2015.06.09

【ボリビア】

■エボ、ブリュッセルに到着 Los Tiemposの記事
エボ・モラレス大統領は専用機で、ベルギーの首都ブリュッセルの空港に到着した。この地では欧州連合(EU)と中南米カリブ海諸国連合(Celac)のサミットが開催される。モラレス大統領はダビド・チョケワンカ外相らをともない、この参加のため現地入りした。このサミットでは温暖化対策や経済問題、教育問題などについて話し合わせる見通しだ。

■メサ氏、ラゴス氏の発言を明かす El Deberの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、チリの元大統領リカルド・ラゴス氏が「海の問題」に言及していたことを明かした。同氏によるとラゴス氏は大統領だった2003年11月、メサ氏に「ボリビアの主権ある海」の可能性について語っていたという。この中で、海岸線とアクセス道について、ペルー側の理解が必要との見方に触れていたとメサ氏は断じた。

■ボリビア、横断鉄道諦めず La Razónの記事
ボリビア政府は、国内を通過する大陸横断鉄道を諦めていない。ブラジル、ペルーに中国を加えた3カ国は、この2カ国を直接結ぶ横断鉄道の建設に合意した。ボリビアは国内鉄道を活用し、この横断鉄道の国内通過を求めているが、今後もこのルートを「選択肢の一つ」として生かし、国内の鉄道網整備を進める方針だという。

■ラパス、肉は通常どおり Página Sieteの記事
ラパス市内では8日、通常どおりの体制で牛肉が販売されている。精肉店などは国の税制に対する反発などから、この日からストに突入することを通告している。このため肉の供給量が減り、品薄となる可能性が指摘された。しかしこの日、市内の店や市場、スーパーは通常通り営業し、今のところ品不足や混乱などは起きていない。

■1~4月の輸出、28%減 Página Sieteの記事
ボリビアからの1~4月の輸出は、前年同期比で28%ものマイナスとなった。ボリビア通商機構(IBCE)が明らかにしたもので、この期の輸出総額は30億9100万ドルだったという。輸出相手トップはブラジルで全体の29%、以下アルゼンチン20%、米国15%、コロンビア5%、日本5%で、これら上位5カ国が全体の74%を占める。また上位2カ国への輸出の大半は天然ガスだ。

■ラパス、実質パン値上げ La Razónの記事
ラパスの一部地域では、すでにパンは実質値上げとなっている。政府は先月、パン価格維持のための小麦粉助成を見直す方針を示し、パン生産者や販売者は値上げの認可を求めていた。政府側はこの判断を見送っているが、すでに一部地域ではマラケタ1個あたり10センターボ、値上げされている。

■イシボロ・セクレ道、着工準備整う Página Sieteの記事
イシボロ・セクレ国立公園内を通る道路の建設について、すでに共同企業体は着工準備を整えているという。この道路はベニ県のサンイグナシオ・デ・モクソスとコチャバンバ県のビジャ・トゥナリを結ぶもので、将来的に大陸横断道の一部となる。政府は建設方針だが、同国立公園内で伝統的生活を踏襲するインディヘナ(先住民)層が、激しく反対し続けている。

■イクシアマス空港が竣工 Página Sieteの記事
ラパス県北部のイクシアマスの空港が、竣工したという。同地域では初めて、旅客定期便が就航できるこの空港は、2400メートルの滑走路を持つ。このイクシアマスはマディディ国立公園の近くで、同公園への観光需要のほか、地域の資源開発の拠点となることが期待される。しかし現時点で、国内航空会社の中に、定期便開設の動きはない。

■UMSS学生闘争、再燃 Los Tiemposの記事
コチャバンバのマヨール・デ・サンシモン大学(UMSS)の学生らによる闘争が、再び激化している。学生らは教員資格や学位授与についての批判、要求行動から、この4月よりストを断続的に行なっている。しばらくこの動きは鎮静化していたが、8日には市内のペトロレラ通りをブロック封鎖するなど、再び動きを活発化させた。国内のほかの大学の学生らも、この動きを支援している。

■薬物飛行、一日13便 El Deberの記事
ボリビア東部の空を、一日平均13便の薬物航空機が飛んでいるという。南米各国間では、小型機による薬物輸送が問題となっているが、この便数、輸送量ともに年々増加している。ペルーの薬物捜査機関がこのボリビアでの実態を指摘したもので、とくに両国間では毎日、300~350キロのコカインなどの薬物が輸送されているという。

■エルアルト、焼き討ち告発 Página Sieteの記事
エルアルトで、「焼き討ち」が告発された。ビジャ・ロサリオの複数の住宅にダイナマイトを手にした男らが押し入り、住民らを脅したうえ、家屋に火を放ち焼いたという。この動きは、この家屋の敷地の権利をめぐる紛争が原因とみられている。地域住民らは、違法な脅しであると警察に告発した。

■オルーロ、古い建物の保全 La Patríaの記事
オルーロ市では、市内の古い建物の保全についての、新たな検討が始まっている。市内には古い建物が残存し、中には文化財に相当するものもある。しかしメンテナンスに費用がかかることから、放置されたままのものもあり、保全の必要性が指摘されていた。市議会は新たな基準や、保全策について検討を開始し、市側もこれに合わせ実態把握などを行なっている。


【ペルー】

■ワヌコ、ダンプカーが谷に転落 El Comercioの記事
ワヌコ県でダンプカーが300メートル下の谷に転落する事故が起きた。現場はヤロウィルカ郡のカワックで、地域のイベントに参加した学校の生徒と教員を運んでいた車だった。この事故でこれまでに18人が死亡し、42人が負傷している。このダンプカーは自賠責に未加入だっただけでなく、ナンバープレートすら装着していなかったという。

■ブランカ山群、登山者が遭難 El Comercioの記事
アンカッシュ県のブランカ山群で、登山者らが遭難した。不明となったのはエストニアの4人のチームで、トクリャラフ山付近で消息を絶ったものだ。山岳救助隊の出動で、このうち1人については発見、保護したが、残る3人の行方はまだ分かっていない。ワスカラン国立公園内のこの山は、標高が6032メートルだ。

■カハマルカ、LAN機がトラブル RPPの記事
カハマルカ空港で、LANペルーの機体にトラブルが起きた。リマ行きの便が離陸しようとしたところ、片側のエンジンから激しく、火花が散ったという。乗客の訴えによりこの便は離陸を休止した。原因などが分からないため、この便は結局、キャンセルされている。この事態について、LANペルー側はとくに言及していない。

■ナスカの地上絵、また不法侵入か El Comercioの記事
イカ県のナスカの地上絵で、また不法侵入があったという。Canal Nが伝えたもので、建設会社の職員らが地上絵の保護地域何亥許可なく入り、一部損傷を与えたというものだ。この報道を受け、文化省は調査を開始している。この地上絵では昨年末から、グリーンピースの活動家や日本のテレビ局クルーの違法侵入が、相次いで明らかになつたばかりだ。


【チリ】

■サンティアゴ、マリファナ行進 ABC.esの記事
サンティアゴではマリファナ(大麻草)の合法化を求める大規模なデモが行なわれた。7日、中心部で行なわれたこのデモへの参加者は、過去最高の1万5千人に達したという。参加者らは個人使用や治療のためのマリファナの解禁を政府に求めた。ウルグアイで一部が解禁されるなど、ラテンアメリカ各国でもマリファナへの対応変更を検討する動きがある。

■南部、大雨の影響続く BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州から第10(ロス・ラゴス)州にかけて、大雨の影響は8日も続いた。週末の雨の影響で、今も各地で避難したままの人が多く、また停電地域も残存している。避難者数は第8州で78人、第9(ラ・アラウカニア)州で50人、第14(ロス・リオス)州で50人、そして第10州で200人となっている。政府はこの事態を受け、当該地域へのモニター増設の方針を示した。


【アルゼンチン】

■9日、ゼネスト通告 El Universoの記事
交通分野の労働者の組合UTAは、9日午前0時から、24時間のゼネストを行なうことを通告した。UTAは国の税制、年金政策への批判を強め、このストを通じ圧力をかけることを決めた。コレクティーボ(路線バス)や鉄道、スブテ(地下鉄)の運転はこの日、見合されることになる。ストが予定通り行われれば、国内の経済活動への影響は必至だ。

■テンペルレイ列車事故 La Nacionの記事
ブエノスアイレス近郊のテンペルレイで7日21時30分頃、鉄道事故が起きた。ロカ線の旅客列車がこの駅近くに停車していた工事用の機関車に追突したものだ。この事故で、旅客便に乗っていた乗客ら40人が負傷している。現場にはサモラなど近隣地からも消防、救急が出動し、負傷者らはチュルカの病院などに運ばれた。

■果物生産者らが大規模デモ Clarín.comの記事
ネウケンでは、果物生産者ら2000人による、大規模デモが行なわれた。デモ隊は車やトラクターなどで通りを封鎖し、政府に対する要求の声を上げた。国内経済の悪化と政府による税制の影響で、果物生産者らの収益が低下し、生活環境が厳しくなっている。このスト参加者らの動きで、ネウケン市内の交通も一時、大きく混雑した。

■エセイサへの交通、ストの影響 La Nacionの記事
ブエノスアイレス中心部とエセイサ国際空港を結ぶ交通は8日午後、ストの影響を受けた。労働組合連合CTAによるストで、市内中心部で道路封鎖が行なわれたほか、この空港に至るルートも塞がれたものだ。この封鎖は14時頃から行なわれ、夕方にかけて空港との間の交通は支障を受けた。


【エクアドル】

■アンバト、住宅で爆発 El Universoの記事
トゥングラワ県の県都アンバトの住宅で爆発があった。8日朝8時頃、市内北部のインガウルコ地区の住宅で、家庭用エネルギーとして使用されていたガスボンベが爆発した。この事故でこの家に住む90歳の女性が死亡し、このほか4人が負傷した。この爆発は、この住宅の壁を吹き飛ばすほどの威力だった。

■ババオヨでは住宅崩落 El Universoの記事
ロス・リオス県の県都ババオヨでは、大雨の影響で住宅2棟が崩落した。7日未明、パライソ・スール地区にある建物が崩落し、住んでいた9人はぎりぎりで避難し無事だった。これらの建物は竹などでつくられたもので、大雨に構造が耐えられなかったとみられている。家族らは現在、避難所に身を寄せている。


【コロンビア】

■ジカ熱、上陸の可能性 Semanaの記事
ネッタイシマカが媒介するジカ熱が、国内に上陸する可能性があると保健省が警告を発した。同じ蚊が媒介するデングはもともと国内に存在し、さらに昨季からはやはり同じ蚊によるチクングニヤ熱が国内で急速に広まった。ジカ熱も同様に国内で流行するおそれがある。この感染症はすでにブラジルで感染者が出ており、上陸後国内に定着する可能性も否定できない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ガイアナ、コンビアサを停止 El Caraboneñoの記事
ガイアナ政府は、ベネズエラ国営航空会社コンビアサの同国乗り入れを禁じた。両国は領土問題を抱えているが、この問題による両国間の外交的緊張が高まったための措置とみられる。領有が争われている地域は豊富な原油資源を抱えるとみられ、オイルメジャーの思惑もからみ、事態は膠着化している。