へのバスの運賃は1月1日から値上げとなる。外国人成人の場合、往復運賃は現行の19ドルから、24ドルに上がる。この措置は、バス運行会社が人件費やコスト上昇から、決めたものだ。しかし国内の旅行業者の団体は、一方的な決定となったことを批判し、撤回を求めている。

■アヤクチョ、雹被害 RPPの記事
アヤクチョ県で雹が降り、農作物が被害を受けた。この事態が起きたのはルカナス郡のサンペドロで、地域の農家らによると、合わせて30ヘクタールの農地の農作物が損害を受けたという。地域気象台によるとサリャンパンパやチャカタなどの地域で、最大で20センチ、雹が積もった。

■年間押収薬物、44トン Perú21の記事
ペルー国内で今年、押収された薬物は過去最高の44.4トンにのぼるという。内務省が明らかにしたもので、このうちおよそ半分の20.5トンはコカインが占める。今年の押収量は昨年の23.5トンを大きく上回り、これまでもっとも多かった2012年の41トンをも上回っている。また違法作付けコカ葉の掃討面積は3万1千ヘクタールで、これも過去最高となった。

■コーヒー輸出、7億6千万ドル La Repúblicaの記事
ペルーからのコーヒー輸出は今年、7億6千万ドルとなる見通しだ。ペルーコーヒー委員会(JNC)が明らかにした数字で、輸出量は415万キンタルと、当初予想の513万5千キンタルを下回ったが、コーヒーの国際価格の上昇の恩恵で、この数字となった。国内ではさび病による被害が広がり、生産現場は対応に追われている。


【アルゼンチン】

■クリスティナ、またお国入り Clarín.comの記事
クリスティナ・フェルナンデス大統領は年末年始を過ごすため、また地元のサンタクルス州に入った。大統領はクリスマス休暇中、地元の自宅で床に足を滑らせ、左足首を骨折した。今回のお国入りは車椅子姿となり、エル・カラファテの空港には医師も出迎えでいる。大統領は12日まで、公務を休む見通しだ。

■AR、エティハドとコードシェアへ Mercadoの記事
アルゼンチン航空は、アブダビをベースとするエティハド航空と、コードシェアを行なう。両社が合意したもので、2月1日からの実施となり、コードシェアによる予約受付は1月中旬からだ。アルゼンチン航空の便は国内線や近距離国際線がそ対象となる。エティハド航空はブラジル、サンパウロに乗り入れているが、国内には就航していない。

■AR、小型犬OK La Nacionの記事
アルゼンチン航空機内への、小型ペットの持ち込みが1月15日から可能になるという。クリスティナ・フェルナンデス大統領がツイッターを通じて30日、明らかにしたものだ。大統領は自身の愛犬「ロリータ」の写真を添え「これから一緒に旅ができる」とツイートした。この件について、近く同社から公式に発表されるとみられる。

■コルドバ、花火への批判 Clarín.comの記事
コルドバ州のビジャ・マリア市が年越し時に予定している花火大会に、批判があるという。この花火大会は毎年実施されているもので、今回で6回めだ。しかし地域で活動する環境団体が、花火実施により大気汚染などが起きるとして、反対しているという。

■サルミエント新車輌、もうトラブル Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道サルミエント線に導入されたばかりの新車輌が、早くもトラブルに見舞われた。モロン駅とアエド駅の間で、レールのつなぎ目の問題から、脱線したものだ。この路線ではトラブルが相次ぎ、政府は輸送力強化を図るため中国製の新車輌を導入し、運用が開始されたばかりだった。

■プエルト・マデーロ、ゴンドラ計画 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのプエルト・マデーロで、輸送機関として「ゴンドラ」を導入する計画があるという。連なるドック内を、イタリアのベネチアの水路輸送のようなゴンドラで結ぶというものだ。第3ドックに木製のゴンドラがお目見えし、1月2日から団体客へのサービスが始まるという。今後、一般旅客サービスが開始される可能性がある。

■リネアB、エアコンつき Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアBに、エアコン(空調)つき車輌が29日からお目見えした。スブテ各路線はこれまで、冷房などの空調がなかったが、昨年リネアAに新車輌が導入され、好評を博した。このためリネアBやEなどで新たに、エアコンつき車輌の導入が決まり、この日からリネアBで運用が始まったものだ。

■クロマニョン追悼通り La Nacionの記事
2004年12月30日の「クロマニョンの悲劇」から10年となった。ブエノスアイレス、オンセのナイトクラブから出火し、194人もの死者を出した惨事だ。このナイトクラブが面したバルトロメ・ミトレ通りの一部区間が歩行者専用化され、運用が始まった。この通りには、死者を偲び、追悼するモニュメントなどが設置されている。


【エクアドル】

■モロナ・サンティアゴ、バス事故 El Universoの記事
モロナ・サンティアゴ県でバス事故があり、多くの死傷者を出している。グアルマレスとメンデスを結ぶ道路で、この道路の工事の作業員ら40人を乗せたバスがカンポ・サント付近で衝突事故を起こした。地域救急によると少なくとも13人が死亡し、多くの負傷者を出しているという。事故原因などについては分かっていない。


【コロンビア】

■チクングニヤは止められない Caracol Radioの記事
フェルナンド・ルイス保健副相は、国内で感染拡大が続くチクングニヤ熱について「抑止できない」と語った。この感染症はデングと同じネッタイシマカが媒介するが、「この蚊は国内ほぼ全土に棲息しており、一度蔓延すれば抑止は不可能だ」と同副大臣は述べた。今後、国内に確実に定着するとの見方を示している。

■ボゴタ空港、30日がピーク Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港の利用はこの30日、年間のピークを迎えた。年末年始に帰省したり、旅行する人が多く、この日だけで9万人がこの空港を発つという。また31日にも5万人が利用する見込みで、2日間で14万人が利用することになる。この2日間はとくに、国内線が混雑している。


【ベネズエラ】

■サンクリストーバル空港、使用不能 NTN24の記事
コロンビア国境、タチラ州のサンクリストーバルの空港は使用不能となった。滑走路の一部が地盤沈下を起こし、航空機の離着陸ができなくなったものだ。現在、この復旧工事が緊急に進められている。この滑走路では同様の問題が2010年にも起きており、昨年には大規模補修の予算も降りていた。同空港からはカラカスへの旅客定期便が就航している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ギャング1481人が死亡 El Salvadorの記事
エルサルバドルでは今年、ギャングのメンバー1481人が死んだという。警察の高官が30日、明らかにした数字だ。国内では組織犯罪が社会問題となり、こうした組織間の抗争も激しくなっている。この死亡数の多くは殺人事件だが、ギャングメンバーの死者数は昨年に比して、12%程度減っているという。


【サイエンス・統計】

■エボラ原因を特定か El Universoの記事
西アフリカでエボラ感染が起きた原因が特定されたという。ドイツ人科学者ロバート・コチ氏の調査、分析結果が科学雑誌に掲載されたものだ。西アフリカで昨年12月に死亡した少女は、このウイルスを保菌したアンゴラオヒキコウモリを食べたことで、感染した可能性が高いという。これまで感染がなかった地域での流行を受け、原因調査が進められていた。