2015.05.03

【ボリビア】

■エボ、チリのメディアに苦言 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、チリのメディアから暴力的な取材を受けたと苦言を呈した。4月29日、ラパスの大統領府を出たところで、チリの記者から「まるで殴られるような」行為を受けたという。この際の記者の様子は「まるでチリの諜報機関のようだった」とモラレス大統領は述べた。海岸線問題を受け、ボリビアとチリの関係は悪化したままとなっている。

■ペルー、弁論に立ち会い El Deberの記事
ペルー政府はハーグの口頭弁論に関係国として立ち会う方針を示した。ボリビアは平和条約に基づきチリに海岸線を求め、国際司法裁判所に裁定を求めている。この弁論が行なわれるが、ペルーもボリビアと同じくチリにより領土を奪われた立場で、ボリビアの海岸線の利害を受ける可能性があることから、立ち会う方針を示した。

■労働者の権利相談、24%増 El Deberの記事
オンブズマンに対する労働者からの権利についての相談、告発件数が大幅に増えている。同組織によると、2014年に受けた相談、告発は2294件と、前年から24%増えた。とくに適切な賃金払いや休日、健康保険についての相談が目立つ。地域別ではエルアルトが390件ともっとも多く、タリハ188件、オルーロ174件と続く。

■マルガリータ第7油井、オープン La Razónの記事
チュキサカ県の「マルガリータ第7油井」の施設が竣工し、1日から稼働し始めた。エボ・モラレス大統領やRepsolの関係者らが参加し、記念式典が行なわれている。この施設は地下4750メートルから天然ガスを採掘、採取するもので、この完成により0.8兆立方フィートのガス利用が可能となる。

■原油価格下落は怖くない La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は「原油価格の下落は怖くない」と語った。昨年から国際市場における原油価格の下落が続き、天然ガスを輸出するボリビアの経済も影響を受けている。しかしモラレス大統領は、このような事態は2008年のリーマンショック時に「経験済み」とし、ボリビア経済には悲観的側面だけではないと強調した。

■ラパス、地域ターミナルが大混雑 La Razónの記事
ラパスの地域交通ターミナルは1日、大混雑した。ユンガス地方への便が出るビジャ・ファティマのミナサターミナルや、各地へのミニバスが出るセメンテリオは、利用客でごった返す状態だ。連休でこれらの地域に向かう人が増えたためで、交通各社は便を増やすなどの措置をとったという。

■組合、大学闘争と共闘 Eju.tvの記事
コチャバンバの労働組合は、地域の大学闘争との共闘体制を打ち出した。マヨール・デ・サンシモン大学(UMSS)の学生らは、学校の運営体制などから社会闘争に入っており、先週には警官隊との衝突で逮捕者も出した。有力労働組合連合COBは地方大学連盟と共同で、この件に側面協力する方針を示した。

■テレフェリコは観光に資する La Patríaの記事
オルーロで建設が計画されているテレフェリコ(ロープウェイ)について、観光に資すると強調された。オルーロ市側が示したもので、市内と聖母ソカボン像が立つサンタ・バルバラ山を結ぶこのテレフェリコの完成により、オルーロの観光の潜在性が高まるとした。この建設について市議会がようやく可決し、請け負うポマ社が実地調査を開始する予定だ。

■ポオポ湖保全、4千万Bs La Patríaの記事
オルーロ県のポオポ湖の保全計画には、4千万ボリビアーノが必要だという。オルーロ県と母なる大地省が試算した数字だ。ポオポ湖は、周辺の鉱山からの廃水流入などで汚染が進み、漁業ができない状態となっている。この保全計画では流入を阻止し、水質を浄化する内容などが含まれている。

■オルーロ、レチョン祭 La Patríaの記事
オルーロでは1日、「レチョン祭」が行なわれた。レチョンは炭火で丸焼きにする料理で、オルーロなどアンデス各地では豚肉を使用したレチョンが名物料理だ。オルーロ市の経済開発局が主催したこの祭では、豚の丸焼きがデモンストレーションされ、多くの市民がこの味を楽しんだ。


【ペルー】

■ペルー、全海岸で高波 El Comercioの記事
ペルーの太平洋岸は2日、高波に見舞われた。国防省は国民に対し、海岸に不用意に近づかないよう警報を出した。この高波により北はトゥンベス県から南はタクナ県に至る、ほとんどの港湾が業務を停止した。リマではコスタ・ベルデが浸水し、道路の不通区間が生じ、チンボテでは海岸の住宅に避難指示が出された。

■クスコ、アルパカ抗議 RPPの記事
クスコ県のアルパカやリャマの生産者の団体が、抗議デモの実施を通告した。アンデス原産のラクダ類であるアルパカの生産は県内では盛んだが、その生育環境は厳しく、県や国による環境整備の投資が進んでいない、と怒りの声を上げている。近く、クスコ市内などで抗議デモを実施する予定だという。

■シティ、譲渡交渉が妥結 El Comercioの記事
シティバンクの国内リテール部門のスコティアバンクへの譲渡交渉が、妥結したという。シティは業務再編の一環で、国内リテール部門の売却方針を示していた。これに手を挙げたスコティアバンクとの交渉が行なわれていたが、合意に至ったという。売却額は2億9500万ドルだ。シティは今後、国内ではホールセールのみの営業となる。

■チャカリリャ、スーパーで爆発 La Repúblicaの記事
リマのチャカリリャのチェーンスーパー「プラサ・ベア」で爆発があった。2日午後、買い物客でにぎわう中、大きな爆発音が店内に轟いた。この影響で、多くの買い物客が店外に避難した。店側によると、この店の地下ボイラー施設で小さな爆発が起きたが、被害はないという。プラサ・ベアはインテルバンク傘下のスーパーで、全国展開している。


【チリ】

■バルパライソ鉄道、具体化へ La Terceraの記事
サンティアゴとバルパライソを結ぶ鉄道計画が、具体化する。チリ国鉄(EFE)と行政は、2週間以内に、この鉄道が建設される計画ルートの実地調査を開始する。両都市間の交通は現在は自動車に頼っており、大量輸送機関の必要性は以前から指摘されていた。EFEによるとこの鉄道は、アルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港を経由するという。

■養殖ザケの避難、相次ぐ BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州では、養殖ザケの避難が相次いだ。同州のカルブコ火山の噴火と火山灰の影響で、州内の広い範囲で河川などの水源の汚染が報告されている。州内ではこの養殖が盛んだが、汚染による影響を避けるため、サケを安全な場所に移す動きが広まった。


【アルゼンチン】

■ロサリオで豪雨 Rosario3の記事
国内第3の都市、サンタ・フェ州のロサリオは2日未明、豪雨に見舞われた。気象台によると中心部では、この時間帯に115ミリもの雨が降り、強風の影響で倒木が相次いだという。近郊でもこの雨と風の被害が相次ぎ、20歳の男性の死亡が報告されたほか、30人が避難している。

■政府、賃上げを25%に抑えたい Clarín.comの記事
政府は、賃金上昇幅を25%に抑えたい姿勢だ。現在、国内では労働組合による賃上げ要求が相次いでおり、その多くは30%のラインだ。これに対し政府側は、インフレの抑止を図ることなどから、この幅を25%を上限としたい姿勢だという。一方、先日妥結したUOMとの交渉では、上げ幅は28%だった。

■クルーズ船客、ジャマイカから帰国へ La Nacionの記事
クルーズ船旅行中、ジャマイカで入院したアルゼンチンの女性は、帰国する見通しだという。アナ・マリア・アロヨスさんは同国で心臓の代償不全を起こし、12日間入院した状態だ。政府側によると、加入していた保険の給付を受け、帰国できる見通しとなったという。この女性は娘とともに、3週間の予定で北米、カリブ海を回っていた。

■イグアス、献血運動 La Voz de Cataratasの記事
ミシオネス州のプエルト・イグアスでは4日、献血運動が行なわれる。国内では輸血血液は献血に頼っているが、イグアスでは血液の需要が増える一方、供給が足りていないという。市内の病院と血液銀行が献血を広く呼びかけるもので、この日には市内のホテルやカジノ店などで移動献血が実施される。

■メンドサでマリファナ行進 Uno San Rafaelの記事
メンドサでは2日午後、予定通り「マリファナ行進」が行なわれた。マリファナ(大麻草)の合法化などを求めた動きで、この日には世界各地で同様の行進が行なわれている。メンドサでは15時、シビコ公園から市議会議事堂に向け、デモ行進が行なわれた。国内ではマリファナは禁じられているが、隣国ウルグアイでは一部合法化されている。

■バリロチェ、穏やかな連休 Río Negroの記事
観光地バリロチェは、穏やかな連休を迎えている。4月22日にチリ南部のカルブコ火山の噴火があり、この火山灰が大量にこの町に降った。一時は空港が閉鎖され、不急の訪問を避けるよう観光客に呼びかけられる事態となったが、今は降灰も落ち着いている。この連休中、カテドラル山のテレフェリコ利用は、市民は半額となる措置がとられている。


【エクアドル】

■母の日商戦は低調 El Universoの記事
国内の大型商業施設では、母の日商戦は低調だ。例年のこの時季、プレゼント需要の増加などから、各店はさまざまなプロモーションを実施する。しかし今年、政府はセーフガード発令など、通関に対しての管理を強化しており、輸入材の価格プロモーションが行なわれにくい状況だ。このためセールなどが不発となっているという。


【ベネズエラ】

■賃金、2度に分け30%増へ El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領はメーデーの1日、賃金を5、6月の二度に分け、30%上げると発表した。同国の最低賃金はこの2月、15%引き上げられ、5622.48ボリバールとなっている。同国では経済問題から高いインフレが生じており、賃金引き上げによりさらにインフレが進行する可能性もある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■日本-キューバ、新たな友好関係へ El Nuevo Heraldの記事
日本、キューバ両国は関係を「新たな友好関係」に発展させることに合意した。日本の外相として初めて岸田外相が同国を訪れ、ブルノ・ロドリゲス外相と会談した。この場で合意されたもので、日本側からキューバへの金融システムへの協力や、投資環境の整備などについて話し合われたという。

■アマスソナスは救世主 Espectadorの記事
ウルグアイの航空市場、行政にとってボリビアのアマスソナス航空は救世主だ。同国では国営だったプルーナ航空が破綻し、唯一の国内拠点航空会社だったBQB航空も4月10日に運航停止となった。BQBを買収したアマスソナスは、モンテビデオとブエノスアイレスを結ぶ路線を4日から就航し、国内拠点会社が復活することになる。

■サルト、水浸し El Paísの記事
ウルグアイのサルトは2日午前、水浸しとなった。早朝から、市内の広い範囲で局地的な豪雨が降り、街路の浸水、冠水が相次いだものだ。所によっては、車輌の通行そのものができない地点も生じたという。この雨は10時30分頃まで降り続いたが、その後天候は落ち着いている。

■アエロメヒコ、トロント線復活 Oemの記事
アエロメヒコは、メキシコシティとカナダ、トロントを結ぶ路線を4日から復活する。同社は以前、この路線を運航していたが、カナダ渡航時のメキシコ国民のビザの問題と、新型インフルエンザの流行から、2010年に運休していた。カナダのウェストジェットと提携し、カナダ国内の乗り継ぎ利便性も確保されるという。


【国際全般】

■コンゴ、ベールを禁止 El Universoの記事
コンゴ共和国では、公共の場所でムスリム女性が顔を全面的にベールで隠すことが禁じられた。同国のイスラム委員会が明らかにしたもので、同様にモスク内で人が寝泊まりすることも禁じるという。イスラム過激派対策の一環だ。同国ではムスリムは少数派で、人口の90%はキリスト教信仰者が占めている。

■TAPのスト、続く Rtveの記事
TAPポルトガル航空のストは2日も続いている。同国政府は、同社を民営化する方針で、スポンサー企業を募っている。同社の操縦士による唯一の労働組合がこの動きに反発し、1日からストに突入したものだ。2日は、全体の30%にあたる便が欠航となり、このほかの便にも遅れが出ている。