2015.05.27

【ボリビア】

■エボ、不出馬姿勢 Los Tiemposの記事
エボ・モラレス大統領は、2019年の次期大統領選への出馬について、否定的な姿勢を示した。現行憲法の多選規定でモラレス大統領は出馬できず、一部で憲法改正によりこれを可能とするべきとの声がある。しかしモラレス大統領は「憲法に従う」と語り、今季限りとの姿勢をあらためて示した。この9月には、モラレス大統領は史上最も長い在任期間に達する。

■ベラウンデ氏逃走で大臣更迭 Página Sieteの記事
ラパスで監視下にあったマルティン・ベラウンデ氏の逃走を受け、ウゴ・モルディス大臣が更迭された。同氏はペルーのオリャンタ・ウマラ大統領の元側近だが、汚職の容疑がかけられている。3日前にラパス市内の居所から突然姿を消した。この事態を受け、直轄担当のモルディス大臣に代え、経験豊富なカルロス・ロメロ氏が復帰することとなった。

■運転手ら、食事もできず Los Tiemposの記事
オルーロ県のチリ国境、タンボ・ケマードで足止めされている2千台のトラックの運転手らは、食事すらできない状態だ。チリの税関ストライキで多くのトラックが、外港であるアリカ、イキケに迎えず、国境で止められている。ボリビア政府側はチリに対し抗議しているが、今もなお改善の見通しすら立たない状態だ。

■外相、チリ領事を呼ぶ Página Sieteの記事
ダビド・チョケワンカ外相は、在ラパスのチリ領事、ミレンコ・スコクニック氏を呼びつけた。チリの税関ストで、オルーロ県のチリ国境、タンボ・ケマードで多くのトラックが足止めされ、ボリビアの輸出に甚大な被害が生じている。チョケワンカ外相はこの件について同領事にボリビアの立場を説明し、早期の打開を求めた。

■Emapa、マラケタを売る Página Sieteの記事
国営の食料会社Emapaが、国民に一般的なパンである「マラケタ」の直接販売を始めた。政府は価格維持のための小麦粉助成の見直しを発表し、国内のパン業者らは値上げを認めるよう行政に圧力をかけている。一部でストの動きもあることから、国民への食の影響を軽減するため、Emapaが直接のマラケタの販売に踏み切った。

■第1四半期の成長、4.6% Página Sieteの記事
ボリビアのこの第1四半期の経済成長は、4.6%だったという。ルイス・アルセ経済金融相が明らかにしたものだ。この期の国内総生産(GDP)の速報値を示したもので、同大臣は今年の年間成長は5.2%になるとの予測も示している。同大臣は国内の内需が活発で、産業別では建設、交通が盛んな一方、鉱山業やエネルギーが価格低迷の影響を受けているとした。

■コチャバンバ、住宅崩落 Los Tiemposの記事
コチャバンバで、住宅が崩落する事態が起きた。この事故が起きたのはアラライ湖に面する、築50年ほどの古い建物だ。この建物は劣化が進んでおり、以前から危険性が指摘されていた。所有を主張する者はいるものの、これを裏づける書類がなく、このためにメンテナンスなども行なわれていなかったとみられる。

■ラパス北部、チクングニヤ5件 Página Sieteの記事
ラパス県北部、熱帯地方でのチクングニヤ熱感染例は5件となった。県保健局が明らかにしたもので、感染者が確認されたのはカンデラリアとグアナイだが、いずれも流行しつつあるサンタクルス県からの持ち帰り事例とみられる。しかしこの地には、媒介するネッタイシマカが棲息することから、この地に定着する可能性は否定できない。

■オルーロ知事、空港拡張必要 La Patríaの記事
オルーロ県のティト・サントス知事は、フアン・メンドサ空港の拡張と、道路建設の必要性をあらためて主張した。同知事は以前から、2013年2月に開港したこの空港の南側への延伸の必要性を訴えている。この延伸と、延伸に伴う代替道路の建設が必要と再び主張した。一方、この空港からの旅客利用は伸び悩んでいる。

■オルーロのカルナバル用語集 La Patríaの記事
オルーロ市は、毎年2月から3月に行なわれるカルナバルの用語解説本を発表した。この祭はユネスコ無形文化遺産に登録され、国内外からの注目度も高い。しかしカトリックとインディヘナ(先住民)文化が混ざり合ったもので、用語や文化的意味を説明する解説本の必要性が高まったという。


【エクアドル】

■ウォルフ火山、弱まる El Universoの記事
25日未明に噴火した、ガラパゴス諸島イサベラ島のウォルフ火山の活動は、弱まっている。ガラパゴス国立公園によると、火口からの溶岩の噴出は今も続いており、あと数日から数週間続く見通しだが、噴火時ほどの強まりはみられないという。この火山付近に人の住む集落はないが、ピンクイグアナの生態への影響が懸念されている。

■エル・オーロ、観光客5人死亡 El Universoの記事
エル・オーロ県で交通事故があり、観光客ら5人が死亡した。現場となったのはエル・グアボとリオ・ボニートを結ぶ区間で、24日17時35分頃、バホ・アルトの海岸を訪れた家族連れが乗った乗用車が、バスの後方に追突したものだ。車体の壊れ方は激しく、車内に閉じ込められた人を助けるのに、3時間を要した。

■チクングニヤで病院24時間化 El Universoの記事
グアヤキルの一部の病院、診療所はチクングニヤ熱感染者の急増を受け、対応を24時間化した。この感染症はデングと同じネッタイシマカが媒介するもので、今年にはいり国内のコスタ(海岸)一帯で感染者が急増している。グアヤキルの保健局によると、この1週間にこの感染症の疑いで診察を受けた人は、合わせて230人に達するという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■プエルトリコ、消費税率上げ El Universoの記事
プエルトリコの議会は、消費税率を上げる法案を可決した。現行の消費税率は7.0%だが、これを4.5ポイント上げ、11.5%とするという。また専門サービスについては4%を課税する新たな制度も設ける。この措置により、プエルトリコ政府への税収は年間12億ドル増えることになるが、一方で同政府は720億ドルの債務を抱えている状態だ。