2015.02.27

【ボリビア】

■コビッハ水害、状況改善 Página Sieteの記事
水害に見舞われたパンド県都コビッハは、状況が改善しつつあるという。アクレ川の増水、氾濫で洪水が発生し、最大で4000人が避難したが、川の水位が下がり始め、市街地からも水が引きつつあるという。しかしそれでも、状況が平常化するにはまだ時間を要するとみられる。国や県は、被災者向けの物資供給を本格化させている。

■コビッハ水害、選挙に影響か La Razónの記事
パンド県都コビッハの水害で、3月29日に投票が予定される選挙に影響が及ぶおそれがある。パンド県選管が26日、見方を示したものだ。この水害で県土の25%が被害をうけ、復旧作業優先などのため選挙活動が影響を受ける。県単位で投票の延期などを図る可能性があるという。この水害で、各候補者は選挙活動を自粛している。

■ウルグアイはボリビアの出口 Página Sieteの記事
ウルグアイのホセ・ムヒカ大統領は、同国がボリビアの大西洋側の「海の出口」であると述べた。エボ・モラレス大統領はAladi会合参加と、新大統領就任式参列のため同国を訪れている。ムヒカ大統領はこの会談で、同国がボリビアの外港の役割を担うと言及した。一方、チリとの間の海岸線問題については「進展を願う」と述べるにとどめた。

■エボ、チリに自由往来を求める La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はモンテビデオでのラテンアメリカ統合連合(ALADI)の会合で、チリに対し自由往来の履行を求めた。内陸国のボリビアはチリのアリカ、イキケ港を外港としているが、同国港湾関係の「嫌がらせ」ともとれる行為で、ボリビアのトラックが往来を阻まれるなどの事態が続出している。モラレス大統領はチリに、この是正を要求した。

■コスタス前知事に捜査の手 Los Tiemposの記事
ラミロ・ゲレロ検察官は、サンタクルス県のルベン・コスタス前知事への捜査着手を発表した。コスタス前知事は、2009年に発生した、エボ・モラレス大統領を狙ったテロ事件に、関与した疑いが濃くなったという。右派のコスタス前知事は、モラレス大統領の「政敵」として知られている。

■こども73人殺害される Los Tiemposの記事
国内では2014年、73人のこどもが殺害されたという。オンブズマン組織のロランド・ビジェナ氏が報告したものだ。この73人のうち60人は、5歳以下の乳幼児だという。またこどもが性的虐待の被害に遭う事件はこの年だけで、326件の報告があり、大半は女児の被害だが男児の被害も33件あった。

■バスから火、乗客避難 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県のサカバを走行していたバスから火が出て、乗客が避難する事態が起きた。この事故を起こしたのは、サンタクルスからコチャバンバ市に向かっていたボリバール社の便だ。過度のブレーキ使用から火が出たもので、乗客と運転手は避難し、負傷者などはない。また火災もボヤで済んだという。

■燃油密輸、ドローン摘発 La Razónの記事
国内からのガソリンなど燃油の密輸が、ドローン(無人航空機)により相次いで摘発されている。国内では燃油は国の助成により価格が安く、これを国外に持ち出そうとする密輸が横行している。捜査機関は1月15日からドローン4機による監視を始め、これまでに7万5千リットルの密輸を阻止したという。

■サンタクルス、チクングニヤ42件に Página Sieteの記事
サンタクルス県でのチクングニヤ熱感染は、42件となった。カリブ海で蔓延し、南米各国でも感染がじわりと広がるこの感染症は、国内では同県を中心に拡大している。デングと同じネッタイシマカが媒介するため、国内の多くの地域で感染のリスクがある。同県のほかラパス県熱帯地方のアポロでも、感染例が報告されている。

■オルーロのテレフェリコ、3月2日着工へ La Patríaの記事
オルーロで建設が計画されている観光用テレフェリコ(ロープウェイ)は、3月2日に着工になるという。このテレフェリコは、市内と聖母ソカボン像が立つサンタバルバラ山を結ぶもので、フランスのポマ社が建設にあたる。建設予算は1840万ドルで、オルーロ県が建設主体となる。

■ディアブロードロモ、具体化されず La Patríaの記事
オルーロのカルナバルの「ディアブロードロモ」は、立地場所など具体化されていない。この施設は、リオのカルナバルの「サンボードロモ」を手本に、パレードの観覧施設としてエボ・モラレス大統領が提唱したものだ。県や市の文化行政はこの件について検討を始めたが、立地させる場所も見当がつかないという。

■トゥンディキは存続 La Razónの記事
オルーロのカルナバルを主催するフォルクローレ委員会は、ダンス「トゥンディキ」を存続させる、とした。このダンスはアフリカ系黒人奴隷の歴史を伝えるものだが、その表現が差別的としてアフロボリビアーノ団体から抗議があった。しかし同委員会は、歴史継承の上で必要なダンスで、表現は差別を意図したものではないとし、このままの存続方針を示した。


【ペルー】

■アルゼンチン活動家、引き渡し要請 Perú21の記事
ペルー司法はアルゼンチンに対し、グリーンピース活動家の身柄引き渡し要請を行なう。昨年12月、イカ県のナスカの地上絵に、スローガン写真撮影のため違法侵入し、損傷を与えた容疑だ。同容疑者はイカ検察により立件されており、6カ月の刑を受ける可能性がある。

■オコンガテ、雹被害 RPPの記事
クスコ県キスピカンチ郡のオコンガテで、雹による被害が広がっている。この地域では激しく雹が降り、もっとも多いところでは60センチも降り積もった。11のコミュニティで農地の農作物が損なわれたり、家畜が死ぬなどの被害が出ている。またクスコとブラジルを結ぶ大陸横断道の通行にも、支障が生じた。


【チリ】

■夏の観光客来訪、18.7%増 La Terceraの記事
昨年12月からこの2月前半にかけて、チリを訪れた外国人観光客は、前年同期比で18.7%増加した。この期の来訪者総数は133万3532人で、アルゼンチン国民が61万7935人、ブラジルが12万3257人を占めている。この期間中、主な観光地の主要ホテルの客室稼働は85%、国内全体でも72%となった。

■バルディビア、火災で停電 BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州の州都バルディビアでは、山林火災の影響で停電が起きている。電力会社によると、クティパイとチャベリータスを結ぶ送電線が火災の影響を受け、市内の2700人が停電の影響を受けているという。この復旧には、半日以上を要する見通しだ。


【アルゼンチン】

■チュブ火災、この70年で最悪 Clarín.comの記事
チュブ州で続いている山林火災は、この70年で最悪のものだという。16日に落雷で発生したこの火災は、すでに2万ヘクタールを焼き、チョリータの住宅地まで40キロに迫っている。強風や乾燥でコントロールが難しく、懸命の消火活動にも関わらず、状況は改善していない。焼失面積は、ブエノスアイレス市の市街地に匹敵するものだ。

■コルドバ、2週連続の豪雨災害 La Nacionの記事
コルドバは2週連続で、豪雨災害に見舞われた。先週、この20年で最悪の水害に見舞われた同州だが、新たな雨により川の増水や氾濫を招き、1000人が避難する事態となった。ラ・カレーラでは川の氾濫で住宅や農地の多くが、完全に水没した状態となっている。この事態で、女児1人が不明になっていると報告されている。

■空と海から捜索続く Clarín.comの記事
ブエノスアイレス州のビジャ・ヘセル沖では、空と海から、不明者の捜索が続いている。海岸から41マイルの地点で、漁船「サンホルヘ1号」が沈没し、乗組員5人が不明となっている。漁船など19隻、航空機1機が捜索活動を続けているが、現段階で不明者の手がかりなどは見つかっていないという。

■殺人都市ロサリオ La Nacionの記事
国内第3の都市ロサリオは、殺人の非常事態だ。警察によると、今年1月1日から、46日間で実に45人が殺害されているという。この町では組織間抗争などによる殺人件数はもともと多いが、毎日1人が殺害されるこの現状はきわめて深刻だ。25日には市内のラ・タブラダ地区で、25歳の男性が殺害されている。

■サルタ、航空便に影響 La Gacetaの記事
サルタでは悪天候により、航空便に影響が生じた。26日朝、市内では大雨が降り、複数地域で浸水が生じ、国道51号も通行規制が敷かれた。空港の管理側によると、この雨の影響でサルタの空港を発着する6便が欠航となったという。アルゼンチン航空やアウストラル航空は、この欠航便の乗客の他便への振り替えを受けつけている。

■コレクティーボでサソリに刺される La Gacetaの記事
サンティアゴ・デル・エステーロで、コレクティーボ(路線バス)の車内で、乗客がサソリに刺された。30歳の男性が、娘を手に抱いて、ラ・バンダに向かう17番のコレクティーボに乗車した。座席に座ったところ痛みを感じ、サソリに刺されたことが分かったという。男性は市内の病院に搬送され、経過観察の措置がとられている。


【ベネズエラ】

■サンクリストーバル、また衝突 Caracol Radioの記事
西部の町サンクリストーバルで、反政府デモ隊と警官隊の間で、また衝突があった。26日朝、タチラ州都のこの町の中心部でデモ隊が激しく声を上げ、これを警官隊が抑えようとし、衝突に至ったものだ。この町のデモでは今週初め、14歳の少年が警官が撃った銃弾を受け死亡する事態が起き、反政府デモ隊側の動きが活発になっている。

■ムヒカ、クーデターを懸念 El Paísの記事
ウルグアイのホセ・ムヒカ大統領は、メディアのインタビューで、ベネズエラでの軍事クーデターの発生への懸念を語った。この3月1日に退任する同大統領だが、政治、経済の混乱が続くベネズエラ情勢について、注視しているという。陰謀の容疑で反政権派のカラカス市長が逮捕されたことが、クーデターの引き金になる可能性を心配しているという。

■TT、トイレットペーパー輸出か El Confidencialの記事
トリニダード・トバゴがベネズエラに多量のトイレットペーパーを供給する用意があるという。政治、経済の混乱から国内では深刻な物資不足が続いているが、トイレットペーパーは昨年5月から慢性的に涸渇状態にある。トリニダード・トバゴ政府は、ベネズエラからの原油輸入と引き換えに、この品の供給を申し出ているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■サンパウロ豪雨被害 News24の記事
ブラジル最大都市サンパウロは、豪雨に見舞われた。25日、市内を中心に4時間にわたり局地的大雨が降った。町の排水能力を超える雨で市内の多くの街路が水浸しとなり、浸水して動けなくなる車が続出した。サンパウロ都市圏は深刻な渇水に見舞われていたが、今回のこの豪雨も、状況の抜本的改善にはつながらないという。

■ブラジル、封鎖解除に至らず La Nacionの記事
ブラジルで8日間続いている道路封鎖は、解除には至らなかった。26日、封鎖を行なっているトラック輸送業の団体と政府側の交渉が首都ブラジリアで行なわれたが、基本合意に達しなかったものだ。警察による高圧的姿勢のたびに、組合側も態度を硬化させている悪循環に入っており、スト解除の見通しは立っていない。

■コカコーラ、キューバ復帰も La Nacionの記事
コカコーラは、遠くない将来にキューバに復帰する見通しだという。米国アトランタのコカコーラ本社側が見通しを示したものだ。昨年12月、キューバと米国は関係正常化交渉入りを発表し、雪解けの機運が高まっている。コカコーラ社も、同社製品のキューバ市場への供給を再開する準備を進めているという。