2015.04.01

【ボリビア】

■国防相のジャケットに批判 Página Sieteの記事
チリ北部の被災地に支援の飲料水を届けたホルヘ・レデスマ国防相のジャケットに、批判が起きている。ボリビア政府は人道支援として1万3千リットルの水をコピアポに空軍機で届けた。この際同大臣は、「ボリビアに海を」と書かれたジャケットを着用していたという。被災地支援が政治的スローガンに利用されたことに、チリ側から強い反発が起きている。

■チリ議会、レデスマ大臣を名指し批判 Página Sieteの記事
チリ上院議会では、ボリビアのホルヘ・レデスマ国防相が名指しで批判された。同国北部の水害、土砂災害被災地向けにボリビア政府は飲料水を支援し、同大臣が届けたが、この際に「ボリビアに海を」と書かれたジャケットを着用した。同議会外交委員会では「相手国、被災者への経緯に欠いた行為」と批判がなされたという。

■チリ北部水害、邦人1人死亡 Página Sieteの記事
チリ北部の水害、土砂災害で、ボリビア国籍者1人が死亡した。国内に住む家族が明らかにしたもので、第2(アントファガスタ)州カラマ近くに住んでいたルイス・ロベルト・セスペデス・バカさんの死亡が確認されたという。この男性は仕事のため3年間現地に居住していた。男性の妻とこどもは、無事が確認されている。

■法王、最初の訪問地はエルアルト El Deberの記事
ローマ法王フランシスコ1世の国内最初の訪問地は、エルアルトになるという。スクレのヘスス・フアレス大司教が明らかにしたものだ。この7月に法王は初めてボリビアを訪れる。この際、最初に到着するのがエルアルト国際空港だという。法王はその後ラパス、サンタクルス、タリハを訪れる予定が固まっている。

■仮設橋、開通へ El Deberの記事
コチャバンバとサンタクルスを結ぶ新道の仮設橋が31日午後に、開通する。クリスタル・マユの橋は2月末に崩落し、その後に設けられた仮設橋では通行車輌の重さの制限があった。新たに完成した橋は、従来の橋と同じ強度で、重量のあるトラックなども通過できるという。一方、橋の完全復旧には、半年以上かかるとみられている。

■選管、ハッキングを告発 La Razónの記事
ボリビア選管は、ハッキングされたと検察に告発した。ディナ・チュキミア広報官が31日、明らかにしたものだ。選管が情報発信を行なうため使用していたアカウントがハッキングされ、乗っ取られたという。この乗っ取りで、ラパス市長選の特定候補を選管が支援しているようなツイートがなされた。選管は、選挙の公正性に重大な問題を起こす事案とみている。

■ベニ、チクングニヤ2例め El Deberの記事
ベニ県では2例めとなる、チクングニヤ熱感染が確認されたという。感染したのは42歳の男性で、サンタクルスで感染し、グアヤラメリンで発症したとみられる。男性は現在は快方に向かっている。デングと同じネッタイシマカが媒介するこの感染症は、サンタクルス県内で感染者が300人近くに達している。

■テレフェリコ、遅れは法整備の問題 La Patr&iacut;aの記事
オルーロで計画されながら、着工が遅れているテレフェリコ(ロープウェイ)は、法整備が問題だという。市内と、聖母ソカボン像が立つサンタバルバラ山を結ぶこのテレフェリコは、今年初めにも着工予定だったが、未だに工事は始まっていない。フアン・ホセ・ラミレス新市長はこの理由について、書類などの問題ではなく、法そのものの問題との見方を示した。

■サンタクルス、魚120キロ押収 El Deberの記事
サンタクルス市は市内の市場などで、魚120キロを摘発、押収した。セマナサンタ(聖週間)には赤身肉の消費を控え、魚を食べる習慣がある。しかし国内需要の増加から、品質の悪い魚の流通が、毎年問題となっている。市側は市内の市場などで現地調査を行ない、悪質なケースの摘発を行なっている。

■ディアブロードロモ、進展せず La Patríaの記事
オルーロでの「ディアブロードロモ」の議論が、進まない。ユネスコ無形文化遺産のカルナバルの際、リオの「サンボードロモ」に倣い、観客スペースであるディアブロードロモを設けることをエボ・モラレス大統領が提案した。同調する意見も多いが、青写真ができず、未だに具体化しない状況だという。


【ペルー】

■アヤクチョ事故、死者21人に Perú21の記事
アヤクチョ県で発生したバス事故による死者は21人に増えた。30日朝、イカ県ナスカとプキオを結ぶ道路を走行していたサンチェス社のバスが道路を外れ、500メートル下の谷に転落したものだ。この事故による負傷者は41人となっている。この事故原因は、雨によるスリップではないかとみられている。

■トゥンベス、農地7千haの被害 El Comercioの記事
トゥンベス県では大雨による川の氾濫などで、農地7千ヘクタールが水を被るなどの被害を受けた。同県ではサルミリャ、トゥンベス川が氾濫し、国が60日間の非常事態を発令している。県全体では住宅500棟が被害を受け、1万5千人が避難しているが、今後農業被害はさらに拡大するおそれがある。

■プラサ・ベア、服を脱がせて謝罪 La Repúblicaの記事
チェーンスーパー「プラサ・ベア」は、服を脱がせたことを謝罪した。チクラヨの店舗で、警報装置が作動したことから若者の服を脱がせて盗みがないかの調べを行なったという。若者側が告発し、消費者保護行政は同店舗への罰金支払いを命じた。スーパー側は、この店のとった態度に行き過ぎがあったことを認め、企業として謝罪した。

■レアル・プラサ、タマゴ探し Los Tiemposの記事
国内で大型商業施設を展開するレアル・プラサは「タマゴ探し」を企画した。5日の「復活の日曜日」にちなみ、イースターのタマゴを施設内に隠し、こどもたちに探させるという。参加できるのは5歳から10歳までで、各店では参加者を募っている。このタマゴ探しは、16時スタートの予定だ。


【チリ】

■死者18人、不明者49人に El Universoの記事
防災機関は北部水害、土砂災害による死者を18人、不明者を49人と発表した。前日発表から、死者は1人の増加だが、不明者は倍以上に増えたことになる。甚大な被害を受けた第2(アントファガスタ)、第3(アタカマ)州を中心に、不明者は100人近くにのぼるとの指摘がなされている。

■仮設住宅1200棟建設へ La Terceraの記事
ミチェル・バチェレ大統領は31日、北部の水害、土砂災害の被災者向けの仮設住宅を1200棟建設することを明らかにした。この住宅は24平方メートルでバス、トイレつきだ。この資材の調達を急いでおり、一部は2日から、現地に届き始める。1年前の4月1日の地震被災地向けの仮設住宅よりも、より快適性を高めたものだという。

■北部、川の流量などは正常化 La Terceraの記事
水害、土砂災害に見舞われた北部地域では、川などの流量は概ね正常化しているという。地質鉱山局(Sernageomin)が現地に入り、確認したものだ。道路の分断などが続くため、ヘリを使用し空から現地確認を行なったが、河川の大雨の影響は脱したという。新たな氾濫や土砂災害が起きる可能性は低くなったことになる。

■土砂災害を想定した町の設計を BioBio Chileの記事
地質学の専門家は、雨や土砂の災害を想定した、町の設計が必要との見方を示した。アカデミア大学のレイナルド・ボルゲル氏が語ったもので、今回の北部水害は、半世紀にわたり雨が少ない地域を襲った尋常ではない雨が、原因との見方を示し、こうした災害への準備が必要であることを強調したものだ。

■アタカマ、通信インフラ戻る BioBio Chileの記事
水害、土砂災害で甚大な被害を受けた第3(アタカマ)州では、電話やインターネットなど、通信インフラが復旧した。通信会社によると州都コピアポや、大きな被害が出たチャニャラル、ディエゴ・デ・アルマルゴ、エル・サラドなどで通信が復旧し、通常どおり利用できる体制が整ったという。また学校などの避難所に、無料のWiFiも整備された。

■サムディオ法告発、増える La Terceraの記事
性的マイノリティへの差別行為を禁じたダニエル・サムディオ法による告発件数は昨年、前の年より増加した。2012年、サンティアゴで青年がホモフォビア(同性愛憎悪)による暴力で死亡したことから制定された法だ。2014年の告発件数は56件と、前年の33件を大きく上回り、2012年以降のトータルで120件となったという。


【アルゼンチン】

■交通機関のない一日 24horasの記事
国内では31日、交通ゼネストが行なわれた。交通分野の労働組合連合が、税制についての要求を行なった行動だ。この影響で鉄道、バス、コレクティーボ(路線バス)、航空、船舶などあらゆる交通機関が止まった。また国内の学校は休校となり、銀行やガソリンスタンドなども営業を見合わせた。この一日、国内の経済はほぼストップした状態となった。

■空港やターミナルは閑散 Diario Norteの記事
31日、交通ゼネストの実施により国内の空港やバスターミナルは閑散とした状態となった。ブエノスアイレスの2つの空港ではすべての国内線の便と、国際線の近距離便が欠航となり、利用客は非常に少ない状態となった。またレティーロバスターミナルも出発、到着便がまったくないため、人の姿はまばらとなった。

■AR、スケジュール組み直し Europa Pressの記事
31日の交通ゼネストを受け、航空最大手のアルゼンチン航空は、便のスケジュールの組み直しを進めている。先週、スト実施が通告されてから同社は、この日の便のチケット保有者に対する前後日便への振り替えを実施した。しかしこれでも間に合わないため、振替え対象を6月末まで延長する。また1日午前0時以降、便を増やすなどの措置をとる。

■スブテも全便停止 El Intransigenteの記事
ブエノスアイレスではスブテ(地下鉄)6路線とプレメトロも、全便を停止した。31日、交通労働組合の連合によるゼネストが行なわれ、この動きに沿ったものだ。市内ではコレクティーボ(路線バス)や近郊鉄道も運休しており、人々の移動手段は自家用車や自転車となった。1日は、すべて通常どおりの運転となる予定だ。

■キラキラネーム規制解除 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス市は「キラキラネーム」の規制を解除した。出生届け受けつけ時、市側は昨年、事前に用意した9807種の名前以外を受けつけなかった。外国のスポーツ選手の名前や外国ドラマの役名などをつける例があとを絶たず、命名が混乱したための措置だ。しかし市側は今年、この規制を解除したという。

■ピシス山、英国人を救出 Notifeの記事
カタマルカ州のピシス山で、登山中に不明となっていた英国人が無事救出された。この60歳の男性は、標高4千メートル地点まで車で向かい、6795メートルの頂上を目指したが、その途中で消息を絶った。山岳救助隊が捜索に入り、標高6千メートル付近で保護したという。男性は天候の変化で、身動きがとれなかったと話している。


【コロンビア】

■カルタヘナ空港は平常化 RCN Radioの記事
カルタヘナのラファエル・ヌニェス空港は、平常化した。31日、同空港の唯一の滑走路に穴が見つかり、およそ1時間にわたり閉鎖される事態が起きた。この時間帯の発着便に変更が生じたが、現在は通常どおりとなっている。この空港の滑走路は2520メートルで、国内のほかパナマシティやマイアミなどとの間の国際定期便も就航している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、ネット普及50%目指す 14 y Medioの記事
キューバ政府は、2020年までに国内家庭の50%へのインターネット普及を目指す姿勢だという。米国との間の関係正常化交渉入りを受け、同国の通信インフラ整備に関心を示した米国の通信企業が、同国の方針を確認したものだ。同時に、携帯電話からのネット接続についても、60%の普及をこの年までに目指す。