2015.06.14

【ボリビア】

■エボ、ボリビア館オープン La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は「ボリビア館」に相当するブースのオープンに立ち会った。現在、ミラノで開催中の万博で、ボリビアの食文化などを紹介するスポットが設けられたものだ。欧州歴訪中のモラレス大統領はこの会場を訪れ、ブースのオープニングイベントに出席し、キヌアやコカ葉などの文化をイタリア国民にも知ってほしいと述べた。

■民間、イキケ港湾ストの直撃 El Deberの記事
ボリビアの民間企業は、チリ北部のイキケ港のストの直撃を受けている。内陸国のボリビアはアリカとともにこの港を外港として使用し、貿易の拠点となっている。この港湾ストで、貿易業を中心とした民間企業が経済的打撃を受けている。政府はチリに対し、平和条約の履行を求めているが、チリ側はボリビアの批判を事実上、無視している。

■ビントの錫もイキケの影響 La Razónの記事
コチャバンバ県の便と精錬所産の錫も、イキケ港湾ストの影響を受けている。錫はボリビアが産出する代表的な鉱産資源で、その大半は輸出されている。外港でもあるイキケのストでこの輸出が滞り、ビントの収益が大きく悪化しているという。ボリビア政府は内陸国のサミットにおいて、このチリの事態を厳しく批判している。

■小型機から薬物124キロ押収 El Deberの記事
サンタクルス県北部で、落下した小型機の中からコカイン124キロが発見、押収された。この機体はパラグアイとの間で運航されたとみられるが、悪天候により不時着したという。警察は、この機体運航と薬物輸送に関わった容疑で、30歳の兄と25歳の弟の2人を逮捕している。南米では小型機を使用した薬物輸送が、社会問題となっている。

■アマスソナス、週100便に El Deberの記事
アマスソナス航空は、運航する便の数を、現行の週60便から、100便に増やす。観光路線を中心に同社は実績を伸ばしており、新たにラパスとサンタクルスを結ぶシャトル便の運航開始も発表した。ウユニ、ルレナバケ路線の拡充も発表する一方、オルーロ、グアヤラメリンからの撤退も決めている。

■チャコ戦争から80年 El Deberの記事
ボリビアとパラグアイの間で起きたチャコ戦争終結から、この12日で80年となった。1935年のこの日、両国は停戦に合意し、調印を行なった。14日、この終結80年を記念する式典がチャコ地方のビジャ・モンテスで行なわれ、ボリビア、パラグアイ両国の大統領が参列する。この戦争ではボリビアの5万人、パラグアイの4万人が死亡した。

■タガレテ川、汚染深刻 FM Boliviaの記事
オルーロ市を流れるタガレテ川の汚染が深刻だ。県環境局が明らかにしたもので、県内の鉱山からの廃水の流入で、川の水質汚染がきわめて深刻な状態にあるという。とくに、酸性物質の流入で、PH(ペーハー)の値が下がり続け、魚などの生物も涸渇しかねない状況だ。

■肉店、48時間のスト La Razónの記事
ラパスの肉店は15日から、48時間のストに入る。精肉業や肉店は、国の税制に対する抗議行動をとっており、この一環だ。この2日間にわたり、市内の肉店、市場内の肉の販売店は営業を見合わせる。また一部では、道路のブロック封鎖の動きもある。一方、隣接するエルアルトでは、ストの動きはとくにない。


【ペルー】

■チャチャポヤス、千年前のコップ El Comercioの記事
アマソナス県のチャチャポヤス近郊で、千年前のものと推定されるコップが見つかった。この容器は、山岳部のプルンリャクタ・デ・ソロコで出土したもので、石造りの祭礼の場から見つかった。このコップは陶器で、何らかの祭礼の際に使用されたものと推定される。チャチャポヤス周辺には古代から独自の文化が育まれ、こうした出土が相次いでいる。

■リマ電車、犬を救出 El Comercioの記事
リマのメトロ(電車)1号線で、ホームで身動きがとれなくなった一匹の犬を、女性の乗客が救出した。Facebook上で紹介され、反響が起きているものだ。この犬は何らかの理由で軌道上に入ったが、この女性はホームに降り立ち、犬を助けた。線路上に立ち入ることは法で禁じられているが、この件は救出目的のため、違反にはあたらないという。

■カイリョマ、ラクダ類の死 Correo Perúの記事
アレキパ県のカイリョマ郡では、リャマやビクーニャなどのラクダ類5千頭が死んだという。現在国内の広い範囲は冬を迎えているが、標高の高い同郡では朝の冷え込みが強まり、氷点下20度を記録する日もあった。この寒さの影響でラクダ類の死が相次いでいる。同郡では昨年の冬にも、およそ1カ月の間にラクダ類1万頭が死んでいる。


【チリ】

■各国、チリに注意情報 Diario Unoの記事
各国はチリを訪れる人に対し、注意情報を出している。サンティアゴでは麻疹(はしか)の感染者が相次ぎ、大流行に至る可能性が指摘されている。国内ではコパ・アメリカ(南米選手権)が開催中で、人の往来も多いため、各国はチリを訪れる人に対し、予防接種を受けることを推奨するなど、注意を呼びかけている。


【アルゼンチン】

■貧困率、25.1%に La Nacionの記事
アルゼンチン政府は、国民に占める貧困の割合が25.1%であると発表した。クリスティナ・フェルナンデス政権は、この貧困率を5%に抑える姿勢を示していたが、実にその5倍の貧困層が存在することになる。また「極貧層」は人口においては150万人で、比率においては5.6%となっている。

■サルタ線需要が急増 La Gacetaの記事
ブエノスアイレスとサルタを結ぶ航空便の7月の需要が、急増している。アルゼンチン航空によると、この7月の同路線の予約、購入が、前年よりも40%多い水準となっているという。冬の観光で、サルタを訪れる人が大きく増えているためとみられる。サルタ路線はもともと人気が高く、2009年から2014年にかけて需要が89%も伸びている。


【エクアドル】

■ウォルフ火山、専門家が評価 El Universoの記事
ガラパゴス諸島、イサベラ島のウォルフ火山について、専門家が評価を行なった。この火山は5月25日の未明に噴火したばかりで、火山や地質の専門家らが、今後の活動を予測するため、現地調査を行なったものだ。火山周辺には人の居住地はないものの、個体数が少ないピンクイグアナの棲息地近くであるため、動植物への影響も分析された。


【コロンビア】

■ボゴタ、刃物持ち歩きを禁止 Caracol Radioの記事
ボゴタ市は、理由なく刃物を持ち歩いたり、使用したりすることを条例で禁じた。グスタボ・ペトロ市長が明らかにしたものだ。市内では刃物の使用による事件、事故が多発している。とくに市内で発生する殺人の35%は、刃物によるものだ。市民の安全を守るため、この条例を制定したという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■12月よりアスンシオン-マドリード線 ABC Colorの記事
パラグアイの首都アスンシオンと、スペインのマドリードを結ぶ路線がこの12月に復活する。同路線はイベリア航空が撤退して以降、運航されてこなかった。民間航空局によると、南米への路線を拡張しているエア・ヨーロッパが、この路線を就航するという。航空当局はアメリカン航空が撤退した北米路線についても、新規参入を促している。

■ボラリスに制裁金 Economia Hoyの記事
メキシコのLCC、ボラリスに対し米国の航空当局は、73万5千ドルの制裁金を課した。同局によると、ボラリスは米国路線の121便に対し、米国が定める安全基準などを満たさなかったという。ボラリスは急成長が続いており、メキシコ国内路線とともに米国路線の拡張が続いている。

■ニカラグア運河反対デモで負傷者 Caracol Radioの記事
ニカラグアで、運河建設への反対デモで1人が負傷した。13日、デモが行なわれたのはマナグアから135キロのフイガルパだ。実質、中国資本で建設されている運河に反対するため千人ほどがデモ行進したが、この際に男性が何者かに頭部を殴られ、負傷した。警察によるとこの事態や、デモによる逮捕者はいないという。


【国際全般】

■ジンバブエ、デノミ実施 El Universoの記事
超ハイパーインフレに陥っているジンバブエは、デノミを実施した。1ドルは250兆ジンバブエ・ドルだったが、デノミにより250新ドルとなる。同国では2009年にもデノミを実施していたが2億3100万パーセントもの通貨下落が起きていた。インフレの状況は落ち着いておらず、同国の経済先行きには、依然として不透明感が残っている。