2015.03.29

【ボリビア】

■地方統一選、投票へ El Deberの記事
ボリビア国内では29日、地方統一選の投票が一斉に行われる。県知事選、地方首長選、地方議会選などが行なわれるもので、国民は1人あたり、4度投票する必要がある。昨年10月に国政選挙が行なわれ、与党MASが全般的に勝利したが、この勢いが地方選にも波及するかが注目される。

■メディア、速報は20時 El Deberの記事
国内メディアは29日20時、地方選挙の大勢について、一斉に伝える見通しだ。この日、地方統一選の投票が行われるが各メディアは出口調査などを独自に行ない、結果の分析をそれぞれ行なう。テレビメディアATBは投票が終了する20時に分析結果を発表する方針で、El Deberなどの各新聞もインターネット上でこの時間帯、結果を示す予定だ。

■28日から移動制限 La Razónの記事
29日の地方統一選投票を前に、28日から国内では移動制限が敷かれている。29日には国内都市間交通のバスの便は全面運休となるが、28日のラパスのターミナルからは19時のオルーロ行きの便が最終となる。またラパス、コチャバンバ、サンタクルスの空港では29日、国際線の便のみの運航となる。

■枝の日曜日、影響なし La Patríaの記事
29日の「枝の日曜日」に、選挙の影響はないという。オルーロのカトリック教会が明らかにしたものだ。この日、国内では地方統一選の投票が行われるが、同時にセマナサンタ(聖週間)の始まりとなる枝の日曜日でもある。教会側によると、ミサ時刻の変更などはあるものの、この日の行事などに大きな影響はないという。

■液化ガス、ブラジルとウルグアイに輸出へ El Deberの記事
ボリビアは新たに、ブラジルとウルグアイに液化天然ガス(GLP)を輸出する。エボ・モラレス大統領が28日、明らかにしたものだ。サンタクルス県のプラント完成から、GLP生産が拡大し、パラグアイへの輸出が本格化している。新たにブラジル、ウルグアイとの間で交渉がまとまり、国産GLPが輸出されることになった。

■エボ「麻薬取引の起源は米国」 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は28日、麻薬取引の起源は米国だ、と語った。ボリビアで、麻薬取引組織の活動が活発化していることを受け、米国はボリビアの取り組みが不十分と批判した。モラレス大統領はこの批判に対し、大元は米国だ、と反論した形だ。この上で、ボリビアもこの問題に、真剣に取り組んでいると述べている。

■ペルーの警官9人、引き渡しへ Página Sieteの記事
違法越境したとして拘束されたペルーの警察官9人は、28日じゅうにも同国に引き渡される見通しだ。この9人はプーノ県警に所属し、パトロール中に誤って越境したという。現在、この身柄の扱いについて両国外務省間でやりとりが行なわれている。一方、ペルー側からはこの警察官らに対する「行き過ぎた扱い」があったとの、批判が起きている。

■チリに飲料水13トン送付へ Página Sieteの記事
ボリビア政府はチリに対し、飲料水13トンを物資として送る。チリ北部では水害、土砂災害が広い範囲で発生し、この80年で最大の被害を起こしている。エボ・モラレス大統領は被災者に見舞いの言葉を示し、チリ政府に支援を申し出たことを明らかにした。空軍機が、同国コピアポの空港に、物資を運ぶという。

■オーストリア、ゴミ分別施設に協力 La Patríaの記事
オルーロで計画されるゴミ分別施設に、オーストリア政府は330万ドルの資金協力を行なうという。オルーロでは、ゴミの再資源化と総量抑制のため、分別施設の建設と人材育成を計画している。オーストリア政府は、同国の科学研究機関を通じて、この資金協力を申し出た。

■オルーロのテレフェリコ、遅れる La Patríaの記事
オルーロでの観光用テレフェリコ(ロープウェイ)の建設が、遅れている。県は国からの協力を得て、オルーロ市内と聖母ソカボン像が立つサンタバルバラ山を結ぶテレフェリコの建設計画を進めている。落札業者も決まり、着工見通しが示されながら、未だに着工見通しが立たない状態だ。


【ペルー】

■中央道、また一時閉鎖 La Repúblicaの記事
リマと中央アンデスを結ぶ中央道は28日、また一時閉鎖の措置がとられている。リマ県のチョシカで大規模な土砂災害が発生し、この道路は一時不通となった。交通通信省によると、当該区間の新たな補修が必要になり、この日朝4時から20時まで、一部区間が通行できず、車輌は迂回する必要があるという。

■モケグア、非常事態 La Repúblicaの記事
政府は、大規模土砂災害に見舞われたモケグア県に対し、非常事態を発令した。ラ・カピーリャを中心に、ヘネラル・サントス・セロ郡、マリスカル・ニエト郡では被害が相次いで報告されている。国内ではリマ県のチョシカなどについても、土砂災害による非常事態が発令されたばかりだ。

■カハマルカ県にも非常事態 La Repúblicaの記事
政府はさらに、カハマルカ県の21地域に対しても、非常事態を発令した。同県のハエンやクテルボなどでは、大雨による土砂災害が相次ぎ、これまでに8人が死亡し、200人が避難を強いられている。この事態を受け、60日間の非常事態となったものだ。気象台は当面、北部コスタ(海岸)地域で、大雨のおそれがあると注意報を出している。

■LANペルー、高飛車対応 Diario Vocesの記事
国内市場最大手のLANペルーが、利用者に対し高飛車な対応をとったという。タラポトの空港で、リマ行きの便が、実に8時間近く遅れる事態となった。LANペルー側はリマからの到着機の機体不具合を説明したが、利用者へのこれ以上の説明も謝罪もなかったという。利用客の中には日本や米国からの観光客もいた。

■リマのテレフェリコ、廃案か La Repúblicaの記事
リマでのテレフェリコ(ロープウェイ)建設計画が、暗礁に乗り上げている。2008年、当時のルイス・カスタニェダ市政下で計画されたもので、政府も支援方針を示していた。しかし費用負担や対応年数などで折り合いがつかず、計画断念の憂き目にあるという。このテレフェリコは中心部とリマックを結ぶものだ。

■クスコ、ケチュアのミサ RPPの記事
クスコでは29日、ケチュア語でミサが行われるという。この日は、セマナサンタ(聖週間)の始まりとなる「枝の日曜日」で、特別のミサが行われる。市内のカトリック教会では、この地で話者が多いインディヘナ(先住民)言語であるケチュア語で、このミサを実施するところがあるという。


【チリ】

■北部水害、死者10人に La Terceraの記事
北部で起きた水害、土砂災害による死者は10人となった。内務省が明らかにしたもので、不明者も依然として19人のままだ。第2(アントファガスタ)、第3(アタカマ)州で甚大な被害が起きており、ミチェル・バチェレ大統領は28日、さらに死者数が増える可能性があると述べている。この事態による避難者は5584人となっている。

■北部水害、孤立1000人か La Terceraの記事
国内北部の水害、土砂災害で依然として1000人が、孤立地域に取り残されているとみられる。防災機関が見方を示したもので、被害の大きい第2(アントファガスタ)、第3(アタカマ)州だけでなく、第4(コキンボ)州にも孤立地域が残存するという。これらの地域では停電、断水も続いており、被害概要の把握にはなお時間を要するとみられる。

■住宅被害、1万4千棟 BioBio Chileの記事
北部の水害、土砂災害による住宅への被害は、合わせて1万4千棟にのぼるとみられる。ハイメ・ロメロ住宅相が28日、見方を示したものだ。とくに氾濫した川からの泥流に飲まれた住宅が多く、5千棟については今後の居住が難しいとみられる。住宅省として、早急な支援策をとる方針を示している。

■モラレス大統領から見舞い La Terceraの記事
ボリビアのエボ・モラレス大統領は、チリ北部の水害、土砂災害被災者に対し、見舞いを述べた。28日、同大統領は死者への哀悼を述べるとともに、チリ政府に対し支援の用意があることを明らかにした。承認がえられ次第飲料水などを積んだ空軍機を、北部地域に向かわせるという。両国関係は冷え込んでいるが、ボリビア側が人道対応を見せた。

■カラマ、M5.8の地震 La Terceraの記事
第2(アントファガスタ)州カラマ付近で28日13時30分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はカラマの北東43キロで、震源の強さはマグニチュード5.8、震源の深さは112キロだ。カラマでメルカリ震度5の揺れがあったが、被害報告はない。また13時56分には、余震とみられるマグニチュード3.1の地震が起きている。

■オソルノ火山、登山道閉鎖 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のオソルノ火山の登山道が一時、閉鎖された。森林組合(Conaf)によると、この山頂付近の地盤の問題から、登山者の安全を守るため、とられた措置だという。この火山は標高2652メートルで、観光客や登山客の多い山だ。最後の噴火は1869年となっている。


【アルゼンチン】

■AR、31日便の変更受けつけ Infobaeの記事
アルゼンチン航空は、この31日のチケットについて無料での変更を受けつけている。31日、交通事業者の労働組合UTAは一斉にストを行なう予定で、航空便についても全面的に停止する可能性がある。このためアルゼンチン航空は、この日のチケット保有者に対し、30日または4月1日への振り替えを窓口などで受けつけている。

■操縦士組合「31日は全便停止」 Ambitoの記事
国内の操縦士の労働組合は、この31日について国内航空便は「すべて停止する」と断言した。交通分野の労働組合連合UTAは、税制についての要求などからこの日、ストライキを通告している。操縦士組合のパブロ・ビロ委員長は、交渉の進展はなく、スト突入は100%と語り、交通への影響が必至であることをあらためて指摘した。

■雲の列車、4月4日再開 BAEの記事
サルタ発の観光鉄道、トレン・ア・ラス・ヌベス(雲の列車)は、4月4日に運転を再開する。この鉄道は昨年7月に事故を起こしてから、運休していた。経営権を接収したサルタ州は、セマナサンタ(聖週間)の運転再開を発表していたが、具体的期日が決まったものだ。これに合わせ、同社のチケット販売などを行なう新たなオフィスもオープンした。

■2月のスーパー販売、10%増 La Nacionの記事
国内スーパーの2月の販売は、前年同月比で実質10%の増加だったという。国立統計機構(INDEC)が明らかにしたもので、スーパー販売額は16.4%の増加だったが、インフレの影響を加減すると10%増だという。一方、この月の工業生産は前年同月比で7.4%のマイナスと発表されている。


【エクアドル】

■エクアドル、経済成長3.8% El Universoの記事
エクアドルの2014年の経済成長は、3.8%だった。ラファエル・コレア大統領が28日、明らかにしたものだ。政府は国内総生産(GDP)の伸びについてこの年、4.5%になるとの見通しを示していたが、原油価格の下落などから、成長幅が圧縮したという。2013年の経済成長は4.6%だった。

■キト、警官52人が落雷の影響 El Universoの記事
キトで交通警察官52人が、落雷の影響を受けた。26日20時30分頃、バジェ・デ・ロス・チリョス通り沿いの交通警察の施設に落雷があった。52人が影響を受け、このうち15人は病院で手当てを受けた。影響を受けたうちの多くは、呼吸困難に陥ったが、肺などに疾患を負った者はいないという。

■パスタサ、M5.2の地震 El Universoの記事
27日17時頃、パスタサ県を震源とする地震が起きた。観測機関によると、震源の強さはマグニチュード5.4、震源の深さは194.26キロだ。この地震による揺れはキトやグアヤキル、ロハ、チリャネス、クエンカ、ベンタナス、サンタ・アナ、ダウレ、アンバト、ポルトビエホなど、広い範囲で感じた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■BQB、アマスソナスに売却か El Observadorの記事
ウルグアイのBQB航空のオーナー、ロペス・メナ氏は、同社をボリビアのアマスソナス航空に売却することを検討しているという。BQBは旅客便を運航するウルグアイ唯一の航空会社だが、利用低迷から路線の縮小が続いている。同じく、小型機を使用しての路線展開で急成長するアマスソナスへの売却について、協議が行なわれているという。

■ニカラグア、成長4.7% La Prensa Gráficaの記事
ニカラグアの2014年の経済成長は、4.7%だったという。ニカラグア中央銀行(BCN)が28日、明らかにした数字だ。この年、内需は3.2%、外需は1.5%増加した。分野別では交通・通信が7.4%、商業が5.9%、農業が4.4%の成長となっている。国際通貨基金(IMF)によると、ニカラグアは中米でもっとも高い成長率になるという。

■エルサルバドル、米国産鶏肉停止 AM.comの記事
エルサルバドルは、米国産の鶏肉と鶏卵の輸入の一部を禁止した。同国農業省は、鳥インフルエンザの国内流入を阻むための検疫上の措置であると発表している。対象となるのはアーカンソー、カンザス、ミズーリ、アイダホ、カリフォルニア、オレゴン、ワシントン、ミネソタ各州産の鶏肉、鶏卵だ。